テノ.ホールディングス株式会社テノ.ホールディングス7037東証スタンダードサービス業2025年12月期, 連結, 日本基準
テノ.ホールディングスの売上の約75%は「保育事業」から。ほかに「生活関連支援事業」・「介護事業」などで稼いでいます。
売上100円あたり約3円が営業利益として残ります。
前期から売上は+13.2%、営業利益は+225.3%。
数字で見ると
2025年12月期、営業CFは純利益の9.4倍
2025年12月期、事業利益の96%を1事業が占める
2025年12月期、提出会社給与が5年で+37%
開示された数値から自動で作った要約
2025年12月期の数字(書類の提出日 2026-03-19)
テノ.ホールディングスが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。
年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。
2020年12月期 → 2025年12月期
売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。
同じ事業キーを接続し、キーの異なる事業は新設・再編として表示。帯の太さは売上構成比。
前期比(2024年12月期 → 2025年12月期)
従業員数(連結) +2.5% · 売上(連結) +13.2%
| 指標 | 21/12 | 22/12 | 23/12 | 24/12 | 25/12 |
|---|---|---|---|---|---|
| 従業員数(連結) | 1,885 | 1,903 | 1,956 | 2,059 | 2,110 |
| 平均年間給与(提出会社・単体) | 380万円 | 400万円 | 443万円 | 462万円 | 522万円 |
| 平均年齢(単体) | 33.1歳 | 34.2歳 | 35.0歳 | 37.7歳 | 40.5歳 |
| 平均勤続年数(単体) | 2.3年 | 2.7年 | 3.5年 | 4.5年 | 4.5年 |
1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。
この会社が出てくる業界地図。
2025-12-31 ※「資産管理口」は投資信託や年金などの株をまとめて預かる名義で、実際の持ち主(機関投資家など)ではありません。
直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。
点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。
同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。
| 会社 | 決算期 | 売上高 | 本業利益率 | 純利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 株式会社テノ.ホールディングス | 2025 | 181億円 | 3.5% | 0.6% | 17.3% |
| 株式会社さくらさくプラス | 2025 | 184億円 | 6.2% | 3.3% | 43.9% |
| 株式会社京進 | 2026 | 203億円 | 2.4% | 0.3% | 17.7% |
| AIAIグループ株式会社 | 2026 | 146億円 | 7.6% | 4.2% | 12.1% |
| 株式会社Smile Holdings | 2026 | 145億円 | 2.5% | 1.5% | 36.8% |
時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。
テノ.ホールディングスは2015年設立の介護の会社です。連結の従業員は2,110人。東証スタンダードに上場しています。
出典: 有価証券報告書(S100XRYQ、2026年3月19日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。
会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。
提出日 2026-03-19 · 書類 S100XRYQ
3【事業の内容】 当社グループは、純粋持株会社である当社、連結子会社の株式会社テノ.コーポレーション、オフィス・パレット株式会社、株式会社フォルテ、株式会社ホームメイドクッキング、セーフティージャパン・リスクマネジメント株式会社、株式会社ウイッシュ、株式会社子育てサポート、株式会社飛翔、株式会社愛翔会により構成されており、各社の事業は以下のとおりとなります。 テノ.コーポレーション 保育事業における認可保育所及び小規模認可保育所の運営 院内、事業所内や学童保育等受託保育所の運営 認可外保育所の運営 幼稚園や保育所に対する保育人材の派遣、ベビーシッターサービスの提供、 ハウスサービスの提供、テノスクール(tenoSCHOOL)の運営 結婚相談所事業「テノマリ」の運営 プラットフォームサイト「保活アシスト」の運営 オフィス・パレット 保育事業における認可保育所の運営、その他のベビーシッターサービスの提供 フォルテ及び飛翔、愛翔会 住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の運営 デイサービスの運営、訪問介護の運営、訪問看護の運営 ウイッシュ 児童発達支援・放課後等デイサービスの運営 子育てサポート 児童発達支援・放課後等デイサービスのフランチャイズ事業 ホームメイドクッキング 生活関連支援事業における手づくり総合教室「ホームメイドクッキング」の運営 セーフティージャパン・リスクマネジメント 生活関連支援事業における少額短期保険業 当社グループは、「もっと愛情を・・・もっと安心を・・・「手の」ぬくもりまでも伝えたい」という創業以来の熱い想いを社名である「テノ.」に込めており、『手の』ぬくもりで、安心する社会を創造する、を当社のPurposeとして掲げております。 当社グループは、以下を経営理念として、事業展開を行っております。 「私たちは、女性のライフステージを応援します。」 「私たちは、相手の立場に立って考えます。」 「私たちは、コンプライアンスを推進します。」 「私たちは、事業を通して社会貢献致します。」 当社グループは、“女性”が育児をしても、家事をしても、介護をしてもなお、働き続けるためには、「いったい何が必要なのか」を基本に事業展開してまいりました。たくさんの選択肢の中から、「より私らしく」と願う女性たちに対してサービスを提供することを事業コンセプトとしております。 以下に示す区分はセグメントと同一の区分であります。 (1)保育事業 保育事業は、公的保育、受託保育、その他保育に分類されます。 児童福祉法第39条第1項において保育所は、保育を必要とする乳児・幼児を日々保護者の下から通わせて保育を行うことを目的とする施設(利用定員が二十人以上であるものに限り、幼保連携型認定こども園を除く。)と定義されております。保育所は、児童福祉法第35条第4項に基づき、厚生労働省が定めた認可設置基準の要件を満たし、都道府県知事(政令指定都市については市長)が認可した認可保育所と、認可保育所以外の保育所である認可外保育所に大別されております。 公的保育では、主に国の社会課題となっている待機児童解消に貢献することを目的に事業展開を行ってまいりましたが、令和7年からは待機児童問題が解消されつつあり、待機児童を中心とした「保育の量の拡大」から「質の高い保育の確保・充実」などの保育政策の新たな方向性が示されています。 当社グループでは、2025年12月31日現在で、首都圏を中心に認可保育所及び小規模認可保育所66施設(地域別では、首都圏39施設、九州エリア13施設、関西東海エリア14施設。)を直営で運営しております。一部の保育所を除き、「ほっぺるランド」というブランド名で認可保育所を展開しております。また、オフィス・パレットにおいては、認可保育所では「こととも保育園」、小規模認可保育所では「ちいさなおうちえん」のブランド名で展開しております。 認可保育所の契約形態としては以下のとおりです。 [認可保育所] 受託保育は、女性の就業率が高まる中で、病院や企業等も人材確保のために保育サービスが必要となってきたことを背景に、そこに勤める従業員の「仕事」と「子育て」の両立支援を目的に事業展開を行っております。受託保育は主に事業所内保育と企業主導型保育、学童保育に分けられ、以下にその他の内容を記載しております。 事業所内保育所は、自治体の関与のもと、病院や企業等が事業所の中で保育所を開設する際にその運営を受託するものであります。 企業主導型保育所は、企業が従業員のために作り、直接運営を行う認可外の保育所であり、その現場の運営を受託するものであります。 学童保育所は、児童福祉法第6条の三第2項において、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校児童に対して、授業の終了後に児童厚生施設等の施設(保育所)を利用して適切な遊び及び生活の場を与えることにより、その健全な育成を図る事業と定められております。各自治体より学童保育指定管理を受託し、運営を行っております。 また、福岡市放課後等の遊び場づくり事業実施要綱に基づき、放課後等の学校施設を利用して、安心して自由に遊びができる場や機会をつくる「福岡市放課後等の遊び場づくり事業(通称:わいわい広場)」についても受託いたしております。 当社グループでは、2025年12月31日現在で、事業所内保育所84施設、企業主導型保育所45施設、学童保育所79施設、わいわい広場33施設(地域別では、九州エリア211施設、関西東海エリア21施設、首都圏7施設、その他2)、合計241施設を受託して運営しております。 受託保育所と学童保育所の契約形態としては、以下のとおりです。 [受託保育所] [学童保育所] その他保育では、企業主導型保育施設(認可外保育所)「『保育園テトテ』(やくいん、ひらお、ちはや)」、KDI(Kids Duo International)福岡アイランドシティ(認可外保育所)、地域型保育事業施設等を、2025年12月31日現在、九州エリアで6施設、関西東海エリアで1施設、合計7施設を直営で運営しております。 (2)介護事業 介護事業は高齢者介護と障がい福祉に分類されます。 高齢者介護では、急速に進展する高齢化により介護サービスへの需要が年々増加しております。当社グループは、その高まる社会的ニーズに応えること、また家族の介護で悩み働く女性に対して「仕事」と「介護」の両立支援を行うことを目的に事業展開を行っております。介護施設の運営に関しては、利用者との施設利用契約及びサービス契約書、訪問介護計画等に基づき、利用者に対して居室及び食事等のサービスや各種介護サービス等の提供を行っております。 障がい福祉では、2012年に児童福祉法が一部改正され放課後等デイサービスが新設されて以降、需要は増加基調で推移しております。当社グループでは、障害を持つ子どもたちやその家庭に対する支援の強化とサービスの質向上を求める社会的ニーズに応えるべく、2024年12月期より事業を開始いたしました。 2025年12月31日現在で、高齢者介護では15施設(デイサービス3施設、住宅型有料老人ホーム9施設、サービス付高齢者向け住宅2施設、特定施設入居者生活介護老人ホーム1施設)、障害福祉では児童発達・放課後等デイサービス12施設を運営しております。 介護施設及び障がい福祉の契約形態は以下のとおりです。 [高齢者介護] [障がい福祉] (3)生活関連支援事業 生活関連支援事業では、女性のライフステージにおいて子育てや介護以外にもある、多種多様な困りごとの解決や、女性やその家族がより幸福な生活を送ることができるように、幅広く支援することを目的として、料理教室の運営と少額短期保険業の事業展開を行っております。 料理教室は、手づくり総合教室「ホームメイドクッキング」というブランド名で展開を行っており、パン・ケーキ・ホームクッキング等の多様な料理に関する講座を提供しております。 当社グループでは、2025年12月31日現在で、全国で55校の料理教室を直営で運営しております。 料理教室の契約形態としては以下のとおりです。 [料理教室] 少額短期保険業は、不動産賃貸・管理会社等の販売代理店を通して賃貸住宅の入居者に対し、生活の安心を提供する少額短期保険商品の開発・販売を行っています。取扱いの保険商品としては家財保険であり、賃貸住宅に入居中の事故により生じた家財の損害、自己負担した賃貸住宅の修理費用、賃貸住宅の貸主または他人への賠償責任を補償する「賃貸くらし安心保険プラス」を販売しております。 少額短期保険業の契約形態としては以下のとおりです。 [少額短期保険業] (4)その他 上記の事業のほかに、女性の育児・家事・介護を支援する家庭総合サービスとして幼稚園や保育所等に対する保育人材の派遣、ベビーシッターサービスの提供、ハウスサービスの提供、テノスクール(tenoSCHOOL)の運営、結婚相談所事業「テノマリ」の運営、プラットフォームサイト「保活アシスト」の運営等を行っております。 ベビーシッターサービスでは、生後2ヶ月から12歳までの児童を対象に、保育サービスを提供しております。当社グループで働くベビーシッターは、保育士・幼稚園教諭等の有資格者及び当社グループが運営する「ベビーシッター養成講座」の修了者に限定しており、品質の高いサービス提供の維持・向上に注力しております。 また、室内清掃やペットの世話など家事全般のサービスを提供するハウスサービスも提供しております。さらに、「保育士総合講座」や「ベビーシッター養成講座」等を開催するテノスクール(tenoSCHOOL)、結婚相談所事業「テノマリ」を運営しております。 さらに、これまでのテノスクール(tenoSCHOOL)の運営で蓄積されたノウハウを、当社グループ内における人材育成にも活用していることや多くの自治体の研修事業の運営受託を獲得できていることにも繋がっております。2020年7月からはオンラインによる「保育士講座(保育士資格取得支援のための講座)」を開始し、サービス拡充に注力しております。 2021年11月からスタートした結婚相談所事業「テノマリ」は、「仕事をばりばりこなしながらいい人に出逢いたい。」、「婚活は頑張りたいけど趣味の時間も大切にしていきたい」、「将来は子どもを育てながら共働きで頑張りたい」という皆さまが思い描くライフプランの実現をサポートすることを目的として事業運営を開始しております。 2022年5月からスタートしたプラットフォームサイト「保活アシスト」は、「保護者さまと保育施設とをつなぐ「場」(プラットフォーム)」であり、保活にかかる負担を軽減し、保護者さま・保育施設の双方の課題解決を目的として事業運営を開始しております。 当社グループが運営する保育施設等の施設数推移は以下のとおりであります。なお、当社設立前は、テノ.コーポレーションにて運営をしております。 (単位:施設) 保育事業 介護 事業 生活 関連 支援 事業 施設 合計 公的保育 受託保育 その他 認 可 保育所 認 証 保育所 小計 受 託 保育所 学 童 保育所 わいわい 広 場 小計 2008年2月期末 - - - 14 7 - 21 2 - - 23 2009年2月期末 - - - 23 7 - 30 2 - - 32 2010年2月期末 - - - 29 11 - 40 2 - - 42 2011年2月期末 1 4 5 34 31 - 65 2 - - 72 2012年2月期末 1 7 8 40 31 10 81 2 - - 91 2013年2月期末 1 9 10 48 32 19 99 2 - - 111 2014年2月期末 2 10 12 60 42 21 123 2 - - 137 2015年2月期末 7 10 17 72 46 24 142 2 - - 161 2015年12月期末 15 10 25 76 48 24 148 2 - - 175 2016年12月期末 28 11 39 77 51 24 152 2 - - 193 2017年12月期末 40 9 49 99 51 24 174 1 - - 224 2018年12月期末 47 6 53 143 32 25 200 5 - - 258 2019年12月期末 49 2 51 141 33 31 205 6 - - 262 2020年12月期末 61 1 62 142 51 32 225 5 2 - 294 2021年12月期末 64 - 64 130 56 32 218 5 2 - 289 2022年12月期末 65 - 65 130 59 32 221 6 7 56 355 2023年12月期末 66 - 66 125 69 33 227 6 7 56 362 2024年12月期末 66 - 66 127 62 33 222 7 18 55 368 2025年12月期末 66 - 66 129 79 33 241 7 27 55 396 (注)1.2015年12月期につきましては決算期の変更に伴い、変則決算(10ヶ月)となっております。 (事業系統図) なお、当社は特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結ベースの計数に基づいて判断することとなります。
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社グループは、以下の経営理念を掲げて事業展開を行っております。 「私たちは、女性のライフステージを応援します。」 「私たちは、相手の立場に立って考えます。」 「私たちは、コンプライアンスを推進します。」 「私たちは、事業を通して社会貢献致します。」 当社グループは、“女性”が育児をしても、家事をしても、介護をしてもなお、働き続けるためには、「いったい何が必要なのか」を基本に事業展開してまいりました。豊かな社会を築くためには、あらゆる場面でさまざまな発想で多くの知恵を出すことが必要です。そういった「より私らしく」と願う女性たちに対してサービスを提供することを事業コンセプトとしております。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、2026年12月期から2028年12月期を最終年度とする「中期経営計画(2026年~2028年)」の中で、最終年度にあたる2028年12月期における目標計画として連結売上高23,200百万円、営業利益948百万円を掲げております。なお、中期経営計画の3か年の計画は以下のとおりです。 連結数値目標 2026年度目標 (2026年12月期) 2027年度目標 (2027年12月期) 2028年度目標 (2028年12月期) 売 上 高(百万円) 19,500 21,200 23,200 営 業 利 益 645 805 948 (3)経営環境 ① 事業環境 (保育事業) 当社グループの主力事業である保育業界の事業環境においては、未婚率の上昇や女性の社会進出の増加などを背景に、2024年度の日本人出生数が過去最少の68万人となり少子化の深刻化は依然として最大の課題であります。 このような状況を受け、こども家庭庁は「こども大綱」に基づく「こども未来戦略」を公表し、「次元の異なる少子化対策」として2024年度から2026年度までの3年間の加速化プランを実行フェーズに移しております。このプラン実現に向け、2024年6月に「子ども・子育て支援法」を一部改正することで法的な枠組みを強化し、同年10月には第3子以降の児童手当などを引き上げることによって経済的支援の拡充を図っております。また、2025年4月からの育児休業給付の給付率の引き上げや、育児時短就業給付の創設など、様々な子育て支援策が施行され、育児と就労の両立支援を大きく前進させております。さらに、東京都においては、国の施策に加え、2025年9月から0歳から2歳までの第一子保育料を所得制限なしで無償化する独自の支援策が始まりました。この大都市圏における経済的支援の大幅な拡充は、保育サービスの利用促進と、地域間の保育ニーズ構造の変化に強い影響を与えるものと見られます。 一方で、長年の課題であった保育所の待機児童問題は、受け皿整備の進展により、2017年ピーク時の26,081人から2025年4月時点では2,254人となり大幅に減少いたしました。この状況を踏まえ、2024年12月こども家庭庁は「保育政策の新たな方向性」を公表し、保育政策の焦点は、「保育の量の拡大」から「保育の質の確保・充実」へと明確に転換いたしました。2024年12月の「保育政策の新たな方向性」や、2025年6月公表の「こどもまんなか実行計画」が示す通り、2026年4月本格開始に向けた「こども誰でも通園制度」と合わせ、サービスの質の向上、多様化への対応が不可欠な局面を迎えております。 (介護事業) 次に注力事業である介護事業についての事業環境です。 高齢者介護については、いわゆる「2025年問題(団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に達する)」が現実のものとなり、介護の施設数は増加傾向にあります。しかしながら、「介護職員数」は2023年を境に減少に転じており、単なる「人手不足」という言葉を超えた、「需要と供給のミスマッチの深刻化」と「事業継続コストの急騰」が最重要の課題となっております。需要がピークに達する一方で、人材不足により入居制限をかける施設が続出し、潜在的な顧客を抱えながらも稼働を上げられないジレンマが生じております。人件費・運営コストの記録的な上昇が進む中、他産業への人材流出を食い止めるため、処遇改善や採用コストの投入を余儀なくされ、利益率を押し下げております。 また、障がい福祉分野においては、診断を受ける子どもの数は増加し続けており、待機児童が発生している地域も多く、需要は依然として旺盛です。障がい児の親が自身の親の介護(2025年問題)に直面する「ダブルケア」世帯が増加し、より長時間の預かりや家庭支援(レスパイトケア)への期待が高まっております。障がい福祉の事業は、児童発達支援管理責任者や理学療法士、言語聴覚士などの有資格者の確保が、介護以上に困難を極めており、さらには2024年の改定により、預かり時間に応じた報酬区分が導入され、短時間の受け入れでは収益が上がりにくい構造になるなど、「経営の二極化」が潮流となっております。 ② 「tenoVISION2030」 これら事業環境下、当社は、2030年12月期のあるべき姿(理想像)として、「tenoVISION2030」~時代に求められるサービスを提供するプロフェッショナル集団となり、働き手にとって最も自己実現が可能な家庭総合サービスグループを目指す~を掲げ、その実現に向けた取組みを盛り込んだ「中期経営計画」を策定しております。 当社グループのボトルネックとなりうる“人材”への戦略的アプローチにより理想的な循環を実現させることで、当社グループのステークホルダーの皆さまから選ばれる企業集団となることを目標としております。変化の激しい社会情勢においても揺らぐことのない「真に必要とされる事業」を追求し、中長期的な戦略として以下の重点施策を通じて企業価値の向上に邁進してまいります。 ⅰ.主力事業の強化 「保育事業(公的保育・受託保育)における事業拡大」 保育市場が成熟期を迎える中、画一的な規模拡大から脱却し、専門性の高い保育実践を通じて「選ばれ続ける園」としての「質」を追求します。学童保育においては、依然として1万6千人を超える待機児童問題が存在します。働き盛り世代の離職を防ぎ、社会的な人的資源の損失を最小化する不可欠なインフラとして、積極的な受託拡大を図ります。多様化するニーズに柔軟に適応し、地域社会に根差した安心の拠点としての価値を確立してまいります。 ⅱ.介護事業の強化「介護事業に注力し、保育事業に次ぐ事業へ成長させる」 当社グループの根幹である「女性のライフステージ支援」を拡張し、現在取り組んでいる介護・障がい福祉事業を「第二の柱」へと成長させます。現在は高齢者介護や児童発達支援、放課後等デイサービスを中心に展開しておりますが、中長期的にはこれらを融合させ、障がいを持つお子様から介護を必要とする高齢者までを包括的にサポートする「ワンストップの多世代支援体制」を目指します。これにより、家族全体の生活を支える事業ポートフォリオを構築いたします。 ⅲ.M&Aによる事業拡大 社会貢献を永続させるためには、健全な利益体質が不可欠です。対人援助における「人のぬくもり」を大切にする一方、AIやDXによる業務プロセスの省力化・データ活用を徹底いたします。現場の付加価値を高めながら、生産性向上と収益性へのこだわりを両立させることで、安定した経営基盤を維持します。将来にわたってサービスを提供し続ける責任を果たし、ステークホルダーの皆様の期待に応えてまいります。 「tenoVISION2030」の最終年度である2030年12月期においては、連結売上高300億円、営業利益率5%以上の達成を目指しております。 ③ 「中期経営計画(2026年~2028年)」 「tenoVISION2030」の実現に向けて「中期経営計画(2026~2028)」においては、以下の基本方針を掲げ、主力事業の安定成長と新規事業による事業拡大に取組んでまいります。なお数値目標については、経営環境の変化等に柔軟に対応するため原則として毎期改定を行うローリング方式を採用しております。 イ.保育事業(公的保育・受託保育)における事業拡大(M&Aによる事業拡大も含む) ロ.「サービス品質」を追求し、選ばれる施設づくりを行う ハ.人事制度と人材育成制度の一体改革に着手する ニ.新規事業(保育以外の主力事業へ)を立ち上げる(将来への投資として、多くの種まきを行う) ホ.介護事業における事業拡大に注力し、保育事業に続く柱の事業へ成長させる (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき、最善の経営戦略を立案し、企業価値を最大限に高めることに努めております。当社グループが今後より一層の業容拡大を推進し、より良いサービスを実現するためには、様々な課題に対処していくことが必要であり、以下の5項目を対処すべき課題として認識しております。なお、最重点課題として人材の確保を掲げ、「tenoVISION2030」の達成に向けて「人材を持続的に確保・育成できる」ことを最初の取組みとしており、当社グループが考える理想的な循環実現のために対応してまいります。 ①人材の確保・育成 当社グループの事業は、労働集約型の事業であり、保育士、調理師、介護士や看護師等の資格を有する優秀な人材の確保が急務となっています。特に保育士や介護士の有効求人倍率は依然全国的に高位に推移しており、都市圏を中心に人材の確保が難しい状況が続いております。このような中、当社グループではこれまでの経験者を中心とした中途採用に加え新卒採用や新たなルート開拓により、人材紹介会社経由の採用に依存しない採用経路確保に取組んでおります。しかしながら、人材の確保は単なる入り口の議論に留まるべきではなく、入社後の「活躍」と「定着」が伴って初めて事業成長の原動力となります。そのため、給与条件の改善をはじめ、多様な働き方のためのキャリアパス設計、研修制度の充実、人事評価制度の見直し等を通じた総合的な処遇改善への取り組みや、保育園と本部が一体となって保育士の働きがいの向上に取り組むプロジェクトとしてチームエンゲージメントセンター(TEC)を立ち上げるなど、優秀な人材の確保に向けた施策を推進しております。 ② 既存事業における「質」の向上 昨今の保育・介護業界を取り巻く環境は、単なる「受け皿の確保」という量的拡大のフェーズから、一人ひとりの利用者に寄り添った「サービスの質の向上」が厳格に問われる質的転換期を迎えております。特に、安全管理の徹底や個別ニーズへの細やかな対応は、社会保障の一端を担う事業者に課せられた最重要の社会的責務となっており、保育・介護共に「選ばれる施設」としての価値の提供が求められております。 当社グループは、圧倒的な付加価値を創出すべく、「保育みらい研究所Compass」を核としてメソッドの構築やICTやAI技術を駆使した業務変革に取組んでおります。タブレット機器による事務作業の削減や、見守りカメラ・AI分析の導入は、単なる効率化を目的とするものではありません。これらは、従業員を作業から解放し、子どもや高齢者と向き合うという「専門業務の本質」に集中するための環境整備であり、デジタル活用によって生み出された時間的・心理的ゆとりを、利用者一人ひとりへの深い洞察と関わりに再投資する点に当社の独自性があります。 さらに、この「ケアの質」を支える基盤として、専門性の向上と働く従業員のエンゲージメントの向上も不可欠と捉えております。研修機会の拡充によるスペシャリストの育成と、総合的な処遇改善を並行して推進することで、職員の心身のゆとりがサービスの質へと直結する好循環を構築いたします。最先端のテクノロジーによるバックアップと、それによって最大化された人間味あふれる温かなケア。この両立こそが他社との決定的な差別化要因であり、今後も持続可能な就業環境の整備を通じて、優秀な人材が誇りを持って定着し続ける環境を追求してまいります。 ③コンプライアンスへの取組み 当社グループが担う保育・介護事業は、利用者の生命と尊厳を預かる極めて公共性の高い職務であり、法令遵守はもとより、社会からの揺るぎない信頼に応えるための高い倫理観と透明性の確保が不可欠です。全国に多数の施設を展開し、多くの従業員を擁する当社グループにおいて、コンプライアンスの徹底は単なる組織の枠組み整備に留まらず、現場の最前線で働く一人ひとりの日常的な判断や行動にまでいかに浸透させるかが最重要の課題であると認識しております。 この課題に対し、当社グループでは社内規程の拡充や相談窓口の設置といったハード面の整備に加え、現場の実情と乖離させないための「自分事化」を促す教育体制を強化しております。具体的には、施設ごとに発生し得るリスクを想定した事例検討会や、双方向型のコミュニケーションを重視した階層別研修を継続的に実施することで、コンプライアンスを形式的な知識から、現場での具体的な行動指針へと昇華させております。また、ハラスメントの防止や個人情報の厳格な管理についても、問題の早期発見・早期解決に向けた「声の上げやすい」組織風土の醸成と並行し、万が一の事態に対する即応体制の構築に注力してまいります。 全国に広がる各拠点において、全従業員が自律的に正しい判断を下せる体制を築くことは、結果として不祥事の未然防止のみならず、提供するサービスの安心・安全という「質の向上」にも直結するものです。今後も、本部と現場が一体となったコンプライアンス経営を推進し、全社一丸となって社会的信頼の維持・向上に努めることで、持続可能な社会基盤としての役割を果たしてまいります。 ④安定的な資金調達の確保と財務基盤の強化 成長戦略の加速に不可欠な資金流動性を維持しつつ、強固な財務体質を構築することは、当社グループの持続的な企業価値向上における根幹の課題です。 保育・介護施設の戦略的な開設や、機動的なM&Aを継続的に推進するためには、投資資金の量的な確保に加え、調達コストの最適化と財務の健全性を高める多層的な施策が求められます。当社グループでは、複数の金融機関との強固な信頼関係に基づき、市場環境に左右されない安定的な資金調達チャネルを維持するとともに、シンジケートローンやコミットメントラインの活用などを通じて、成長機会を逃さない機動的な資金供給体制を確立しております。 しかしながら、真に盤石な財務基盤を構築するためには、外部調達に依存するだけでなく、既存事業における収益性の抜本的な強化によるキャッシュ・フローの最大化が不可欠です。不採算部門の改善やDXによる運営効率の向上を徹底し、自己資金の創出力を高めることで、攻めの投資を支える強靭な財務構造への転換を急いでおります。これら外部調達の安定化、既存事業の収益力強化を通じて、健全な成長を裏付ける強固な財務基盤の構築に邁進してまいります。 ⑤事業領域の拡大及びM&AとPMIの推進 当社グループは、持続的な企業価値の向上を実現するため、既存事業の質的深化に留まらず、周辺領域への戦略的な事業拡張が不可欠であると認識しており、「私たちは、女性のライフステージを応援します。」という経営理念を具現化する事業ドメインを再定義し、収益基盤の多角化に向けた施策を加速させております。第一の重点課題として、介護事業を保育に次ぐ「第二の柱」へと成長させるべく、機動的なM&Aを推進してまいります。ここでは単なる規模の拡大を目的とせず、買収後の経営管理体制を迅速に整備し、グループのノウハウを融合させるPMIを徹底することで、統合シナジーを早期に創出できる強固な事業ポートフォリオを構築いたします。 第二に、女性のあらゆるライフステージに寄り添うべく、従来の保育・介護の枠組みを超えた生活関連支援事業などの新規事業探索にも注力しております。ライフスタイルが多様化する現代において、利用者の潜在的なニーズを的確に捉え、社会的価値と経済的利益を両立させる新たなサービスの創出を目指します。これら既存領域の強化と新領域への挑戦を並行して進めることで、外部環境の変化に左右されない強靭な経営基盤を確立してまいります。
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 少子化 当社グループは、主に0歳児から5歳児を対象とした保育サービスを提供することで、保育事業(公的保育及び受託保育)を展開しております。少子化が急速に進行し市場が著しく縮小した場合には、運営する施設への入所児童数の減少により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 ② 人材の確保 当社グループが提供する各種サービスにおきましては、保育士、調理師、看護師、介護士等の専門的人材が不可欠であります。これら人材を確保するために、人材紹介会社との取引拡大、自社による人材確保戦略の拡充等、人材確保における多チャネル化を進めておりますが、施設数の増加に人材の確保が追い付かない場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③ 保育現場等での事故に関するリスク 当社グループは、保育施設等の運営にあたり、児童及び利用者の安全を第一に考え、万全の配慮をいたしております。しかしながら、重大な事故が発生した場合、当局から営業停止の命令を受けることで、多くの児童及び利用者が退園もしくは退所することも考えられます。この場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④ 法的規制等 当社グループの保育事業において運営しております保育施設につきましては、児童福祉法に基づき許認可等を受けております。保育所の種類は認可保育所等いくつかの種類に分類されますが、いずれの形態の保育所も保育所ごとに許認可権限を持つ行政機関へ保育所設置の申請を行い、審査を経たうえで許認可が付与されます。 本書提出日現在において、当社グループの保育事業において運営している保育所に許認可等取消し事由は発生しておりませんが、何らかの要因により行政機関からの許認可が取消された場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 当社グループのその他において、労働者派遣事業及び有料職業紹介事業を、厚生労働大臣の許可等を受けて行っておりますが、一定の欠格事由に該当した場合は行政処分を受けることがあります。本書提出日現在において、当社グループのその他において当該認可等の取消し、又は事業の停止等となる事由は発生しておりませんが、何らかの要因で当該事業許可等の取消し、又は事業の停止等を命じられるようなことがあれば、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 また、当社グループが現在運営する事業に関連する法規制は、児童福祉法及び食品衛生法が主なものですが、今後、当社グループが運営する事業に関連する法規制の制定・改廃等が行われた場合、当社グループの事業活動が制約を受け、業績に影響を与える可能性があります。 セグメントの名称 法令名 許認可等 の名称 監督官庁 主な取消事由 保育事業 (公的保育) 児童福祉法 認可 厚生労働省、都道府県及び市町村 ・関係法令の規定水準に達しない場合や給付費の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき 保育事業 (受託保育) 児童福祉法 (受託事業者として間接的に適用を受けるものです) ― 厚生労働省、都道府県及び市町村 ・関係法令の規定水準に達しない場合や給付費の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき セグメントの名称 法令名 許認可等 の名称 監督官庁 主な取消事由 保育事業 (その他保育) 児童福祉法 企業主導型保育事業に係る助成 厚生労働省、内閣府 ・関係法令の規定水準に達しない場合や給付費の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき 介護事業 介護保険法 指定(許可) 厚生労働省、都道府県及び市町村 ・関係法令の規定水準に達しない場合や介護報酬の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき 健康保険法 指定保険医療機関(または指定訪問看護事業者) 厚生労働省(地方厚生局) ・関係法令の規定水準に達しない場合や診療報酬(訪問看護療養費)の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき 児童福祉法 指定 都道府県及び市町村 ・関係法令の規定水準に達しない場合や給付費の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき 障害者総合 支援法 指定 都道府県及び市町村 ・関係法令の規定水準に達しない場合や給付費の請求に関し不正があったとき ・改善命令や事業の停止命令に従わず、違反したとき その他 労働者派遣法 労働者派遣事業許可 厚生労働省 ・許可の欠格事由に該当するとき(労働者派遣法第6条に定められている条項に抵触した場合等) ・労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律もしくは職業安定法の規定又はこれらの規定に基づく政省令もしくは処分に違反したとき 職業安定法 職業紹介事業許可 厚生労働省 ・許可の欠格事由に該当するとき(職業安定法第32条に定められている条項に抵触した場合等) ・職業安定法の規定又はこれらの規定に基づく政省令もしくは処分に違反したとき ⑤ 食の安全性 当社グループでは、食品衛生法に基づき、厳正な食材管理並びに衛生管理を実施し、食中毒などの事故防止に努めております。しかしながら、何らかの原因により食の安全性に関する重大な問題が発生した場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥ 感染症の流行 当社グループでは、多くの利用者に安全な保育サービス等を提供するため、感染症について厳重に対応しておりますが、新型インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルス感染症などの感染症が流行し、利用者が大きく減少し、従事する従業員が多数欠勤し、保育所の運営が困難となる可能性があります。その場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑦ 大規模な災害 当社グループは、九州全域また首都圏内において多数の保育所を運営しておりますが、地震、火災、台風等の自然災害等の発生により利用者や従業員、保育所の建物等が被害を受けた場合には保育所の運営が困難となり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑧ 少額短期保険の引受について 当社グループの少額短期保険事業においては、台風等の自然災害に関わるリスクなど様々なリスクを引き受けております。保険料設定時に想定している経済情勢や保険事故発生率等が、その想定に反して変動した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響が生じる可能性があります。このような場合に備えて、保険業法の定めにより異常危険準備金等を積み立てておりますが、この準備金等が実際の保険金支払に対して十分でない可能性もあります。このような予測を超える頻度や規模で自然災害が発生した場合には、当社グループの業績や財政状態に影響が生じる可能性があります。 ⑨ 個人情報の管理 当社グループの保育施設では、数多くの利用者の個人情報を保持しております。これらの個人情報の取扱いは、厳重に管理しておりますが、漏えいするようなことがあった場合、利用者からだけではなく、社会的な信用を失います。その結果、保育所等の新規開設に影響が出る等、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑩ 従業員のコンプライアンス 当社グループは、「私たちは、コンプライアンスを推進します。」を経営理念に掲げ、誠実な企業グループを目指しております。「リスク・コンプライアンス管理規程」をはじめとする規程を定め、リスクを認識し対応を行っております。また、規程に基づいた様々なリスクを統括的に管理するために、毎月「リスク・コンプライアンス委員会」を開催し、リスクへの対策や未然防止に取り組んでおります。しかしながら、法令違反などコンプライアンス上の問題が生じた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑪ 季節変動 当社グループにおける保育所等は年度初め4月に新規開設されるものが多くなる傾向があります。そのため、第2四半期連結会計期間(4月~6月)において、多額の新規開設費用(売上原価内の経費:主に保育備品や什器設備等、販売費及び一般管理費内の経費:人材紹介料を含む採用費)、補助金収入(特別利益へ計上)、固定資産圧縮損(特別損失へ計上)が計上される傾向にあります。 ⑫ 資金調達 当社グループの当連結会計年度末の借入金残高は5,575百万円、総資産額に占める比率は53.5%となっております。当社グループの保育事業及び介護事業におきましては、新規開設に関する設備資金等は金融機関からの借入等により調達することとしておりますが、外部借入への依存度が高く、金利の急激な変動や金融情勢の変化によって計画どおり資金調達ができなかった場合には、新規開設が制約されるなど当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑬ 固定資産の減損に関するリスク 当社グループの保育事業の業績が今後著しく悪化し、保育設備における有形固定資産の減損処理が必要となった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。また、当社グループは、M&Aにより事業拡大を図ることを成長戦略の一つとして推進しております。M&Aにおいては、将来にわたり安定的な収益力を確保できることを十分に検討しておりますが、将来、計画どおりに収益を確保できない場合にはのれんに係る減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑭ 繰延税金資産の回収可能性について 当社グループは、将来の課税所得の予測に基づき繰延税金資産の回収可能性の判断を行っています。しかし、将来の課税所得の予測が変更され、繰延税金資産の一部ないし全部が回収できないと判断された場合は、繰延税金資産を減額することで、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑮ 創業者への依存 当社グループの創業者は代表取締役社長である池内比呂子であります。同氏は、当社設立以来の最高経営責任者であり、経営方針や経営戦略の決定をはじめ、会社の事業推進及び営業施策とその推進において重要な役割を果たしております。 当社グループでは、各業務担当取締役及び部門長を配置し、各々が参加する定期的な会議体にて、意見等の吸い上げや情報共有などを積極的に進めております。また、適宜権限の委譲も行い、同氏に依存しない経営体質の構築を進めておりますが、何らかの理由により同氏に不測の事態が生じた場合、又は、同氏が退任するような事態が発生した場合には、当社グループの業績及び事業展開に影響を与える可能性があります。
(2)【役員の状況】 ① 役員一覧 男性 6名 女性 2名 (役員のうち女性の比率25.0%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 代表取締役 社長 池内 比呂子 1959年4月2日生 1981年4月 ジャーディン・マセソンアンドカンパニー入社 1996年9月 花村咲(個人事業のお弁当屋)開業 代表 1999年7月 有限会社ドウイット(現株式会社テノ.コーポレーション)設立代表取締役 2015年12月 当社代表取締役社長(現任) 2016年2月 株式会社テノ.サポート代表取締役 2020年12月 オフィス・パレット株式会社代表取締役(現任) 2022年1月 株式会社フォルテ代表取締役(現任) 2022年6月 西部ガスホールディングス株式会社取締役 監査等委員(現任) 2022年11月 株式会社テノ.コーポレーション取締役 2022年11月 株式会社ホームメイドクッキング代表取締役(現任) 2023年1月 セーフティージャパン・リスクマネジメント株式会社取締役(現任) 2023年4月 株式会社テノ.コーポレーション代表取締役(現任) 2024年2月 株式会社ウイッシュ代表取締役(現任) 2024年2月 株式会社子育てサポート取締役(現任) (注)3 2,209,100 取締役 管理本部長 岡田 基司 1974年6月11日生 2002年4月 国際証券株式会社(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)入社 2005年10月 株式会社みずほ銀行入行 2017年9月 ABNアドバイザーズ株式会社入社 2021年10月 当社入社、管理本部付部長 2021年11月 当社管理本部長 2022年3月 当社取締役管理本部長(現任) 2022年11月 株式会社ホームメイドクッキング取締役(現任) 2023年1月 セーフティージャパン・リスクマネジメント株式会社取締役(現任) 2024年1月 株式会社フォルテ取締役 2024年2月 株式会社ウイッシュ取締役(現任) 2024年12月 株式会社ホームメイドクッキング代表取締役 (注)3 - 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 取締役 一番ケ瀨 達吉 1965年2月23日生 1987年4月 株式会社福岡銀行入行 2018年4月 株式会社福岡銀行執行役員営業推進部長委嘱 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ執行役員営業統括部長委嘱 2019年4月 株式会社福岡銀行執行役員鹿児島営業部長委嘱 2021年4月 株式会社熊本銀行取締役常務執行役員 2024年4月 株式会社FFGビジネスコンサルティング専務取締役 2025年4月 当社入社 2025年6月 株式会社フォルテ取締役(現任) 2026年3月 当社取締役(現任) (注)3 - 取締役 (監査等委員) (注)1.2 古賀 光雄 1946年12月1日生 1969年4月 伏見公認会計士事務所入所 1975年1月 アーンストアンドアーンスト・ジャパン会計事務所入所 1978年1月 等松・青木監査法人(現有限責任監査法人トーマツ)福岡事務所 入所 1988年7月 同法人社員 1995年5月 同法人代表社員及びトーマツコンサルティング株式会社(現デロイトトーマツコンサルティング合同会社)代表取締役 1997年10月 トーマツベンチャーサポート株式会社(現デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社)代表取締役 2012年1月 古賀公認会計士事務所設立代表(現任) 2012年2月 古賀マネージメント総研株式会社設立 代表取締役(現任) 2012年3月 株式会社ワールドインテック(現株式会社ワールドホールディングス)社外監査役(現任) 2013年8月 株式会社テノ.コーポレーション社外監査役 2015年12月 当社社外監査役 2019年6月 株式会社アーバンライク社外監査役 2026年3月 当社取締役 監査等委員(現任) (注)4 12,000 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 取締役 (監査等委員) (注)1.2 柳瀬 隆志 1976年4月17日生 2000年4月 三井物産株式会社入社 2008年2月 嘉穂無線株式会社(現株式会社グッデイ)入社 2011年6月 株式会社イーケイジャパン代表取締役社長 2016年5月 株式会社イーケイジャパン代表取締役会長(現任) 2016年6月 嘉穂無線ホールディングス株式会社代表取締役社長(現任) 2016年6月 株式会社グッデイ代表取締役社長(現任) 2017年4月 株式会社カホエンタープライズ代表取締役社長 2020年3月 当社社外取締役 2023年7月 カホパーツセンター株式会社代表取締役(現任) 2025年3月 株式会社遊舎工房代表取締役社長(現任) 2025年7月 株式会社カホエンタープライズ代表取締役会長(現任) 2026年3月 当社取締役 監査等委員(現任) (注)4 - 取締役 (監査等委員) (注)1.2 大崎 麻子 1971年2月27日生 1997年6月 国際連合開発計画(UNDP)ニューヨーク本部(資金渉外局、開発政策局)入局 2005年1月 国際協力・ジェンダー・スペシャリストとして独立(現任) 2009年4月 関西学院大学総合政策学部客員教授 2011年6月 特定非営利活動法人Gender Action Platform理事(現任) 2016年4月 外務省「女性・平和・安全保障(WPS)行動計画」評価委員(現任) 2021年4月 内閣府男女共同参画会議専門委員(現任) 2022年1月 ISO/PC337「ジェンダー平等の推進及び実施のガイドライン」国内委員会委員・日本代表エキスパート 2023年6月 BIPROGY株式会社社外取締役(現任) 2024年1月 外務省国連女性の地位委員会(CSW)日本代表(現任) 2024年4月 早稲田大学教育学部非常勤講師(現任) 2024年9月 一般社団法人チェンジングメン理事(現任) 2025年5月 株式会社フジテレビジョンサステナビリティ経営委員会外部アドバイザリーボードメンバー(現任) 2026年3月 当社取締役 監査等委員(現任) (注)4 - 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 取締役 (監査等委員) (注)1.2 本郷 譲 1956年10月29日生 1979年4月 日本国有鉄道入社 1987年4月 九州旅客鉄道株式会社入社 1996年6月 東日本旅客鉄道株式会社JRグループ・パリ事務所次長 2005年6月 九州旅客鉄道株式会社取締役総務部長 2007年5月 株式会社ドラッグイレブンホールディングス代表取締役社長 2009年6月 九州旅客鉄道株式会社常務取締役総合企画本部長 2013年6月 九州旅客鉄道株式会社専務取締役総合企画本部長 2016年6月 九州旅客鉄道株式会社専務取締役事業開発本部長 2017年6月 JR九州リテール株式会社代表取締役社長 2024年6月 JR九州リテール株式会社顧問 2024年6月 九鉄工業株式会社常勤監査役 2026年3月 当社取締役 監査等委員(現任) (注)4 - 取締役 (監査等委員) (注)1.2 穂束 洋一 1963年1月14日生 1986年4月 株式会社西日本銀行(現株式会社西日本シティ銀行)入行 2010年5月 株式会社西日本シティ銀行北九州営業部渉外グループ担当部長 2012年5月 株式会社西日本シティ銀行審査部審査業務室長 2013年10月 株式会社ユアーズ出向執行役員経営企画部長 2015年5月 株式会社西日本シティ銀行田川支店支店長 2018年1月 株式会社アクシス出向取締役管理本部長 2019年4月 九州債権回収株式会社出向取締役 2020年4月 九州債権回収株式会社転籍取締役 2026年3月 当社取締役 常勤監査等委員(現任) 2026年3月 株式会社テノ.コーポレーション監査役(現任) 2026年3月 オフィス・パレット株式会社監査役(現任) 2026年3月 株式会社フォルテ監査役(現任) 2026年3月 株式会社ウイッシュ監査役(現任) 2026年3月 株式会社ホームメイドクッキング 監査役(現任) 2026年3月 セーフティージャパン・リスクマネジメント株式会社監査役(現 任) 2026年3月 株式会社飛翔監査役(現任) 2026年3月 株式会社愛翔会監査役(現任) 2026年3月 株式会社子育てサポート監査役(現任) (注)4 - 計 2,221,100 (注)1.取締役 古賀光雄、柳瀬隆志、大崎麻子、本郷譲及び穂束洋一は、監査等委員であります。 2.取締役 古賀光雄、柳瀬隆志、大崎麻子、本郷譲及び穂束洋一は、社外取締役であります。 3.取締役(監査等委員を除く。)の任期は、2026年3月19日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 4.監査等委員である取締役の任期は、2026年3月19日開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 5.代表取締役社長池内比呂子の所有株式数は、同氏の資産管理会社である株式会社夢源が保有する株式数も含んでおります。 ② 社外役員の状況 本書提出日現在において、当社の社外取締役は5名(うち監査等委員5名)であります。当社は、社外取締役の選任に当たり、会社法上の社外取締役の要件に加え、経歴や当社との関係を踏まえ、当社経営陣から独立した立場で、社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提に判断しております。 社外取締役(監査等委員)の古賀光雄は、公認会計士及び経営者としての豊富な知見と経験を有しており、財務・会計のみならず、ガバナンス全般に対する豊富な知見を有していることからも当社の社外取締役として適任であると判断しております。同氏は、当社の株式を12,000株保有しておりますが、それ以外の当社及び当社の子会社並びに当社及び当社の子会社の取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役(監査等委員)の柳瀬隆志は、長年にわたり複数企業で代表取締役社長を務めており、経営における幅広い豊富な知見と経験、またDXに関する豊富な知見と経験を有していることから、当社の社外取締役として適任であると判断しております。同氏は、当社及び当社の子会社並びに当社及び子会社の取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役(監査等委員)の大崎麻子は、国際連合での勤務の経験をはじめ、政府、自治体、大学、企業等、多方面にわたりジェンダー・スペシャリストとして活躍しており、ジェンダー分野における高度な専門知識を有していることから、当社の社外取締役として適任であると判断しております。同氏は、当社及び当社の子会社並びに当社及び子会社の取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役(監査等委員)の本郷譲は、九州旅客鉄道株式会社をはじめ、複数の企業で取締役を務め、経営者として豊富な知見と経験を有していることから、当社の社外取締役として適任であると判断しております。同氏は、当社及び当社の子会社並びに当社及び子会社の取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役(常勤監査等委員)の穂束洋一は、金融機関での長年の経験において、財務・会計・金融における豊富な知見と経験を有しております。また審査部門での豊富な経験を有し、複数の企業での事業再生を取締役として務めており、財務・リスク管理と経営監視力を備えていることから、当社の社外取締役として適任であると判断しております。同氏は、当社及び当社の子会社並びに当社及び子会社の取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。 当社は、監査等委員である社外取締役の全員を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出しております。当社は、社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣からの独立した立場で社外役員として職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを前提として判断しております。 ③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 監査等委員である社外取締役は、取締役会及び監査等委員会を通じて、内部監査の実施状況、会計監査の結果等について報告を受け、必要に応じて適正性を確保するための助言・提言を行う役割を担っております。また、常勤監査等委員である穂束洋一は、内部監査部門及び会計監査人と定期的・随時に情報交換を行うとともに、他の監査等委員である社外取締役とそれらの情報を共有することで、監査の実効性を高める体制としております。 監査等委員会は、会計監査人から監査計画及び監査実施状況、監査結果について説明を受けるとともに、内部監査室とも密接な連携を図り、組織的な監査体制の構築と内部統制システムの監視・検証に努めていく方針です。
2【沿革】 当社は、2015年12月に株式移転により株式会社テノ.コーポレーションの完全親会社として設立された純粋持株会社であります。そのため、当社の沿革については、株式会社テノ.コーポレーションの沿革に引続き記載しております。 当社グループは、現代表取締役社長池内比呂子が、1999年7月に福岡県福岡市東区において、有限会社ドウイットを設立し、女性のライフステージ支援を目的として、ベビーシッターサービスやハウスサービスの提供を行ったことに始まります。その後、保育サービスに対する様々な需要が高まってきたことを契機に、保育所を直営で開設、企業内保育所の運営を受託する等、新規ビジネスを次々に立ち上げることで事業を拡大してまいりました。 (株式会社テノ.コーポレーション) 1999年7月 ベビーシッターサービスやハウスサービスの提供を目的に、福岡県福岡市東区に有限会社ドウイットを設立 2001年4月 自社運営で当社初の認可外保育施設「キッズルーム六本松」を開設 2002年8月 株式会社グレース福岡に組織変更し、本社を福岡県福岡市博多区大博町に移転 2003年1月 幼稚園・保育所への保育士等の派遣を行うため、一般労働者派遣業を開始 2003年3月 第一交通産業株式会社より企業内(事業所内)保育所「第一交通保育室」の運営を受託 2003年8月 本社を福岡県福岡市博多区中呉服町に移転 2005年9月 商号を株式会社テノ.コーポレーションに変更 2005年10月 保育士養成講座を運営するため、「テノスクール(tenoSCHOOL)」を開校 2006年3月 西日本鉄道株式会社より企業内(事業所内)保育所「ピコラン平尾」の運営を受託 2006年4月 沖縄県での営業拡大を図るため、沖縄県那覇市に沖縄支店を開設 2006年10月 株式会社麻生が運営する飯塚病院より当社として初となる民間病院向け院内保育所「飯塚病院びーとる」の運営を受託 2006年12月 プライバシーマーク取得 2007年4月 福岡県筑紫郡那珂川町(現:福岡県那珂川市)の学童保育所「南畑学童保育所」他6施設の指定管理者(注)に指定され、当該保育所の運営を開始 (注)自治体が当該自治体の保育所の運営、管理を行わせる事業者のこと 大分大学及び宮崎大学より大学病院の院内保育所の運営を受託 2009年8月 首都圏での営業拡大のため、東京都港区北青山に東京本部を開設 2010年4月 当社として初の認可保育所「あいあい保育園」(福岡県糟屋郡志免町)を開設(九州初の株式会社経営の認可保育所) 当社として初の東京都認証保育所「ほっぺるランド滝野川」、神奈川県川崎市認定保育園「ほっぺるランド新丸子」を開設 2011年4月 福岡市委託事業である「放課後等の遊び場づくり事業」(通称:わいわい広場)の運営を受託 2011年7月 本社を現所在地である福岡県福岡市博多区上呉服町に移転 2012年10月 東京本部を東京都港区赤坂に移転 2013年4月 東京都中央区に東京地区で当社として初の認可保育所「ほっぺるランド日本橋堀留町」を開設 2014年4月 神奈川県横浜市認可保育所「ほっぺるランド横浜岡野」を開設 2015年4月 大阪府大阪市認可保育所「ほっぺるランド鶴見緑地」を開設 福岡県福岡市小規模認可保育所「『ほっぺるランド』博多駅前、赤坂、竹下、名島」を開設 2015年11月 東京都江戸川区小規模認可保育所「ほっぺるランド西葛西」を開設 (株式会社テノ.ホールディングス) 2015年12月 株式移転により福岡県福岡市博多区に「株式会社テノ.ホールディングス(当社)」設立 持株会社体制へ移行し、株式会社テノ.コーポレーションを完全子会社化(連結子会社) 2016年2月 株式会社テノ.コーポレーションの事業再編を行うにあたり、受け皿会社として「株式会社テノ.サポート(連結子会社)」を設立 2016年4月 株式会社テノ.コーポレーションが埼玉県草加市認可保育所「ほっぺるランド草加谷塚」を開設、福岡県福岡市認可保育所「ほっぺるランド南庄」を開設、福岡県北九州市小規模認可保育所「ほっぺるランド小倉」を開設、沖縄県沖縄市小規模認可保育所「ほっぺるランド沖縄海邦」を開設 2016年6月 吸収分割により、株式会社テノ.コーポレーションの「受託保育事業(事業所内・院内等における受託保育事業)、その他事業(人材派遣、人材紹介、イベント託児、ベビーシッターサービス、ハウスサービス、テノスクール(tenoSCHOOL)の運営等)」を株式会社テノ.サポートへ承継 2017年4月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都葛飾区認可保育所「『ほっぺるランド』東立石、西新小岩」を開設、東京都江戸川区認可保育所「ほっぺるランド中葛西」を開設、滋賀県大津市認可保育所「ほっぺるランド堅田」を開設 2017年11月 株式会社テノ.サポートが株式会社トーコーの幼児教育派遣事業を譲受、大阪支店を設置 2018年4月 株式会社テノ.サポートが独立行政法人国立病院機構の院内保育所22か所の運営を開始 また、同社直営の企業主導型保育事業施設「『保育園テトテ』やくいん、ひらお、ちはや」を開設 2018年5月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都新宿区認可保育所「ほっぺるランド上落合」を開設 2018年12月 東京証券取引所マザーズ市場及び福岡証券取引所Q-Board市場に株式を上場 2019年10月 株式会社テノ.サポートが小規模認可保育所(事業所内保育事業)の運営を開始 2020年3月 株式会社テノ.サポートが株式会社トップランの介護事業(デイサービス)を譲受け、当社グループの新規事業として介護事業(デイサービス)を開始 2020年4月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都千代田区認可保育所「ほっぺるランド外神田」を開設、東京都港区認可保育所「ほっぺるランド高輪二丁目」を開設 2020年10月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都中央区認可保育所「ほっぺるランド東日本橋」を開設、大阪府大阪市認可保育所「ほっぺるランドにいたかみなみ」を開設 2020年11月 東京証券取引所市場第一部及び福岡証券取引所本則市場へ上場市場変更 2020年12月 愛知県名古屋市の保育所等運営会社オフィス・パレット株式会社の全株式を取得し、連結子会社化 2021年4月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都中央区認可保育所「ほっぺるランド茅場町」を開設、東京都品川区認可保育所「ほっぺるランド東品川」を開設 2021年5月 株式会社テノ.サポートが株式会社IBJによって運営される日本結婚相談所連盟に加盟し、当社グループの新規事業として結婚相談所事業を開始 2021年10月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都中央区認可保育所「ほっぺるランド佃大橋」を開設 2021年11月 株式会社テノ.サポートが結婚相談所事業「テノマリ」のwebサイトをリリース 2022年1月 大阪市中央区の高齢者向け住宅の運営会社株式会社フォルテの全株式を取得し、連結子会社化 2022年4月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都中央区認可保育所「ほっぺるランド清澄通り勝どき」を開設 2022年4月 株式会社テノ.サポートが通所介護施設「元気のふる里デイサービス那珂」を開設 2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所プライム市場に移行 2022年5月 株式会社テノ.サポートがプラットフォームサイト「保活アシスト」を開設し、当社グループの新規事業として保活事業を開始 2022年11月 東京都大田区の料理教室運営会社株式会社ホームメイドクッキングの全株式を取得し、連結子会社化 2023年1月 大阪市西区の少額短期保険業会社セーフティージャパン・リスクマネジメント株式会社の全株式を取得し、連結子会社化 2023年4月 株式会社テノ.コーポレーションを存続会社、株式会社テノ.サポートを消滅会社とした吸収合併を実施 2023年4月 株式会社テノ.コーポレーションが東京都中央区認可保育所「ほっぺるランド相生橋つくだ」を開設 2023年10月 東京証券取引所スタンダード市場へ上場市場変更 2024年2月 愛知県一宮市の株式会社ウイッシュ(障がい福祉事業)及びその子会社である株式会社子育てサポート(障がい福祉事業)の全株式を取得し、連結子会社化 2024年4月 株式会社テノ.コーポレーションが福岡市東区にバイリンガル幼児園 「kids Duo International 福岡アイランドシティ」を開設 2024年4月 株式会社フォルテが島根県邑智郡邑南町のウェルファ株式会社(高齢者介護事業)の全株式を取得し、連結子会社化 2024年5月 株式会社フォルテが株式会社翠明の岡山市北区の高齢者介護事業(サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス)を譲受け 2024年8月 株式会社フォルテがさいたま市見沼区に住宅型有料老人ホーム「ほっぺるの家 さいたま見沼」を開設 2024年10月 株式会社ウイッシュが愛知県一宮市の株式会社Yellow Fin(障がい福祉事業)の全株式を取得し、連結子会社化 2025年1月 株式会社フォルテが奈良県香芝市に住宅型有料老人ホーム「ほっぺるの家 香芝」を開設 2025年1月 株式会社フォルテが名古屋市守山区の株式会社飛翔及び株式会社愛翔会(高齢者介護事業)の全株式を取得し、連結子会社化 2025年4月 株式会社ウイッシュが愛知県岡崎市の株式会社チャイルドハート柴田の障がい福祉事業(放課後等デイサービス、就労支援事業)を譲受け 2025年10月 グループ組織の再編を目的に、連結子会社の株式会社フォルテがウェルファ株式会社(高齢者介護事業)を、同じく連結子会社の株式会社ウイッシュが株式会社Yellow Fin(障がい福祉事業)を吸収合併 2026年3月 監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行
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有価証券報告書-第11期(2025/01/01-2025/12/31)
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有価証券報告書-第10期(2024/01/01-2024/12/31)
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有価証券報告書-第9期(2023/01/01-2023/12/31)
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