Next Generation Technology GroupNext Generation Technology Group Inc.319A東証グロースサービス業FY ending Dec 2025, consolidated, J-GAAP

How does Next Generation Technology Group make money?

Next Generation Technology Group brought in ¥15B in revenue.

Out of every ¥100 of sales, about ¥9 is left as operating profit.

Revenue changed +35.4% from the prior year, operating profit -5.6%.

Notable figures

FY2025, cash is 29% of total assets

Summary generated from disclosed figures

※ Operating cash flow is below net income; the difference is shown as non-cash items and working capital

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Key figures, FY ending Dec 2025 (filed 2026-03-30)

Revenue
¥15B
Operating income
¥1.43B
Margin 9.6%
Net income
¥3.09B
Margin 20.7%
Free cash flow
-¥140M
derived
EPS
¥-0.61
Average salary (parent only)
¥9M
Filing company only
Cash ratio
29.1%
Net cash -¥4.78B · Cash ÷ revenue 59.9%
derived
Vs. industry median margin
-0.2 pp
Investment Funds
derived
ROE
49.5%
derived
ROA
13.4%
derived

Where ¥100 of sales goes

For every ¥100 Next Generation Technology Group sells, how much goes where, and how much is kept.

FY ending Dec 2025
Cost of sales
¥72
SG&A
¥19
Operating profit
¥9
Net profit kept
¥21

Annual margin trends

Gross margin28.3%
FY ending Dec 2023: 25.7%25.7%FY ending Dec 2024: 28.4%28.4%FY ending Dec 2025: 28.3%28.3%FY23FY24FY25
Operating margin9.6%
FY ending Dec 2023: 9.4%9.4%FY ending Dec 2024: 13.7%13.7%FY ending Dec 2025: 9.6%9.6%FY23FY24FY25
Net margin20.7%
FY ending Dec 2023: 17.3%17.3%FY ending Dec 2024: 8.2%8.2%FY ending Dec 2025: 20.7%20.7%FY23FY24FY25

Aligned fiscal years compare the shares of revenue remaining as gross, core, and net profit. Missing years are left unconnected.

2-year performance and margins

FY ending Dec 2023 → FY ending Dec 2025

Revenue¥15B
FY ending Dec 2023: ¥9.33B¥9.33BFY ending Dec 2024: ¥11.1B¥11.1BFY ending Dec 2025: ¥15B¥15BFY23FY24FY25
Operating margin9.6%
FY ending Dec 2023: 9.4%9.4%FY ending Dec 2024: 13.7%13.7%FY ending Dec 2025: 9.6%9.6%FY23FY24FY25
Net margin20.7%
FY ending Dec 2023: 17.3%17.3%FY ending Dec 2024: 8.2%8.2%FY ending Dec 2025: 20.7%20.7%FY23FY24FY25
FCF margin-0.9%
FY ending Dec 2023: 11.0%11.0%FY ending Dec 2024: 13.2%13.2%FY ending Dec 2025: -0.9%-0.9%FY23FY24FY25

Bars show revenue (ordinary revenue for financial companies); lines show operating, net and free-cash-flow margins. Aligned fiscal years make scale and profit/cash conversion easy to compare. FCF may be calculated from operating cash flow and capital expenditure.

People and productivity

FY ending Dec 2025
Revenue per employee (consolidated)
¥12.4M
Operating income per employee (consolidated)
¥1.2M
Net income per employee (consolidated)
¥2.6M

Year over year(FY ending Dec 2024 → FY ending Dec 2025)

Employees (consolidated) +116.5% · Revenue (consolidated) +35.4%

MetricFY23FY24FY25
Employees (consolidated)5235581,208
Average salary (parent company)—¥11M¥9M
Average age (parent company)—37.3 years40.5 years
Average tenure (parent company)—1.6 years2.3 years

Per-employee values divide consolidated revenue and profit by consolidated employees. Salary, age and tenure are parent-company figures; at holding companies these may describe a small head-office workforce. Employee definitions vary by company. Calculated from disclosed figures (DERIVED).

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Industries

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Major shareholders

  • 新居 英一65.5%
  • 藤井 陽介5.8%
  • INTERACTIVE BROKERS LLC (常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社)custodian2.5%
  • PERSHING-DIV.OF DLJ SECS. CORP(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)custodian2.4%
  • BANQUE DE LUXEMBOURG -CLIENT ACCOUNT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)custodian2.2%
  • 佐藤 大央1.5%
  • 株式会社日本カストディ銀行(信託口)custodian1.4%
  • BBH CO FOR GRANDEUR PEAK INTERNATIONAL STALWARTS FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)custodian1.3%
  • 亀田 藍子1.3%
  • GOLDMAN, SACHS & CO. REG(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)custodian1.3%

2025-12-31 * Custodian accounts hold shares on behalf of funds and pensions; they are not the beneficial owners.

Company profile

Next Generation Technology Group, founded in 2018, is a company in Investment Funds listed on TSE Growth. It has 1,208 employees (consolidated).

Legal name
Next Generation Technology Group Inc.
Ticker
319A
Listing
TSE Growth
Head office
東京都渋谷区渋谷一丁目3番地18号ビラ・モデルナA402
Representative (per filing)
代表取締役社長 新居 英一
Founded
Jul 2018
Share capital
¥10M
Employees (consolidated)
1,208
Average salary (parent only)
¥9M
Fiscal year end
December
Website
ngt-g.com
Corporate number
8010001193280

Source: annual securities report (S100XV9V, filed March 30, 2026). As of filing; later changes are not reflected.

Company details from annual filings

Read the company's annual-filing disclosures with filing date and source.

Filed 2026-03-30 · Document S100XV9V

Business description
3 【事業の内容】
当社は、製造業と製造業に関連する事業の譲受及び譲受企業の経営支援に取り組む連続買収(譲受)企業です。各社の技術・技能が失われることを防ぎ、次世代に繋ぐことをミッションとしております。当社チームメンバーは、海外経験の中で、日本経済の置かれている厳しい状況、及び日本の製造業に対する尊敬の眼差しを実感しました。一方、日本の中小製造業は技術を持っているものの、後継者不足・営業不足等、「もったいない」状況にあり、その「もったいない」を改善したいという思いが会社設立の出発点です。当社は、技術を持つ中小製造業複数社が一緒になることで、強固な企業グループの構築を目指しております。なお、買収ファンド(PEファンド)とは違い、譲受した会社の譲渡は基本的には想定しておりません。当社は、中小企業の主要な悩みである人材不足・IT化を改善・推進することで、中小製造業各社の事業強化を行い、グループ内において、開発から売上に至る全ての事業行程での相乗効果を追求しております。
当社の主な活動は、製造業と製造業に関連する事業の譲受と経営支援であり、当社グループの収益源は、譲受けた製造業の事業から生まれる利益になります。当社は連続買収(譲受)企業として、製造業のM&Aを適切なバリュエーションで連続的に行うことで成長していきます。譲受した会社をバリューアップし、生まれたキャッシュ・フローでさらにM&Aを加速させることにより、非連続的な成長を目指します。
当社は、創業以来、本書提出日現在までに17社の企業を譲受しており、製造業の中でも幅広い分野に事業を分散させることで、特定の業界の変動に影響を受けにくい構成となっております。当社は、企業の譲受に当たって、主にM&Aアドバイザーや金融機関等から譲受候補となる企業の紹介を受けており、その対価として手数料を支払っています。また、譲受した企業に対しては、役員の派遣などを通じて各種の経営支援を行っており、その対価として各社から経営支援料を受け取っています。当社の譲受プロセス及び経営支援の具体的な内容については、「第2[事業の状況]」をご参照ください。
なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。
 事業の系統図は、次のとおりであります。
Policy and issues
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 会社の経営の基本方針
当社は、中小製造業の譲受及び譲受企業の経営支援に取り組んでいます。各社の技術・技能が失われることを防ぎ、次世代に繋ぐことをミッションとしております。

(2) 会社の経営戦略
ビジネスモデルの概要(事業の特徴)
中小企業の事業承継は日本における社会課題であり、当社は国内事業承継M&Aという成長市場におけるユニークな企業であります。当社が製造業の譲受に特化している理由としては、日本の製造業は世界中で高く評価されており、グローバルに勝負ができる業種であること、国内の製造業には優良企業が数多くあること、他業種に比してM&A市場における買い手候補が少ないと考えていること、といった点が挙げられます。また当社は自社を製造業における連続買収企業(Serial Acquirer)と位置付けており、米国Danaher(ダナハー)社や英国Halma(ハルマ)社、スウェーデンIndutrade(インデュトレード)社及びLifco(リフコ)社を参考にしております。過度の統合に拘らず、個社の自主独立性を尊重する一方で管理・改善はしっかり行う体制を敷いています。
当社の最大の特徴はM&A遂行能力にあり、経験豊富なチームと徹底した仕組化・マニュアル化により連続的なM&Aの追求を可能とする案件ソーシング能力とエグゼキューション能力を保持しています。当社はM&Aの各ステップで強みを有しており、市場環境の追い風を受けて連続的なM&Aに取り組むための体制を有しております。より具体的には、①合計350社超のアドバイザーから創業から2025年12月までの期間で2,398件の紹介を受け、その中から高収益企業のみをスクリーニングするソーシング能力、②製造業に特化することにより深化した知見と、所属メンバーやグループ会社の業界ネットワークを通じた情報収集に基づく適切な投資判断、③個社の自主独立を重んじ、売却を行わない独自のポジショニングやオーナーの社長続投希望に沿った解決策を提案する柔軟性等により価格以外でも売主に訴求し、結果として適切な水準の企業価値/EBITDA倍率での譲受の実現を狙う交渉力、④金融機関との強固な信頼関係に基づき低金利・長期・原則財務コベナンツなしといった好条件を目指す資金調達、といった点が挙げられます。これらの強みにより当社は本書提出日現在までに17件の譲受を完了しております。
創業から2025年12月までの期間に当社に持ち込まれたM&A案件の数は累計2,398件であり、2025年においては単年で約700件が持ち込まれております。案件ソーシングについてはM&Aアドバイザー、銀行、証券会社等から紹介を受けるだけでなく、当社及び技術承継機構グループ各社でのソーシング活動も推進しています。当社は製造業にフォーカスすることにより、数ある案件の中から蓄積した知見に基づく、適切な投資先選定及び投資判断を行うことが可能になっております。当社は、各社の独立性を維持しながらも、長期にわたる持続的な成長を後押しする事業承継の受け皿として独自の立ち位置を確立していると考えております。これにより、一定期間経過後の売却を前提とする買収ファンド(PEファンド)や従属する親子関係の発生及び組織の統合が必要となる場合が多い一般的な事業会社とはソーシング段階で明確に差別化できております。また、バリューアップノウハウのグループ内での展開やグループ会社間のベスト・プラクティスの共有が容易に可能である点も、売主候補の皆様に好印象を持って頂く一因となっております。この点につき、買収ファンド(PEファンド)においては幅広い業種に投資するため製造業の知見は限定的であることから、当社の差別化ができているほか、事業会社においては同業種・隣接業種であれば経営支援は可能であるが、主語は親会社であることが多いことから、同様に当社は差別化できております。これらの結果として、相対での案件組成ができており、仮に他の買い手候補と競合した場合においても価格以外の点を訴求することで譲受先として選んで頂いております。譲受の際は適切な水準の企業価値/EBITDA倍率での譲受を行うことを常に意識しています。

エグゼキューションにおいては、初期的リサーチ、スケジュール設定、譲渡オーナーとのトップ面談、ビジネスデューデリジェンス、バリュエーション、株式譲渡契約交渉、銀行からの資金調達を自社で遂行する能力を備えております。意向表明書においては、規律の利いた水準の企業価値/EBITDA倍率に基づいたバリュエーションを記載するほか、オーナーに一緒になった時のイメージを持って頂くべく、譲受した後の具体的な取組についても記載するなどの工夫を行っております。法務・会計税務デューデリジェンスについては外部専門家に委託してリスク調査をしており、デューデリジェンスで検出された内容については譲受価格又は契約書によりカバーしております。クロージングのタイミングについてもオーナーの要望に基づき柔軟に対応しているほか、外部からの新社長の招聘が必要な場合には、クロージング前にサーチを開始することも可能であり、円滑な承継の実現に向けて尽力しております。

加えて、個人に頼ることなく誰でも当該業務を遂行できるよう、マニュアル化と情報共有を常に進めております。このような仕組化の徹底により、M&Aの各プロセスを少人数で効率的に実行することが可能になっております。
当社が譲受する会社については、既存グループ企業とビジネス上の繋がりが直接的にあるか否かという点に拘っておりません。グループ全体として安定してキャッシュ・フローを積み上げるため、リスクが高い赤字の再生案件に取り組まず、売上高対比でEBITDAマージンの高い、収益力のある企業を適切なバリュエーション(企業価値/EBITDA倍率)で譲受することを常に意識しており第一に考えています。そのためには、業績改善実績とレピュテーションが非常に大切であり、実績と評判の積み上げに注力しています。
また譲受する際は譲受企業の既存銀行からの借入による資金調達を重視しており、地方銀行を中心とした金融機関との信頼関係構築に努めております。当社は収益性に優れた譲受会社の選定、M&Aエグゼキューション・バリューアップ能力に優れたチーム、積み重ねてきた実績に基づく信頼、製造業の技術を承継するという社会的意義といった独自の強みと立ち位置を金融機関に対して訴求し、当社が案件ごとに組成する譲受のための特別目的会社にて長期の返済期間、低金利、原則財務コベナンツなしという好条件を目指して資金調達の条件交渉を行っております。連結でのレバレッジ水準としては、純有利子負債/調整後EBITDAで3~4倍を適切な水準と考えておりますが、この指標を意識しながら、今後も資本効率が高いストラクチャーで連続的にM&Aを継続する想定です。(なお、ここでいう純有利子負債、調整後EBITDAはそれぞれ以下の定義によります。純有利子負債=長短借入金+長短社債+長短リース債務-現金及び現金同等物-長期預金-投資有価証券、調整後EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却費+取得関連費用)
上記の投資規律を遵守する前提のもと、適切な機会があればよりEBITDA規模の大きな会社を譲受することも検討しており、更なる成長を目指したいと考えております。
譲受する会社の選定に当たって既存グループ企業とビジネス上の直接的な繋がりの有無を必ずしも考慮しない点は上記のとおりですが、その結果として、グループ全体として顧客の最終市場は幅広い業界に分散しております。現時点の各グループ企業の概要は以下のとおりですが、既に製造業の中で幅広い分野への分散が進んでおり、特定の業界の浮き沈みに影響を受けにくい構成となっております。

名称

譲受日

主要な事業の内容

主な顧客の業界

株式会社豊島製作所
マテリアルズシステム事業部

2019/11/29

薄膜材料の開発・製造

超伝導、電池、研究機関

株式会社豊島製作所
部品事業部

2019/11/29

冷間鍛造

自動車部品

TOSHIMA(THAILAND)CO., LTD.

2019/11/29

冷間鍛造

スピーカー、発電機

株式会社東洋マーク

2020/12/10

樹脂プリント、樹脂加工

アミューズメント、交通、住宅

FAシンカテクノロジー株式会社

2021/2/10

自動はんだ付装置等の開発製造

FA機器、通信

エムエスシー製造株式会社

2021/6/30

シート材・コイル材切断機の製造販売

プレス機械等各種装置

株式会社篠原製作所

2021/9/6

高機能フィルム・金属箔・紙等の加工機・巻取機の設計・製造

光学フィルム、セパレーターフィルム

京和精工株式会社

2022/7/5

各種産業機器・機械の部品の製作加工

産業機器

株式会社キンポーメルテック

2023/4/13

精密板金加工、金属箔加工

工作機器、電車車両等

株式会社エアロクラフトジャパン

2023/6/29

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)製品の設計・製造

レーシング(二輪・四輪)等

株式会社天鳥

2023/8/1

各種産業機器・機械の部品の製作加工

電気電子・半導体

株式会社ティオック

2024/1/31

工事用保安機器の製造

工事施工業者

株式会社ミヤサカ工業

2025/4/1

センターレス研削・平面研削加工と自社開発製品の販売

産業機器・防災・福祉

株式会社サンテック産業

2025/4/25

焼鈍、ショットブラスト、金属表面潤滑処理

自動車部品・自転車部品

株式会社神田鉄工所

2025/8/8

各種産業機器・機械の切削加工

鉄道・半導体・産業機器

株式会社アルファーシステム

2025/8/25

電源機器の設計・製造・販売

鉄道

株式会社山泰製作所

2025/10/1

精密切削加工・組立

産業機器・半導体

株式会社山泰鋳工所

2025/10/1

鋳造

産業機器

株式会社多賀製作所

2025/10/10

自動車用ブレーキ及びEVの金属ばね部品の製造

自動車部品

多賀精密五金(天津)有限公司

2025/10/10

自動車用ブレーキ及びEVの金属ばね部品の製造

自動車部品

SIAM TAGA PRECISION CO.,LTD.

2025/10/10

自動車用ブレーキ及びEVの金属ばね部品の製造

自動車部品

株式会社アドバンス

2025/10/23

フォークリフトの中古販売・買取・輸出・レンタル・メンテナンス

製造業全般

譲受企業の企業価値向上については、NGTG(注) Growth Program(NGP)の推進による譲受企業の売上と利益のオーガニックな成長(既存事業の拡大や効率化による内的成長)を追求しています。NGPは、米国Danaher社のDanaher Business System(DBS)をモデルにバリューアップ手法を仕組化した150項目以上に及ぶ当社独自のマニュアルであり、譲受先の成功例・失敗例を基に週次でアップデートしております。これにより、担当者が誰であってもEBITDAマージンの向上、企業価値向上に向けた施策の実行が可能となり、効率的かつ効果的な成長支援ができるようになっております。また、グループでのシナジー追求の一環として、NGPを通じたグループ内でのベスト・プラクティス共有に注力しております。社長がオンラインで集まって悩み相談を行う月次社長会、次期社長が経営を学ぶ合宿形式の社長大学、設計者が3DCADの使い方を学ぶ設計勉強会、金属部品切削加工勉強会などの機能別技術交流、現場の相互訪問、グループ合同新卒研修といった譲受企業の役職員が集まる機会を設けています。営業から従業員教育まで各分野において、各社で学び合うこと、協力し合うこと、相互に高めあう関係になることを推進しています。グループ内企業同士での顧客紹介や仕入先情報共有、機械の販売、倉庫の空きスペース貸し出し、グループ内機械商社の活用なども行っております。

NGPの具体的な内容については以下のとおりです。
NGPとは当社が譲受企業において提供可能な様々な成長支援施策パッケージであり、既存譲受企業において効果のあった改善の取組等をリスト化したものです。当該リストは、各譲受企業における試行錯誤を通じて、常により効果のある内容へ週次で定期的に更新しています。譲受以降を3つの期間に分けて、それぞれの期間に適した施策を譲受会社の経営陣と相談しながら、譲受企業の状況に応じて導入しています。
当社は譲受企業の売却が必要な買収ファンド(PEファンド)と違い、超長期目線での会社支援を行っております。一方でスピード感を持って各種の施策を実行していくことが肝要と考えております。

(注)NGTG 当社の英訳名であるNext Generation Technology Group Inc.の略称

第1ステップ(譲受~半年後):上場企業に必要な管理体制の強化及び、現状把握&現行事業の足腰強化
・全社員との面談により会社の現状把握を最優先しつつも、現状把握と同時進行で打てる施策についても順次導入
・チャットツール、ビデオ会議等のITシステム導入による業務効率化促進
・必要に応じて組織体制の見直し等を実行
・事業計画の策定

第2ステップ(半年後~二年後):第1ステップで把握した状況を踏まえて策定した事業計画の実行
・管理体制がきちんと機能しているかのモニタリング
・自社の改善を通じた収益力の強化
・会社の強みと課題に応じた、営業強化、製造現場改善、研究開発促進、人材採用強化等の幅広い成長支援メニューを会社の状況に合わせて実行

第3ステップ(三年目以降):安定的な成長と更なる取組
・海外進出、他社との連携を含む会社の拡大
・NGTGのM&Aアドバイザーとのつながりを活用し、周辺領域におけるM&A対象企業の探索及び提案を推進

上記の各ステップにおいては多方面から各社のニーズに合致する支援を提供しております。具体的には、①営業における新規顧客獲得のための営業戦略立案やウェブサイト刷新やウェブマーケティング、②開発・製造における製造コストの削減やオペレーション最適化、整理整頓はじめ5Sの徹底、③人事における採用強化、頑張った人が報われる効果的な人事制度策定、従業員教育プログラムの拡充、④経営管理における必要に応じた組織再編、意思決定プロセスの変更、予算や設備投資計画の策定、経営数値の管理強化、⑤ITにおける各種SaaSなど業務効率用ITツールの低コストでの導入、自社の生産管理システムやAIを用いた画像検査装置、IoTを用いた現場管理システムなどの開発・導入などが挙げられます。

当社は譲受会社のバリューアップを通じたオーガニック成長と、新規譲受を通じたM&A による利益成長の両輪で、今後も連続買収企業として中長期にわたる成長を目指しております。①新規M&Aによる利益取り込み、②バリューアップによる収益性改善、③安定した利益確保という一連の流れを連続的に行うことで、当社事業規模は時間の経過とともに多層的に積み重なり、増大していくと考えております。

(3) 経営環境
高齢化により後継者不足に直面する企業は依然として数多く存在し(中小企業庁の「中小企業白書(2024年版)」による)、事業承継は大きな問題となっておりますが、買収ファンド(PEファンド)への忌避感は未だ多くある状況で、適切な解決策が十分にあるとは言えません。売り手候補のニーズに応える解決策を提供することさえできれば、需給ギャップを捉えることで好条件での譲受を連続的に実現できる環境にあります。日本の中小企業336万社(注1)のうち、黒字の中小製造業は12万社(注2)存在しており、製造業に特化する連続買収企業としての当社の譲受先候補のプールは十分大きいと考えられます。
また、長年にわたり日本の貸出利率は他国に比して極めて低水準で推移しております(財務省の「国債金利情報」及びFederal Reserve Bank of St. Louisの「Market Yield on U.S. Treasury Securities 」における過去の金利推移の比較による)。さらに、地方では優良な貸出先が少ないため、調達する側に有利な条件を許容しやすい環境です。M&Aの連続的な実現に当たっては資金調達が必要になりますが、現在の日本においては良好な調達環境が存在する
Business risks
3 【事業等のリスク】
当社グループの経営成績及び事業展開は、様々な事象により大きな影響を受ける可能性があります。当社グループでは、リスク管理を適切に実施、管理するためリスク・コンプライアンス委員会を設置しております。当委員会については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 d リスク・コンプライアンス委員会」に記載しております。本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、提出日現在において当社が判断したものであり、将来において発生の可能性がある全てのリスクを網羅するものではありません。

新規のM&A(譲受)に関するリスク
(1) 製造業のM&A市場
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社グループは連続的なM&Aと譲受した企業のオーガニックな成長の2つを成長ドライバーにしております。当社が譲受の対象とする製造業においては、経営者の高齢化が進展することから、今後も承継ニーズが増加していくものと考えております。しかしながら、景気の悪化や自然災害、またはM&Aに対するレピュテーションの悪化等により、製造業のM&A市場が低迷し、連続的なM&Aが困難となった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、何らかの事象により、M&A市場が短期的に低迷する可能性はあっても、経営者の高齢化の進展等による承継ニーズは無くなるものではなく、当社グループの長期的な成長性が失われるものではないと考えております。

(2) 買収ファンド(PEファンド)、事業会社等との競争
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社が譲受の対象とする製造業は、競争力を持った優良企業が多いことから、買収ファンド(PEファンド)や事業会社も買収先として関心を示すことがございます。また、高い買収価格のみを重視するオーナーの場合、当社ではなく、買収ファンド(PEファンド)や事業会社等を譲受先として選定する場合がございます。当社は、譲受した会社の譲渡を想定しておらず、超長期目線での経営支援を行う点や、過度な統合に拘らず、個社の自主独立性を尊重する一方で管理・改善は適切に行う方針とすることで買収ファンド(PEファンド)や事業会社と差別化をしておりますが、想定する企業譲受が実行できず、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(3) 新規譲受時の資金調達
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、企業譲受を実施する際に、自己資金に加えて金融機関からの新規借入を行い、譲受資金に充当しております。グループ全体で適切な財務レバレッジを維持する方針でおりますが、製造業を取り巻く市場環境の悪化による業績悪化や金融市場の悪化など、想定外の事由により金融機関からの借入が困難となった場合には、想定するキャピタル・ストラクチャー(自己資金と借入の構成)での企業譲受が実行できなくなる恐れがあります。当社グループにおいては、既存金融機関と融資や他取引を通じ強固な信頼関係を構築するとともに、新規譲受先の取引金融機関に当社が譲受した後の事業計画や意義をご説明することで、適切な借入を実行できるように努めておりますが、このような事象が継続した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(4) 金利変動
(発生可能性:大、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は、企業譲受にかかる資金を主に金融機関からの借入により調達しております。有利子負債が増加した場合、金利負担が増すリスクがあります。金利上昇となった場合には、支払利息が増加し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。なお、当社グループでは、資金調達環境の悪化に対しては、譲受時において自己資金の割合を増やしてレバレッジを抑えることや、一定の金利条件の上昇を受け入れることで必要な資金手当をする方針でおります。また、収益性の高い企業を選定し、適切なバリュエーション(企業価値/EBITDA倍率)にて譲受を行う方針により、金利上昇局面においても返済能力を十分に確保できるように努めております。

譲受企業に関するリスク
(5) 譲受企業の経営人材確保
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社の譲受先では、オーナーが譲渡後も引き続き社長として経営に携わることが多くございます。オーナーが譲渡後直ぐの退任を希望される場合は外部採用媒体や人材エージェントを活用し、社長候補を探しております。譲受企業において新社長が見つかるまでに時間がかかった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループでは、譲受企業での経営人材の確保に当たり、幅広いルートを用いていること、昨今は中小企業の経営に関わりたいという人材が幅広い年代で増えていること、を勘案し、長期で社長が見つからないということは少ないと考えております。

(6) 譲受企業の現場人材確保
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)
製造業における人員確保の競争は高まっており、特に電気制御を始めとする設計者については人員を確保するのが困難な状況になっております。また、当社は全国の製造業を対象に譲受を行っており、地域によっては工場の製造人員の確保も難しい状況があります。譲受企業において安定的に事業を行うために必要な人員が確保されない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社グループでは、譲受企業での現場人材の確保に当たり、各種採用媒体や人材エージェントの活用など幅広いルートを用いるとともに、派遣社員や外注先の活用も行い対応しております。

(7) 原材料、部品の調達及び品質不具合
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社の譲受企業では様々な原材料及び部品を外部より仕入れております。各社で仕入先との間で取引基本契約を締結し、原材料・部品の安定的な確保に努めておりますが、為替や需給の変化などにより、材料・部品の価格が高騰する、又は入手が困難になる状況が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、譲受企業の製品で品質不具合が発生した場合、代替品製作コストや、顧客から請求を受ける可能性があります。当社グループにおいては品質を担保するため、整理整頓・適時適切な機械更新を徹底しそもそも品質不良が出ない生産現場を構築するとともに、各社で必要な検査を行い欠陥品流出がないように努めております。

(8) 技術革新と知的財産権
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:数年後以降、影響度:中)
当社の譲受企業の多くはニッチ市場で競争力を有する企業になりますが、各社が取り組む事業に関連する技術について、研究開発が進み技術革新が行われる可能性がございます。譲受企業においては、このような技術革新があった場合には、環境の変化に対応して事業基盤の強化に努めていきますが、技術革新への対応が遅れた場合には競争力が低下し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。知的財産権については必要に応じて特許を取得して自社技術を防衛するとともに、他社の知的財産権を侵害していないかも適時の調査を行っています。

(9) のれんの減損
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社グループは、企業買収に伴い発生したのれんを連結貸借対照表に計上し、原則として投資回収計画の算定基礎となった期間で償却しております。M&Aに当たっては、十分なデューデリジェンスを実施し、事業、財務及び法令等に関するリスクの検討を行っておりますが、事業環境の変化等により期待する成果が得られない場合は、当該のれんについて減損損失を計上し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(10) 固定資産の減損
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社の譲受企業はそれぞれ自社で工場、機械設備などの有形固定資産を保有しております。事業収益の著しい低下や生産設備の遊休化、陳腐化等に伴い、固定資産の回収可能価額が大きく下落し帳簿価額を下回った場合には、減損損失の計上の可能性があり、この場合、当社グループの経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。なお、現時点では、当社グループの財務の健全性に著しく影響を与える可能性のある減損の兆候はございません。

(11) 譲受企業が抱える潜在リスク
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社では、企業の譲受に当たり、外部専門家による会計税務・法務のデューデリジェンスを行い、十分にリスクを確認しておりますが、譲受後の偶発債務の発生や未認識債務の判明等、事前の調査で把握できなかった問題が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。なお、当社では、譲受を行うときの売主との契約において、潜在リスクに対する売主の補償条項を入れるなど、潜在リスクが顕在化した際の損害を極力抑えるための手当を行うようにしております。
また、当社では、企業の譲受に当たり、譲受先の管理体制の把握を行うようにしておりますが、管理体制に事前に把握できていなかった脆弱性があり、譲受後に十分な改善が行えず、管理体制が不十分であることを理由に決算作業に遅延が生じる等の事態が発生した場合、連結決算作業が適時適切に行えない可能性があります。

(12) コンプライアンス等
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社の譲受企業が事業活動を行う上で、法令・規制・基準や社会通念が関係しており、これらの不遵守により社会的に信用が毀損され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、行政・司法・規制当局等による予期せぬ法令の制定や改廃が行われる可能性や、社会・経済環境の著しい変化等に伴う各種規制の大幅変更の可能性で、コンプライアンスに関するリスクもしくは社会的に信用が毀損されるリスクを排除できない場合があります。その場合には当社グループの事業に影響を及ぼす可能性があります。対応策として、当社グループは法令遵守を極めて重要な企業の責務と認識しており、内部監査の実施、リスク・コンプライアンス委員会の設置や内部通報制度の整備などを通じて、法令遵守の徹底を図っております。

(13) 訴訟の可能性
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、コンプライアンス体制の構築に努めており、将来問題となる可能性のある事項については、顧問弁護士と連携し、細心の注意を払って業務を遂行しております。しかし、何らかの要因により、株主、取引先、消費者等から訴訟を提起される場合があり、訴訟等の内容及び結果によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。現時点では、当社に対する訴訟は提起されておりません。

(14) 情報管理に関するリスク
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社グループは、業務に関連して多数の企業情報を保有するとともに、多数の個人情報を保有しております。これらの企業情報及び個人情報については、万全の管理に努めておりますが、予期せぬ事態により情報が漏洩した場合には、損害賠償の発生及び社会的信用の失墜等により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
その対応として、当社グループでは、「情報セキュリティ管理規程」を制定し、情報セキュリティに関する管理体制やルールを整備しております。また、グループ全社で情報セキュリティに関する研修を実施し、情報セキュリティに対する意識向上とルールの周知徹底を図っております。

(15) 自然災害、事故及び感染症等の発生
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
地震・水害等の自然災害、火災・停電等の事故災害、感染症の拡大等によって、当社グループの生産・販売・物流拠点及び設備の破損や社員の感染による操業停止に陥る可能性があります。災害や感染症等による影響を最小限に抑える対策を講じておりますが、被害を受けた場合は、復旧対応や事業活動の停止により当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの譲受先は全国各地に点在しているため、特定の譲受先が被害に遭うことはあっても、日本国土全体を襲うような規模の災害でなければ当社グループの事業は継続できると考えておりますが、当社グループの各社において、災害防止や被害を最小限に抑えるために、定期的な防災訓練や設備の点検を実施しております。

(16) 譲受に伴う資産等の整理
(発生可能性:大、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
企業の譲受後、事業再編や遊休資産の売却、投資資産の処分や償還等が行われることにより特別利益、特別損失が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(17) 海外事業展開
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、中国、韓国、タイ等に子会社を有し、海外における事業を展開しております。将来、海外において事業を展開していく中で、政治・経済情勢の変化、予期し得ない法規制の変更、自然災害、暴動、テロ、戦争による社会的又は経済的な混乱、労働賃金のコストアップ、サプライチェーンや流通網の遮断、慣習等に起因する予測不可能な事態等が発生するリスクが存在いたします。これらリスクが顕在化する場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(18) 為替変動リスク
(発生可能性:大、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)
為替の変動は、現地通貨における価値に変動がなかったとしても、当社グループの業績と財政状況に影響を及ぼす可能性があります。また、当社が行う外貨建取引から生ずる費用・収益及び外貨建債権・債務の円換算額は、為替相場が変動することにより当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(19) 内部管理体制と連結決算体制
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
企業価値の持続的な拡大にはコーポレート・ガバナンスが有効に機能することが不可欠であるとの認識のもと、当社は業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保、さらに健全な倫理観に基づく法令遵守を徹底するため、当社の管理体制の充実及び内部管理体制の強化に努めるとともに、譲受企業における体制強化にも努めております。しかし、今後の譲受企業の一層の増加などにより、当社グループ全体の事業規模に適した内部管理体制の構築、管理人材の確保及び育成が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
今後、譲受企業が増えていくことに伴い、連結決算が適時に行えないリスクがございます。当社としては新規に譲受したグループ各社で経理人材の採用を行うと共に、必要に応じて当社管理人材の採用を行っていきます。決算においてはIT化やマニュアル化を進めることで、特定の人物に依存しない体制も構築していきます。

技術承継機構と資本政策に関するリスク
(20) 調達資金の使途
(発生可能性:中、発生可能性のある時期:数年以内、影響度:中)
当社の公募増資による調達資金の使途は、新規に製造業を譲り受けるための株式取得資金を考えております。しかし、当社グループを取り巻く外部環境や経営環境の変化に伴い、当該資金が想定どおりの使途に充当されない可能性があります。そのような場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。公募増資による資金調達の使途が変更になった場合には、適時適切に開示を行います。

(21) 配当政策
(発生可能性:小、発生可能性のある時期:特定時期なし、影響度:小)
当社は、株主に対する利益還元と同時に、健全な財務体質及び競争力の強化を経営上の重要課題として
Officers and biographies
(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性4名 女性2名(役員のうち女性の比率33%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

代表取締役社長

新居英一

1983年4月5日

2007年4月
2009年12月
2018年7月

みずほ証券㈱ 入社
㈱産業革新機構(現、㈱INCJ)入社
当社設立 代表取締役社長(現任)

(注)5

5,797,634

取締役
兼
承継支援部長

堀江藍子

1984年12月11日

2007年4月
2016年2月
2019年4月
2022年11月

みずほ証券㈱ 入社
㈱みずほ銀行 転籍
みずほ信託銀行㈱ 転籍
当社取締役兼承継支援部長(現任)

(注)5

112,000

取締役

志賀俊之

1953年9月16日

1976年4月
2005年6月
2013年11月
2015年6月
2022年11月
2023年1月
2024年12月
2025年6月

日産自動車㈱ 入社
同社代表取締役最高執行責任者
同社代表取締役副会長
㈱産業革新機構 代表取締役会長
当社 社外取締役(現任)
㈱and Capital 社外取締役(現任)
㈱スマートドライブ 社外取締役(現任)
ダイナミックマッププラットフォーム㈱ 社外取締役(現任)

(注)5

-

常勤監査役

岩間正俊

1963年6月27日

1986年4月
1989年10月
1991年6月
2002年1月
2013年4月
2013年8月
2018年9月
2022年4月

2023年6月

旭光学工業㈱ 入社
PENTAX AMERICA 出向
㈱岩間工業所 入社
同社代表取締役
KS-in(Thailand) Co., Ltd.取締役
台湾岩間有限公司董事長
モディアシステムズ㈱取締役
国立大学法人 長岡技術科学大学 技術革新フロンティア教育センター 特任教授(現任)
当社監査役(現任)

(注)6

101,000

監査役

沖田美恵子

1975年8月7日

2000年4月
2005年4月
2007年4月
2009年7月
2011年7月
2013年3月
2013年4月
2019年6月
2023年6月

検事任官
弁護士登録(岩田合同法律事務所)
検事復職
㈱産業革新機構出向
検事復職
検事退官
弁護士登録(島田法律事務所)(現任)
チムニー㈱ 社外取締役
当社監査役(現任)

(注)6

-

監査役

楢原英治

1980年11月1日

2005年11月2009年7月
2009年12月
2010年11月
2025年4月
2025年5月
2026年3月

あずさ監査法人 入社
公認会計士登録
税理士登録
税理士法人優和 入社
税理士法人優和 社員税理士(現任)
当社一時監査役
当社監査役(現任)

(注)7

-

計

6,010,634

(注) 1.取締役堀江藍子の戸籍上の氏名は、亀田藍子であります。
2.取締役志賀俊之は、社外取締役であります。
3.監査役沖田美恵子、楢原英治は、社外監査役であります。
4.取締役の所有株式数は、2025年12月31日を基準日として、同日の最終の株主名簿に記載又は記録された株式数を記載しております。
5.取締役の任期は、2026年3月30日から選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
6.監査役岩間正俊、沖田恵美子の任期は、2024年11月1日から選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
7.監査役楢原英治の任期は、2026年3月30日から選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。

8.当社は、法令に定める取締役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠取締役1名を選任しております。補欠取締役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数(株)

豊田 哲朗

1962年11月10日

1986年4月

東京海上火災保険㈱入社

-

2001年7月

㈱MKSパートナーズ入社

2008年5月

デロイトトーマツFAS㈱アドバイザー

2009年9月

㈱産業革新機構入社

2012年6月

同社投資事業グループ執行役員マネージングディレクター

2013年6月

同社専務執行役員マネージングディレクター

2016年6月

同社専務取締役共同投資責任者兼投資事業グループ長

2020年6月

㈱INCJ(産業革新機構から社名変更)専務取締役最高投資責任者兼投資事業グループ長

2025年6月

同社専務取締役最高投資責任者兼投資事業グループ長退任

9.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数(株)

川田 崇之

1980年10月16日

2003年10月

朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)入社

-

2007年6月

公認会計士登録

2017年8月

川田公認会計士事務所開設(現任)

2018年10月

税理士登録

2024年7月

つばめ監査法人社員(現任)

2025年4月

日本公認会計士協会 研究員(現任)

② 社外役員の状況
本書提出日現在において、当社は社外取締役1名及び社外監査役2名を選任しております。
社外取締役志賀俊之氏は、企業経営及び我が国の産業界に係る豊富な経験に基づく幅広い見識から、当社経営戦略上、有用な意見・助言を期待しており、当社の社外取締役として適任であると判断しております。なお、本書提出日現在、当社と同氏の間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
社外監査役沖田美恵子氏は、検事及び弁護士として高度な専門的知識と幅広い見識、豊富な経験を有し、企業法務に精通していることから、当社の社外監査役として適任であると判断しております。なお、本書提出日現在、当社と同氏の間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。
社外監査役楢原英治氏は、税理士及び公認会計士として高度な専門的知識と幅広い見識、豊富な経験を有し、企業の財務及び会計に精通していることから、当社の社外監査役として適任であると判断しております。なお、本書提出日現在、当社と同氏の間に人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はありません。

なお、当社は社外取締役及び社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、選任に当たっては、会社法及び株式会社東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準を参考にしております。

③ 社外取締役及び社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
当社は、社外取締役による業務執行者から独立した監視・監督機能及び監査役・監査役会による当該機能の両輪を核としたガバナンス体制が適切であると判断しております。当社監査役と内部監査担当者は、定期的に連絡会を開催し、内部監査と監査役監査の監査結果を共有し、相互補完することにより、実効的かつ効率的な監査を行っております。また、当社監査役と内部監査担当者は、監査法人との情報及び意見交換を行い、密接な連携を保ち、法令等の遵守及びリスク管理等に関する内部統制システムの有効性を確認するとともに、監査の実効性と効率性を確保しております。
監査役は社外取締役への情報提供を強化するため、社外取締役との意見交換を適宜行い、監査活動を通じて得られた情報の提供を行っております。
History
2 【沿革】
 当社は、2018年7月9日に東京都中央区にて、中小製造業各社の技術を次世代に繋ぐことをミッションとして設立されました。設立から当事業年度末日現在までに(親子会社又は兄弟会社は1社と数えて)17社の製造業の譲受を実行しております。
 当社の沿革は、以下のとおりです。

年月

概要

2018年7月

中小製造業の技術承継を目的として、東京都中央区において、株式会社技術承継機構を設立

2019年11月

薄膜材料開発製造及び冷間鍛造を行う株式会社豊島製作所(タイ子会社たるTOSHIMA(THAILAND)CO.,LTD.を含む)を100%子会社として譲受

2020年12月

樹脂プリント及び加工を行う株式会社東洋マークを100%子会社として譲受

2021年2月

自動はんだ付け装置の開発製造を行うFAシンカテクノロジー株式会社を100%子会社として譲受

2021年5月

東京都渋谷区に本社を移転

2021年7月

シート材・コイル材切断機の製造を行うエムエスシー製造株式会社を100%子会社として譲受

2021年9月

高機能フィルムの巻取機の設計製造を行う株式会社篠原製作所を100%子会社として譲受

2022年3月

互いのM&A手法を学ぶため、株式会社SHIFTと資本業務提携

2022年7月

切削加工を行う京和精工株式会社を100%子会社として譲受

2023年4月

板金及び金属箔加工を行う株式会社キンポーメルテックを100%子会社として譲受

2023年6月

炭素繊維強化プラスチック製品の製造を行う株式会社エアロクラフトジャパンを100%子会社として譲受

2023年8月

切削加工を行う株式会社天鳥を100%子会社として譲受

2024年1月

工事用保安機器の製造を行う株式会社ティオックを100%子会社として譲受

2025年2月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

2025年4月

センターレス研削・平面研削加工と自社開発製品の販売を行う株式会社ミヤサカ工業を100%子会社として譲受

2025年4月

焼鈍、ショットブラスト、金属表面潤滑処理を行う株式会社サンテック産業を100%子会社として譲受

2025年8月

各種産業機器・機械の切削加工を行う株式会社神田鉄工所を100%子会社として譲受

2025年8月

電源機器の設計・製造・販売を行う株式会社アルファーシステムを100%子会社として譲受

2025年10月

精密切削加工・組立を行う株式会社山泰製作所並びに鋳造を行う株式会社山泰鋳工所を100%子会社として譲受

2025年10月

自動車用ブレーキ及びEVの金属ばね部品の製造を行う株式会社多賀製作所(中国子会社たる多賀精密五金(天津)有限公司他子会社4社を含む)を100%子会社として譲受

2025年10月

フォークリフトの中古販売・買取・輸出・レンタル・メンテナンスを行う株式会社アドバンス(子会社1社を含む)を100%子会社として譲受

(注)なお、2026年1月16日に各種産業機器・機械の切削加工を行う堀越精機株式会社を100%子会社として譲受ております。

Officer information is limited to what the annual filing discloses; it is not a complete directory of internal key personnel.

Sources

Show source documents (2)
  • EDINET (FSA Japan)

    有価証券報告書-第8期(2025/01/01-2025/12/31)

    ID S100XV9V2026-03-30Open
  • EDINET (FSA Japan)

    有価証券報告書-第7期(2024/01/01-2024/12/31)

    ID S100VG4Y2025-03-28Open

Extracted from XBRL: 50 / Derived from other figures: 2

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