Hirose TusyoHirose Tusyo Inc.7185東証スタンダードその他金融業FY ending Mar 2026, consolidated, J-GAAP
Hirose Tusyo brought in ¥10.5B in revenue.
Out of every ¥100 of sales, about ¥29 is left as operating profit.
Revenue changed +2.8% from the prior year, operating profit -0.8%.
Notable figures
FY2026, buybacks were 1.1× dividends
FY2026, operating income keeps 29 per ¥100 of revenue
Summary generated from disclosed figures
For banks, insurers, or companies missing figures for the latest period, the income flow is shown instead of the full model.
※ Cost of revenue is not disclosed; expenses are combined
Key figures, FY ending Mar 2026 (filed 2026-06-25)
For every ¥100 Hirose Tusyo sells, how much goes where, and how much is kept.
Aligned fiscal years compare the shares of revenue remaining as gross, core, and net profit. Missing years are left unconnected.
FY ending Mar 2021 → FY ending Mar 2026
Bars show revenue (ordinary revenue for financial companies); lines show operating, net and free-cash-flow margins. Aligned fiscal years make scale and profit/cash conversion easy to compare. FCF may be calculated from operating cash flow and capital expenditure.
Year over year(FY ending Mar 2025 → FY ending Mar 2026)
Employees (consolidated) +6.9% · Revenue (consolidated) +2.8%
| Metric | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 | FY26 |
|---|---|---|---|---|---|
| Employees (consolidated) | 90 | 88 | 87 | 87 | 93 |
| Average salary (parent company) | ¥7.8M | ¥8.2M | ¥8.6M | ¥8.1M | ¥7M |
| Average age (parent company) | 37.7 years | 38.6 years | 37.9 years | 37.1 years | 37.7 years |
| Average tenure (parent company) | 7.0 years | 7.8 years | 7.6 years | 7.3 years | 7.8 years |
Per-employee values divide consolidated revenue and profit by consolidated employees. Salary, age and tenure are parent-company figures; at holding companies these may describe a small head-office workforce. Employee definitions vary by company. Calculated from disclosed figures (DERIVED).
Industry maps this company appears on.
2026-03-31
Hirose Tusyo, founded in 2004, is a company in Securities & Asset Management listed on TSE Standard. It has 93 employees (consolidated).
Read the company's annual-filing disclosures with filing date and source.
Filed 2026-06-25 · Document S100YJPR
3 【事業の内容】 当社グループは、当社及び連結子会社8社から構成されております。当社、JFX株式会社、HIROSE FINANCIAL UK LTD.、Hirose Financial MY Limited及びHirose Solutions Limitedは、主として投資家向けにインターネットを通じて外国為替証拠金取引を提供する金融商品取引事業を行っており、HIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD.は、当社グループ会社に対するコールセンター業務提供を行っております。また、当社では金融商品取引業者向けホワイトラベルサービス(*1)の提供、金融商品取引業者のカウンターパーティ(*2)としてカバー取引(*3)、店頭証券CFD取引及び店頭商品CFD取引も行っております。 なお、*の用語については後記「用語解説」をご参照ください。 〔事業系統図〕 (注) 1.連結子会社HIROSE TRADING HK LIMITED、HIROSE FINANCIAL LIMITED、HIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD.、HIROSE CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED及びHirose Solutions Limitedは、重要性が乏しいため、事業系統図には記載しておりません。 2.店頭証券CFD取引及び店頭商品CFD取引は、重要性が乏しいため、事業系統図には記載しておりません。 (1) 当社グループの事業内容 ① 外国為替証拠金取引について イ 当社グループが行う外国為替証拠金取引の特徴 当社グループが行う外国為替証拠金取引は、24時間取引(*4)が可能であり、顧客が証拠金を預託することにより、預託した金額またはその数倍の金額の外貨を売買することでその差金を授受することができる取引であります。また、外国為替取引の商慣習である通常2営業日後に実行される受渡し期日を繰延べすることにより、決済を行うまでポジション(*5)を保有し続けることが可能となっております。 当社グループが行う外国為替証拠金取引は、当事者間の相対取引でありますが、顧客との取引により生じる自己ポジションの為替変動リスクを回避するため、原則として顧客の注文を直接カバー先へ繋げることで自己ポジションを可能な限り保有しない方針をとっております。自己ポジションを保有した場合でも、当社規程に基づきリスクを限定するよう管理を行っております。また、当社グループの特徴として、国内外の実績ある銀行等金融機関20社以上と取引を行っており、取引先の提示する中で最良のレートを顧客へ配信することが可能となっております。過度なリスクをとらず、顧客にとっての最良のレートを提供し続けることで、安定して公平な取引環境を提供し続けることに加え、投資単位を一般的な10,000通貨単位ではなく1,000通貨単位を主とすることにより、初心者も含めた幅広い層の顧客が投資に親しむことができる環境を提供しております。 ロ 外国為替証拠金取引の仕組み a ロスカット制度 当社グループでは、顧客の資産を保全する目的で、顧客口座の有効比率(*6)が100%を下回った時点で、自動的に顧客の保有ポジションの全部を反対売買して決済する自動ロスカット制度を取り入れております。 b レバレッジ 外国為替証拠金取引は、少額の資金でその数倍の外貨を売買することが可能であり、この仕組みをレバレッジといいます。レバレッジを使うことで少額の資金で高い投資収益が期待できる反面、為替相場が予想と反対に変動した場合は高い投資損失を被る危険性があります。 当社及び連結子会社JFX株式会社において、個人投資家に対しては「金融商品取引業等に関する内閣府令」によるレバレッジ規制の対象となっており、取引証拠金に対して最大25倍までの取引が可能となっております。 なお、連結子会社HIROSE FINANCIAL UK LTD.、Hirose Financial MY Limited及びHirose Solutions Limitedは、事業エリアが海外であるため、各国の規制等に基づきレバレッジを設定しております。 (レバレッジ説明図) <米ドル/円100円の時> ~レバレッジ1倍~ 100万円の資金を取引証拠金として預け入れ、1ドル100円のレートの時に1万ドル買った場合、預け入れ額100万円で100万円分のドルを買っているため、投資金額と等倍となり、レバレッジ1倍の取引となります。 ~レバレッジ10倍~ 10万円の資金を取引証拠金として預け入れ、1ドル100円のレートの時に1万ドル買った場合、預け入れ額10万円で100万円分のドルを買っているため、投資金額の10倍となり、レバレッジ10倍の取引となります。 ※ 各通貨のレートは仮定の数値であり、実際のレートとは異なります。 c スワップポイント スワップポイントとは、2国間の通貨を交換することによって発生する金利差額のことをいいます。外国為替取引の商慣習では、2営業日後に金銭の受渡しが実行されますが、外国為替証拠金取引では、ロールオーバー(*7)を行うことで受渡日を繰延べ、長期に渡りポジションを保有することが可能となっております。このポジション保有中は、2国間のスワップポイントを受取りもしくは支払うことになります。例えば、金利の高い豪ドルを買って金利の低い日本円を売る豪ドル/円の買いポジションを保有している場合、買っている豪ドルの金利を受取り、売っている円の金利を支払わなければなりません。このときの金利差額がプラスであれば2国間のスワップポイントを受取ることができ、反対にマイナスであれば支払うことになります。 (スワップポイント説明図) ※ 各通貨の金利は仮定の数値であり、実際の金利とは異なります。 ハ 収益構造 a カバー取引による収益 外国為替証拠金取引は、当事者間の相対取引でありますが、顧客との取引により生じたポジションは、為替が顧客に有利に動いた場合は当社の損失に、反対に不利に動いた場合は当社の利益に繋がることになり、為替変動によるリスクを伴っております。当社は、この為替変動リスクを回避し、安定的な収益を確保するため、複数のカウンターパーティからレートを取得し、最良のレートを提示しているカウンターパーティと速やかにカバー取引を行っております。カバー取引の際は、顧客が当社に注文した約定価格と当社がカウンターパーティに注文した約定価格の差額が収益になります。例えば、顧客が米ドル/円を100.001円で当社に買い注文を出した場合、顧客と同注文をカウンターパーティに発注します。当社がカウンターパーティに出した買い注文が100.000円で約定した場合、顧客とのポジションの差額0.001円が当社の収益となります。 ※ 各通貨のレートは仮定の数値であり、実際のレートとは異なります。 b 為替マリーによる収益 当社は、顧客との取引により生じるポジションの為替変動リスクを回避するため、原則としてカバー取引を行っておりますが、カバー取引を行っていない取引については保有する同一通貨の買い注文、売り注文のポジションを社内において相殺させる為替マリーを行っております。例えば、それぞれの顧客から同通貨の売り注文が合計8Lot、買い注文が合計18Lot発注された場合、同数量である8Lotにつき為替マリーが可能となります。このとき為替マリーができたポジションは、当社が顧客に提示する売りレートと買いレートの差額のすべて(売りレート99.998円、買いレート100.001円であれば、0.003円)が収益となります。為替マリーを行わずにカバー取引を行った場合は当社が顧客に提示するレートとカウンターパーティが提示するレートの差額(当社提示買いレート100.001円、カウンターパーティ提示買いレート100.000円であれば、0.001円)のみが収益となることに比べ、高い収益を見込むことができます。複数の顧客からの注文で売りと買いがほぼ同じタイミングでマッチングすることが多く、マッチングしない分についてだけリスクを回避するためにカバー取引を行っております。顧客との取引から生じるポジションをリアルタイムでシステムが計算し、為替マリーができなかった当社保有のポジションを解消するためカウンターパーティとの間で速やかにカバー取引を行っております。 (為替マリー説明図) ※ 各通貨のレートは仮定の数値であり、実際のレートとは異なります。 c スワップポイントによる収益 スワップポイントは異なる通貨間の金利差のことであり、低金利国の通貨で高金利国の通貨を購入することで金利差が生まれ、保持しているだけで金利が得られる仕組みのことであります。 当社と顧客との間に発生するスワップポイントと、当社とカウンターパーティとの間に発生するスワップポイントがあり、それらの差額が当社の収益となります。 d カウンターパーティとしての収益 当社と外国為替証拠金取引契約を締結している他の金融商品取引業者において、当社が契約先のカウンターパーティになり、契約先の注文を受注することで上記 a カバー取引による収益、b 為替マリーによる収益、c スワップポイントによる収益が発生いたします。 ② ホワイトラベルサービスについて 当社が提供する外国為替証拠金取引システムの「LION FX」は、大容量の情報処理を可能とするサーバ製品を採用しており、その特徴を活かし金融商品取引業者向けにカスタマイズを行いホワイトラベルサービスを提供しております。また、当社がホワイトラベル提供先のカウンターパーティになり、ホワイトラベル提供先の注文を受注することで、当社に上記 a カバー取引による収益、b 為替マリーによる収益、c スワップポイントによる収益が発生いたします。当社をカウンターパーティとする外国為替証拠金取引にかかる取引収益及び当社からホワイトラベル提供先企業に対する収益分配額(リベート)はトレーディング損益に計上しております。 ③ 店頭証券CFD取引 当社が提供する店頭証券CFD取引は、主要国の株価指数(日本N225、米国D30等9銘柄)、ETF(IT関連、米国半導体等14銘柄)を対象とした差金決済取引であります。 当社が行う店頭証券CFD取引は、当事者間の相対取引でありますが、顧客との取引により生じる自己ポジションの価格変動リスクを回避するため、相対する自己ポジションの相殺、もしくはカバー先へ繋げることで自己ポジションを可能な限り保有しない方針をとっております。自己ポジションを保有した場合でも、当社規程に基づきリスクを限定するよう管理を行っております。 ④ 店頭商品CFD取引 当社が提供する店頭商品CFD取引は、代表的な商品5銘柄(金、銀、WTI原油、ブレント原油、天然ガス)を対象とした差金決済取引であります。 当社が行う店頭商品CFD取引は、当事者間の相対取引でありますが、顧客との取引により生じる自己ポジションの価格変動リスクを回避するため、相対する自己ポジションの相殺、もしくはカバー先へ繋げることで自己ポジションを可能な限り保有しない方針をとっております。自己ポジションを保有した場合でも、当社規程に基づきリスクを限定するよう管理を行っております。 ⑤ 海外事業 当社が日本国内で培ってきたノウハウをグローバルに展開するため、HIROSE FINANCIAL UK LTD.、Hirose Financial MY Limited及びHirose Solutions Limitedにて海外の顧客をターゲットに、外国為替証拠金取引等の金融商品取引を展開しております。 なお、HIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD.は海外子会社に対するコールセンター業務の提供、HIROSE CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITEDは市場調査を行っております。 ⑥ 当社グループの事業における特徴 当社グループは、幅広い投資家層に投資を身近に感じてもらえる金融商品取引業者となるため、顧客のニーズの実現を第一義として事業を展開しております。また、当社グループの事業における特徴としては、「低コストでの取引環境提供」、「顧客サービスの徹底」、上記⑤に記載の「海外事業」の3点が挙げられます。 イ 低コストでの取引環境提供 当社グループでは、幅広い投資家層にとって投資を身近に感じてもらうことができるよう、低スプレッドでのサービス提供や、1,000通貨単位からの取引を手数料なしで提供する等、少額資金での取引が可能となっております。当社グループは、取引には高額な費用が必要だと考えていた潜在顧客の獲得に注力しており、特定の大口顧客の動向に左右されない営業基盤の構築に努めております。 ロ 顧客サービスの徹底 a 取引ツールについて 初心者の方から上級者の方まで、幅広く利用していただけるよう、使いやすさを追求して開発を重ねております。スマートフォン・タブレットからも取引可能なiPhone・Android・iPadアプリ、PC取引もブラウザ・インストールタイプ・Mac専用アプリ等幅広く取り揃え、顧客が自身の環境に適した取引システム環境を選択することができます。 b 取引ツールのバージョンアップについて 当社では「お客様の声」を何よりも大切にしております。月に1回程度のペースで実施しているツールのバージョンアップは、ホームページに設置しているご意見箱に寄せられたお客様のご意見等をもとに実施しています。 c お客様サポートの充実 外国為替証拠金取引は、24時間取引が可能な金融商品であるため、24時間対応の顧客サポートを外部委託ではなく、当社従業員にて実施しております。 パソコンに不慣れなお客様や、外国為替証拠金取引初心者の方でも安心して取引が行えるよう、電話サポート業務については長期の研修期間やテスト期間を設け、顧客サポート能力の向上、均一化に努めております。 d バリエーション豊かなキャンペーンについて 当社では、新規のお客様限定のキャンペーンから、既存のお客様に取引をしながら楽しんでいただけるキャンペーンまで様々なキャンペーンを毎月開催しております。 e 反省会の実施 FX取引で損益が思わしくなかったお客様を反省会にご招待し、食事をしながら勝つためのセミナーを開催しております。 (2) 外国為替証拠金取引における顧客預り資産の区分管理について 外国為替証拠金取引業者は、「金融商品取引法」第43条の3の規定により、顧客が金融商品取引業者等へ預けた金銭を金融商品取引業者等の固有財産と区分して管理することが義務付けられております。また、「金融商品取引業等に関する内閣府令」第143条第1項第1号により、利用者保護の充実を図るため、顧客より預託を受けた資産の区分管理の方法を金銭信託に一本化することが義務付けられました。当社及び連結子会社JFX株式会社は、株式会社三井住友銀行と顧客区分管理信託契約を締結しており、顧客の資産は信託財産として保全されております。 また、内部管理責任者である受益者代理人(甲)が、信託財産の確認等日々の信託状況の管理を行っており、万一当社が破綻した場合には、社外弁護士である受益者代理人(乙)が顧客の資産の返還作業を行います。 信託財産の管理は、毎営業日ごとに算定を行い、追加信託がある場合は算定日の翌日から起算して2営業日以内に追加信託を行います。 (区分管理信託説明図) 用語解説 *1 ホワイトラベルサービス ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスやシステムを他社に提供することにより、提供先の独自ブランドとして、一般顧客(エンドユーザー)へのサービス提供を可能とするサービスパッケージをいいます。 *2 カウンターパーティ デリバティブ取引や外国為替取引等の取引の相手方のことをいいます。 *3 カバー取引 顧客からの売買注文による為替変動リスクを回避するため同一の売買注文をカウンターパーティに発注することをいいます。 *4 24時間取引 月曜日7:00~土曜日6:00 (ただし、米国がサマータイム適用時は月曜日6:00~土曜日5:00) *5 ポジション 新規注文が約定した後、未決済の状態にある外国為替証拠金取引の持高をいいます。 *6 有効比率 有効証拠金(顧客から預け入れた金額に評価損益を加減算した金額) × 100 必要証拠金(ポジションを建てるため及び維持するために最低限必要な金額) *7 ロールオーバー 外国為替取引の商慣習である2営業日後の金銭の受渡日を繰延べるため、1日1日決済日を順延していく
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社は下記の3つのCを企業理念とし、「金融商品取引を通じて世界中の人々に平等な投資のチャンスを提供する為、低価格戦略及びフルラインアップ戦略を共に採用し挑戦し続けマーケットリーダーを目指します。」を会社経営の基本方針としております。 人と世界をつなぐ Customer satisfaction サポート体制の強化、顧客ニーズの早期実現など、常にお客様に期待以上のサービスを提供するよう尽力します。 Challenge 誰も経験したことのない、利用価値の高い取引環境を低コストで提供するため、あらゆる可能性を信じ挑戦し続けます。 Compliance 法令遵守はもとより顧客から高い信頼を得られるよう、コンプライアンスの概念を全社員が受容し、推進し続けるよう徹底した社員教育を行います。 (2) 中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは、顧客ニーズの素早い把握・実現、取引システムの安定稼働、他社との差別化を図ったブランディング力の強化及びホワイトラベルの提供等による収益源の多様化等により安定した収益の確保を図りつつ、顧客が投資を行いやすいように、厳選されたキャンペーンの実施をしてまいります。更に、海外子会社を中心に世界市場の開拓を行い、世界的にも顧客基盤の拡充を図ってまいります。また、内部管理体制の強化や社内コンプライアンス研修の充実により、顧客ニーズを反映させたサービス提供ができる社内体制を構築してまいります。 (3) 目標とする経営指標 当社グループは、財務の健全性を図る指標として、国内においては金融商品取引法により金融商品取引業者に一定水準以上に保つことが義務付けられている自己資本規制比率を掲げており、英国においては金融商品取引業者に一定基準以上に保つことが義務付けられているCapital Requirementを掲げております。また、同業他社と比較するに当たり顧客口座数、受入証拠金等を重視し、業績管理に活用しております。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループは、既存事業の一層の拡大及び安定的な収益計上への取組みが課題であると認識しており、今後の更なる成長のため、以下の内容を優先的に対処すべき課題ととらえ、対応に取り組んでまいります。 ① 顧客ニーズの実現 当社グループは、競争が激化する外国為替証拠金取引事業において、競争優位性を確保するためには、顧客ニーズの把握及び実現が、重要な課題の一つであると認識しております。 そのため、当社グループは、取引システムの操作性の向上、スプレッドの縮小等による取引コストの削減、顧客の取引収益向上に繋がる情報の配信、キャンペーンの継続・条件の向上等、顧客ニーズを素早く把握するとともに、これらの施策を早いサイクルで実現するための社内関係部門との連携及びシステム会社との連携を強化しております。今後も、一層のスピードアップを図ることにより、顧客ニーズの実現に努めてまいります。 ② 取引システムの安定稼働 当社グループの主要な事業である金融商品取引事業は、100%オンラインシステムにより運営しており、取引システムの安定稼働が、重要な課題の一つであると認識しております。 そのため、当社グループは、取引システムに関する保守・運用面の継続的な改善の他、災害や大規模なシステム障害等の有事に備えた「事業継続計画」の強化にも努めてまいります。 ③ ブランディング力の強化 当社グループは、競争が激化する外国為替証拠金取引事業において、競争優位性を確保するためには、ブランディング力の強化による同業他社との差別化が、重要な課題の一つであると認識しております。 そのため、当社グループは、顧客ニーズを反映した取引アプリケーションの改善、スプレッド等の取引条件の最適化、ユニークなキャンペーンの実施及び社会貢献活動等を通じて当社グループの地位を明確化し、マス広告やWeb広告等を用いて認知度向上に努めてまいります。 ④ 収益源の多様化 当社グループは、営業収益の大部分を外国為替証拠金取引事業に依存しており、外国為替市場の環境に影響を受ける可能性が高いため、外国為替市場の環境による収益面の不安定要素を軽減するとともに、安定した営業収益を確保するため、収益源の多様化を図ることが、重要な課題の一つであると認識しております。 当社グループでは、外国為替証拠金取引業者向けにホワイトラベルサービスの提供、カウンターパーティとしてカバー取引を行うなど国内外の金融商品取引業者を対象とした取引(BtoB)にも取り組んでおります。 また、外国為替証拠金取引で蓄積したノウハウをもとに、店頭証券CFD取引や店頭商品CFD取引など外国為替証拠金取引以外の金融商品の顧客向けサービス提供にも取り組んでまいります。 ⑤ 海外事業の拡大 当社グループは、更なる収益基盤の拡大を図るため、海外において事業を拡大することが、重要な課題の一つであると認識しております。 そのため、英国の連結子会社HIROSE FINANCIAL UK LTD.、マレーシアの連結子会社Hirose Financial MY Limitedに加え、2023年9月にアンティグア・バーブーダにHirose Solutions Limitedを設立しました。国内の外国為替証拠金取引事業で蓄積したノウハウを強みとし、各国の慣習や海外における金融商品の状況の把握、各国の顧客ニーズに対応したサービスの提供、低コストサービスの提供等により、海外での競争力の向上及び収益の増加に取り組んでまいります。 ⑥ 優秀な人材の確保と育成 顧客への適切なサービスの提供、顧客満足度の向上を図るためには、金融商品取引業者の社員として、適切な知識、認識、サービス精神を持った優秀な人材の確保と継続的な社員育成が、重要な課題の一つであると認識しております。 そのため、当社グループの中心的存在として業務に取り組む意欲ある人材の採用・育成を積極的に行っております。また、経営理念、コンプライアンスプログラム、規程等に基づく研修をはじめ、顧客満足度向上への取組みとして、カスタマーサポート担当社員はもとより、全社員を対象として育成を図ってまいります。 ⑦ コンプライアンス体制の確立 当社グループの取り扱う金融商品取引及び商品先物取引は、「金融商品取引法」、「商品先物取引法」及び「犯罪による収益の移転防止に関する法律」等により、顧客の適合性の審査、広告掲載内容の審査、リスク説明、商品説明、疑わしい取引の防止等が義務付けられており、コンプライアンス体制の確立が、重要な課題の一つであると認識しております。 当社グループでは、「コンプライアンス管理規程」、「コンプライアンスマニュアル」等の制定を行い、コンプライアンス体制を強化し、高い倫理観をもって企業活動に取り組んでおります。また、役職員に対してコンプライアンスの周知徹底を目的とした研修等を定期的に実施し、グループ全体でコンプライアンスに対する意識向上に努めております。更に、個人情報について適切な保護措置が重要であると考え、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営するプライバシーマーク取得企業として個人情報保護体制の適切な整備・運用を確保し、個人情報保護に対する意識向上を図っております。 今後においても、役職員に対するコンプライアンスの周知徹底、教育、啓蒙活動を通じ、企業情報の適時開示体制を含めたコンプライアンス体制の確立を図ってまいります。
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 当社グループの事業環境に係るリスクについて イ 外国為替証拠金取引市場について 当社グループの主要な事業である外国為替証拠金取引事業は、多様化する個人資産運用の気運や株式運用の個人ネット顧客の参入等により、活況を呈しております。当社では、今後も継続的な成長が見込める市場として取引規模も拡大すると考えております。 しかしながら、景気動向や金融情勢または競合商品の出現等により、市場が縮小する可能性があります。その場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ロ 為替変動が当社グループに与える影響について 当社グループの主要な収益源は、顧客の取引によるトレーディング損益であります。トレーディング損益は顧客の取引高の増減に大きく左右され、顧客の取引高は為替変動に大きく左右されます。為替変動率が高い場合は、顧客の取引高が増加し、反対に為替変動率が低い場合、顧客の取引高が減少する傾向にあります。また、為替変動が当社グループの顧客に不利に働き損失が過大となった場合は、投資意欲が減退し取引高が減少することも想定されます。 そのため、このような状態が続いた場合、当社が想定する以上に取引高が減少するような事態が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ハ 為替市場の流動性が当社グループに与える影響について 当社グループでは、顧客との取引により生じるポジションの為替変動リスクを回避するため、複数のカウンターパーティとカバー取引を行っております。 しかしながら、天災地変、戦争、テロ、規制の強化、伝染病・感染症等何らかの事由により急激な為替変動が発生した場合や、為替市場の流動性が低下した場合、当社グループはカウンターパーティとのカバー取引ができなくなり、顧客との取引により生じるポジションの為替変動リスクを回避することができなくなる可能性があります。その場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ニ 外国為替証拠金取引等に対する規制について 当社グループの主要な事業である外国為替証拠金取引事業は、「金融商品取引業等に関する内閣府令」により、想定元本の4%以上の証拠金の預託を受けずに業者が取引を行うことを禁止するレバレッジ規制や、外国為替相場の変動その他の理由により発生し得ると想定される損失が経営の健全性に与える影響を分析し、必要に応じて経営の健全性を確保するための措置を講じるストレステストの実施等、投資者保護のための様々な規制が定められております。 当社グループでは、これらの規制が財政状態及び経営成績等に及ぼす影響を考慮した上で、リスク量の削減や自己資本の拡充等を日々実施・検討しておりますが、さらなるレバレッジ規制の強化やストレステストで求められる基準の厳格化等、規制対象の拡大や強化等の事業に関連する法令、諸規則等が改正・施行された場合、または当社グループの自主的な対応により規制強化を図った場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ホ 外国為替証拠金取引における競争激化について 外国為替証拠金取引業界においては、証券会社やネット系銀行の他、新たに異業種大手企業の本格的参入等に より顧客の獲得競争が激化しております。 当社グループでは、他社との差別化、顧客満足度の向上を実現するため、食品キャンペーン等を実施することで他社との差別化を図っておりますが、当社グループの差別化戦略が功を奏さなかった場合、競争の激化により更なるスプレッドの縮小が進んだ場合、または新規顧客を獲得するための費用が増加した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ② 当社グループの事業構造に係るリスクについて イ 顧客に対する信用リスクについて 当社グループでは、顧客が外国為替証拠金取引、店頭証券CFD取引及び店頭商品CFD取引を行うにあたって、不測の損失を被ることを未然に防止するためのロスカット制度を採用しており、顧客が取引を行った結果一定の水準以上に損失を被った場合、自動的にロスカットが働き、顧客の受入証拠金の範囲内で損失が収まるように努めております。 しかしながら、金融市場、為替相場の急変等により顧客から預っている証拠金以上の損失が発生する可能性があります。その場合、当社グループでは顧客に不足金の支払請求を行いますが、顧客から不足金の入金がない場合、顧客の不足金の全部または一部を回収できない可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ロ 取引システムについて 当社グループの金融商品取引及び商品先物取引では、すべての取引がインターネットを通したオンラインによるものとなっております。そのため当社グループでは、取引システムの安定稼働を重要な経営課題としており、それを実現するための様々な対応を実施しております。 しかしながら、取引システムに動作不良や人為的ミス、想定以上のアクセス数の増加、通信回線の障害、コンピュータウィルス、サイバーテロ、自然災害等によって障害が発生し、かかる障害に対して適切な対応ができない可能性があります。その場合、障害によって発生した損害についての賠償請求や、当社グループの信用及び企業イメージの失墜による顧客数の減少等が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ハ システム会社への業務委託について 当社グループの扱う取引システムについては、システム会社とASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)契約を締結しております。当社では、システム会社に対して、信用状態等の定期的な調査を行うとともに、システム会社との間で毎月定例会議を行う等良好な関係の維持・発展に努めております。 しかしながら、予期せぬシステム会社の破綻、事業方針の転換等何らかの事由により信頼関係が毀損し、システム会社との業務委託契約の継続が困難になった場合または業務委託手数料が大幅に増加した場合、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ニ カウンターパーティとのカバー取引について 当社グループでは、顧客との取引により生じるポジションの為替変動リスクや、原資産の価格変動リスクを回避するため、複数のカウンターパーティとカバー取引を行っており、取引を行うカウンターパーティに対して差入証拠金を預け入れております。 しかしながら、急激な為替変動や、原資産の価格変動の発生、顧客ポジションの増加等が発生した場合はカウンターパーティに対する差入証拠金を増額する必要があり、当該差入証拠金の資金を確保できない場合には当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ホ 資金調達リスクについて 当社グループの主要な事業である外国為替証拠金取引は、カウンターパーティとのカバー取引をする際、カウンターパーティに一定額の差入証拠金を預け入れる必要があります。顧客からの預り資産については区分管理し金銭信託に一本化することが義務付けられているため、カウンターパーティへの差入証拠金については、自己資金、金融機関からの借入金、当座貸越契約等に基づく借入金、カバー先に差入れる差入証拠金に代用する銀行保証状の発行(ボンド・ファシリティ契約)により調達しております。 しかしながら、銀行の事業方針の転換等何らかの事由により金融機関からの資金調達が困難になった場合、かかる借入金の契約更新ができなくなる可能性があります。また、当座貸越契約及びボンド・ファシリティ契約には財務制限条項が付されており、経営成績等の悪化により財務制限条項に抵触した場合、期限の利益を喪失する可能性があります。その場合、カウンターパーティに必要な差入証拠金を預け入れることが困難になり、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ヘ 組織体制の強化について 当社グループでは、継続的な成長を続けていくため、社内教育や研修の充実及び適正な人事評価の実施により優秀な人材の確保と育成及び組織体制の強化を図っております。 しかしながら、今後当社グループが求める優秀な人材の確保と育成が計画どおり進まなかった場合、組織体制の強化が図れず、当社グループの財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ③ 法的規制について イ 金融商品取引法について a 金融商品取引業の登録について 当社及び連結子会社JFX株式会社は、それぞれ近畿財務局及び関東財務局から「金融商品取引法」第29条に基づく「第一種金融商品取引業」の登録を受け、「金融商品取引法」等の法令・規制等を遵守し事業を行っております。 金融商品取引業については、「金融商品取引法」第52条第1項及び第4項もしくは同法第53条第3項、同法第54条により登録の取消しとなる要件が定められており、これらに該当した場合、登録の取消しを含む行政処分が下されます。 当社及び連結子会社JFX株式会社では、法令遵守の徹底を図っており、現時点では取消事由に該当する事実はありません。 しかしながら、当社グループにおいて何らかの事由により諸法令等に違反する事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 b 自己資本規制比率について 「金融商品取引業等に関する内閣府令」第179条第4項第2号により、自己資本規制比率が120%を下回った場合、「自己資本規制比率の状況を回復させるために自らとるべき具体的措置に関する計画書」を提出することが義務付けされており、更に自己資本規制比率が100%を下回った場合、「金融商品取引法」第53条第2項により、3ヶ月以内の期間を定めて業務の全部または一部の停止を命じられる可能性があります。また、同条第3項により、業務停止命令後3ヶ月を経過しても自己資本規制比率が100%を下回り、回復の見込みがないと認められる場合、金融商品取引業者の登録が取り消される可能性があります。 2026年3月31日現在、当社の自己資本規制比率は851.8%、連結子会社JFX株式会社の自己資本規制比率は1,395.7%であり、本項目で記載されている自己資本規制比率の値を上回っておりますが、かかる事象に抵触した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 c 顧客資産の区分管理及び分別管理について 金融商品取引業者は、顧客資産が適切かつ円滑に返還されるように顧客から預託を受けた金銭を自己の固有財産と区分または分別して管理することが義務付けられております。 当社及び連結子会社JFX株式会社では、外国為替証拠金取引における顧客からの受入証拠金について株式会社三井住友銀行と顧客区分管理信託契約を締結しております。また当社では、店頭証券CFD取引における顧客からの受入証拠金について、SBIクリアリング信託株式会社と顧客分別金信託契約を締結しております。このように、それぞれ金銭信託を実施することにより、顧客資産の保全体制を整えております。しかしながら、何らかの事由により当社及び連結子会社JFX株式会社において金銭信託を実施できない事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 d 金融商品取引業者に係る禁止行為等について 金融商品取引業者は、「金融商品取引法」第38条により、金融商品取引契約の締結またはその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為や、顧客に対し不確実な事項について断定的判断を提供し、または確実であると誤解させるおそれのあることを告げて金融商品取引契約の締結を勧誘する行為等、様々な禁止行為が定められております。 当社グループでは、コンプライアンスマニュアル等に禁止行為を織り込み役職員に対し周知徹底を図っておりますが、当社グループにおいて何らかの事由によりかかる法律に違反する事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ロ 商品先物取引法について a 商品先物取引業の登録について 当社は、農林水産省・経済産業省から「商品先物取引業」の登録を受け、「商品先物取引法」等の法令・規制等を遵守し事業を行っております。 商品先物取引業については、「商品先物取引法」第236条により登録の取消しとなる要件が定められており、これらに該当した場合、登録の取消しを含む行政処分が下されます。 当社は、法令遵守の徹底を図っており、現時点では取消事由に該当する事実はありません。 しかしながら、何らかの事由により諸法令等に違反する事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 b 純資産額規制比率及び自己資本規制比率について 当社は「商品先物取引法施行規則」第100条の記載に従い、純資産額規制比率に代えて、自己資本規制比率を計算しております。自己資本規制比率の詳細につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク ③ 法的規制について イ 金融商品取引法について b 自己資本規制比率について」をご参照ください。 c 顧客資産の分離保管について 商品先物取引業者は、顧客資産が適切かつ円滑に返還されるように顧客から預託を受けた金銭を自己の固有財産と分離して管理することが義務付けられております。 当社では、店頭商品CFD取引における顧客からの受入証拠金について、SBIクリアリング信託株式会社と特定信託契約を締結しております。このように、金銭信託を実施することにより、顧客資産の保全体制を整えております。しかしながら、何らかの事由により当社において金銭信託を実施できない事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 d 商品先物取引業者に係る禁止行為等について 商品先物取引業者は、「商品先物取引法」第214条等により、商品取引契約の締結またはその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為や、顧客に対し不確実な事項について断定的判断を提供し、または確実であると誤認させるおそれのあることを告げて商品取引契約の締結を勧誘する行為等、様々な禁止行為が定められております。 当社グループでは、コンプライアンスマニュアル等に禁止行為を織り込み役職員に対し周知徹底を図っておりますが、当社グループにおいて何らかの事由によりかかる法律に違反する事象が発生した場合、行政指導や業務停止・登録取消等の行政処分を受ける可能性があります。その場合、当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 ハ 個人情報の保護に関する法律について 「個人情報の保護に関する法律」は、個人情報を取り扱う事業者に遵守する事項を定め、個人情報の不適切な取扱いによる個人の権利利益の侵害を未然に防止することを目的としております。 当社では、2012年12月にプライバシーマークを取得し、関連する社内規程の整備及び役職員への教育を行うことで個人情報の保護に努めておりますが、外部からの不正アクセスや不測の事象の発生によって個人情報の漏洩・流失等の事故が発生した場合、監督官庁からの処分、顧客からの損害賠償請求等により当社グループの信用が著しく損なわれ、財政状態及び経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。 また、当社グループは、欧州における個人情報保護を規定した「EU一般データ保護規
(2) 【役員の状況】 ① 役員一覧 男性8名 女性1名 (役員のうち女性の比率11.1%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 代表取締役社長 野市 裕作 1978年7月31日 2004年5月 当社 入社 2007年10月 当社 管理部長 2008年2月 当社 取締役広報部長 2012年10月 HIROSE TRADING HK LIMITED 取締役(現任) 2019年4月 当社 代表取締役社長(現任) (注) 3 359,000 専務取締役 内部管理部長 衣川 貴裕 1978年1月6日 2004年5月 当社 入社 2007年5月 当社 取締役業務IT担当 2007年10月 当社 取締役管理本部担当 2008年2月 当社 取締役内部管理部長 2009年6月 JFX株式会社取締役(現任) 2012年10月 HIROSE TRADING HK LIMITED 取締役(現任) 2014年10月 Hirose Financial MY Limited 取締役(現任) 2015年6月 HIROSE FINANCIAL LIMITED 取締役(現任) 2015年6月 当社 専務取締役内部管理部長(現任) (注) 3 329,000 常務取締役 業務本部長 広報部長 友延 雅昭 1967年9月23日 2004年3月 当社 設立 取締役監査担当 2007年10月 当社 取締役内部監査担当 2008年2月 当社 取締役本部長 2008年6月 当社 常務取締役業務本部長(現任) 2014年10月 Hirose Financial MY Limited 取締役(現任) 2015年6月 HIROSE FINANCIAL UK LTD. 取締役(現任) 2019年4月 当社 広報部長(現任) (注) 3 527,200 取締役 業務部長 石原 愛 1976年1月16日 2004年5月 当社 入社 2007年10月 当社 業務本部統括部長 2008年2月 当社 取締役業務部長(現任) (注) 3 409,000 取締役 マーケティング部長 松井 隆司 1976年10月7日 2004年5月 当社 入社 2007年10月 当社 業務部長 2008年2月 当社 取締役経営企画室長 2021年4月 当社 取締役マーケティング部長 (現任) (注) 3 361,800 取締役 管理部長 美濃出 真吾 1981年8月4日 2008年1月 当社 入社 2014年3月 JFX株式会社 取締役(現任) 2014年4月 当社 管理部長 2021年6月 当社 取締役管理部長(現任) (注) 3 44,200 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 取締役 (監査等委員) 丸茂 英雄 1972年9月7日 2014年7月 財務省近畿財務局証券取引等監視官・証券検査官(専門官・弁護士)として出向 2016年7月 神戸伊藤町法律事務所 開設 共同代表(現任) 2017年6月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) (注) 4 ― 取締役 (監査等委員) 津田 和義 1966年1月13日 2003年8月 株式会社エム・エム・ティー取締役 2008年3月 株式会社ブレイントラスト設立 代表取締役(現任) 津田和義公認会計士・税理士事務所開設代表(現任) 2008年8月 当社 社外監査役 2016年4月 株式会社JSH 社外取締役(現任) 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 2021年6月 株式会社中山製鋼所 社外監査役 2022年6月 株式会社中山製鋼所 社外取締役(監査等委員)(現任) 2022年6月 大阪マツダ販売株式会社 社外取締役(現任) (注) 4 ― 取締役 (監査等委員) 籔内 正樹 1973年10月3日 2010年4月 籔内法律事務所開設代表 2010年9月 当社 社外監査役 2016年6月 当社取締役(監査等委員)就任(現任) 2018年4月 H&S法律事務所 入所 2025年12月 オーロラ法律事務所 入所 (現任) (注) 4 ― 計 2,030,200 (注) 1.取締役(監査等委員)丸茂英雄、津田和義及び籔内正樹は、社外取締役であります。 2.当社の監査等委員会については次のとおりであります。 委員長 丸茂英雄、委員 津田和義、委員 籔内正樹 3.2026年3月期に係る定時株主総会の終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 4.2026年3月期に係る定時株主総会の終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 ② 社外役員の状況 当社は、監査等委員である社外取締役3名を選任しております。 社外取締役 丸茂 英雄は、弁護士の資格を有しており、企業法務に精通していることから、主にコンプライアンスの観点から経営全般の監視・監査を行っております。当社と社外取締役 丸茂 英雄との間には、人的関係、資本関係、又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役 津田 和義は、公認会計士の資格を有しており、会計の専門知識及び会社の管理体制構築に関する業務に精通していることから、主に内部統制の有効性の観点から経営全般の監視・監査を行っております。当社と社外取締役 津田 和義との間には、人的関係、資本関係、又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役 籔内 正樹は、弁護士の資格を有しており、企業法務に精通していることから、主にコンプライアンスの観点から経営全般の監視・監査を行っております。当社と社外取締役 籔内 正樹との間には、人的関係、資本関係、又は取引関係その他の利害関係はありません。 上記の理由により、監査等委員である社外取締役それぞれが専門的な知識を有しており、職務を適切に遂行できるものと判断し、社外取締役として選任しております。また、社外取締役は専門的な知見から客観的・中立的に経営全般を監視・監査しており、当社経営陣の監督機能として重要な役割を果たすとともに、会計監査人や内部監査室と定期的にミーティングを行う等の方法で連携をとり、効果的な監査体制の構築を図っております。 なお、当社では社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針を定めておりませんが、選任に当たっては東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。 ③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 当社の監査等委員会は、社外取締役全員で構成されているため、下記(3)「監査の状況」①に記載のとおりであります。
2 【沿革】 年月 概要 2004年3月 大阪市西区に外国為替証拠金取引を事業目的としたヒロセ通商㈱(資本金20百万円)を設立 2004年4月 外国為替証拠金取引「超為替」の受託業務開始 2005年9月 インターネットを媒体とした取引システム「Hirose-FX」の提供開始 2006年3月 スワップポイントを改善した取引システム「Hirose-FX2」の提供開始 2006年5月 1,000通貨からの取引が可能な「Hirose-FX2ミニ」の提供開始 金融先物取引業の登録完了(登録番号 近畿財務局長(金先)第15号) (社)金融先物取引業協会(現 (一社)金融先物取引業協会)に加入(会員番号1562) 2007年5月 マイナー通貨の取引が可能な「HiroseTrader」の提供開始 2007年9月 金融商品取引法施行に伴う第一種金融商品取引業の登録完了(登録番号 近畿財務局長(金商)第41号) 2008年2月 1,000通貨からの取引が可能かつ手数料無料の取引システム「LION FX」の提供開始 2009年5月 業容拡大のため外国為替証拠金取引業者であるJFX㈱(現連結子会社)を子会社化 2009年9月 従前と比較して高速約定処理を可能にした次世代「LION FX」の提供開始 100%子会社にするため株式交換によりJFX㈱の全株式を取得 2010年2月 収益基盤拡大のためJFX㈱にホワイトラベルサービス(*1)提供を開始 2010年10月 英国ロンドンに海外進出を目的としてHIROSE FINANCIAL UK LTD.(資本金850千ポンド、現連結子会社)を設立 2011年3月 「Hirose-FX」サービス終了 2011年6月 顧客基盤拡大のためエース交易㈱の外国為替証拠金取引事業の顧客口座を当社へ移管 2011年10月 収益基盤拡大のためフェニックス証券㈱とカバー取引(*3)を開始 2011年11月 収益基盤拡大のためHIROSE FINANCIAL UK LTD.とカバー取引を開始 2012年1月 中国市場調査のため中国上海市に上海代表処を開設 2012年5月 収益基盤拡大のため岡三オンライン証券㈱(現岡三証券㈱ 岡三オンライン証券カンパニー)にホワイトラベルサービス提供を開始 2012年10月 中国 香港にアジア市場の顧客獲得を目的としてHIROSE TRADING HK LIMITED(資本金500千香港ドル、現連結子会社)を設立 2012年12月 プライバシーマーク認証取得 2013年5月 従業員の福利厚生とCSRの取組み強化のため、「らいおん保育園」を開園 2014年6月 「HiroseTrader」サービス終了 2014年10月 マレーシア連邦領ラブアンに東南アジア市場の顧客獲得を目的としてHirose Financial MY Limited(資本金250千USドル、現連結子会社)を設立 2015年6月 中国 香港において海外子会社に対する取引システムの提供を目的としてHIROSE FINANCIAL LIMITED(資本金600千香港ドル、現連結子会社)の株式を取得 2015年9月 チャート予測ツール「さきよみLIONチャート」の提供開始 2016年1月 マレーシア ジョホールバルに海外子会社に対するコールセンター業務提供を目的としてHIROSE BUSINESS SERVICE SDN. BHD. (資本金220千マレーシアリンギット、現連結子会社)を設立 2016年3月 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 2016年4月 保育園事業を分社化し株式会社らいおん保育園(資本金10百万円、連結子会社)を設立 2016年7月 トレード分析ツール「LION分析ノート」提供開始 2016年10月 「Hirose FX2」及び「Hirose FX2ミニ」サービス終了 HTML5仕様の「LIONチャートPlus+」提供開始 2017年4月 「LION FX C2」提供開始 2017年6月 「LION FX HTML5版」提供開始 「LION FX Web版」提供終了 「LION FX JAVA版」提供終了 2018年2月 ライオンコイン株式会社(資本金50百万円、連結子会社)設立 2018年3月 連結子会社である株式会社らいおん保育園清算結了 2018年10月 「LION FX .NET4」提供開始 2019年5月 LION PAYMENT UK LTD.(資本金1ポンド、連結子会社)設立 2019年7月 「LION Web」提供開始 2020年3月 連結子会社であるライオンコイン株式会社解散 2020年6月 連結子会社であるライオンコイン株式会社清算結了 2020年12月 「LION Tab」提供開始 2021年10月 「LION Tab mini」提供開始 日本証券業協会に加入 2021年11月 「LION CFD」提供開始 2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行 2023年2月 「LION FX5(iPhone)」提供開始 2023年4月 「シグナル発注」提供開始 2023年6月 「LION BO」提供終了 2023年9月 ベトナムにおいて市場調査を目的としてHIROSE CONSULTING VIETNAM COMPANY LIMITED(資本金2,395,000千ベトナムドン、現連結子会社)を設立 アンティグア・バーブーダにおいて海外における外国為替証拠金取引事業の拡大を目的としてHirose Solutions Limited(資本金1ドル、現連結子会社)を設立 2023年10月 「LION FX5(Android)」提供開始 2024年5月 商品先物取引法に基づく商品先物取引業者の許可を取得 日本商品先物取引協会に加入 2024年6月 「LION CFD(商品)」提供開始 2024年8月 「LION FX Watch」提供開始 2026年2月 連結子会社であるLION PAYMENT UK LTD.清算結了 (注) *の用語については、「3 事業の内容」の末尾に記載の用語解説をご覧ください。
Officer information is limited to what the annual filing discloses; it is not a complete directory of internal key personnel.
EDINET (FSA Japan)
有価証券報告書-第23期(2025/04/01-2026/03/31)
EDINET (FSA Japan)
有価証券報告書-第22期(2024/04/01-2025/03/31)
EDINET (FSA Japan)
訂正有価証券報告書-第21期(2023/04/01-2024/03/31)
EDINET (FSA Japan)
有価証券報告書-第20期(2022/04/01-2023/03/31)
EDINET (FSA Japan)
有価証券報告書-第19期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
EDINET (FSA Japan)
有価証券報告書-第18期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
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