住友化学住友化学株式会社4005東証プライム化学2026年3月期, 連結, IFRS

住友化学 2026年3月期の決算

住友化学の売上の約29%は「エッセンシャル&グリーンマテリアルズ」から。ほかに「ICT&モビリティソリューション」・「アグロ&ライフソリューション」などで稼いでいます。

売上100円あたり約7円が営業利益として残ります。

前期から売上は-10.7%、営業利益は-21.4%。

増収増益などの型

減収減益

売上 -10.7%・営業利益 -21.4%。開示値から計算。

営業レバレッジ: 2.01倍(利益成長率 ÷ 売上成長率)

前の年からどう変わった

2025年3月期 → 2026年3月期

売上高
-10.7%2.61兆円 → 2.33兆円
売上総利益
-7.9%7,255億円 → 6,683億円
営業利益
-21.4%1,930億円 → 1,517億円
親会社株主に帰属する純利益
+57.9%386億円 → 609億円
営業キャッシュフロー
+0.7%2,330億円 → 2,348億円

決算のポイント

  • 2026年3月期の売上高は2.33兆円で、前期の2.61兆円から-10.7%減りました。
  • 営業利益は1,517億円で-21.4%の減益です。前期にあったサウジアラビアの合弁会社ペトロ・ラービグ関連の一時的な利益がなくなったことが響きました。
  • 一方、前期に計上した同社向け貸付金の放棄による損失がなくなり、親会社株主に帰属する純利益は609億円と+57.9%増えました。
  • 営業キャッシュフローは2,348億円で、前期並みの+0.7%でした。

変化の要因

  • エッセンシャル&グリーンマテリアルズで、ペトロ・ラービグの定期修繕による出荷減、アルミニウム事業からの撤退、合成樹脂事業の譲渡が重なり、売上が大きく減りました。
  • 住友ファーマは北米で前立腺がん薬「オルゴビクス」と過活動膀胱薬「ジェムテサ」の販売が伸び、構造改革で研究開発費を含む経費も減りました。
  • ICT&モビリティソリューションは、ディスプレイ材料の値下がりと円高が重しになりました。

注意しておきたい点

  • 石油化学の主原料であるナフサは中東情勢などで急に値上がりすることがあり、製品価格への転嫁が遅れると利益が圧迫されます。
  • 円高が進むと輸出の手取りが減り、海外子会社の利益も円換算で目減りします。
  • 住友ファーマは新薬の開発が計画どおりに進むとは限らず、日本・米国・中国で薬価を抑える政策の影響も受けます。

有価証券報告書(2026年3月期) / 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 · 有価証券報告書(2026年3月期) / 事業等のリスク

お金の流れ

2025年3月期 → 2026年3月期

売上100円の行き先

住友化学が100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年3月期
原価
71円
販管費
24円
その他の費用
2円
営業利益
7円
最後に残る純利益
3円

利益率の年次推移

粗利率28.7%
2021年3月期: 33.7%33.7%2022年3月期: 31.6%31.6%2023年3月期: 28.4%28.4%2024年3月期: 20.4%20.4%2025年3月期: 27.8%27.8%2026年3月期: 28.7%28.7%21/322/323/324/325/326/3
営業利益率6.5%
2021年3月期: 6.0%6.0%2022年3月期: 7.8%7.8%2023年3月期: -1.1%-1.1%2024年3月期: -20.0%-20.0%2025年3月期: 7.4%7.4%2026年3月期: 6.5%6.5%21/322/323/324/325/326/3
純利益率2.6%
2021年3月期: 2.0%2.0%2022年3月期: 5.9%5.9%2023年3月期: 0.2%0.2%2024年3月期: -12.7%-12.7%2025年3月期: 1.5%1.5%2026年3月期: 2.6%2.6%21/322/323/324/325/326/3

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

どの事業で稼いでいる

事業(セグメント)ごとの売上と、そこから残る利益。

2026年3月期
  • エッセンシャル&グリーンマテリアルズ6,788億円
    29%
    営業利益率 2.1%業界: 化学
  • ICT&モビリティソリューション5,742億円
    25%
    営業利益率 9.2%業界: 化学
  • アグロ&ライフソリューション5,193億円
    22%
  • 住友ファーマ4,519億円
    19%
    営業利益率 24.0%業界: 医薬品
  • アドバンストメディカルソリューション586億円
    3%
    営業利益率 4.8%業界: 医薬品
  • その他458億円
    2%
    営業利益率 9.6%

事業ごとの利益の出方

※ セグメントの数値は内部取引を含み、会社全体の合計とは一致しません

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)

    ID S100YAUO2026-06-22書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第144期(2024/04/01-2025/03/31)

    ID S100VXZW2025-06-20書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第143期(2023/04/01-2024/03/31)

    ID S100TMMW2024-06-21書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第142期(2022/04/01-2023/03/31)

    ID S100QXTB2023-06-21書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第141期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

    ID S100O9HK2022-06-23書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第140期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    ID S100LJNG2021-06-23書類を開く

XBRL から抽出: 43

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