ベストワンドットコム株式会社ベストワンドットコム6577東証グロースサービス業2025年7月期, 連結, 日本基準

ベストワンドットコムは何で稼いでいる?

ベストワンドットコムの売上高は25.4億円です。

売上100円あたり約1円が営業利益として残ります。

前期から売上は-18.9%、営業利益は-88.9%。

数字で見ると

2025年7月期、売上が5年で30.3倍

2025年7月期、現金は総資産の65%

2025年7月期、提出会社給与が5年で+37%

開示された数値から自動で作った要約

銀行・保険、または最新期に必要な数値が揃わない会社では、一枚絵の代わりに損益の図を表示しています。

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2025年7月期の数字(書類の提出日 2025-10-27)

売上高
25.4億円
営業利益
2,919万円
利益率 1.1%
純利益
952万円
利益率 0.4%
フリーCF
-2.1億円
開示値から計算
最大事業
旅行業
事業売上の100.0%
開示値から計算
発行済株式数
1,524,700株
株主数
3,257人
平均年間給与(単体)
383万円
提出会社の開示値
現金比率
65.4%
現金 ÷ 売上 103.2%
開示値から計算
対業界利益率中央値
-1.3 pt
旅行
開示値から計算
ROE
0.8%
開示値から計算
ROA
0.3%
開示値から計算

売上100円の行き先

ベストワンドットコムが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2025年7月期
原価
80円
販管費
19円
営業利益
1円
最後に残る純利益
0円

利益率の年次推移

粗利率19.9%
2020年7月期: 21.3%21.3%2021年7月期: 40.6%40.6%2022年7月期: 16.4%16.4%2023年7月期: 25.7%25.7%2024年7月期: 23.4%23.4%2025年7月期: 19.9%19.9%20/721/722/723/724/725/7
営業利益率1.1%
2020年7月期: -5.4%-5.4%2021年7月期: -165.1%-165.1%2022年7月期: -76.0%-76.0%2023年7月期: 1.5%1.5%2024年7月期: 8.4%8.4%2025年7月期: 1.1%1.1%20/721/722/723/724/725/7
純利益率0.4%
2020年7月期: -4.7%-4.7%2021年7月期: -155.1%-155.1%2022年7月期: -88.5%-88.5%2023年7月期: 2.0%2.0%2024年7月期: 7.9%7.9%2025年7月期: 0.4%0.4%20/721/722/723/724/725/7

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

5年の業績と利益率

2020年7月期 → 2025年7月期

売上高25.4億円
2020年7月期: 11.1億円11.1億円2021年7月期: 8,395万円8,395万円2022年7月期: 2.5億円2.5億円2023年7月期: 13.3億円13.3億円2024年7月期: 31.4億円31.4億円2025年7月期: 25.4億円25.4億円20/721/722/723/724/725/7
営業利益率1.1%
2020年7月期: -5.4%-5.4%2021年7月期: -165.1%-165.1%2022年7月期: -76.0%-76.0%2023年7月期: 1.5%1.5%2024年7月期: 8.4%8.4%2025年7月期: 1.1%1.1%20/721/722/723/724/725/7
純利益率0.4%
2020年7月期: -4.7%-4.7%2021年7月期: -155.1%-155.1%2022年7月期: -88.5%-88.5%2023年7月期: 2.0%2.0%2024年7月期: 7.9%7.9%2025年7月期: 0.4%0.4%20/721/722/723/724/725/7
FCFマージン-8.1%
2020年7月期: -26.2%-26.2%2021年7月期: -186.9%-186.9%2022年7月期: -70.6%-70.6%2023年7月期: 6.5%6.5%2024年7月期: 8.5%8.5%2025年7月期: -8.1%-8.1%20/721/722/723/724/725/7

売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。

事業売上の構成変化

同じ事業キーを接続し、キーの異なる事業は新設・再編として表示。帯の太さは売上構成比。

人と生産性

2025年7月期
1人あたり売上(連結)
1.3億円
1人あたり営業利益(連結)
154万円
1人あたり純利益(連結)
50万円

前期比(2024年7月期 → 2025年7月期)

従業員数(連結) -24.0% · 売上(連結) -18.9%

指標21/722/723/724/725/7
従業員数(連結)2422212519
平均年間給与(提出会社・単体)280万円335万円354万円352万円383万円
平均年齢(単体)31.6歳31.4歳31.7歳32.1歳32.5歳
平均勤続年数(単体)3.8年4.3年3.6年3.8年3.9年

1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。

詳しく見る

業界

この会社が出てくる業界地図。

大株主など

  • 澤田 秀太31.6%
  • GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社)資産管理口9.2%
  • 米山 実香8.1%
  • 有限会社秀インター7.8%
  • 諸藤 周平2.6%
  • JPM株式会社2.1%
  • 小川 隆生0.9%
  • 岩崎 泰次0.7%
  • 野本 洋平0.5%

2025-07-31 ※「資産管理口」は投資信託や年金などの株をまとめて預かる名義で、実際の持ち主(機関投資家など)ではありません。

業界内の5軸プロフィール

直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。

  • ベストワンドットコム主な業界: 旅行
会社順位
  • 売上成長

    • ベストワンドットコムデータなし
  • 利益率

    • ベストワンドットコム22.711社
  • 現金化

    • ベストワンドットコム5.69社
  • 効率

    • ベストワンドットコム40.911社
  • 財務余力

    • ベストワンドットコムデータなし

点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。

同業の近い規模の会社と比べる

同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。

会社決算期売上高本業利益率純利益率自己資本比率
株式会社ベストワンドットコム202525.4億円1.1%0.4%28.4%
株式会社オープンドア202624.5億円-1.8%-46.1%85.1%
株式会社IACEトラベル202630.2億円25.0%17.6%74.3%
株式会社ブッキングリゾート202617.2億円29.6%21.6%75.3%
ベルトラ株式会社202545.8億円2.3%3.1%28.3%

時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。

会社概要

ベストワンドットコムは東京都新宿区に本社を置く、2005年設立の旅行の会社です。連結の従業員は19人。東証グロースに上場しています。

正式社名
株式会社ベストワンドットコム
英文社名
Bestone.Com Co.,Ltd.
証券コード
6577
上場市場
東証グロース
本社所在地
東京都新宿区富久町16番6号西倉LKビル2階
代表者(有報の記載)
代表取締役社長 野本 洋平
設立
2005年9月
資本金
5.7億円
従業員数(連結)
19人
平均年間給与(単体)
383万円
決算月
7月
業種(東証)
サービス業
法人番号
9011001045578

出典: 有価証券報告書(S100WW3R、2025年10月27日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。

有価証券報告書から読む会社情報

会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。

提出日 2025-10-27 · 書類 S100WW3R

事業の内容
3 【事業の内容】
当社グループは、当社(株式会社ベストワンドットコム)及び当社の連結子会社2社(株式会社ファイブスタークルーズ、株式会社えびす旅館)によって構成され、当社及び株式会社ファイブスタークルーズによる旅行業を主とし、その他事業として株式会社えびす旅館が宿泊業を営んでおります。なお、事業区分はセグメント情報と同一の区分であります。また、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。
当社は、オンライン旅行会社として、海外・国内クルーズの乗船券やパッケージ旅行、フェリーの乗船券、バスツアー・ホテル・国内ツアー・ダイナミックパッケージ等の国内旅行を販売しております。株式会社ファイブスタークルーズは、クルーズ旅行に特化したオンライン旅行会社として、主に個人顧客をターゲットに、海外・国内クルーズの乗船券やパッケージ旅行の販売を行っており、クルーズ旅行に必要な航空券、ホテル、送迎、オプショナルツアーなど様々な旅行商品を提供しております。株式会社えびす旅館は、京都駅前にて宿泊施設の運営を行っております。9室の宿泊特化型ホテルとして、主に外国人旅行客に向けた予約販売を行っております。

(当社グループの特徴)

(1) インターネット販売
当社グループでは、国内を含む世界中のクルーズ乗船券やパッケージクルーズ旅行、国内旅行全般を、当社WEBサイトへの掲載、WEBサイトへの集客によって販売しており、店舗を運営しておりません。
販売チャネルをインターネットに限定し、お客様とのやり取りについては、メール及び電話を主な手段とすることで店舗運営にかかる固定費等のコスト削減を図っております。

(2) オンライン予約対応
当社グループでは、専門スタッフによるお客様のサポートに加え、24時間対応のオンライン予約を強化しており、クルーズ乗船券やパッケージ旅行の空室料金照会と予約が24時間いつでも可能です。
空室や料金の問い合わせを行い、その回答を以て検討を始める、という従来の検討行動では、営業時間や連絡手段、場所による制約がありましたが、オンラインでの空室料金照会と予約受付は、曜日や時間を問わず検討、予約したいというお客様のニーズに対応しております。

(3) 多様な商品ラインナップとAPI連携
当社グループでは、お客様が検索できる商品の拡充を図るため、国内外の98社(2025年10月7日時点)の船会社と契約し、当社WEBサイトへのコース登録総数は約58,000コース(2025年10月7日時点)となっております。また、複数の船会社とのAPI連携(注)を行うことにより、従来のコース登録に必要とした作業時間削減と、提携船会社が掲載している全てのコースが当社WEBサイトへ自動で掲載され、リアルタイムな空室状況及び料金の反映が実現しており、API連携によるコース登録数は9,063コース(2025年10月7日時点)となっております。
また、当社グループでは、クルーズ乗船券の取扱い(手配旅行)により、価格帯や期間などのお客様の多様なニーズへの対応が可能であり、パッケージツアー(募集型企画旅行)が主体の他社との差別化を図っております。

船会社とのAPI契約(2025年10月7日時点)

提携船会社

掲載コース数

MSCクルーズ

1,544

ロイヤルカリビアン

1,205

ホーランド

923

コスタクルーズ

798

プリンセスクルーズ

797

カーニバルクルーズ

733

セレブリティクルーズ

694

シーボーン

576

エクスプローラジャーニー

567

アマウォーターウェイズ

533

ノルウェージャンクルーズ

483

キュナード

210

合計

9,063

(注) API連携とは、Application Programming Interfaceの略で、ソフトウェアコンポーネントが互いにやり取りするのに使用するインターフェースのこと。具体的には船会社各社が持つ予約システムの機能や情報を当社WEBサイトで利用することをいいます。

(4) 独自商品
当社は、旅行業法に基づく第一種旅行業者に登録しており、自社でクルーズツアーを企画しております。
国内外の多くの船会社との契約を背景にしたコース選択の多様さや、インターネット販売ならではの機動力を生かし、船会社特別料金を反映した期間限定ツアーなどを発表し、多くのお客様にご利用を頂いています。また、近年ではチャータークルーズの催行も行っております。

(5) 専門スタッフによる接客・提案
当社グループは、クルーズ旅行に関して、提案経験の豊富なスタッフがお客様のサポートを行っております。
近年、インターネットの普及により、個人が能動的に様々な情報を検索、取得、発信することが可能となりましたが、クルーズ旅行に関する情報が普及しておらず、購買経験が無いお客様も多いことから、旅行会社によるアドバイスや商品提案に一定のニーズがあると把握しております。
このニーズに応えるため、24時間対応のオンライン予約と、専門スタッフによるメールや電話対応を2つの柱とすることで、初めてクルーズを検討するお客様にも安心のサポートを提供しています。
多店舗運営ではなく1拠点ですべての接客対応を行うことにより、商品知識や接客・提案に関する知識が共有蓄積されやすく、専門性を高めやすい販売体制となっております。
また、取引船会社による社内研修会の定期開催や、入社後半年以内の乗船研修など、教育訓練にも注力し、他社との差別化を図っております。

(6) IT・マーケティングの強みとその内製化
インターネット販売を支えるのが、技術力とマーケティング力であります。そのため、旅行の企画や手配等の業務だけでなく、WEBサイト構築やWEBマーケティングに関わる主要業務を内製化しております。
開発経験豊富なエンジニアの採用により、当社WEBサイトのユーザビリティや各種機能について日常的に向上を図るとともに、船会社とのAPI連携や、その他の商品登録のスピード化などに取り組んでおります。
また、マーケティングについても広告代理店等を利用せず、自社で蓄積した経験・知識を活用して、WEBマーケティングによる集客や利用顧客のリピーター化の向上を図っております。

(当社グループの主な運営サイト)

(1) ベストワンクルーズ
ベストワンクルーズは、国内外のクルーズ乗船券とパッケージツアーをオンラインで検索、予約可能なサイトであります。乗船券、自社企画ツアーの販売に加え、各提携旅行会社企画のパッケージツアーを販売する為、取扱いコース数は約58,000コース(2025年10月7日時点)が登録されております。

(2) フネムーン
ハネムーンを検討しているカップルへ向けたクルーズ専門サイトです。ハネムーンにかける日数、予算などの調査に基づき、若年層でも楽しめるクルーズコースに限定して紹介しております。
ベストワンクルーズとは別サイトとして独自のマーケティングを行うことで、当初クルーズを検討していなかったハネムーナーへもアプローチし、クルーズ旅行認知の向上を図っております。

(3) ファイブスタークルーズ
高級船専門のクルーズ旅行会社として、子会社(株式会社ファイブスタークルーズ)が運営しております。「すべてのお客様に初めての感動体験を」を謳い、クルーズ旅行を身近な旅行スタイルとして提案する当社とは対照的に、社名通り5つ星のラグジュアリー客船(注)と、その他の客船のスイートに限定して富裕層、シニア向けに販売を行っております。
これにより様々な顧客属性、嗜好に対応できる販売体制をグループで構築しております。

(注) 具体的には以下の船会社を指します。(「クルーズ教本」日本外交客船協会/日本旅行業協会 より)
キュナードライン、シーボーンクルーズライン、リージェントセブンシーズ、クリスタルクルーズ、シルバーシークルーズ、ハパグロイドクルーズ

[事業系統図]
経営方針・課題
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、クルーズ事業を主力事業と位置づけ、若年層や、まだクルーズに乗船したことが無い旅行者に向けて、気軽に安心してクルーズ旅行に行くための環境づくりを行い、新しい旅行スタイルを経験するきっかけを提供していきたいと考えております。
当社グループは世界中の船会社と提携し、旅行者がインターネットを通じて手軽にクルーズ・チケットを入手できるサービスを提供しております。これにより、カリブ海・地中海等の海外主要クルーズ・スポットへの長期間・高価格な豪華客船ツアー等の提案のみに留まらず、旅行者のニーズに合った国内外様々な目的地への多様な旅行期間・価格帯のクルーズ・チケットの選択を可能としております。
2024年の世界のクルーズ旅行者数が約3,460万人となりましたが(出所:State of the Cruise Industry Report 2025)、同年の日本のクルーズ旅行者数は22.4万人(出所:国土交通省「2024年の我が国のクルーズ等の動向について」)と依然少なく、日本のクルーズ旅行市場の成長の余地は大きいと考えています。当社は移動・宿泊・食事・娯楽が一体となったクルーズならではの非日常的な感動体験を、身近な旅行の選択肢の一つとして広く一般の皆様に提供することで、日本のクルーズ旅行市場を開拓してまいります。

(2) 目標とする経営指標
当社グループは、事業を継続的に発展させていくためには、売上高を増加させ、適正な利益確保を図っていくことが必要であると考え、「売上高」及び「営業利益」を重要な経営指標として捉え、その向上を図る経営に努めてまいります。

(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、取扱い船会社やツアーのラインナップ数を大きな競合差別化要因としておりますが、広く一般旅行者に同様の認知を得るまで、さらに強みを磨いてまいります。具体的には、添乗員同行ツアー等のオリジナルツアーの品質・コース数両面での改善、チャータークルーズなど独自商品の提供による新たな需要創出、総代理店業務(日本市場における独占的または排他的な販売代理店)を含めたまだ日本で取扱いの無い外国船の取扱い開始、船会社との関係強化による各種割引料金・船上特典・セミナー開催などを進める計画となります。
また、クルーズをより身近な存在にしていくため、WEBサイトやスマートフォンアプリでのオンライン予約などの利便性向上、新サイトの立ち上げなどにも力を入れてまいります。現在、当社顧客の内、50歳代以下の割合は56.4%(2025年7月期)と、国内クルーズ旅行者全体の同32.0%(出所:2024 Asia Source Passenger Market Report)と比べて高く、今後も上記施策により若年層・中堅層顧客に訴求してまいります。また、シニア層に対しては電話オペレーターによるフォローをより充実させ、世代を問わず顧客の取り込みを図ります。

(4) 会社の対処すべき課題
これからの旅行業界は、店舗を中心とした営業を展開する旅行会社及びインターネットを中心としたオンライン旅行会社、さらには店舗中心の旅行会社によるインターネット販売の拡販により、旅行会社間の競争がより一層激しくなるものと思われます。さらには、スマートフォン等の通信端末の進化や様々なオンラインメディアの誕生により、今までとは異なるマーケティング機会や新たな技術が日々登場しております。そのような中、当社グループが対処すべき主な課題は以下のとおりです。

a. システム強化
当社グループではオンライン完結型の予約システムを稼働させ、24時間の受付体制を整備しておりますが、対象商品の拡充や、サーバー機能の増強など、引き続きオンライン予約システムの強化を推進してまいります。また、ユーザーが見やすく使い勝手の良いウェブサイトやスマートフォンアプリの開発によりお客様の利便性を高めつつ、AIに代表される新技術の導入で業務効率化を図るIT投資に引き続き注力してまいります。

b. インバウンド需要への対応
国土交通省が2024年2月28日付で発表している「訪日クルーズ旅客数及びクルーズ船の寄港回数(2024年速報値)」によると、2024年(1月~12月)の訪日クルーズ旅客数は143.8万人(2023年比303.9%増)、我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数は前年比31.3%増の2,479回(うち外国クルーズ船1,923回、日本クルーズ船556回)となりました。また、外国クルーズ船が寄港する港湾数は97港(2023年の97港から変わらず)となりました。なお、「観光立国推進基本計画(2023年3月31日閣議決定)」では、日本におけるクルーズ再興に向けた2025年の目標として「訪日クルーズ旅客250万人」「外国クルーズ船の寄港回数2,000回超」「外国クルーズ船が寄港する港湾数100港」を掲げております。
当社は2018年12月に多言語サイト「Cruisebookjapan」を立ち上げておりますが、現在は業績への貢献はわずかであります。注力マーケット(言語)の選定、マーケティング施策の投入を行い、計画的な事業展開、業績貢献の見通しを立てることが必要であると考えております。語学が堪能な人材、海外WEBマーケティングに長けた人材など、外国人も含めたグローバル人材の採用に力を入れてまいります。

c. 人材の確保及び育成
当社グループの事業を拡大していくためには、オンラインで予約完結する利便性の高いウェブサイトを構築する優秀なエンジニアの確保と、オンライン受付では対応できないニーズに応えるための、クルーズの案内に高い専門性を持ったスタッフの確保と育成が重要な課題であると認識しております。
当社グループでは、船会社とのAPI連携や、WEBサイトの新機能開発など実サービスの開発の中でエンジニアに対して多くの教育機会を設けており、旅行部のスタッフについても、船会社による座学研修や、入社後随時行われる乗船研修などの教育を通じて接客対応の知識習得の機会を設けておりますが、エンジニアの能力向上と、専門性の高い接客対応に関する育成を引き続き強化してまいります。

d. マーケティングの進化
スマートフォン、タブレットなどの情報端末の進化、日常へのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の浸透、新たなオンラインメディアの登場などにより、消費者のインターネット上での購買行動が変化していくことが予想されます。その結果、中長期的にはこれまでのインターネット上での広告手法や外部ポータルサイトを通じての集客が通用しなくなり、これまでとは異なるマーケティング手法への迅速な対応が課題であると認識しております。
当社グループでは、SEO対策、リスティング広告、ディスプレイ広告、SNSなど様々なマーケティング手法をできる体制を構築してまいりましたが、今後も、現在の手法にとらわれることなく新たなマーケティング方法を模索してまいります。

e. ブランドの認知度向上
旅行商品は、個人消費の中でも比較的単価が大きいこともあり、旅行会社の選択には旅行会社の信頼性および信用力も重要な要素であり、また、業務提携や仕入れなどの対法人取引、条件交渉に際しても、当社グループの信頼性および信用力が重要な要素となります。当社グループの提供するサービスの利用拡大と、継続的な企業価値の向上を実現していくには、当社グループの知名度の向上、信頼性および信用力の向上が重要な課題であると認識しております。
当社グループのブランド認知及び信頼性を高めるため、費用対効果を見極めながら、コーポレートサイトでの情報発信やメディアへの露出など、積極的な広告宣伝活動、広報活動に取り組んでまいります。

f. リピーター顧客の強化
当社グループでは、クルーズ市場の拡大に合わせて、クルーズ旅行をはじめて体験する新規顧客の獲得に注力してまいりました。クルーズ市場の拡大、認知の向上のため、引き続き新規顧客を対象としたマーケティング活動を行いますが、当社グループの安定的かつ継続的な事業拡大のため、これまで当社グループを利用した顧客に継続的に利用してもらうための施策を強化することが重要な課題であると認識しております。
既存顧客のニーズに合った旅行提案を行うことや、リピーター向けの割引や特典の付与などで積極的な囲い込みを行い、顧客基盤の強化を進めてまいります。

g. 新規事業の強化
2021年4月にバスツアー予約サイト「ベストワンバスツアー」を、2021年10月にホテル・旅館予約サイト「ベストワン宿泊予約」を、2022年1月にオリジナル国内ツアー予約サイト「ベストワン国内ツアー」を、2022年7月に航空券・新幹線+ホテル・旅館を自由に組み合わせられる国内旅行予約サイト「ベストワン国内ダイナミックパッケージ」、2023年5月に国内航空券予約サイト「ベストワン格安航空券」をリリースいたしました。これらのWEBサイトにおいて、これまでのクルーズ事業で培ったベストワンブランドとは別で新たにブランディングしていく必要があり、WEBサイトへの集客が喫緊の課題となります。今後、広告戦略等のマーケティング活動を強化し、これら国内旅行関連予約サイトのドメインパワー強化を図ってまいります。また、М&Aによる新たな領域への進出も試みたいと考えております。
事業等のリスク
3 【事業等のリスク】
以下において、当社グループの事業展開その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしも、そのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えております。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。

(1) 旅行市場について
旅行市場は、国内では観光庁主導のもと市場拡大へ向けた様々な施策が行われております。当社グループは、日本及び急速に成長するアジアをはじめとする世界の旅行市場は今後も中長期的に拡大していくものと想定しております。
しかしながら、日本を含めて世界的な感染症の発生・蔓延、天候の変動、及び景気の悪化等により社会的に消費者の旅行に対する意欲が減退した場合、テロや戦争などの世界情勢の変化や自然災害、事故等による観光インフラへの被害が起きた場合、急激な為替相場変動による世界情勢の混乱等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(2) 電子商取引の普及について
世界における電子商取引は、インターネットの普及およびスマートフォンやタブレット端末の浸透による利便性の向上に伴い、市場規模が拡大しております。国内旅行会社のインターネット販売比率も上昇傾向にあり、世界の旅行市場でもオンライン販売の比率は高い水準にあります。
当社グループでは、今後も電子商取引が発展し、インターネット販売比率の上昇傾向が継続すると見込んでおります。
しかしながら、電子商取引に関する新たな規制の導入や、技術的障害、セキュリティ事故、外部環境の変化等により、当社グループの想定どおりに電子商取引の普及が進まない場合には、当社グループの事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。

(3) 競合他社の影響について
クルーズ旅行は、大手を含めた総合旅行会社の多くが、数ある旅行商品の一部として販売を行っております。そのような中、当社グループは、旅行商品の中でもクルーズ旅行に専門特化して多くの商品提案を行うことにより、顧客の選択肢を広げ、専門的なサポートを提供し、顧客からの評価を獲得してまいりました。また、船会社との協力関係により、独自の仕入れルートも構築しております。
しかしながら、有力な競合企業や新興のベンチャー企業が、その資本力、営業力、技術力等を活用してクルーズ商品の販売に取り組み、当社の想定している以上に競争が激化した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(4) インターネットの直販化について
当社グループは、主に船会社から乗船券を仕入れて販売を行っております。近年のインターネットの発達により、航空券予約やホテル予約などでは、エンドユーザーへの直販が年々増加傾向にあります。一方、国内のクルーズ乗船券販売においては、商品認知も低いことから、旅行代理店のサポートを前提とした販売がその多くを占めています。
そのような中、当社グループでは、船会社横断での検索や一覧、圧倒的な選択肢の数など、直販サイトでは実現が難しい部分での利便性を高め、成長を図ってまいります。
しかしながら、他の旅行商品に見られるように、クルーズに習熟した旅行者が増え、船会社サイトでの直接購入を嗜好する旅行者が増えた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(5) システム障害について
当社グループのサービス提供は主にインターネット環境において行われております。そのため、当社グループはサービスの安定供給を図るためのセキュリティ対策と、コンピューターウイルス等の侵入やハッカーによる妨害等を回避するために必要と思われる対策をとっております。
しかしながら、あらゆる可能性を想定して対策を施すことは困難であり、当社グループの想定しないシステム障害やサービスの妨害行為等が発生した場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(6) 個人情報保護について
当社グループは、サービスの提供に際して顧客の個人情報(氏名、メールアドレス、生年月日、性別、住所、電話番号等)を取得し、サーバー上で適切に管理しております。
顧客のプライバシー保護を重要な経営課題の一つと位置づけ、「プライバシーポリシー」および「個人情報保護規程」を定め、適切な保護措置を講じる体制の整備を進めております。その取組みの一環として、2019年5月に一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)より「プライバシーマーク」の認定を取得し、以降も継続して更新を行っております。
しかしながら、サイバー攻撃、不正アクセス、人的ミス等により個人情報が外部に流出した場合には、当社グループの信用や顧客の信頼を損なうおそれがあり、事業および業績に影響を及ぼす可能性があります。

(7) 既存事業拡充及び新規事業展開について
当社グループは今後、既存サイトの機能追加や他社との提携による顧客基盤の拡大、国内旅行事業の強化およびM&Aを通じた新分野への進出等により、事業の拡大を図る方針です。
しかしながら、これらの施策が安定的に収益を生み出すまでには一定の時間を要することが見込まれ、当面は投資負担の増加等により収益が一時的に悪化する可能性があります。
また、これらの新規事業や提携等が必ずしも当社グループの想定どおりに推移しない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(8) 在庫リスクについて
当社グループが行う取引は、顧客の予約に対して仕入を行う受注発注型がメインではございますが、在庫を伴うチャータークルーズの催行や船会社主催クルーズのキャビン買取等により、独自商品の企画やリピーターの囲い込みを積極的に行うことを、成長戦略のひとつとし、直近でその比率を高めてまいりました。
実施においては、過去の販売統計分析から十分な計画を基に仕入を行い、当社のマーケティングや販売ノウハウを駆使した販売を行いますが、予測不能な市場環境の変化等により、計画を大きく下回る販売となった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

(9) 法的規制について
当社グループの運営しているオンライン旅行サイトは旅行業法第2条に定める旅行業に該当し、当社は、第一種旅行業者の登録を行っており、5年毎の更新が義務付けられております。当社が旅行業法第6条で定める登録拒否事由に該当して更新を行うことができない場合、または、旅行業法第19条で定める登録取消事由に該当した場合には、登録の取消しもしくは営業の停止等を命じられる可能性があります。当社には、現時点において登録の取消し等の事由となる事実はないと認識しておりますが、何らかの理由によりこの資格の登録拒否事由等が生じた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
当社の旅行業に関する登録事項は以下の通りです。

登録区分

登録番号

有効期限

登録行政庁

第1種旅行業

1980号

2025年12月13日

観光庁

また、当社グループの行うオンライン事業においては、知的財産法、不当景品類及び不当表示防止法、特定商取引に関する法律等による法的規制を受けております。
当社グループは、社内の管理体制の構築等によりこれら法令を遵守する体制を整備しておりますが、万一、これら法令に違反する行為が行われた場合若しくは、やむを得ず遵守できなかった場合あるいは行政機関によって当社グループ事業に関わる法令等による規制の改廃や新設が行われた場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(10) 特許等知的財産権について
当社グループは第三者の知的財産権を侵害しないように常に留意するとともに、必要に応じて弁護士等の専門家を通じて調査しておりますが、第三者の知的財産権を侵害する結果が生じる可能性は皆無ではありません。
そのため、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、当該第三者から損害賠償請求及び使用差止請求等の訴えを起こされ、結果として当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(11) 訴訟発生リスクについて
当社グループでは、コンプライアンス規程及びリスク管理規程を制定し、役職員に対して当該規程を遵守させることで、法令違反等の発生リスクの低減に努めております。しかしながら、当社グループ及び役職員の法令違反等の有無に関わらず、当社グループが扱う乗船券やクルーズツアーにおいてトラブルが生じ、訴訟に発展する可能性があります。提起された訴訟の内容及び結果によっては、多大な訴訟対応費用の発生や企業ブランドイメージの悪化等により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(12) 代表者への依存について
当社グループ創業者の実弟である澤田秀太は、これまで当社グループの代表取締役として、当社グループの経営方針や事業戦略の決定及びその遂行において中心的な役割を果たしてまいりました。
この度、同氏は、2025年10月27日開催の第20期定時株主総会及び当該株主総会終了後に開催された取締役会決議を経て、代表取締役会長から取締役会長へ異動いたしました。
当社グループでは、取締役会をはじめとする経営会議体の機能強化や役員・従業員間の情報共有体制の整備を進めており、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を図っております。したがって、当該異動により直ちに経営上の支障が生じるものではないと考えておりますが、今後の事業環境や経営体制の変化等により、同氏の関与度合いの変化が当社グループの事業運営や業績に影響を及ぼす可能性があります。

(13) 小規模組織であること並びに優秀な人材の確保及び育成について
当社グループは人数規模が小さく、内部管理体制もこのような規模に応じたものとなっております。
当社グループは、今後の事業拡大及び事業内容の多様化等に対応するために、人員の強化及び内部管理体制の充実を図る予定ではありますが、人材の採用等が予定どおり進まなかった場合、または既存の人材が社外に流出した場合、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
また、当社グループは未だ成長途上にあり、会社運営を円滑に遂行する上で、優秀な人材を適切な時期に確保し、育成する必要があります。そのような人材が適切に確保できなかった場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。

(14) 為替リスクについて
当社グループは、旅行商品の中でも海外旅行の取扱いを主としており、旅行代金の決済に際し外貨建ての取引を行っていることから、外国為替の影響を受けます。仕入価格決定時の為替を基に旅行代金を確定するなど、為替リスクの軽減に努めていますが、完全に回避できるものではありません。

① 円貨換算の変動
具体的には、円高になった場合、仕入価格、売上ともに円貨換算の価格は減少し、売上総利益も減少するため、マイナスの影響を与える可能性があります。逆に円安となった場合は、仕入価格、売上ともに増加し、売上総利益も増加することから業績改善につながる可能性があります。

② 予約傾向による影響
円高時には旅行代金が値下がりすることから、海外旅行の申込みが増加する傾向にあり、当社グループの業績改善につながる可能性があります。逆に円安時には海外旅行の申込みが低調となる傾向があり、業績にマイナスの影響が生じる可能性があります。

(15)業績の季節変動について
当社グループは旅行商品を取扱っているため、従来はお客様が長期休暇を取得しやすい時期に旅行の実施が集中し、売上高が4月から9月に偏重する傾向がありました。
しかしながら、近年は、冬季の那覇発着クルーズなど新たな運航スケジュールが拡充し、年間を通じた需要が拡大しております。これにより、売上の季節変動は相対的に緩和しつつあり、直近期では四半期ごとの売上高が概ね均衡しています。
もっとも、クルーズ市場全体としては依然としてオンシーズン・オフシーズンの差が存在し、配船状況や需要動向によっては業績に季節的な変動が生じる可能性があります。

第19期連結会計年度(自 2023年8月1日 至 2024年7月31日)

第1四半期
連結会計期間

第2四半期
連結会計期間

第3四半期
連結会計期間

第4四半期
連結会計期間

通期

売上高(千円)

895,621

372,505

755,515

1,113,517

3,137,160

第20期連結会計年度(自 2024年8月1日 至 2025年7月31日)

第1四半期
連結会計期間

第2四半期
連結会計期間

第3四半期
連結会計期間

第4四半期
連結会計期間

通期

売上高(千円)

516,476

513,552

536,524

977,290

2,543,844

(16) 広告宣伝費について
当社グループの事業では、広告を掲載することで集客が図られ売上が増加することから、広告宣伝費は重要な投資であると認識しております。当社としましては、広告宣伝費の支出に関しては、費用対効果を測定し、最適な広告宣伝を実施するように努めておりますが、市場動向、競合動向などの事由により広告宣伝費に対する費用対効果を期待通り得られない場合には、収益性を低下させるなど、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

(17) 配当政策について
当社グループは、経営基盤の長期安定化に向けた財務体質の強化および事業の持続的な成長を図るため、内部留保の充実を重要な経営課題と位置づけております。
一方で、株主の皆様への利益還元も重要な経営方針の一つと認識しており、前期において当社グループとして初めて金銭による配当を実施いたしました。
今期においても、業績の動向や今後の成長投資とのバランスを総合的に勘案したうえで、前期に引き続き配当を行うこととしております。

(18) のれんの減損に関するリスク
当社グループは2025年7月末時点で29,254千円ののれんがあります。「固定資産の減損に係る会計基準」では、減損の兆候が認められる資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回った場合に帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減額した当該金額を減損損失として計上することとされています。今後事業の収益性が著しく低下し減損損失の計上が必要になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(19) 感染症拡大に関するリスク
当社グループは、過去に新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、大きな影響を受けました。現在は概ね正常化しておりますが、今後、新たな感染症の発生や感染症拡大に伴う行動制限、運航中止、入国制限等が生じた場合には、クルーズ送客数や旅行需要に影響を及ぼし、当社グループの業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
役員の状況・略歴
(2) 【役員の状況】

① 役員一覧
 男性8名 女性1名(役員のうち女性の比率11.1%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有
株式数(株)

取締役
会長

澤田 秀太

1981年11月2日

2005年4月

日興コーディアル証券株式会社(現SMBC日興証券株式会社)入社

2006年6月

澤田ホールディングス株式会社取締役

2007年9月

エイチ・エス証券株式会社(エイチ・エス証券分割準備株式会社より商号変更)取締役

2012年2月

当社代表取締役社長

2016年7月

株式会社ファイブスタークルーズ代表取締役会長(現任)

2018年12月

株式会社えびす旅館代表取締役(現任)

2020年1月

株式会社エイチ・アイ・エス取締役(現任)

2022年4月

当社代表取締役会長

2025年10月

当社取締役会長(現任)

(注)4

477,700

 代表取締役
社長

野本 洋平

1977年8月5日

2003年4月

国土交通省関東運輸局入局

2009年2月

当社入社

2014年8月

当社取締役旅行部長

2022年1月

当社常務取締役旅行部長

2022年4月

当社代表取締役社長(現任)

(注)4

8,300

取締役
 経営管理本部長

田渕 竜太

1988年7月6日

2011年11月

当社入社

2018年11月

当社旅行部 企画リーダー

2019年2月

株式会社ファイブスタークルーズ取締役(現任)

2019年10月

当社取締役

2020年2月

当社取締役経営管理本部長(現任)

(注)4

2,000

取締役
管理部長

米山 実香
(注)3

1978年6月2日

2002年4月

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ入社

2005年9月

当社設立 代表取締役社長

2012年2月

当社取締役

2014年8月

当社監査役

2016年10月

当社取締役管理部長(現任)

(注)4

122,200

取締役

小川 隆生

1980年10月10日

2005年4月

株式会社リクルート(現株式会社リクルートホールディングス)入社

2007年7月

株式会社ベンチャー・リンク入社

2009年1月

株式会社メディアキッチン設立

代表取締役

2013年1月

株式会社幕末(現イシン株式会社)入社

2014年2月

当社入社

2014年8月

当社取締役経営企画部長

2016年7月

株式会社ファイブスタークルーズ取締役(現任)

2016年10月

当社取締役経営管理本部長兼経営企画部長

2019年11月

株式会社クランチスタイル(現ユーザーライク株式会社)監査役

2020年2月

当社取締役(現任)

2020年8月

リーズンホワイ株式会社(現スペシャリスト・ドクターズ株式会社)取締役経営管理部長

2021年9月

ユーザーライク株式会社入社 執行役員(現任)

(注)4

 13,100

取締役

高木 洋平
(注)2

1979年8月8日

2006年10月

弁護士登録(第一東京弁護士会)

2006年10月

LM法律事務所入所

2013年1月

LM法律事務所(現LM虎ノ門南法律事務所)パートナー(現任)

2017年12月

当社取締役(現任)

(注)4

500

監査役
(常勤)

松尾 昭男
(注)1

1952年3月16日

1974年4月

安田火災海上保険(現損保ジャパン)(株)入社

2005年5月

エイチ・エス損害保険プランニング(現エイチ・エス損害保険)(株)代表取締役社長

2011年4月

エイチ・エス少額短期保険(株)取締役

2015年9月

エイチ・エスサポートセンター(株)取締役

2017年8月

エイチ・エス損害保険(株)代表取締役会長

2019年6月

同社取締役相談役

2020年10月

当社常勤監査役(現任)

(注)5

100

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

監査役

野村 宜弘
(注)1

1974年8月15日

1999年10月

青山監査法人入所(2000年4月合併により中央青山監査法人に名称変更)

2005年9月

金融庁証券取引等監視委員会入庁

2010年11月

あらた監査法人(現PwC Japan 有限責任監査法人)入所

2011年12月

野村宜弘公認会計士事務所開業(現任)

2012年12月

野村宜弘税理士事務所開業(現任)

2016年10月

当社監査役(現任)

(注)6

500

監査役

髙梨 良紀
(注)1

1982年9月9日

2005年12月

新日本監査法人(現EY新日本有限責任監査法人) 入所

2014年1月

東邦監査法人 入所

2016年9月

東邦監査法人パートナー

2017年10月

当社監査役(現任)

2021年7月

オリエント監査法人パートナー(現任)

(注)6

500

計

624,900

(注) 1.監査役松尾昭男、野村宜弘及び髙梨良紀は、社外監査役であります。
2.取締役高木洋平は、社外取締役であります。
3.取締役米山実香は取締役会長澤田秀太の実姉であります。
4.2025年10月27日開催の定時株主総会終結の時から選任後2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
5.2024年10月30日開催の定時株主総会終結の時から選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
6.2025年10月27日開催の臨時株主総会終結の時から選任後4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。
7.2018年2月8日付で普通株式1株につき60株の割合で株式分割を行い、また2019年2月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。

② 社外役員の状況
当社の社外取締役は1名、社外監査役は3名であります。
社外取締役高木洋平氏は、弁護士として豊富な知識及び経験を有しており、その知識経験に基づき、業務執行に関する意思決定等を行っております。当社と社外取締役高木洋平氏との間には、人的・資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役松尾昭男氏は、他の企業の取締役経験者として多面的な企業経営の知見、財務及び会計に関する知識や経験を有しており、その知識・経験に基づき、議案審議等に関し適宜助言または提言ができると判断しております。当社と社外監査役松尾昭男氏との間には、人的・資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役野村宜弘氏は、公認会計士として財務及び会計に関する高度な知見を有しており、その知識経験に基づき、議案審議等に関し適宜助言または提言を行っております。当社と社外監査役野村宜弘氏との間には、人的・資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役髙梨良紀氏は、公認会計士として財務及び会計に関する高度な知見を有しており、その知識経験に基づき、議案審議等に関し適宜助言または提言を行っております。当社と社外監査役髙梨良紀氏との間には、人的・資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
また、当社では社外役員を選任するための独立性に関する基準または方針について特段の定めはありませんが、経験、当社との関係から個別に判断し、当社からの独立性を確保できるものを候補者として選任することとしております。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外監査役は、常勤監査役から内部監査担当者及び会計監査人との連携状況についての報告を受け、必要に応じて内部監査担当者、会計監査人との相互連携を図るとともに、管理部との連携を密にして経営情報を入手しております。
社外取締役を含む取締役は、適宜監査役との会合を持ち、意思疎通を図っております。
沿革
2 【沿革】
当社の創業者である米山実香(現 取締役管理部長)は2005年9月に国内外のクルーズ乗船券の販売を目的とした株式会社ベストワンドットコムを設立いたしました。その後、2012年2月に代表取締役社長を米山実香から澤田秀太に変更し、2022年4月以降は代表取締役会長澤田秀太および代表取締役社長野本洋平の2名による代表体制を採用してまいりました。そして、2025年10月27日付で、澤田秀太が代表取締役会長から取締役会長に異動し、当社は野本洋平1名による代表取締役体制へと移行いたしました。
当社設立以後の当社グループに係る沿革は、次のとおりであります。

年 月

事 項

2005年9月

国内外のクルーズ乗船券の販売を目的とした株式会社ベストワンドットコムを渋谷区松濤に資本金1,050万円で設立

2005年12月

東京都へ第3種旅行業登録(東京都知事登録旅行業第3-5693号)

2006年1月

オンライン旅行予約サイト「ベストワンクルーズ」運用開始

2014年9月

ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON」オープン

2014年12月

観光庁へ第1種旅行業に変更登録(観光庁長官登録旅行業第1980号)し、自社企画旅行を販売開始
一般社団法人日本旅行業協会(JATA)へ加盟

2016年3月

株式会社ファイブスタークルーズ(現連結子会社)を完全子会社化

2017年8月

本社を新宿区富久町に拡大移転

2018年4月

東京証券取引所マザーズに当社株式上場

2018年12月

株式会社えびす旅館(現連結子会社)を完全子会社化

2019年5月

プライバシーマーク取得

2020年7月

国内旅行事業の開始

2021年2月

一般社団法人東京都旅行業協会への加盟及び全旅クーポン会への入会

2021年4月

バスツアー専門サイト「ベストワンバスツアー」オープン

2021年10月

ホテル・旅館専門予約サイト「ベストワン宿泊予約」オープン

2021年11月

後払い決済ができるホテル予約サイト「minute」を事業譲受

2022年1月

オリジナル国内ツアー専門予約サイト「ベストワン国内ツアー」オープン

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所グロース市場に移行

2022年7月

国内旅行予約サイト「ベストワン国内ダイナミックパッケージ」オープン

2023年4月

共同運航での初めてのチャータークルーズ(MSCベリッシマ横浜発着)を実施

2023年5月

国内旅行予約サイト「ベストワン格安航空券」オープン

2024年6月

当社単独での初めてのチャータークルーズ(コスタセレーナ金沢発着)を実施

2025年6月

2度目の当社単独チャータークルーズ(コスタセレーナ金沢発着)を実施

役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第20期(2024/08/01-2025/07/31)

    ID S100WW3R2025-10-27書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第19期(2023/08/01-2024/07/31)

    ID S100ULQO2024-10-30書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第18期(2022/08/01-2023/07/31)

    ID S100RZZX2023-10-25書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第17期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)

    ID S100PBLY2022-10-26書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第16期(令和2年8月1日-令和3年7月31日)

    ID S100MI2F2021-10-27書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    訂正有価証券報告書-第15期(令和1年8月1日-令和2年7月31日)

    ID S100K0GI2020-11-18書類を開く

XBRL から抽出: 47 / 他の開示値から算出: 1

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