スローガンスローガン株式会社9253東証グロースサービス業2026年2月期, 連結, 日本基準

スローガンは何で稼いでいる?

スローガンの売上高は15.9億円です。

売上100円あたり約18円が営業利益として残ります。

前期から売上は+17.8%、営業利益は+125.1%。

数字で見ると

2026年2月期、従業員-2%・営業利益+125%

2026年2月期、現金は総資産の87%

開示された数値から自動で作った要約

銀行・保険、または最新期に必要な数値が揃わない会社では、一枚絵の代わりに損益の図を表示しています。

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2026年2月期の数字(書類の提出日 2026-05-19)

売上高
15.9億円
営業利益
2.8億円
利益率 17.6%
純利益
1.9億円
利益率 11.9%
フリーCF
—
開示値から計算
発行済株式数
2,769,875株
自己株式数
260,400株
株主数
607人
平均年間給与(単体)
561万円
提出会社の開示値
現金比率
86.6%
現金 ÷ 売上 126.7%
開示値から計算
対業界利益率中央値
+9 pt
人材サービス
開示値から計算
ROE
12.3%
開示値から計算
ROA
8.6%
開示値から計算

売上100円の行き先

スローガンが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年2月期
原価
2円
販管費
80円
営業利益
18円
最後に残る純利益
12円

利益率の年次推移

粗利率98.2%
2021年2月期: 96.0%96.0%2022年2月期: 96.3%96.3%2023年2月期: 96.6%96.6%2024年2月期: 95.5%95.5%2025年2月期: 97.7%97.7%2026年2月期: 98.2%98.2%21/222/223/224/225/226/2
営業利益率17.6%
2021年2月期: 3.3%3.3%2022年2月期: 18.2%18.2%2023年2月期: 14.2%14.2%2024年2月期: 11.0%11.0%2025年2月期: 9.2%9.2%2026年2月期: 17.6%17.6%21/222/223/224/225/226/2
純利益率11.9%
2021年2月期: 3.8%3.8%2022年2月期: 14.7%14.7%2023年2月期: 9.5%9.5%2024年2月期: 6.4%6.4%2025年2月期: 6.4%6.4%2026年2月期: 11.9%11.9%21/222/223/224/225/226/2

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

5年の業績と利益率

2021年2月期 → 2026年2月期

売上高15.9億円
2021年2月期: 13.1億円13.1億円2022年2月期: 14.2億円14.2億円2023年2月期: 14.7億円14.7億円2024年2月期: 14.2億円14.2億円2025年2月期: 13.5億円13.5億円2026年2月期: 15.9億円15.9億円21/222/223/224/225/226/2
営業利益率17.6%
2021年2月期: 3.3%3.3%2022年2月期: 18.2%18.2%2023年2月期: 14.2%14.2%2024年2月期: 11.0%11.0%2025年2月期: 9.2%9.2%2026年2月期: 17.6%17.6%21/222/223/224/225/226/2
純利益率11.9%
2021年2月期: 3.8%3.8%2022年2月期: 14.7%14.7%2023年2月期: 9.5%9.5%2024年2月期: 6.4%6.4%2025年2月期: 6.4%6.4%2026年2月期: 11.9%11.9%21/222/223/224/225/226/2

売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。

人と生産性

2026年2月期
1人あたり売上(連結)
1,486万円
1人あたり営業利益(連結)
262万円
1人あたり純利益(連結)
177万円

前期比(2025年2月期 → 2026年2月期)

従業員数(連結) -1.8% · 売上(連結) +17.8%

指標22/223/224/225/226/2
従業員数(連結)120121113109107
平均年間給与(提出会社・単体)504万円523万円527万円547万円561万円
平均年齢(単体)29.8歳30.0歳30.1歳30.8歳31.6歳
平均勤続年数(単体)2.6年2.9年3.1年3.5年4.0年

1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。

詳しく見る

業界

この会社が出てくる業界地図。

大株主など

  • 伊藤 豊23.1%
  • Reapra Ventures Pte. Ltd. (常任代理人 SMBC日興証券株式会社)資産管理口21.5%
  • 織田 一彰12.0%
  • KMFG株式会社4.1%
  • XTech1号投資事業有限責任組合4.0%
  • スローガン社員持株会3.5%
  • 仁平 理斗3.0%
  • 楽天証券株式会社2.4%
  • 渡邊 秀和2.1%
  • アイビー投資事業有限責任組合1.5%

2026-02-28 ※「資産管理口」は投資信託や年金などの株をまとめて預かる名義で、実際の持ち主(機関投資家など)ではありません。

業界内の5軸プロフィール

直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。

  • スローガン主な業界: 人材サービス
会社順位
  • 売上成長

    • スローガン1468社
  • 利益率

    • スローガン80.188社
  • 現金化

    • スローガン71.980社
  • 効率

    • スローガン9.788社
  • 財務余力

    • スローガンデータなし

点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。

同業の近い規模の会社と比べる

同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。

会社決算期売上高本業利益率純利益率自己資本比率
スローガン株式会社202615.9億円17.6%11.9%68.8%
メディア総研株式会社202515.4億円19.1%14.2%85.3%
BCC株式会社202514.7億円-6.7%-5.0%55.8%
株式会社TalentX202617.5億円19.1%14.5%52.7%
株式会社アイフリークモバイル202618.7億円1.6%2.3%70.8%

時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。

会社概要

スローガンは東京都港区に本社を置く、2005年設立の人材サービスの会社です。連結の従業員は107人。東証グロースに上場しています。

正式社名
スローガン株式会社
英文社名
Slogan Inc.
証券コード
9253
上場市場
東証グロース
本社所在地
東京都港区南青山二丁目11番17号
代表者(有報の記載)
代表取締役社長 仁平 理斗
設立
2005年10月
資本金
1,616万円
従業員数(連結)
107人
平均年間給与(単体)
561万円
決算月
2月
業種(東証)
サービス業
公式サイト
www.slogan.jp
法人番号
1010001096077

出典: 有価証券報告書(S100Y4UP、2026年5月19日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。

有価証券報告書から読む会社情報

会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。

提出日 2026-05-19 · 書類 S100Y4UP

事業の内容
3【事業の内容】

 当社グループは、「人の可能性を引き出し、豊かな未来をともにつくる。」(Unlock human potential and co-shape a fulfilling future.)というミッションを掲げております。これは、私たちが世代を跨いで問い続ける根源的な約束であり、「人の持つ可能性を引き出せれば、未来はどれほど良くなるだろうか」という問いこそが、すべての活動の原点です。一人ひとりの可能性と豊かさがめぐる未来を皆様と共にかたちづくるため、当社グループは、個人の内発的動機が社会の経済合理性と統合される世界の構築に挑戦し続けております。また、このミッションの実現に向けて、新産業か既存産業か、あるいはスタートアップ・ベンチャーか大企業かといった属性を超え、より広範な「人の可能性」を解放し、人の可能性にまつわる構造的な課題を抱える領域や新たに生まれる機会を特定し、戦略的な産業創造に取り組んでまいります。

 本書提出日現在において、当社グループは「新産業領域(注)1における才能の最適配置を目指すプラットフォーム」を、キャリアサービス分野及びメディア・SaaS(注)2分野において展開しております。伝統的な雇用慣行等に起因する市場の「歪み」の解消と、テクノロジー進化に伴う新たな「機会」の捕捉を両輪で進め、成長分野への人材移動と労働市場の健全な流動化を推進しております。

 また、長期的な産業創造に向けた実行規律として、提供価値の純度と収益性を評価する「高い基準」を実装しております。当該規律に基づき、当連結会計年度及びその終了後において、不採算領域である動画×経験学習プラットフォーム「メタノビ」の終了、及び社会人向けキャリアサービス「Goodfind Career」の閉鎖を機動的に決断いたしました。これにより、経営資源をより有望な成長領域へ集中投下する体制への再編を推進しております。

 キャリアサービス分野においては、学生向けサービスとして、新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」及びコンサル就活サービス「FactLogic」、学生向け長期インターン(注)3紹介サービス「Intern Street」の3つのサービスを展開しており、社会人向けサービスとして社会人3年目までのハイポテンシャル人材向けキャリア支援サービス「G3」を展開しております。メディア・SaaS分野においては、新産業領域に必要な情報インフラをつくる若手イノベーション人材向けビジネスメディア「FastGrow」及び入社後の組織課題にアプローチするSaaS型HRサービス「TeamUp」を展開しております。

 なお、本書提出日現在、当社グループは当社及び連結子会社1社(チームアップ株式会社)並びに持分法適用関連会社2社によって構成されております。「Goodfind」、「FactLogic」、「Intern Street」、「Goodfind Career」、「G3」及び「FastGrow」は当社が、「TeamUp」はチームアップ株式会社が運営しております。また、報告セグメントは新産業領域における人材創出事業の単一の報告セグメントであります。

(注)1.「新産業領域」とは、スタートアップ・ベンチャー企業における新規事業やイノベーションへの取り組みのみならず、大企業におけるビジネスモデル革新やイノベーション探索等のトランスフォーメーション及び中堅・中小企業における事業承継型の経営革新を含む領域として当社で定義しております。

2.「SaaS」とは、「Software as a Service」の略称で、インターネットを経由してソフトウエアを利用するサービスのことを言います。

3.「長期インターン」とは、正規雇用者に相当する実務を、学生が有給のパートタイムで経験することを言います。

(1)キャリアサービス分野

① 学生向けサービス

a.新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」

 厳選就活メディア「Goodfind」を運営し、ベンチャー・スタートアップ企業を中心とした新産業領域の企業の新卒採用と挑戦意欲・成長志向の高い学生の就職活動を支援するプラットフォームを提供しております。

 学生に対しては、ロジカルシンキングやグループディスカッション等のスキルアップセミナーや、厳選企業を集めたイベントやセミナー等の開催、厳選企業のインターンシップや説明会、選考会等の各種就活情報の提供、「Goodfind College」を通じた学習コンテンツの提供を行い、成長機会やキャリア構築に関する情報の提供を行っております。また、インキュベーションパートナー(「Goodfind」に登録された学生に対して個別面談を行い、学生のキャリア構築を支援する学生担当を言います。)による個別面談により、学生一人ひとりの成長を支援しております。

 なお、当社グループでは、単なる会員規模の拡大ではなく、提供価値の純度と収益性を重視する「高い基準」を経営の規律としております。会員数やその属性構成等の量的指標は、本サービスの付加価値創造や収益性と必ずしも直接的な相関を有さず、事業の実態評価において誤解を招く恐れがあるため、本報告書の事業内容から記載を省略し、財務指標による管理状況の記述へと集約しております。

 顧客企業に対しては、3つのサービスモデル(成功報酬型人材紹介サービス/人材紹介一体型コンサルティングサービス/メディアサービス)を顧客企業の採用課題やニーズに合わせてカスタマイズして提供することで、顧客企業の採用成功を支援しております。

サービスモデル

内容

成功報酬型人材紹介サービス

 インキュベーションパートナー(「Goodfind」に登録された学生に対して個別面談を行い、学生のキャリア構築を支援する学生担当を言います。)による個別面談や、セミナー・イベント等への参加情報を通じて蓄積された学生のデータベースから、顧客企業の求人要件に合う学生を個別に紹介するサービスであります。

 本サービスの料金体系は、初期費用に加えて、入社人数に応じた成功報酬が発生いたします。

人材紹介一体型コンサルティングサービス

 リクルーティングパートナー(顧客企業の採用成功のため、採用に関する進捗状況や選考状況に応じたアドバイスや、インキュベーションパートナーとの連携を行う企業担当を言います。)が、顧客企業の採用目標人数の達成に向けたコンサルティングを年間で提供するサービスです。採用像や求人要件へのアドバイス、学生に対する訴求ポイントの言語化、有望候補者の継続的なフォロー、定例ミーティングによるサポート等を提供します。

 本サービスの料金体系は、顧客企業の採用目標人数に応じた年間基本料金を契約で定め、入社人数が当該採用目標人数以内の場合は年間基本料金のみとなり、超えた場合は入社人数に応じて成功報酬が発生いたします。

メディアサービス

 「Goodfind」へのメディア掲載、セミナーやイベントの企画・運営、顧客企業が実施する説明会や選考会への送客、採用ブランディング等の採用活動に必要となる各種支援を行うサービスであります。

 本サービスの料金体系は、顧客企業のニーズに合わせた様々なサービスに応じた料金体系となります。

b.新卒学生向けコンサル就活サービス「FactLogic」

 外資・日系コンサルティングファームに特化した就活対策及び選抜型コミュニティの形成等を行う就活サービスを提供しております。主に選抜型コミュニティの企画及び運営により学生に対して学びの機会を提供し、顧客企業に対しては、メディア掲載及び説明会・選考会の集客により挑戦意欲・成長志向の高い学生との出会いを提供しております。

c.学生向け長期インターン紹介サービス「Intern Street」

 スタートアップ・ベンチャー企業の求人に特化した、長期インターン人材の紹介サービスを提供しております。学生に対しては、正規雇用者に相当する実務を、有給のパートタイムで経験することができる求人案件の紹介や、セミナーやイベントを通じて企業との出会いを提供しております。顧客企業に対しては、スタートアップ・ベンチャー企業において実務経験を積むことへの意欲が高い学生を紹介しております。

② 社会人向けサービス

a.社会人3年目までのハイポテンシャル人材向けキャリア支援サービス「G3」

 「G3」は、社会人3年目までのハイポテンシャル人材を対象に、キャリア戦略の構築支援からオファー獲得までをサポートするキャリア支援サービスです。スタートアップ・ベンチャー企業やプロフェッショナルファーム等を厳選して掲載し、セミナーやイベント等のメディア展開を通じてマッチング機会の創出を行っております。

(2)メディア・SaaS分野

① 若手イノベーション人材向けビジネスメディア「FastGrow」

 「FastGrow」は、新産業領域の情報を整理し、若手イノベーション人材に向けて発信していくメディアであります。新産業領域への挑戦を推進し、スタートアップ・ベンチャー企業を含む新産業領域の企業の採用広報やブランディング、サービス認知を支援するサービスを提供しております。

② 1on1(注)4の仕組みをつくるSaaS型HRサービス「TeamUp」

 「TeamUp」は、1on1の仕組みで人が成長する組織をつくることを支援するSaaS型HRサービスであります。1on1ミーティングの設定から面談記録の蓄積・共有を通じて、現場と経営・人事の連携による人材育成のフォローアップを可能にします。「TeamUp」の利用により、適切な異動やキャリア支援が促進され、組織内における才能の最適配置を実現する環境づくりの支援を行っております。

(注)4.「1on1」とは、社員の成長を促進することを目的として、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことを言います。1on1では、部下個人が中心となって仕事を通じて得た体験や課題、悩み等を上司と共有し、上司はその内容についての対話やフィードバックを通じて部下をサポートするものであります。

[サービス一覧]

分野

サービス名

サービス内容

キャリアサービス分野

新卒学生向け

厳選就活プラットフォーム

「Goodfind」

新産業領域の企業を厳選し、新卒学生に対してセミナーやイベント等のコンテンツを提供。企業に対しては、挑戦意欲・成長志向の高い人材の紹介を行います。

新卒学生向け

コンサル就活サービス

「FactLogic」

外資・日系コンサルティングファームに特化した就活対策及び選抜型コミュニティの形成を行う就活サービスです。

学生向け長期インターン

紹介サービス

「Intern Street」

スタートアップ・ベンチャー企業の求人に特化した、長期インターン人材の紹介サービスです。

社会人3年目までのハイポテンシャル人材向けキャリア支援サービス「G3」

キャリア戦略の構築からオファー獲得まで、社会人3年目までのハイポテンシャル人材向けキャリア支援サービスです。

メディア・SaaS分野

若手イノベーション人材向けビジネスメディア

「FastGrow」

新産業領域の情報を整理し、発信していくメディアです。新産業領域への挑戦を推進し、スタートアップ・ベンチャー企業の採用広報やブランディング、サービス認知を支援するビジネスメディアです。

1on1の仕組みをつくるSaaS型HRサービス

「TeamUp」

1on1ミーティング及び360度フィードバックシステム「TeamUp(チームアップ)」を提供。人材育成や組織活性化を通じた人と組織の成長支援を行います。

(注)1.社会人向けキャリアサービス「Goodfind Career」については、財務規律に基づくポートフォリオ最適化のため、2026年4月をもってサービスを終了いたしました。

2.動画×経験学習プラットフォーム「メタノビ」については、同様の理由により、2026年3月をもってサービスを終了いたしました。

[事業系統図]

(注)1.会員登録は無料となりますが、一部有料で提供するコンテンツがあります。

2.SaaS型HRサービス「TeamUp」は当社子会社チームアップ株式会社で運営しております。なお、その他サービスについては、当社で運営しております。
経営方針・課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 当社グループは、「人の可能性を引き出し、豊かな未来をともにつくる。」(Unlock human potential and co-shape a fulfilling future.)というミッションを掲げております。これは、私たちが世代を跨いで問い続ける根源的な約束であり、「人の持つ可能性を引き出せれば、未来はどれほど良くなるだろうか」という問いこそが、すべての活動の原点です。一人ひとりの可能性と豊かさがめぐる未来を皆様と共にかたちづくるため、当社グループは、個人の内発的動機が社会の経済合理性と統合される世界の構築に挑戦し続けております。

① 経営方針の策定の背景と経緯

 当社グループは、2023年3月の経営体制移行(サクセッション)からの3年間を「大改革期」と位置付け、持続的成長に向けた組織基盤の整備と収益力の強化に全力を注いでまいりました。この期間、単なる組織変革に留まらず、経営者自らが市場の最前線で「高付加価値事業の探索と作り込み」を自己実践・自己体現し、身体感覚を伴う確かな手応えを得ることに注力してまいりました。

 こうした実践のプロセスを通じて、既存モデルの延長線上や過去の思考様式(慣れ)に安住し、自己変容を止めてしまうことは、急速に変化し続ける社会・市場の本質を捉え損ね、提供価値を陳腐化させる本質的な課題であると強く認識するに至りました。不確実かつ複雑な環境下で目に見えない「人の可能性」を引き出し、100年単位で続く価値を育むためには、既存の成功体験に依存しない動的なアプローチが不可欠だと捉えております。

 この実践から紡ぎ出された確信を糧として、独自の経営パラダイム(世界をどう捉えるかという前提意思・思考のレンズ)である「内発的動機と営業利益の循環経営(以下、「循環経営」と言います。)」を本格的に実装するため、当連結会計年度終了後の2026年4月7日付で本方針を公表いたしました。

② 経営環境の認識と「循環経営」の意義

 日本社会は、人口構造及び働き方の両面において大きな転換点を迎えております。国立社会保障・人口問題研究所が2023年12月に公表した「日本の将来推計人口(令和5年推計)」によれば、生産年齢人口(15~64歳)は2020年の約7,400万人から2040年には約6,000万人へと、1,400万人以上減少する見通しです。一方、経済産業省が2022年9月に公表した「人材版伊藤レポート2.0」では、日本企業の人材育成費の売上高比率は0.1%未満にとどまり、米国の0.6%と比較して6分の1以下であることが指摘されるなど、人的資本投資の格差が顕著となっています。さらに、リクルートワークス研究所発行の「就職白書2023」によれば、大学生の6割以上が大企業よりも裁量や成長機会を重視する「自己成長志向」へと価値観を転換させております。

 生成AI等のテクノロジー進化が機能的スキルを代替するなか、今後は「なぜやるのか」「誰としてやるのか」という問いに応える内発的動機こそが、他社が模倣できない持続的な競争優位の源泉となると確信しております。この自己変容を伴う「器の拡張」を組織の核心に据え、構造化することで、新たな価値を創造し続ける体制を確立いたします。

 当社グループの「循環」は、内発的動機が生み出す「提供価値の純度の証」である営業利益をさらなる「人の可能性」へと再投資し、次なる高付加価値事業を連鎖的に創出する「スノーボール(複利成長)」の利益成長を志向するものです。利益成長の加速によって人への還元と投資の規模を最大化させ、ミッション実現に向けたダイナミズムを増幅させてまいります。

③ ミッションの再定義について

 これまでのミッション(人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける。)は、当社の主力事業である「Goodfind」の成長と深く結びつき、新産業領域への人的資本の移動において重要な役割を果たしてきたことで、当社グループの価値源泉及び組織・カルチャーの土台を創ってきました。しかし、社会構造が激変する中で、当社は「才能の最適配置」や「新産業の創出」の先にある「豊かな未来」こそが真の目的であるという確信に至りました。

 これまでの社会や組織のあり方においては、人が役割や機能に最適化される一方で、個人の人間性の本質が組織から切り離され、個人の内発的動機と企業の経済合理性が分離しがちであったと捉えております。こうした状況下では、組織の熱量が中長期的な企業価値向上に直結しきれず、さらなる成長への構造的な課題となっておりました。また、AI等のテクノロジーの進化によって「何ができるか」の価値が相対化されるなか、今後は「なぜやるのか」「誰としてやるのか」という問いこそが真の価値を持つ時代へと変化しています。これまでのミッションでは、こうした時代の要請への応答が限定的となってしまうと認識し、当連結会計年度終了後の2026年4月7日付で「人の可能性を引き出し、豊かな未来をともにつくる。」というミッションへと再定義いたしました。

(2)経営戦略等

① 基本戦略:人の可能性を起点とした持続的な産業創造

 当社グループは、現時点では目に見えにくいものの、将来的に社会を大きく変える力を秘めた「人の可能性」を事業の対象としております。

 現在の労働市場には、伝統的な雇用慣行や情報の非対称性から生じる構造的な「歪み」が存在する一方で、テクノロジーの進化や価値観の変化に伴い、これまでにない新たな「機会」も生まれています。当社グループは、才能の最適配置や新産業創造を含めた、これら人の可能性にまつわる領域を成長の源泉と捉えております。

 これらの領域は、複雑性や歪みの深さゆえに、現在はまだ市場として小さいものの、長期的には不可逆な拡大エネルギーが蓄積された有望な領域であると認識しております。当社グループのプラットフォームやサービスが介在することで構造的な課題を解消し、機会を最大化させることで、社会に必要とされる巨大な「産業」へと共に育て上げていくことを目指します。参入初期から高い付加価値を提供し続けることを前提とすることで、将来的に拡大する市場において確固たる存在感を築くことが、当社グループの成長戦略の核心であります。

② 中期戦略:現在の重点領域と市場の歪みへのアプローチ

 当社グループは、中期的な成長を牽引する柱として、創業以来の原点である「若手人材と新産業領域」への価値提供をさらに深化させてまいります。

 現在の日本の労働市場は、伝統的な雇用慣行や情報の非対称性といった構造的な特性を有する一方で、産業構造の転換や価値観の多様化に伴い、これまでにない新たな挑戦の機会が次々と生まれる過渡期にあります。当社グループは、これらの市場環境を、個人の可能性を最大限に解放するための重要な「機会」であると捉えております。具体的には、新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」や社会人向けキャリア支援サービス「G3」を通じ、意欲の高い人材がその才能を最も発揮できる新産業領域へと挑戦できる環境を整備してまいります。

③ 実行規律:価値創造の純度を測る「財務規律」の実装

 長期的な産業創造を確実なものとし、お客様に本質的な価値を届け続けるため、当社グループは各事業において以下の「財務規律」を課しております。これらの指標は、単なる利益の追求を目的とするものではなく、当社の介在による付加価値創造が科学的かつ適正に実行されているかを評価するための「計器」として機能させております。

ⅰ.独自の提供価値による高い市場シェアの確保

 お客様の深層にあるニーズ(インサイト)を深く理解し、他にはない唯一無二の価値を提供することで、市場における確固たる支持を獲得し、持続的に価値提供を継続できるポジションの確立を目指します。

ⅱ.高い付加価値の証としての収益性の追求

 オペレーションの磨き込みにより、高い水準の営業利益率を規律として課しております。当該基準に基づき、翌連結会計年度において、社会人向けキャリアサービスにおける「GoodfindCareer」の閉鎖や、メディア・SaaS分野における「メタノビ」のサービス終了、および「TeamUp」の一部サービスの停止といった、提供価値または収益性が規律に達しない領域からのリソース回収を機動的に実行いたしました。これにより生み出された利益を、より有望な領域へ集中投下する体制を構築しております。

ⅲ.一人当たり営業利益の最大化

 過度な労働量や人海戦術に依存せず、知恵とシステムによって一人ひとりの生産性を高めます。働くメンバーが高い介在価値を発揮できる組織構造を実証することで、持続的な成長モデルを確立してまいります。

③ 成長メカニズム:経営パラダイム「循環経営」と自社による実践

 これら全ての戦略を支える土台が、独自の経営パラダイムである「循環経営」であります。一人ひとりの「らしさ」や「願い」に基づく内発的な動機をミッションやビジョンと重ね合わせ、不確実な環境下でも自律的に自己変容(学習変容)を続け、市場の本質的価値を創り出していく実行力を育んでまいります。

 当社グループ自身がこの新ミッションの最初の「実践者」であり「体現者」であり続けることを大切にいたします。自社内での「循環経営」の徹底的な実践を通じて、人の可能性を最大限に引き出す組織のあり方を自ら証明し、そのプロセスで得られた知見や仕組みを新たな価値として社会へ還元・展開していくことで、ステークホルダーの皆様と共に豊かな未来を共創してまいります。

(3)経営環境

① 企業構造

 本書提出日現在、当社グループは当社及び連結子会社1社(チームアップ株式会社)並びに持分法適用関連会社2社によって構成されております。また、「Goodfind」、「FactLogic」、「InternStreet」、「G3」及び「FastGrow」は当社が、「TeamUp」はチームアップ株式会社が運営しております。なお、報告セグメントは新産業領域における人材創出事業の単一の報告セグメントであります。

② 対象市場の状況

 当社グループは、新産業領域に関連する市場及び人材トランスフォーメーション(注)1に関連する市場において事業を行っております。

 日本の労働市場においては、伝統的な雇用慣行や人事・組織制度により、経営人材としての可能性の早期発掘・開発が遅れる傾向にありました。当社グループは、20代・30代から経営人材を目指せるキャリア機会を創出することで、組織における人的価値を最大化させる「人材トランスフォーメーション」を推進しております。主要な対象市場は、人材紹介業、求人広告業及び人材コンサルティング業を中心とした採用関連市場、教育産業全体市場並びにHRTech市場であります。

 新産業領域における採用関連市場においては、少子高齢化・人口減少が進む中、持続的な経済成長のために新産業領域の企業におけるイノベーションが不可欠であり、その担い手となる「挑戦意欲・成長志向を持つ人的資本」の価値は飛躍的に高まっております。特に、従来の資本集約型産業から知的集約型産業への構造転換に伴い、個人の就業観は「組織の属性やブランドによる長期安定」から、自らの「内発的動機に基づく自己実現と成長環境の享受」へと本質的な変化を遂げつつあると認識しております。このような価値観の変容は、まずは新産業領域への新卒・中途の人材流入という形で顕在化しており、この移動は一過性のものではなく、中長期的な拡大トレンドになると予測しております。

 こうした企業の属性や規模、ブランド等に依存しない就業選択の広がりは、特定の産業内での流動化に留まるものではなく、社会全体で「人の可能性」が解放されていく構造的変化の端緒であると考えられます。長期的には、新旧の産業や企業の枠組みを超えて、あらゆる領域において個人と組織の可能性が最大化され、社会全体の生産性向上に寄与する市場環境へと発展していくものと認識しております。

(注)1.「人材トランスフォーメーション」とは、組織における人材の持つ価値を最大限引き出すために行う採用、配置、育成、文化浸透等の組織施策における変革と当社で定義しております。

ⅰ.人材関連ビジネス市場及び新卒採用関連市場の状況

 人材関連ビジネス市場全体は、社会のデジタル化やオンライン化の定着により、地理的制約を越えた新たな就業機会の創出が進んでおります。特に地方居住の学生や求職者にとって、オンラインでの採用活動が一般的となったことは、就業機会の格差解消に寄与しており、変化への適応力が高い新産業領域の企業にとっては人材獲得機会の増加という好循環を生んでいます。

 また、生成AIをはじめとするテクノロジーの急速な社会実装は、デジタル領域でサービスを提供するDX・SaaS関連企業(注)2にとって大きな事業機会となり、これら企業の求人ニーズを一段と押し上げております。一方で、機能的スキルの代替が進むなかで、企業側は単なるスキルマッチングではなく、自社のパーパスに共鳴する「高い内発的動機」を持つ人材を確保・育成することへ投資の重点を移しており、当社の提供する高付加価値なプラットフォームへのニーズは一層高まっております。

(注)2.「DX・SaaS関連企業」とは、テクノロジーや情報システム、AIやロボティクスの活用、メディア運営等のITを活用した課題解決を事業とする会社及びこれらの会社に対するサービス提供を行う会社と当社で定義しております。

ⅱ.スタートアップ・ベンチャー企業を取り巻く環境

 日本政府が掲げる「新しい資本主義」や、2022年11月に策定された「スタートアップ育成5か年計画」、さらには日本経済団体連合会の「スタートアップ躍進ビジョン」など、国を挙げたスタートアップエコシステムの強化が継続しております。

 新規IPO件数(東証マザーズ、グロース、JASDAQ、スタンダードの合計)は、2021年の109社をピークに、2022年81社、2023年86社、2024年76社、2025年65社と推移しております 。昨今の国際情勢やインフレに伴う金利引き上げ等の影響からIPO件数は減少傾向にあるものの、株式会社ユーザーベース運営のスタートアップ情報プラットフォーム「スピーダ」が公表した「2025 Japan Startup Finance」によれば、2025年の国内スタートアップ資金調達額は7,613億円と高い水準を維持しております。

 市場全体としては、投資対象が「成長期待の高い優良企業」へ厳選される「選別期」に移行しており、収益性と提供価値の純度が厳しく問われる局面となっています 。このような環境下では、真に成長可能性の高い企業を見極め、意欲ある人材と繋ぐ当社独自の「目利き力」と「マッチング力」の優位性が、より鮮明になると考えております。

③ 競合他社に対する競争優位性

 当社グループの主要サービスである新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」のビジネスモデルが競争優位性の源泉となります。当社は、以下の3つのケイパビリティへ注力することにより、競合他社に対する優位性を維持しております。

ⅰ.顧客の目利き力

 ベンチャー企業を中心とした過去の取引実績から、新産業領域において構築された情報取得のネットワークにより、成長性の高い新産業領域の企業を厳選して開拓しております。

ⅱ.行動変容を生み出す力

 社会人経験がなく就職活動により得られる様々な情報により志向性が日々変化する学生に対して、ブランドイメージ等により企業を選好する等のバイアスを取り除くコンテクスト及びコンテンツを、メディアによる情報提供に加えて、インキュベーションパートナーによる個別面談やセミナー・イベント等を通じて伝えることで、行動変容を生み出しております。

ⅲ.マッチング力

 顧客の目利き力によって厳選された新産業領域の企業と、行動変容を生み出す力により形成された挑戦意欲・成長志向の高い学生とを、「プロダクト(Goodfind)」と「人材」による複合的な価値提供を行うことで適切なマッチングを生み出すことが可能となります。

④ 顧客基盤

 当社グループの顧客基盤は、スタートアップ・ベンチャー企業を中心に、ビジネスモデルの転換や新規事業創出に挑む大企業、中堅・中小企業等の新産業領域の企業群によって構成されております。

 特定の業種に依存することなく、人的資本投資を経営の最重要課
事業等のリスク
3【事業等のリスク】

 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。

 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

(1)事業環境に関するリスク

① 市場環境の動向について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 当社グループが対象とする人材関連ビジネス市場は、景気動向や雇用情勢、テクノロジーの進歩、法規制等の影響を強く受ける市場であります。当社グループは、短期的な景気循環に左右されにくい、社会構造的な歪みや機会が蓄積された有望な事業領域を特定し、長期的な産業創造に取り組むことで、外部環境の変動によるマイナスの影響を最小化するよう努めております。

 しかしながら、主要取引先であるスタートアップ・ベンチャー企業を取り巻く投資環境が、将来の成長性だけでなく収益性を含めた「質の高い企業」を厳選する局面へ移行するなか、顧客企業の採用意欲が当初の想定を超えて減退した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 さらに、少子高齢化に伴う労働人口の急減は当社グループにとって事業機会である一方、マクロ経済全体の停滞が産業構造の転換そのものを遅延させた場合、当社グループのプラットフォームが機能する新産業領域の拡大が制約されることで、当社グループの経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 競合他社の動向について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 当社グループは、創業以来、新産業領域の企業を厳選することや、新産業領域への挑戦意欲の高い人材を発掘・育成し、新産業領域の企業に適性のある人材を見極めることに関する知見を有しており、その結果として、人と組織の良質なコミュニティが形成されていることが競争力の源泉となっております。しかしながら、既存事業者によるシェアの拡大や、新たな参入事業者の登場により競争が激化した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 新卒採用環境の動向について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 当社グループの売上高構成比が最も大きいサービスはキャリアサービス分野における新卒学生向けサービスであり、現在のところ直接の法的規制は受けておりませんが、国公私立の大学、短期大学及び高等専門学校で構成する就職問題懇談会による「大学、短期大学及び高等専門学校卒業予定者にかかる就職について」の申合せや、政府の関係省庁連絡会議による就職・採用活動に関する要請等、学校や企業の団体による申合せ等は、当社グループが事業活動を行う上で考慮すべき事項であると考えております。

 政府から行われた就職・採用活動に関する要請においては、卒業・修了予定の学生等を対象とした就職・採用活動の日程について、広報活動開始は卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降、採用選考活動開始は卒業・修了年度の6月1日以降、正式な内定日は卒業・修了年度の10月1日以降というルールの遵守が経済団体・業界団体等に要請されております。

 これまでに、法的規制や上記申合せ等の変化が当社グループの事業活動に大きな影響を与えた事実はありませんが、今後の政府・経済界・大学等の方針の動向を注視して当社グループの事業活動へのマイナスの影響が出ないように事業活動を調整してまいります。しかしながら、これらの方針が当社グループで予測・把握していた範囲から大きく変化した場合には、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。

(2)事業内容に関するリスク

① 求職者の確保について

 発生可能性:小、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 キャリアサービス分野における長期インターン、新卒及び中途の人材紹介業は、その事業特性上、求職者の確保が重要であることから、当社グループでは、既存ユーザーからの紹介やWebマーケティング等により求職者の募集を実施しております。求職者の確保に向けて重要となる求職者の満足度を高めるために、細やかな対応と個々の求職者に最適な就業機会の提供を行っております。また、全体の求職者の中でも、新産業領域への挑戦意欲の高い人材を中心とすることで、全体の世代人口減少の影響を受けにくい構造にもなっております。しかしながら、このような施策を行ったとしても、少子高齢化による将来の労働人口の減少や労働市場の変化等によって、企業側の求人ニーズに予想外の変化が生まれたり、その結果として求人ニーズを満足させる求職者が確保できなかったりした場合には、求職者及び求人企業双方にマッチングサービスを十分に提供できなくなり、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

② 個人情報の管理について

 発生可能性:小、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 当社グループは、人材紹介業及び求人広告業を行っているため、多数の登録者(職業紹介希望者、求人案件応募者等)の個人情報を有しております。そのため当社グループでは、人材関連業務に関わる企業の果たすべき責任として、「個人情報保護に関する法令、規範」に基づき個人情報保護方針を策定し、役員及び社員への徹底、技術面及び組織面における合理的な予防・是正措置を講じております。また、当社は2018年に「個人情報保護マネジメントシステム-要求事項JIS Q15001」に基づくプライバシーマークを取得しております。

 当社コーポレート部が中心となって、当社グループ関係者全員に対して定期的な教育・指導及び必要な対策を実施し、当社内部監査担当者が随時管理状況をチェック・監査しております。

 このような当社グループの取り組みにもかかわらず、各規程等の遵守違反、不測の事態等により個人情報が外部に漏洩した場合、損害賠償請求や、社会的信用の失墜等により、当社グループの事業運営に大きな支障をきたすとともに、業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。

③ 情報セキュリティについて

 発生可能性:小、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 当社グループは、展開する各サービスの運営過程において、個人情報を含む顧客情報やその他の機密情報を取り扱っております。これらの情報の外部への不正な流出を防止するため、情報の取り扱いに関する社員教育、セキュリティシステムの改善、情報へのアクセス管理等、内部管理体制の強化に継続して取り組んでおります。しかしながら、当社グループや委託先の関係者の故意・過失、又は悪意を持った第三者の攻撃、その他想定外の事態の発生により、これらの情報が流出又は消失する可能性があります。そのような事態が生じた場合、当社グループの社会的信用の失墜、競争力の低下、損害賠償やセキュリティ環境改善のために多額の費用負担等が発生し、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。

④ 人材紹介に関する法的規制について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大

 当社は、有料職業紹介事業者としての許可を厚生労働大臣から受けております。当社が有している有料職業紹介事業者の許可の取消については、職業安定法第32条の9に欠格事項が定められております。現時点において認識している限りでは、当社は法令に定める欠格事由(法人であって、その役員のうちに禁錮以上の刑に処せられている、成年被後見人もしくは被補佐人又は破産者で復権を得ないもの等に該当する者があるもの)に該当する事実を有しておりません。しかしながら将来、何らかの理由により許可の取消等が発生した場合には、当社の事業運営に大きな支障をきたすとともに、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響を与える可能性があります。また、当該法規の改正等により法的規制が強化された場合には、当社の事業に制限が加わる可能性があります。

 当社が保有している有料職業紹介事業許可の許可番号及びその取得年月日等は次のとおりであります。

所轄官庁等

取得者名

許可番号

取得年月

有効期限

厚生労働省

スローガン株式会社

13-ユ-302267

2025年6月1日

2030年5月31日※

※当連結会計年度に更新を行っております。

⑤ 求人広告に関する法的規制について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 求人広告に関する法的規制としては、求人広告に関して職業安定法において、職業紹介並びに労働者の募集方法、労働条件の明示及び虚偽の求人広告等に関する規制が定められております。また、職業安定法の他、労働基準法による「男女同一賃金の原則」等、法的規制の他、業界団体による自主的規制があります。

 当社グループでは、このような規制の趣旨に沿って、広告掲載規程を定め、求人メディアごとに策定したガイドラインに基づく運営を行い、不適切な求人広告を排除するように努めており、これらの規制は直接的には求人企業である広告主が規制対象でありますが、当社グループも求人広告制作者として間接的に規制を受けているため、当社グループの事業活動に制約を受ける可能性があります。

⑥ 知的財産権の侵害等について

 発生可能性:小、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 当社グループで開発・設計しているソフトウエアやプログラムは、当社グループが独自に設計・開発したものであり、他社の特許権侵害に該当していないかの調査等を行っております。また、商標の出願・登録についても、第三者の商標権を侵害しないように留意しております。

 しかしながら、第三者から特許権侵害や商標権侵害を理由とする損害賠償請求や差止請求を受ける可能性は完全には否定できず、その場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑦ 業績の季節的変動について

 発生可能性:小、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 当社グループの売上高構成比が最も大きく、主要事業である「Goodfind」においては、顧客企業の新卒学生向けの採用活動が活発に行われる時期に売上が集中いたします。新卒学生に係る人材紹介手数料については、入社日基準により売上高を認識しているため、新卒学生の多くが入社する4月に売上高が集中いたします。この結果、第1四半期に売上高及び営業利益が集中する傾向にあります。将来的に会計基準等の改正により収益認識基準が変更になった場合には、当社グループの売上高及び営業利益の偏重時期に影響を及ぼす可能性があるため、当社グループの経営成績の四半期毎の比較は当社グループの経営成績の推移を判断するための参考にはならない可能性があります。

前連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日) (単位:千円)

第1四半期

連結会計期間

第2四半期

連結会計期間

第3四半期

連結会計期間

第4四半期

連結会計期間

通期

売上高

542,088

231,560

265,231

311,325

1,350,205

営業利益又は

営業損失(△)

231,581

△67,570

△44,645

5,037

124,402

当連結会計年度(自 2025年3月1日 至 2026年2月28日) (単位:千円)

第1四半期

連結会計期間

第2四半期

連結会計期間

第3四半期

連結会計期間

第4四半期

連結会計期間

通期

売上高

633,238

341,351

297,322

317,998

1,589,911

営業利益又は

営業損失(△)

306,254

24,584

△41,197

△9,573

280,068

(3)経営及び組織体制に関するリスク

① 人材の採用、育成及び欠員の発生について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 当社グループの事業領域である新産業領域に関連する市場は今後も拡大が見込まれ、膨大な事業機会が生まれると認識しております。当社グループのミッションを実現していくためには、その機会をいち早く捉え様々なサービスを数多く生み出し続ける必要があり、社会からの要請を真摯に受けとめ主体的に変化へ対応できる人材の採用及び育成が非常に重要と考えております。そのため、当社グループでは、積極的な採用活動、最適な人材マネジメントの整備及び研修体制の構築等に取り組んでおります。しかしながら、今後人材の採用や育成が計画どおり進捗しない場合や離職等により多くの欠員が生じた場合には、当社グループの事業活動及び業績に影響を与える可能性があります。

(4)その他のリスク

① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について

 発生可能性:大、発生する可能性のある時期:1年以内、影響度:中

 当社は、当社役員、従業員並びに当社子会社役員及び従業員に対して、優秀な人材の確保・獲得及び経営参画意識の向上のためのインセンティブとして、新株予約権を付与しております。当連結会計年度末日現在、新株予約権による潜在株式数は236,600株であり、発行済株式総数2,769,875株に対する割合は8.54%となっておりますが、権利行使期間において段階的に行使が可能となる条件を付与することで、希薄化の影響が分散するようにしております。なお、新株予約権の詳細については、「第4 提出会社の状況 1 株式等の状況 (2)新株予約権等の状況」に記載のとおりであります。

 しかしながら、これらの新株予約権が行使された場合には、当社の1株当たりの株式価値が希薄化することになり、将来における株価へ影響を及ぼす可能性があります。

② 配当政策について

 発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小

 当社の配当政策につきましては、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご参照ください。

 当社は、中長期的な企業価値の向上を基本目標としつつ、利益配分については、記載の方針に基づき、中長期的な株主利益の向上を図ることを基本方針といたします。

③ 感染症等の影響について

 発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中

 新型コロナウイルス感染症については、2023年5月から感染症法上の位置づけが「5類感染症」となったことで社会経済活動の正常化が見込まれ、当社グループの業績への影響は現時点では軽微と考えております。

 しかしながら、当社グループは、リモートワークを基本とした働き方やオンラインでのサービス提供体制を継続しておりますが、新型コロナウイルス感染症を含む感染症等が新たに蔓延するような状況が発生した場合には、当社グループ内での感染拡大によるサービス提供体制への影響や、経済活動の停滞の影響により顧客企業が採用活動に慎重になることにより当社グループのサービス導入の意思決定が遅延する等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
役員の状況・略歴
(2)【役員の状況】

①役員一覧

a.本書提出日(2026年5月19日)現在の役員の状況は以下のとおりであります。

男性 4名 女性 3名 (役員のうち女性の比率 42.9%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役社長

仁平 理斗

1986年4月18日

2010年4月 株式会社ディー・エヌ・エー入社

2016年12月 当社入社

2017年10月 当社執行役員

2021年3月 当社取締役 執行役員COO

2023年3月 当社代表取締役社長(現任)

(注)3

75,669

取締役副社長

北川 裕憲

1986年12月11日

2011年12月 新創監査法人入所

2015年7月 当社入社

2015年8月 公認会計士登録

2015年10月 当社執行役員

2017年10月 当社取締役 執行役員CFO

2018年5月 チームアップ株式会社 取締役

2023年3月 当社取締役副社長(現任)

2026年3月 チームアップ株式会社 代表取締役社長(現任)

(注)3

35,000

取締役

杉之原 明子

1986年11月20日

2010年4月 株式会社ガイアックス入社

2014年10月 アディッシュ株式会社取締役管理本部長

2020年3月 アディッシュ株式会社取締役組織戦略管掌

2021年1月 アディッシュ株式会社取締役

2021年4月 特定非営利活動法人みんなのコード COO

2021年5月 当社社外取締役(現任)

2022年3月 株式会社Kaizen Platform 社外取締役(現任)

2022年4月 特定非営利活動法人ヘルスケアリーダーシップ研究会 理事

2025年7月 特定非営利活動法人みんなのコード 代表理事CEO(現任)

(注)3

-

取締役

渡辺 千賀

1967年3月29日

1990年4月 三菱商事株式会社入社

1999年4月 マッキンゼー・アンド・カンパニー入社

2000年1月 株式会社ネオテニー入社

2000年10月 BSGP, Inc. プリンシパル(現任)

2009年4月 Naan Studio, Inc.入社

2020年4月 EastMeetEast, Inc. 取締役(現任)

2021年3月 ソウルドアウト株式会社 社外取締役

2022年4月 G.U.テクノロジーズ株式会社 取締役(現任)

2023年5月 当社社外取締役(現任)

(注)3

-

常勤監査役

林田 真由子

1978年5月28日

2001年4月 旭硝子株式会社(現 AGC株式会社)入社

2015年10月 当社入社

2018年5月 当社常勤監査役(現任)

(注)4

-

監査役

江原 準一

1965年6月1日

1985年4月 株式会社あさくま入社

1991年3月 谷古宇公認会計士事務所入所

1994年9月 株式会社永井興商入社

1997年3月 株式会社カブキ印刷入社

2006年2月 株式会社サンフィニティー入社

2008年9月 株式会社リブセンス入社

2010年5月 株式会社リブセンス 常勤監査役(現任)

2013年9月 株式会社クラウドワークス 社外監査役

2016年4月 株式会社あつまる 社外監査役(現任)

2018年3月 当社社外監査役(現任)

(注)4

-

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

監査役

中川 紘平

1977年10月2日

2001年4月 最高裁判所司法研修所入所

2002年10月 第一東京弁護士会登録

2002年10月 TMI総合法律事務所入所

2013年1月 TMI総合法律事務所パートナー

2014年5月 ニューヨーク州弁護士登録

2016年4月 東京大学法科大学院客員准教授

2017年2月 NEXAGE法律事務所開設 パートナー(現任)

2017年6月 プロパティエージェント株式会社 社外監査役

2018年3月 当社社外監査役(現任)

2019年1月 株式会社フィーディソン 社外監査役(現任)

2023年10月 ミガロホールディングス株式会社 社外監査役(現任)

(注)4

-

計

110,669

(注)1.取締役 杉之原明子、渡辺千賀は、社外取締役であります。

2.監査役 江原準一、中川紘平は、社外監査役であります。

3.2025年5月29日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

4.2025年5月29日開催の定時株主総会終結の時から、4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

5.所有株式数は、当事業年度末日現在の株式数を記載しております。

b.2026年5月27日開催の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役6名選任の件」を提案しており、当該議案が可決されますと、当社の役員の状況は以下のとおりとなる予定です。なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議の内容(役職等)を含めて記載しています。

男性 5名 女性 1名 (役員のうち女性の比率 16.7%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

代表取締役社長

仁平 理斗

1986年4月18日

2010年4月 株式会社ディー・エヌ・エー入社

2016年12月 当社入社

2017年10月 当社執行役員

2021年3月 当社取締役 執行役員COO

2023年3月 当社代表取締役社長(現任)

(注)2

75,669

取締役副社長

北川 裕憲

1986年12月11日

2011年12月 新創監査法人入所

2015年7月 当社入社

2015年8月 公認会計士登録

2015年10月 当社執行役員

2017年10月 当社取締役 執行役員CFO

2018年5月 チームアップ株式会社 取締役

2023年3月 当社取締役副社長(現任)

2026年3月 チームアップ株式会社 代表取締役社長(現任)

(注)2

35,000

取締役

尾下 大介

1978年6月14日

2000年10月 監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入所

2009年12月 長島・大野・常松法律事務所入所

2015年7月 Nagashima Ohno & Tsunematsu LLP入所

2017年9月 株式会社東京証券取引所出向(日本取引所自主規制法人へ再出向)

2019年10月 CrossOver法律事務所設立 代表弁護士(現任)

2020年9月 Appier Group株式会社 社外取締役[監査等委員]

2020年11月 株式会社REAPRA 社外監査役

2021年5月 株式会社イッセイミヤケ 社外監査役(現任)

2020年11月 株式会社REAPRA 社外取締役(現任)

2026年5月 当社社外取締役(現任)

(注)2

-

取締役

(常勤監査等委員)

佐藤 郁馬

1989年7月18日

2015年9月 ネオス株式会社入社

2017年11月 当社入社

2026年5月 当社取締役[常勤監査等委員](現任)

(注)3

-

取締役

(監査等委員)

武田 雄治

1975年7月22日

2001年10月 新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人)入所

2003年12月 あずさ監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入所

2005年1月 株式会社サイバーエージェント入社

2005年5月 公認会計士登録

2005年7月 武田公認会計士事務所開設 所長(現任)

2009年11月 株式会社武田企画(現株式会社武田会計)設立 取締役

2011年7月 株式会社武田企画(現株式会社武田会計) 代表取締役(現任)

2023年4月 関西学院大学 非常勤講師(現任)

2025年8月 株式会社中北製作所 補欠監査役(現任)

2026年5月 当社社外取締役[監査等委員](現任)

(注)3

-

取締役

(監査等委員)

野村 彩

1977年7月3日

2007年12月 第二東京弁護士会登録

2007年12月 鳥飼総合法律事務所入所

2016年1月 和田倉門法律事務所参画

2022年4月 株式会社GENDA 社外取締役

2022年6月 株式会社ACES 社外監査役(現任)

2023年4月 日本郵政グループ内部通報制度 不服審査委員会 委員

2023年9月 株式会社アンドパッド 社外監査役(現任)

2025年4月 株式会社ニーリー 社外監査役(現任)

2026年3月 ビズメイツ株式会社 社外取締役[監査等委員](現任)

2026年5月 当社社外取締役[監査等委員](現任)

(注)3

-

計

110,669

(注)1.取締役 尾下大介、取締役(監査等委員) 武田雄冶及び取締役(監査等委員) 野村彩は、社外取締役であります。

2.2026年5月27日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

3.2026年5月27日開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。

4.取締役(監査等委員) 野村彩の戸籍上の氏名は、堀彩であります。

5.所有株式数は、当事業年度末日現在の株式数を記載しております。

②社外役員の状況

 当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性の基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、株式会社東京証券取引所が定める独立役員に関する判断基準等を参考に、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立した立場で社外役員として職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に選任しております。

 社外取締役の杉之原明子は、ベンチャー企業における豊富な事業経験とマネジメント経験を有しており、ジェンダーギャップの解消に向けた活動にも取り組む経緯から、当社経営におけるダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)の推進の観点を含め、取締役の職務執行の監督を行っております。なお、同氏は当社のストック・オプションを5個(500株相当)保有しておりますが、当社との間に特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れがないと考えております。その他に同氏との間において、人的関係、資本関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 社外取締役の渡辺千賀は、長年にわたりコンサルティング業務に従事しており、主にテクノロジー関連領域に精通していることや、上場企業での社外取締役経験から、テクノロジーやグローバル視点での豊富な経験と専門的な知見を有していることから、会社経営全般に関する取締役の職務執行の監督を行っております。なお、同氏は当社のストック・オプションを5個(500株相当)保有しておりますが、当社との間に特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れがないと考えております。その他に同氏との間において、人的関係、資本関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 社外監査役の江原準一は、財務、会計及び経営管理全般に関する豊富な知識と経験を有しており、また他社における常勤監査役及び社外監査役の経験も豊富なことから、財務及び会計並びにコーポレート・ガバナンスに関する相当程度の知見を活かして監査を行っております。江原準一は当社の取引先である株式会社リブセンスの常勤監査役の社外監査役でありますが、取引条件及び取引規模に照らして、株主・投資家の判断に影響を及ぼすおそれはないものと判断しております。また、当社新株予約権100個(500株)を所有しておりますが、これら以外に当社との間で人的関係、資本関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 社外監査役の中川紘平は、弁護士として企業法務に精通し、その専門家としての豊富な経験や法律に関する高い見識を有していることから、弁護士としての専門的見地から監査を行っております。なお、中川紘平は当社新株予約権100個(500株)を所有しておりますが、それ以外に当社との間で人的関係、資本関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

 なお、2026年5月27日開催予定の第21回定時株主総会において承認されることを条件として、監査等委員会設置会社へ移行する予定となっております。同総会において選任予定の社外取締役候補者の状況は以下のとおりであります。

 社外取締役候補者である尾下大介氏は、弁護士としての高度な専門知識に加え、上場企業での社外役員経験を有しており、資本市場やコンプライアンスに関する深い知見を活かし、客観的な視点から当社の「循環経営」の実践を高度に監督いただけるものと判断しております。

 社外取締役(監査等委員)候補者である武田雄治氏は、公認会計士として財務及び会計に関する豊富な知識と経験を有しており、当社の「付加価値創造の純度」を測るための計器である財務数値の妥当性について、専門的見地から厳格な監査・監督をいただけるものと判断しております。

 社外取締役(監査等委員)候補者である野村彩氏は、弁護士として企業法務に精通し、他社での監査等委員としての経験も有していることから、当社のガバナンス体制の進化を法務的側面から牽引し、実効性のある監督をいただけるものと判断しております。

③社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 社外取締役又は社外監査役は、取締役会又は監査役会等を通じて、監査役監査、内部監査、会計監査の報告及び内部統制部門によるリスクマネジメント委員会の活動報告等を受けると共に、必要に応じて適宜打ち合わせを行い、相互連携を図っております。

 また、内部監査担当者と監査役会は、定期的に内部監査の実施状況等について情報交換を行っております。内部監査担当者、監査役会及び会計監査人は、会計監査人が実施する監査実施報告に内部監査担当者及び監査役が同席することによって情報の共有を行い、監査上の問題点の有無や課題等について、随時、意見交換を行っております。これらの情報交換や意見交換の内容については、取締役会又は監査役会等を通じて、社外取締役又は社外監査役に適宜報告を行っております。

 監査等委員会設置会社への移行後は、監査等委員である社外取締役が取締役会における議決権を持つことで、より機動的な監督体制へと進化いたします。具体的には、常勤の監査等委員を中心として、内部監査担当者及び会計監査人との間で「三様監査」の連携をさらに強化し、四半期ごとの定期的な情報交換に加え、実査や監査実施報告への同席を継続することで、監査の実効性を確保してまいります。これらの連携状況については、監査等委員会を通じて、監査等委員以外の社外取締役へも適宜共有・報告される体制を構築しております。
沿革
2【沿革】

年月

事項

2005年10月

東京都千代田区神田錦町に当社を設立

2006年6月

新卒学生向け厳選就活プラットフォーム「Goodfind」を運営開始

2008年10月

東京都千代田区内神田に本社移転

2012年6月

京都府京都市下京区に京都支社を開設

2012年8月

東京都港区南青山に本社移転

2014年5月

ベンチャー・スタートアップ求人特化型エージェント「Goodfind Career」を運営開始

2015年9月

新卒学生向けコンサル就活サービス「FactLogic」を運営開始

2016年3月

大阪府大阪市北区に大阪支社を開設

2016年10月

東京都港区南青山にベンチャー・スタートアップ求人特化型エージェント「Goodfind Career」のサービス提供を目的としたスローガンアドバイザリー株式会社を設立し、その運営を当社より移管

2016年10月

東京都港区南青山に人事・組織開発支援のサービス開発及び提供を目的としたチームアップ株式会社(現・連結子会社)を設立し、1on1の仕組みをつくるSaaS型HRサービス「TeamUp」を運営開始

2017年4月

若手イノベーション人材向けビジネスメディア「FastGrow」を運営開始

2018年4月

学生向け長期インターン紹介サービス「Intern Street」を「Goodfind」から独立して運営開始

2020年11月

大阪支社を京都支社へ統合

2021年1月

京都府京都市中京区に京都支社を移転

2021年3月

事業運営の効率化及び経営資源の最適配分を目的として、スローガンアドバイザリー株式会社を当社が吸収合併し、「Goodfind Career」の運営を当社へ移管

2021年11月

東京証券取引所マザーズ市場(市場区分の変更により現在はグロース市場)に株式を上場

2022年1月

社会人3年目までのハイポテンシャル人材向けキャリア支援サービス「Goodfind 3(スリー)」(通称:G3、ジースリー)を運営開始

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2023年3月

当社代表取締役社長に仁平理斗が就任

2023年4月

動画×経験学習プラットフォーム「メタノビ」を運営開始

2024年3月

京都支社を東京本社へ統合

2026年3月

財務規律に基づくポートフォリオ最適化のため、「メタノビ」のサービス提供を終了

2026年4月

同上の理由により、「Goodfind Career」のサービス提供を終了

役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。

出典

出典書類を表示(5件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第21期(2025/03/01-2026/02/28)

    ID S100Y4UP2026-05-19書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第20期(2024/03/01-2025/02/28)

    ID S100VUEE2025-05-30書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第19期(2023/03/01-2024/02/29)

    ID S100TI8V2024-05-30書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第18期(2022/03/01-2023/02/28)

    ID S100QUZ82023-05-31書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第17期(令和3年3月1日-令和4年2月28日)

    ID S100O58G2022-05-30書類を開く

XBRL から抽出: 42

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