Photosynth4379東証グロース情報・通信業FY ending Dec 2025, consolidated, J-GAAP
Photosynth brought in ¥3.38B in revenue.
Out of every ¥100 of sales, about ¥7 is left as operating profit.
Revenue changed +14.3% from the prior year, operating profit +202.8%.
Notable figures
FY2025, revenue is 2.1× its level five years ago
FY2025, cash is 43% of total assets
Summary generated from disclosed figures
Key figures, FY ending Dec 2025 (filed 2026-03-27)
For every ¥100 Photosynth sells, how much goes where, and how much is kept.
Aligned fiscal years compare the shares of revenue remaining as gross, core, and net profit. Missing years are left unconnected.
FY ending Dec 2021 → FY ending Dec 2025
Bars show revenue (ordinary revenue for financial companies); lines show operating, net and free-cash-flow margins. Aligned fiscal years make scale and profit/cash conversion easy to compare. FCF may be calculated from operating cash flow and capital expenditure.
Year over year(FY ending Dec 2024 → FY ending Dec 2025)
Employees (consolidated) +8.4% · Revenue (consolidated) +14.3%
| Metric | FY21 | FY22 | FY23 | FY24 | FY25 |
|---|---|---|---|---|---|
| Employees (consolidated) | 167 | 167 | 150 | 143 | 155 |
| Average salary (parent company) | ¥6M | ¥6.3M | ¥6.5M | ¥6.6M | ¥6.6M |
| Average age (parent company) | 33.7 years | 34.2 years | 34.7 years | 35.7 years | 35.4 years |
| Average tenure (parent company) | 1.7 years | 2.0 years | 2.9 years | 3.1 years | 3.0 years |
Per-employee values divide consolidated revenue and profit by consolidated employees. Salary, age and tenure are parent-company figures; at holding companies these may describe a small head-office workforce. Employee definitions vary by company. Calculated from disclosed figures (DERIVED).
Industry maps this company appears on.
2025-12-31 * Custodian accounts hold shares on behalf of funds and pensions; they are not the beneficial owners.
Shows the company's position among peers in its primary industry, based on its latest published results.
Each dot is a company's percentile within its primary industry; peer groups may differ. Missing axes are labeled as unavailable. No combined score is calculated, and industry rank is not an investment recommendation.
Peers share the same industry profile and are closest in revenue scale. Figures use each company's latest published annual filing.
| Company | FY | Revenue | Core margin | Net margin | Equity ratio |
|---|---|---|---|---|---|
| Photosynth | 2025 | ¥3.38B | 6.8% | 8.6% | 62.0% |
| Schoo,inc. | 2025 | ¥3.36B | 8.6% | 5.2% | 53.9% |
| Morpho,Inc. | 2025 | ¥3.36B | 1.4% | -2.3% | 87.3% |
| CRI Middleware Co., Ltd. | 2025 | ¥3.45B | 16.1% | 12.2% | 69.3% |
| Neural Group Inc. | 2025 | ¥3.3B | -0.2% | -3.5% | 44.1% |
Market capitalization, P/E and share-price yield are not EDINET data and are omitted. Fiscal year ends and accounting standards may differ; check each period and filing.
Photosynth, founded in 2014, is a company in Software & SaaS listed on TSE Growth. It has 155 employees (consolidated).
Read the company's annual-filing disclosures with filing date and source.
Filed 2026-03-27 · Document S100XV3D
3 【事業の内容】 当社グループは、厳格な要件が求められる法人向けで実績豊富なスマートロック(注1)等のIoT機器やソフトウエアを活用したAkerun(アケルン)ブランドのHESaaS(注2)のサービスに加えて、ギグワーカーが様々な空間における人手不足を解決する施設運営BPaaS「Migakun(ミガクン)」やコワーキング施設等を中心としたレンタル施設及び会員制施設の無人化・省人化のための顧客管理・予約・決済SaaS「fixU」を子会社を通じて展開しております。 これらのサービスの提供を通じて、あらゆる空間の無人化・省人化を促進する新たな社会モデルの創出に取り組む空間DX事業を、法人、住宅、商業施設、教育機関、自治体等の幅広い業界で展開し、リカーリング収益(注3)の最大化を通じた事業拡大を推進しております。 (注) 1.スマートロックとは、電気制御により鍵を開閉することができるインターネットに接続された錠前のことであります。 2.HESaaSとは、Hardware Enabled Software as a Serviceの略で、アプリケーションソフトウエアをインターネット経由で提供するクラウドサービスであるSaaSと、ハードウエアのサブスクリプションモデルを組み合わせた提供モデルであります。 3. リカーリング収益とは、サービスや製品の提供を通じて、定期的かつ継続的に発生する収益のことであります。 <当社グループのミッション/ビジョン> 当社グループは、「つながるモノづくりで感動体験を未来に組み込む」をミッションに掲げ、ハードウエアからソフトウエア、Web、モバイルまでを網羅するフルスタックの開発体制を備えたモノづくり企業として、またクラウドやIoT、認証、フィジカルAI等の最先端技術及びプロダクト/サービスを開発するテクノロジー企業として、少子高齢化に伴う人手不足等の社会課題の解決を目指しております。 また、このミッションの実現に向けては、新たに「人手に依存しない、自律型の物理空間で、社会を自由化する。」というビジョンを策定し、Akerun、Migakun、fixU等の各サービスを通じて、オフィス、住宅、商業施設、教育機関、医療機関、自治体等のあらゆる物理空間の管理や運営をテクノロジーの力で自動化し、企業や法人だけにとどまらず、社会そのものを人手不足や物理的な業務に伴う様々な制約から解放することを目指しております。 <当社事業を取り巻く社会的背景> 現在、日本国内では、少子高齢化に伴う深刻な人手不足や生産年齢人口(15〜64歳)の減少といった社会課題に直面しており、統計によると生産年齢人口は1995年頃をピークに減少を続け、2025年時点の東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の生産年齢人口が2045年にはほぼ消失すると推計されています(注)。この影響はすでに様々な業界で顕著になってきており、オフィスにおける人手不足に起因する過重労働や生産性の低下、観光業界における訪日外国人旅行客の増加に伴う人手不足や機会損失、教育機関等における働き方改革の要請、そして小売店舗や飲食店等におけるアルバイトを含む人材不足による営業時間の短縮や機会損失等、現在そして将来にわたって企業だけでなく日本経済自体の成長への大きな課題となっております。 この不可避の社会課題に対して、人手不足を補うためのデジタル化やDXが様々な業界で求められるなか、当社グループでは、市場での実績が豊富で現契約社数5,700社超という相当規模のユーザー基盤を有する認証プラットフォームを活用したAkerunを基軸に、オフィス、住宅、商業施設、教育機関、医療機関、自治体等のあらゆる空間に適用可能なMigakunやfixU等の空間管理ソリューションをトータルで提供しております。これにより、空間や施設の運営の無人化・省人化という将来におけるスタンダードとなる新たな市場を創出するとともに、ビジネスの領域だけでなく日本社会全体における課題の解決を支援することを目指しております。 (注)国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)」 [空間DX事業の概要] 当社グループは、オフィス、住宅、商業施設、医療機関、教育機関、自治体等のあらゆる空間の管理を無人化・省人化するテクノロジーやソリューションを提供することで、少子高齢化等に伴う深刻な人手不足や生産年齢人口の減少といった社会課題の解決を支援する空間DX事業を展開しております。 この空間DX事業では、中核サービスである「Akerun入退室管理システム」をはじめとしたAkerunブランドのHESaaSのサービスを法人向け及び住宅向けに、Akerunと大きなシナジーを有するギグワーカーを活用した施設運営BPaaSである「Migakun」を法人向けに、そして2025年10月に完全子会社化した、コワーキング施設等を中心とした施設の無人化・省人化のためのSaaSのサービスである顧客管理・予約・決済システム「fixU」を法人向けに、それぞれ提供しております。 <Akerunを起点とした空間DXと施設の無人化・省人化のイメージ> 空間DX事業の特徴及び市場優位性は主に以下の3点であります。 ① 認証プラットフォーム「Akerun Access Intelligence」(注1)の価値 空間DX事業の市場優位性の1つ目は、利用企業の規模や業種業態を問わない広範なユーザー基盤に裏付けられた認証プラットフォームの社会インフラとしての価値であります。2025年12月末時点で5,700社以上の現契約社数を抱える認証プラットフォームを基盤に、中核サービスである法人向け「Akerun入退室管理システム」は、クラウド型入退室管理システムやスマートロック等の領域で国内No.1(注2)を獲得するなど、両市場をけん引する実績を有しております。 セキュリティ及び認証の社会インフラとしての地位を確立している法人向けAkerunに加え、建築用錠前で国内大手の美和ロック株式会社(以下、美和ロック)との合弁会社である株式会社MIWA Akerun Technologies(以下、MIWA Akerun Technologies)による住宅領域でのスマートロックを活用したサービスの提供や、従来の身分証/社員証/学生証/会員証等の物理的なIDをデジタル化してスマートフォンで利用できる「Akerunデジタル身分証」の提供など、オフィス、住宅、商業施設、教育機関、医療機関、自治体等の利用場所を問わない広範なユースケースや顧客基盤を通じたビッグデータの取得・活用により、様々な周辺領域へのサービス展開も可能となっております。また、MigakunやfixUにおいてもAkerunと認証プラットフォームを活用することで、Akerunとの併用による柔軟な入退室権限の付与/剥奪やサービス品質向上のためのギグワーカーのモニタリング等が可能になるなど、事業間の大きなシナジーを発揮しております。 ② HESaaS、BPaaS、SaaSの各事業で培われたハードウエア/ソフトウエア開発力とギグワーカープラットフォーム 空間DX事業の特徴の2つ目は、Akerunブランドのクラウド型IoTサービスで採用するハードウエアとソフトウエアを組み合わせたサブスクリプションモデルであるHESaaS、ギグワーカーを活用した施設運営代行サービスのMigakunで採用するBPaaS、そしてソフトウエアの機能をサブスクリプションモデルで提供するfixUのSaaSで培われた、ハードウエア領域からソフトウエア領域までのフルスタックを網羅する開発力であります。 Akerunでは、IoT機器等のハードウエア技術とクラウドを含むソフトウエア技術を組み合わせることで、法人利用に耐える高品質なハードウエアと、無線通信やセキュリティにおける信頼性や堅牢性に加えてAPIによる外部の勤怠管理/会員管理システム等との連携を通じた様々なニーズに対応できる柔軟性により、人々の入退室データを起点とした“あらゆる物理空間における基幹システム化”を実現しております。 また、Migakunは、コミュニケーションツール等のテクノロジーを活用した、利用企業とギグワーカーを含むMigakunスタッフとのリアルタイムのコミュニケーションにより、BPaaSとして様々な施設運営ニーズに即応可能な柔軟なサービス提供モデルを確立しております。 さらに、fixUは、コワーキング施設や会員制施設等の店舗運営における、高騰する人件費や高難度のデジタル化への対応といった課題に対して、会員登録〜予約〜決済までの店舗運営業務を自動化し、店舗の無人化‧省人化をワンストップで実現できる高機能なSaaSとして業種業態を問わないユースケースで活用されております。 これらのハードウエアからソフトウエアまでを網羅するテクノロジー領域におけるフルスタックの開発体制、さらにはハードウエアの製造や量産も含めた統合的な開発力は、当社グループの大きな市場優位性であると考えております。 ③ 各事業間における強固なシナジーを通じたリニアな事業成長 空間DX事業の特徴の3つ目は、これらAkerun/Migakun/fixUを組み合わせた統合ソリューションとしての各サービス間の強固なシナジーであります。各サービスは、前述の当社グループが有する認証プラットフォームや統合的な開発力により、導入の容易さ、機能の拡張性、様々な業種業態に適用可能な柔軟性を実現することで、各サービスの複数導入を含むクロスセルが堅調に進展しております。その結果、売上高及び調整後EBITDA(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization:利払い前、税引前、減価償却前利益)(注3)は堅調に拡大しており、さらに、この売上高及び調整後EBITDAを支える空間DX事業全体におけるリカーリング収益の比率も事業収益全体の80%台後半の高水準を継続的に維持しております。 そして、Akerunの“オフィスや施設における基幹システム化”や大規模顧客へのさらなる拡販、人手不足等を背景としたMigakunへのニーズの拡大と柔軟なサービス提供モデルによる利便性、そしてfixUの店舗運営におけるワンストップ・デジタル化ソリューション等を通じた拡販、さらには各サービスを組み合わせたパッケージ化によるクロスセル等により、顧客企業における当社グループのサービスの“インフラ化”が進展したことで、空間DX事業全体でのMRR(Monthly Recurring Revenue:毎月繰り返し得られる月次経常収益)ベースのChurn Rate(サービスに関する解約率)は平常時で1%以下の低い水準に抑えられております(注4)。具体的には、継続的なChurn Rateの改善により、空間DX事業全体で2025年12月期には0.93%まで改善しております。さらに、このパッケージ化によるクロスセル施策が奏功していることで、ARPU(注5)も継続的に増加し、当期には過去最高の1社あたり48,536円を達成するなど当社グループ全体での事業成長に向けた事業ポートフォリオ間のシナジーを実現しております。 当社グループでは、中核サービスであるAkerunを起点として、Akerunと高いシナジーを発揮するMigakunやfixUを組み合わせたソリューション提供やクロスセル施策を促進することで、空間DXによる無人化・省人化市場の創出を通じた売上高及び調整後EBITDAのさらなる拡大とARPUの増加、そしてChurn Rateのさらなる低減が可能であると考えており、今後もそれらの取り組みを通じて空間DX事業のより一層の成長を目指しております。 (注) 1.ユーザーの基本情報(氏名や所属等)、デジタルID情報(電話番号や電子メール等)、物理ID情報(所有するICカードや生体認証情報等)、認証権限情報(アクセスが許可されている扉、有効な日にち、曜日、時間帯等)等の情報を保有するクラウド上のデータベースであります。 2.日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年6-7月期_指定領域・日本国内における検証調査) 3.当社グループにおける調整後EBITDAは、営業利益に減価償却費、のれん償却費、株式報酬費用、フィジカルAI領域の研究開発費の各項目を加算したものであります。 4.各期のChurn Rateは、当該期の期末月における12か月移動平均であります。 5.ARPUとは、Average Revenue Per Userの略で、ユーザーや利用企業における1人/1社あたりの売上金額を表す指標であります。 <各事業ポートフォリオの詳細> ① Akerun事業 当社グループの中核サービスである「Akerun入退室管理システム」等を展開するAkerunブランドのクラウド型IoTサービスは、クラウドとインターネットでつながるスマートロック等のエッジ端末(注)による個人認証とセキュリティ、そしてクラウド上の認証プラットフォームを通じた個人認証を主軸とした関連サービスを法人向け、住宅向けに展開しております。 Akerunでは、物理的な鍵によるセキュリティや管理性等の様々な制約や課題を無くし、1つのICカードや個人を特定する物理的またはデジタルなIDであらゆる扉やゲートにスムーズにアクセスできる、物理空間におけるシングルサインオンともいえる世界の実現を目指しております。またこの中核サービスであるAkerunを起点として、空間DX事業の各サービスを展開することで、あらゆる空間の無人化・省人化で人手不足等の社会課題の解決を支援しております。 (注)エッジ端末とは、 エッジ(末端)の端末の意味であり、IoT等においてはインターネットに接続され、システム全体の末端に位置する端末のことであります。インターネットで接続されたシステム全体における末端の端末として、データの収集/処理や上位システムへのデータの送信等に加え、上位システムからの指令やデータ等を受信して稼働したり、利用者に伝達する等の機能を担うハードウエアであります。 ①-2 オフィス領域におけるAkerun (1)市場機会 Ⅰ.市場環境の変化 現在、国内では少子高齢化の昂進等による生産年齢人口の減少が喫緊の社会課題となっており、オフィスや商業施設、店舗等においても人手不足への対応や労働生産性の向上等を目的に、DXや無人化・省人化への取り組みが活発化しております。具体的には、セキュリティを含む入退室管理、勤怠管理、受付管理、予約管理等の各種業務へのテクノロジー活用により、オフィスや会員制施設の運営にかかわるワークフローを自動化する等の取り組みが業界や業態を問わず進展しております。 さらに、従来からの法改正を含む日本政府や企業による働き方改革の推進により、従業員の勤務時間を正確に記録、管理することが求められており、加えて個人情報保護の強化により、企業ではこれまで以上のセキュリティ対策を求められるようになっております。 Ⅱ.従来の入退室管理システムの課題とAkerunの市場優位性 従来の法人向け入退室管理システムは、サーバーや管理用PC等のハードウエア機器の購入・設定、システム設定やネットワーク工事のための外注費、そして機器の改修や保守の費用等、初期費用や経年による費用など高額な投資が必要となり、加えてデータの利活用の難易度の高さ等が企業の大きな導入障壁となっておりました。 当社グループでは、このような導入時の障壁を低減し、より少ない負担で入退室管理システムを導入・活用できる「Akerun入退室管理システム」を法人向けに提供しております。特別な工事やシステム構築が不要かつ後付けで手軽に導入可能、クラウド型システムによる専用IT機器の排除とシンプルに利用できる管理画面等によるデータ利活用の支援、サブスクリプションモデルによる保守・運用に要する費用負担の軽減等により、導入障壁の低減と継続運用のしやすさを実現することで今後も広く需要を取り込み、継続的に売上を拡大できるものと考えております。 (2)サービス構成 Akerunの中核サービスである法人向けの「Akerun入退室管理システム」は、鍵の物理的開閉やデータ通信等を担うスマートロックやICカードリーダー等のIoTハードウエアと、それを施解錠するスマートフォン(注) 向けアプリケーション、スマートフォンのモバイルICカード等のスマートキー、そして認証、鍵権限の管理、履歴の閲覧等を行う、スマートデバイス向けアプリケーション及びWebアプリケーション等の管理ツールで構成されております。 なお、ユーザーを識
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、厳格な要件が求められる法人向けで実績豊富なクラウド型認証プラットフォームである「Akerun Access Intelligence」を基盤に、スマートロック等のIoT機器やソフトウエアを活用したAkerunブランドのHESaaSのサービスの普及拡大に加え、ギグワーカーを通じて様々な空間における人手不足の解決を支援する「Migakun」の施設運営BPaaSのサービス、さらに新たに当社グループに加わった店舗の無人化・省人化に特化したクラウド型顧客管理・請求管理・決済システム「fixU」によるSaaSのサービスを展開することで、少子高齢化に伴う人手不足等の社会課題の解決に向けて、あらゆる空間の無人化・省人化を促進する新たな社会モデルの構築に取り組んでおります。 そして、これら社会課題の解決を目指す空間DX事業を法人、住宅、商業施設、教育機関、自治体等の幅広い業界で展開し、リカーリング収益の最大化を通じた事業拡大を推進しております。 当社グループでは今後の経営方針として、中核サービスであり市場における実績が豊富なAkerunを起点として、Akerunにおける機能強化や営業活動の効率化、そしてAkerunの周辺領域における新規サービスの拡充等により、無人化・省人化のためのソリューション提案に注力することで事業成長を追求する計画であります。 <Akerun、Migakun、fixU等の既存事業> 営業活動における効率性と収益性を強化しながら、当社グループの各サービスを組み合わせたソリューション提案を通じた売上高と調整後EBITDAの継続的な成長、ARPUやLTVの最大化、そしてChurn Rate(解約率)の最小化による事業拡大を目指しております。また、開発においては新たに新規事業の創設を目指してフィジカルAI領域への参入に加えて、既存サービス/製品のさらなる進化と安定的な運用に注力する計画であります。 <Akerunの周辺領域を中心とした新規事業> 顧客や市場のニーズを的確に捉えた新サービスの効率的かつアセットライト(注)な開発を推進する計画であります。また同時に、中核サービスであるAkerunの周辺領域のプロダクトやサービスをアライアンスやM&A等を通じて取り込むことで、早期の収益化を実現するポートフォリオの拡充と事業基盤の強化を目指しております。 (注)アセットライトとは、資産(Asset)の保有を抑えながら、外部委託やリース等を活用して財務負担を軽く(Light)することで、市場環境等の変化への対応を目指す経営手法のことであります。 具体的な経営方針及び成長戦略は以下の通りであります。 当社グループの事業成長にあたっては、Akerunの顧客数の最大化を目指す“マーケット開拓”と、Akerunを中心としたソリューション提案による顧客単価の最大化を目指す“ソリューション開発”に特に注力する計画であります。この“マーケット開拓”と“ソリューション開発”を掛け合わせることで、顧客数と顧客単価を乗算した事業収益の最大化を目指しております。 ① ソリューション提案の起点となるAkerunの顧客数の最大化(マーケットの開拓) 当社グループとしての事業成長にあたっては、市場における実績が豊富なAkerunを起点として、従来の主要顧客である法人オフィスに加え、商業施設、住宅、教育機関、医療機関、自治体等の新たな市場に向けた価値提供をより一層加速する計画であります。新たな市場の開拓にあたっては、無人化・省人化のニーズが旺盛な商業施設、不動産物件におけるスマート化のニーズが旺盛な住宅、そして従来型システムからの脱却とDXへのニーズが旺盛な教育機関/医療機関/自治体等への提案及びマーケティング活動等の強化により新たな需要を取り込み、Akerunの顧客基盤の拡大を図る考えであります。 また、これらの市場へのアプローチには、当社グループが従来から推進する営業チャネルのさらなる多様化も強化する計画であります。具体的には、Akerunの導入シーンに高い親和性を有する外部のシステム連携パートナー、オフィス複合機等を取り扱うOA機器のベンダーや商社、そして空間や施設そのものを取り扱う不動産事業者等のパートナーの開拓と拡充を通じて、あらゆる空間や施設におけるAkerunの提案機会の獲得と販売拡大を促進する計画であります。 ② ソリューション提案のためのAkerun周辺領域におけるサービス/製品開発を通じた顧客単価の最大化(アップセル/クロスセル商材の開発) 当社グループでは、各マーケットに対するアップセル/クロスセルのためのソリューション提案を促進することで、顧客単価の向上を目指す計画であります。特に、ソリューション提案の起点となるAkerunとのデータ連携、ターゲット顧客、導入タイミング等のシナジーを発揮する、Akerun周辺領域におけるサービス/製品を中心とした商材の拡充により顧客あたりの単価の最大化を目指しております。実際に、当社グループが提供するAkerunとMigakun並びにfixUのクロスセルにおいては、当社グループの顧客における両サービスの重複導入割合や顧客単価の向上等に対して、クロスセルの効率性及び収益性に顕著な成果を生み出しております(注1)。 商材ラインアップの拡充にあたっては、Akerunを起点としてアップセル/クロスセルしやすく、収益性に優れた商材の選定を進める計画であります。具体的には、当社グループで提供する住宅向けAkerun、Akerun QR受付システム、Akerunデジタル身分証、Migakun、fixU等の各サービスに加え、業界最大規模(注2)の勤怠管理/会員管理/決済等のシステム等のAPI連携サービス、そして今後はセキュリティ用途でのシナジーを発揮するAIカメラ、施設環境の向上のための各種サービス、無人化・省人化でのシナジーを発揮する各種システム等の商材の拡充を進める計画であります。 また、商材ラインアップの拡充にあたっては、当社グループの認証、IoT、クラウド等のコアテクノロジーのアセットを活用した自社開発だけでなく、Akerunとの高いシナジーを発揮する商材を提供する企業との業務提携や協業、そして必要に応じてM&A等も視野に、資本効率に優れた商材の拡充をスピーディに進めていくことで、早期の収益化を実現することを目指しております。 (注) 1.当社グループの注力する特定マーケットにおけるテストマーケティングや事業シミュレーションをもとに算出。 2.業界各社の報道発表等を元にした自社調べ。 (2) 2026年度からの中期経営計画を通じた事業成長の再加速 当社グループでは、様々な変化に対応するため、組織としてのレジリエンシーを高めることを目的に、営業利益の黒字化に向けた継続的な事業成長に加え、収益性の強化や生産性の向上を目指し、2023年度を開始年度とした中期経営計画を策定し、中期経営計画の目標の1つであった2023年中の連結営業利益の単月での黒字化を同年12月に達成、また2024年12月期の連結営業利益と連結フリーキャッシュフローの通期黒字化も達成しております。 そして今回、前回の中期経営計画の目標である各指標の黒字化と収益性・生産性の強化における成果を踏まえ、これからの中長期的かつ持続的な事業成長を図るために、売上成長の再加速と調整後EBITDAの拡大を目指して、新たに2026年12月期を開始年度とする中期経営計画を策定しております。 2026年12月期を開始年度とする中期経営計画の概要は以下の通りであります。 <市場機会> 前述の通り、日本国内では、少子高齢化に伴う深刻な人手不足や生産年齢人口(15〜64歳)の減少といった社会課題に直面しており、オフィスにおける人手不足に起因する過重労働や生産性の低下、観光業界における訪日外国人旅行客の増加に伴う人手不足や機会損失、教育機関等における働き方改革の要請、そして小売店舗や飲食店等におけるアルバイトを含む人材不足による営業時間の短縮や機会損失等、現在そして将来にわたって企業だけでなく日本経済自体の成長への大きな課題となっております。 当社グループでは、この社会課題の解決を目指し、新たにビジョンとして掲げる「人手に依存しない、自律型の物理空間で、社会を自由化する。」の理念のもと、中核サービスであるAkerunに加え、堅調な成長を続けるMigakun、新たに当社グループに加わったfixU、そしてAPIで連携する外部サービスや今後開発予定のサービス等を組み合わせた物理空間の無人化・省人化のためのソリューションによる価値提供を通じた事業成長を図る計画であります。 <中期経営計画で注力する施策> 当社グループでは、中期経営計画における具体的な取り組みとして、以下の3つの取り組みを事業成長の柱として位置付け、売上成長の再加速及び調整後EBITDAの拡大を図る計画であります。 ① [マーケット開拓] Akerunの加速度的拡大(Akerunの顧客数の増加に向けた戦略) 当社グループでは、中核サービスであり、また市場での実績も豊富なAkerun事業のさらなる成長が事業成長の再加速に必要であると認識しており、そのための施策として、「光通信グループとの強力なパートナーシップを通じた拡販」と「大規模顧客の獲得に向けた営業活動の強化」に注力する方針であります。 Ⅰ.光通信グループとのパートナーシップを通じた拡販 当社グループは、中核サービスであるAkerunをはじめとした当社グループのサービスの提供拡大に向けて、強固な営業力及び営業ネットワークを有する光通信グループの各社との販売パートナー契約を推進しております。これにより、数多くの営業人員や代理店を有する光通信グループとの協業を通じた売上及び調整後EBITDAの加速度的な増加を図ってまいります。 Ⅱ.大規模顧客の獲得に向けた営業活動の強化 中核サービスであるAkerunのこれまでの市場における実績やその有用性が評価され、従来の主要顧客であった小規模〜中規模の企業に加えて、直近では大手不動産会社や大手自動車メーカーの営業所などを中心に数百拠点規模の導入を獲得しております。また、兵庫県豊岡市による導入をはじめとして自治体が運営する施設における管理の無人化・省人化にAkerunと予約管理等の連携サービスを組み合わせた導入も堅調で、さらに、「Akerunデジタル身分証」の学生証の用途における大型受注案件も好調に推移しております。 当社グループでは、これらの大型導入案件の受注が好調であることから、引き続き大型受注を獲得するための営業体制の強化や整備を積極的に進めることで、Akerunの売上の拡大を図る計画であります。 ② [ソリューション開発]複数サービスのパッケージ化によるクロスセルの推進(顧客単価の増加に向けた戦略) 当社グループでは、大きなシナジーを有するAkerun、Migakun、fixUの各サービスを組み合わせた、空間管理のための統合的な無人化・省人化ソリューションの提供を推進しており、実際に直近ではこれら複数のサービスや、さらにはAPI連携する外部サービスも組み合わせたクロスセル導入が加速しております。その結果、2025年12月期第4四半期におけるARPUは過去最高の48,536円(前年同期比14.5%増)を達成するなど大きな成果を上げております。 当社グループでは、この各サービス間の大きなシナジーを今後も最大限に活用し、さらなる売上の拡大に向けた「サービスのパッケージ化によるクロスセル」と、将来的なさらなる提供価値の向上を目指して「無人化・省人化に資するサービスやテクノロジーを保有する企業とのパートナーシップやM&A」を推進する考えであります。 Ⅰ.サービスのパッケージ化によるクロスセルの推進 人手不足等の課題から、当社グループのAkerunとMigakunを導入し、空間の管理運営におけるセキュリティ強化だけでなく、無人化・省人化を背景とした24時間営業による収益機会及び売上の増加、さらには人件費等のコスト削減を実現する施設が増加しております。実際に、コンビニエンスストア、書店、公民館、自習室、フィットネスジム、セルフ飲食店等では、当社グループが提供する無人化・省人化パッケージを導入し、24時間営業しながら売上の増加とコストの削減を実現しております。 当社グループでは、今後もこのような空間の無人化・省人化をワンストップで提供するためのサービスのパッケージ化を積極的に提案・推進することで、クロスセルによる売上の拡大を図る計画であります。 Ⅱ.M&Aやパートナーシップを通じた無人化・省人化のためのサービスやテクノロジーの拡充 当社グループでは、物理空間の無人化・省人化のための統合ソリューションの拡充を図っており、その一環として2025年10月に完全子会社化したfixUは、これまでもAkerunのAPI連携パートナーとして多くの共同受注実績があり、コワーキングスペースやレンタルスペース等の無人化・省人化を通じた収益性の向上に貢献しております。また、完全子会社化後も共同のソリューション提案の推進により堅調な実績を上げております。 当社グループでは、今後もこのような物理空間の無人化・省人化に資するサービスやテクノロジーを保持する企業とのパートナーシップやM&Aを今後も積極的に推進することで、サービスのパッケージ化を通じた提供価値の向上とクロスセルの強化を図る考えであります。また、M&Aにおいては、有人の小売店やホテル、飲食店等も対象とし、それらを当社グループの無人化・省人化ソリューションによって収益性を改善する等の取り組みも検討してまいります。 ③ [新事業創出]フィジカルAIへの新規参入とサービス開発の推進(顧客への付加価値の強化に向けた戦略) 当社グループは、ハードウエア、組込み、AIを含むソフトウエア、製造までを網羅するフルスタックの開発体制に強みを有しており、さらに法人向け事業で培ったハードウエア/ソフトウエア両面での信頼性や安定性で豊富な実績を有しております。 そして、このフルスタックの開発体制を基盤に、無人化・省人化に資する新規事業の創出を目的として新たにフィジカルAI領域に事業参入しております。そして、このフィジカルAIの開発を推進するために研究開発拠点となる「Photosynth Physical AI Lab」を設立し、無人化・省人化のための業務支援ロボットなどの研究開発とその社会実装を目指しております。 将来的には、清掃、ビルメンテナンス、総務事務、警備、商品陳列、そして福祉・介護などを担う業務支援ロボットなどを想定した研究開発を行うことで、新規事業の創出と少子高齢化等の社会課題の解決に向けた取り組みを加速する考えであります。 当社グループでは、2026年12月期からの中期経営計画においてこれらの注力施策を強力に推進することで、グループ全体における売上成長の再加速及び調整後EBITDAの拡大を図る計画であります。 <中期経営計画における目標数値> 前回の中期経営計画における黒字化と安定的な顧客基盤の構築における一定の成果を達成したこと受け、今回の2026年12月期からの中期経営計画では、当社グループの経済圏のさらなる拡大とそれに伴う本格的な利益創出、そして将来のさらなる事業成長に向けた事業基盤の構築と発展を推進する計画であります。 この2026年12月期からの中期経営計画の定量的な目標は、以下の通りであります。 ① 中期経営計画の期間における毎年の売上成長率(注)で20〜30%を達成 ② 2028年12月期における売上で58〜75億円を達成 ③ 2028年12月期における調整後EBITDAで11.6〜15億円を達成 当社グループでは、前述の注力施策を推進することで、日本における少子高齢化等の社会課題の解決を支援する無人化・省人化産業の創出と、それに伴うさらなる事業成長を通じて上記の①〜③の定量目標の達成に向けて取り組む計画であります。 なお、この定量目標の達成に向けては、中長期的な企業価値の向上のために、資金調達が必要な場合でも株式の希薄化を伴う増資は行わず、財務規律を担保することを前提に有利子負債による調達を行う方針であります。 (注)売上成長率は、2026年12月期から2028年12月期にかけての年次平均売上成長率であります。 (3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループの優先的に対処すべき事業
3 【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りであります。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資者の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。当社グループは、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、その発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に対する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであり、将来において発生の可能性があるすべてのリスクを網羅するものではありません。 (1) 事業環境に関するリスクについて ① 事業における対象市場について 当社グループは空間DX事業の単一セグメントであり、対象市場としてセキュリティ関連市場及び個人認証・アクセス管理型セキュリティソリューション市場に加え、空間管理ソリューション市場を想定しております。DXの拡大に伴い、クラウドサービスを通じた様々な場所やシーンへのアクセス管理や、多様な状況下におけるセキュリティ強化への更なる需要拡大、そして人手不足等に伴うあらゆる空間における施設運営の無人化・省人化の要請等により、同市場が今後も成長することを前提に、引き続き同市場を基盤とした事業を展開する計画であります。 しかしながら、今後の経済情勢や景気動向、社会環境の変化等により、同市場が成長しない場合や、顧客企業のセキュリティやDXへの投資が抑制され、新規・追加受注が想定通り進まない場合又は解約率が想定を上回る場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 競合他社の動向について 当社グループがサービス提供を行う市場は、競合他社が存在しており、今後の市場規模拡大に伴い新規参入が予測されます。 当社グループは、製品機能や提供サービスの拡充や品質の向上、高度なセキュリティと利便性の追求等により、競争力の維持に努めておりますが、競合企業や新規参入企業との競争激化により、当社グループが想定している事業展開が図られない場合等には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 技術革新について 当社グループの提供するサービスや対象市場を取り巻く環境において、技術革新のスピードが早く、社会環境の変化に伴い顧客ニーズも早期に変化するなど、当社グループの優位性を維持するためには、技術革新をリード又は即座に対応する必要があります。当社グループでは、優秀なエンジニアその他人材の採用・育成による技術やノウハウの蓄積、最新の技術動向や環境変化に関する情報収集、そして最高技術責任者(Chief Technology Officer、CTO)の設置等を通じた技術開発力の強化等に注力し、技術革新や顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう努めております。 しかしながら、何らかの要因により当社グループが技術革新への対応に遅れた場合や、対応できない技術革新が生じた場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 事業内容に関するリスクについて ① 先行投資に伴う財務影響について 当社グループの中核サービスであるAkerunは、サブスクリプションモデルのHESaaSであり、また同様にグループ会社を通じてSaaSモデルで提供されるfixU等も先行的な広告宣伝費投資による知名度向上や営業体制強化を通じて顧客獲得を図っております。また、製品機能や提供サービスの拡充及び品質の向上が最重要であり、先行的な開発活動のためのエンジニア等の人件費や研究開発費を投下しております。このため、当社グループは創業当初より継続して赤字を計上しておりましたが、直近の株式市場を取り巻く環境や競合環境、及びマクロ経済環境等に柔軟に対応するための事業運営体制の強化を目的に、新規事業等も含む収益性の強化と組織の強靱化に向けて取り組んだ結果、昨年度の第11期連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)から営業利益及びフリーキャッシュフローの黒字化を継続して達成しております。 しかしながら、当社グループは、今後も事業環境や競合他社の動向及び費用対効果を勘案しながら、経営判断として適宜先行的な投資を実施する場合があります。事業環境の急激な変化等により、これらの先行投資が当社グループの想定する成果に繋がらなかった場合、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります ② 継続的な新規受注獲得について 当社グループの事業が成長していくためには、継続的な新規受注獲得及び顧客によるサービスの継続的な利用、そして各事業で創出するリカーリング収益の拡大が重要であると考えております。これらを促進するために、製品機能や提供サービスの拡充及び品質の向上に加えて、潜在顧客及び新規受注獲得のための最適なマーケティング活動及び販売戦略の立案・遂行に注力しております。 しかしながら、需要に応じたサービスを提供できない場合や広告宣伝費投資による効果が十分に得られない場合、実行した販売戦略が十分な効果を伴わない場合には、新規受注獲得や顧客によるサービスの継続的な利用が減少する可能性があり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ システムトラブルについて 当社グループが中核サービスとして顧客に提供しているAkerunや、SaaSモデルで提供するfixU等の各種アプリケーションは、クラウド型システムという特性上、インターネットを経由して利用されております。当社グループは、システムトラブルによるリスクを最小限に抑えるべく、クラウドプラットフォームとして信頼されているAmazon Web Services社が提供するクラウドプラットフォーム上にアプリケーションを構築しております。また、重要度の高いサーバーの冗長化やデータベースの定期的なバックアップ、サービス提供基盤の継続的な安定化対策、定期的な障害対策訓練等を行うことにより、システムの可用性の向上や復旧時間の短縮のための対策を講じております。 しかしながら、自然災害や事故、プログラム不良、外部からの不正アクセス等により、大規模なシステムトラブルが発生した場合には、第三者に生じた損害を賠償する責任を負うだけでなく、顧客からの信用失墜等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、Akerunでは、クラウドサービスや顧客のネットワークに障害が発生した場合も、エッジ端末上でICカード等を認証する方式を採用しているため、ローカル環境のみで認証し、履歴を記録することが可能なシステムとなっております。また、導入サポートとして、トラブルに備えて補完的に物理鍵による運用も可能である旨の案内やトラブル発生時に緊急解錠するためのキースイッチオプションの提供等を行っております。 ④ 製造委託先への依存について 当社グループの中核サービスであるAkerunにおいては、製造工場を持たず、すべての製品の製造を外部に委託しております。製造委託先に対しては、密なコミュニケーションの実施により、関係強化や過度な負担の軽減に努めるとともに、リスクヘッジのために代替先の選定にも努めております。 しかしながら、製造委託先との関係悪化による取引停止や、被災、事故又は廃業等による生産体制の崩壊等が生じ、代替先の確保が困難な状況となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 原材料等の調達について 当社グループは、中核サービスであるAkerunで使用する基盤部品等の選定にあたって、可能な限り広く流通し取扱代理店の多いものを採用しており、複数の代理店から購入することにより安定調達を図り、生産に必要な原材料が十分に確保されるよう努めております。また、供給リスクの高い基板部品等の見極めと先行調達、必要に応じた設計変更による部品点数の最適化等を実施しております。 しかしながら、一部の特殊な基盤部品等については調達リードタイムが長く、流通が限定されるものを採用する場合があり、サプライヤーの被災、事故及び廃業等による原材料の供給中断、需要の急増による供給不足が発生した場合には、生産計画通りの製造が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 特定事業への依存について 当社グループは、空間DX事業におけるAkerunのサブスクリプション収益が当社収益の多くを占めております。 当社グループでは、Akerunを通じて顧客ニーズに合ったサービスを提供するための継続的な改良に加えて、業績の拡大及び安定化を図るために、子会社を通じた住宅領域でのサービスや施設運営代行サービス、そして店舗運営をデジタル化するワンストップSaaSソリューションの提供、さらにはデジタル身分証等のAkerunの強みを生かした新規事業の開発に取り組んでおりますが、市場の変化や顧客ニーズの変化等により当社グループのサービスが競争力を失った場合や、競合他社による魅力的なサービスの出現等により顧客が減少した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 製品の欠陥やサービスの品質低下等について 当社グループは、Akerunにおける製品の品質や安全に関する法令及び規則の遵守に努めるとともに、社内の品質保証担当による十分な検証や、外部の品質保証機関による客観的な検証を行っております。また、Migakunにおけるサービス品質の改善やギグワーカー向けの法令遵守のための教育等を継続的に行なうとともに、2025年10月に完全子会社化したfixUにおいてもAkerunで培った品質保証等のノウハウを生かした事業活動を推進しております。 しかしながら、万が一大規模な製品の欠陥やサービス品質の低下等が発生した場合、アフターサービス費用又はリコール費用、サービス補償費用等が生じ、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 組織体制に関するリスクについて ① 優秀な人材の確保及び育成、定着について 当社グループは、中核サービスであるAkerunの継続的な成長及び規模拡大や、子会社を通じた施設運営サービス及びSaaSの提供を含む事業展開に伴い、当社グループの理念に共感する優秀な人材の確保及び育成、定着が不可欠であると認識しております。 しかしながら、人材採用及び育成、定着が計画通りに実現できなかった場合や優秀な人材の流出が進行した場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 内部管理体制の構築について 当社グループは、企業価値を継続的かつ安定的に高めていくためには、コーポレート・ガバナンスが有効に機能するとともに、適切な内部管理体制を整備することが必要不可欠であると認識しております。そのため、業務の適正性及び財務報告の信頼性の確保のための内部統制システムの適切な整備・運用、また法令・定款・社内規程等の遵守を徹底しております。 しかしながら、事業の急速な拡大等により、十分な内部管理体制の整備が追いつかない状況が生じる場合には、適切な業務運営が困難となり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 事業に関する法的規制に関するリスクについて ① 個人情報の保護について 当社グループは、Akerunの利用による各種ログや入退室記録、認証に用いる個人情報に加え、顧客へのサービス提供のため取得する役職者の情報等の個人情報を保有しております。個人情報の取扱いについては、外部漏えいや不正利用等の防止のため、「情報セキュリティ基本方針」を定め、この方針に従って情報資産を適切に管理するとともに、「個人情報保護管理規程」を策定し、その遵守を徹底しております。また、当社は本社及び各拠点で情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「JIS Q 27001:2023(ISO/IEC 27001: 2022)」の認証を取得し、さらに専任のセキュリティ担当者を設置することで、全社的な個人情報の保護に積極的に取り組んでおります。 しかしながら、悪意あるハッキングやコンピューターウィルス等により、万が一当社グループが保有する個人情報が外部に漏えいした場合又は不正使用された場合には、第三者に生じた損害を賠償する責任を負うだけでなく、顧客からの信用失墜等により、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 知的財産権について 当社グループは、運営する事業に関する技術・商標等の知的財産権の保護を図っております。また、当社グループの提供するサービスが第三者の知的財産権を侵害しないよう留意しており、必要に応じて顧問弁護士や弁理士等の専門家への事前調査依頼による十分な検証を行っております。 しかしながら、当社グループが保有する知的財産権について、第三者により侵害される可能性があります。また、万が一、当社グループが第三者の知的財産権を侵害した場合には、当社に対する訴訟等が発生し、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 法的規制について 当社グループの提供するサービスでは、「個人情報保護法」、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」等の法規制の対象となっております。当社グループは、これらの法規制を遵守した運営を行ってきており、今後も社内教育等を通じて適切な事業体制の構築等を行っていく予定であります。 しかしながら、今後新たな法令の制定や、既存法令の強化等が行われ、当社グループが運営する事業が規制の対象になるなど制約を受ける場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 訴訟等について 当社グループにおいて、現在、事業に重大な影響を及ぼす訴訟等は存在しません。 しかしながら、関連法規や各種契約等に違反し、第三者に損害が発生した場合には訴訟を提起される可能性があります。このような場合には、訴訟の内容及び結果によっては、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) その他のリスクについて ① 新株予約権の行使による株式価値の希薄化について 当社は、役員及び従業員等に対するインセンティブを目的として新株予約権を付与しております。これらの新株予約権が権利行使された場合、既存の株主が有する株式の価値及び議決権割合が希薄化する可能性があります。なお、当連結会計年度末時点でこれらの新株予約権による潜在株式数は623,600株であり、発行済株式総数15,444,900株の4.0%に相当しております。 ② 配当政策について 当社は、株主に対する利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置づけておりますが、創業してから、持続的成長と事業拡大に向けた積極的な投資に充当していくことが株主に対する最大の利益還元につながると考え、創業以来配当は実施しておりません。 今後の配当方針については、内部留保の充実状況及び企業を取り巻く事業環境を勘案した上で、株主に対して利益還元策を実施していく方針ではありますが、現時点において配当実施の可能性及びその時期等については未定であります。 ③ 繰越欠損金について 当社は、事業拡大のための積極的な人材への投資、広告宣伝等を行ってきたことから、当連結会計年度末において税務上の繰越欠損金が存在しております。今後、利益計上が継続した場合には、繰越欠損金が解消されることにより、法人税、住民税及び事業税の金額が増加することとなり、当期純損益及びキャッシュ・フローに影響を与える可能性があります。 ④ 繰延税金資産の回収可能性について 繰延税金資産の回収可能性の判断は、将来の一定期間における事業計画に基づく課税所得に関する見積りを含めたさまざまな予測・仮定に基づいており、実際の結果が当該予測・仮定とは異なる可能性があります。 また、当社グループの事業は今後の市場の成長性が見込まれている一方で、競合他社の存在等により継続的な新規受注獲得には一定の不確実性を伴い、実際の課税所得の発生時期及び金額が見積りと異なった場合にも、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
(2) 【役員の状況】 ① 2026年3月27日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下の通りです。 男性7名 女性1名(役員のうち女性の比率12.5%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 代表取締役社長 河瀬 航大 1988年9月19日生 2011年4月 株式会社ガイアックス入社 2014年9月 当社設立 代表取締役社長(現任) (注)3 2,443,800 取締役副社長 渡邉 宏明 1988年7月16日生 2011年4月 ソフトバンクテレコム株式会社(現・ソフトバンク株式会社)入社 2014年9月 当社設立 取締役副社長(現任) 2021年1月 株式会社MIWA Akerun Technologies代表取締役社長(現任) 2024年9月 株式会社Migakun代表取締役 (注)3 352,200 取締役 熊谷 悠哉 1989年2月18日生 2012年4月 パナソニック株式会社入社 2014年9月 当社入社 2020年3月 当社取締役(現任) (注)3 276,200 社外取締役 島田 和衛 1950年11月1日生 1974年4月 日本航空株式会社入社 1984年6月 運輸省(現・国土交通省)出向 1995年6月 日本航空株式会社資金部次長 1997年6月 日本アジア航空株式会社企画財務部次長 1999年8月 日本航空株式会社法務部副部長兼JALグループ法務相談センター長 2007年7月 株式会社サマンサタバサリミテッド入社 経営管理部部長兼内部監査室長 2013年9月 同社総務法務部長 2019年3月 当社社外監査役 2025年3月 当社社外取締役(現任) (注)3 ― 社外取締役 鈴木 敦子 1971年10月3日生 1993年4月 起業家支援団体ETIC.創業 2000年9月 特定非営利活動法人ETIC.理事 2024年4月 学校法人神山学園理事 神山まるごと高等専門学校副校長(現任) 2025年3月 2025年4月 当社社外取締役(現任) 一般財団法人みてね基金理事(現任) (注)3 ― 常勤社外監査役 中嶋 靖雄 1958年7月13日生 1983年4月 富士フイルム株式会社入社 1992年7月 同社ヨーロッパ拠点工場 シニアスタッフエンジニア 2002年5月 第一法規株式会社入社 編集管理部門長兼IT部門長 2010年1月 株式会社サイゼリヤ入社 エンジニアリング部長 2013年9月 同社内部監査室長 2020年11月 同社取締役監査等委員 2025年3月 当社社外監査役(現任) (注)4 ― 非常勤社外監査役 矢澤 昌史 1977年7月2日生 2002年4月 株式会社三菱東京UFJ銀行(現・株式会社三菱UFJ銀行)入行 2012年3月 税理士登録 2015年1月 UBS銀行東京支店入行 2016年1月 UBS証券株式会社入社 2016年7月 BSP税理士法人設立 代表社員(現任) 2018年8月 BSPホールディングス株式会社(現・BSPファミリーオフィス株式会社)設立 代表取締役(現任) 2019年3月 当社社外監査役(現任) (注)4 ― 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 非常勤社外監査役 西本 俊介 1979年10月1日生 2012年12月 日本弁護士連合会弁護士登録(第一東京弁護士会所属) 2012年12月 新生綜合法律事務所入所 2019年6月 インバウンドテクノロジー株式会社社外監査役(現任) 2020年4月 ライブネット株式会社監査役 2021年3月 当社社外監査役(現任) 2021年10月 株式会社ピカパカ取締役(現任) 2022年8月 PostPrime株式会社監査役(現任) 2022年11月 株式会社ユナイテッドウィル監査役(現任) 2022年11月 株式会社Cake.jp監査役(現任) 2023年8月 グロービング株式会社監査役(現任) (注)4 ― 計 3,072,200 (注) 1.取締役島田和衛、鈴木敦子は、社外取締役であります。 2.監査役中嶋靖雄、矢澤昌史、西本俊介は、社外監査役であります。 3.取締役の任期は、2025年3月30日開催の定時株主総会終結の時から、2026年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 4.監査役の任期は、2025年3月27日開催の定時株主総会終結の時から、2028年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 5.当社は執行役員制度を導入しております。執行役員は、執行役員CFO田中元、執行役員Akerun事業開発部長鈴木雅彦、執行役員ソフトウエア開発推進部長安部晃嘉、執行役員人事総務部長松山泰久の4名であります。 6.取締役 熊谷悠哉の所有株式276,200株は、株式の消費貸借契約に基づく貸株を含めて記載しております。 7.取締役 熊谷悠哉の戸籍上の氏名は丹野悠哉であります。また、社外取締役 鈴木敦子の戸籍上の氏名は田中敦子であります。 ② 2026年3月30日開催予定の定時株主総会の決議事項として「取締役5名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、当社の役員の状況及びその任期は、以下の通りとなる予定です。 なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しています。 男性7名 女性1名(役員のうち女性の比率12.5%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 代表取締役社長 河瀬 航大 1988年9月19日生 2011年4月 株式会社ガイアックス入社 2014年9月 当社設立 代表取締役社長(現任) (注)3 2,443,800 取締役副社長 渡邉 宏明 1988年7月16日生 2011年4月 ソフトバンクテレコム株式会社(現・ソフトバンク株式会社)入社 2014年9月 当社設立 取締役副社長(現任) 2021年1月 株式会社MIWA Akerun Technologies代表取締役社長(現任) 2024年9月 株式会社Migakun代表取締役 (注)3 352,200 取締役 熊谷 悠哉 1989年2月18日生 2012年4月 パナソニック株式会社入社 2014年9月 当社入社 2020年3月 当社取締役(現任) (注)3 276,200 社外取締役 島田 和衛 1950年11月1日生 1974年4月 日本航空株式会社入社 1984年6月 運輸省(現・国土交通省)出向 1995年6月 日本航空株式会社資金部次長 1997年6月 日本アジア航空株式会社企画財務部次長 1999年8月 日本航空株式会社法務部副部長兼JALグループ法務相談センター長 2007年7月 株式会社サマンサタバサリミテッド入社 経営管理部部長兼内部監査室長 2013年9月 同社総務法務部長 2019年3月 当社社外監査役 2025年3月 当社社外取締役(現任) (注)3 ― 社外取締役 鈴木 敦子 1971年10月3日生 1993年4月 起業家支援団体ETIC.創業 2000年9月 特定非営利活動法人ETIC.理事 2024年4月 学校法人神山学園理事 神山まるごと高等専門学校副校長(現任) 2025年3月 2025年4月 当社社外取締役(現任) 一般財団法人みてね基金理事(現任) (注)3 ― 常勤社外監査役 中嶋 靖雄 1958年7月13日生 1983年4月 富士フイルム株式会社入社 1992年7月 同社ヨーロッパ拠点工場 シニアスタッフエンジニア 2002年5月 第一法規株式会社入社 編集管理部門長兼IT部門長 2010年1月 株式会社サイゼリヤ入社 エンジニアリング部長 2013年9月 同社内部監査室長 2020年11月 同社取締役監査等委員 2025年3月 当社社外監査役(現任) (注)4 ― 非常勤社外監査役 矢澤 昌史 1977年7月2日生 2002年4月 株式会社三菱東京UFJ銀行(現・株式会社三菱UFJ銀行)入行 2012年3月 税理士登録 2015年1月 UBS銀行東京支店入行 2016年1月 UBS証券株式会社入社 2016年7月 BSP税理士法人設立 代表社員(現任) 2018年8月 BSPホールディングス株式会社(現・BSPファミリーオフィス株式会社)設立 代表取締役(現任) 2019年3月 当社社外監査役(現任) (注)4 ― 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数 (株) 非常勤社外監査役 西本 俊介 1979年10月1日生 2012年12月 日本弁護士連合会弁護士登録(第一東京弁護士会所属) 2012年12月 新生綜合法律事務所入所 2019年6月 インバウンドテクノロジー株式会社社外監査役(現任) 2020年4月 ライブネット株式会社監査役 2021年3月 当社社外監査役(現任) 2021年10月 株式会社ピカパカ取締役(現任) 2022年8月 PostPrime株式会社監査役(現任) 2022年11月 株式会社ユナイテッドウィル監査役(現任) 2022年11月 株式会社Cake.jp監査役(現任) 2023年8月 グロービング株式会社監査役(現任) (注)4 ― 計 3,072,200 (注) 1.取締役島田和衛、鈴木敦子は、社外取締役であります。 2.監査役中嶋靖雄、矢澤昌史、西本俊介は、社外監査役であります。 3.取締役の任期は、2026年3月30日開催の定時株主総会終結の時から、2026年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 4.監査役の任期は、2025年3月27日開催の定時株主総会終結の時から、2028年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 5.当社は執行役員制度を導入しております。執行役員は、執行役員CFO田中元、執行役員Akerun事業開発部長鈴木雅彦、執行役員ソフトウエア開発推進部長安部晃嘉、執行役員人事総務部長松山泰久の4名であります。 6.取締役 熊谷悠哉の所有株式276,200株は、株式の消費貸借契約に基づく貸株を含めて記載しております。 7.取締役 熊谷悠哉の戸籍上の氏名は丹野悠哉であります。また、社外取締役 鈴木敦子の戸籍上の氏名は田中敦子であります。 ③ 社外役員の状況 当社の社外取締役は2名、社外監査役は3名であります。当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基本方針は定めておりませんが、選任にあたっては株式会社東京証券取引所が定める独立役員に関する判断基準を参考としております。 社外取締役の島田和衛氏は、日本航空株式会社等の重要役職を歴任し、法務を中心とした経営管理に関する豊富な知識や経験、能力を有しております。また、2019年3月より当社の社外監査役として、当社の業務の適正性を確保するために尽力し、持続的成長と企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定及び監督機能の強化に貢献しました。これらの経験から、当社の経営に対して的確な助言及び指導が期待できるとともに、ガバナンスの維持・強化に貢献していただけるものと判断し、社外取締役として選任しております。なお、同氏は、当社の新株予約権を10個保有しておりますが、この関係以外に、人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。 社外取締役の鈴木敦子氏は、NPO法人ETIC.の創業者・事務局長として、ベンチャー企業の経営戦略や組織運営を支援し、起業家のメンターとしても活躍するとともに、人事及び組織に関する豊富な知識や経験、能力を有しております。神山まるごと高等専門学校では次世代のイノベーター育成に尽力し、D&I領域でも先駆的な取り組みを推進しています。これらの経験から、当社の持続的成長とガバナンス強化に貢献が期待できると判断し、社外取締役として選任しております。なお、同氏が理事を務める学校法人神山学園は、当社のAkerun入退室管理システムを利用しておりますが、この関係以外に、人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。 常勤社外監査役の中嶋靖雄氏は、内部統制・監査・ガバナンス強化に豊富な経験を有し、株式会社サイゼリヤでは監査責任者や取締役常勤監査等委員として実効性の高い監査体制を構築しました。その経験をもって、当社の監査・ガバナンス強化に貢献が期待できると判断し、常勤社外監査役に選任しております。なお、当社と同氏との間に、人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。 非常勤社外監査役の矢澤昌史氏は、BSP税理士法人を設立するなど税理士としての財務及び会計に関する豊富な知識や経験、能力を有しております。また、2019年3月より当社の社外監査役として、当社の業務の適正性を確保するために尽力し、持続的成長と企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定及び監督機能の強化に貢献しました。その経験をもって、当社の監査・ガバナンス強化に貢献が期待できると判断し、社外監査役に選任しております。なお、当社は同氏が代表取締役を務めるBSPファミリーオフィス株式会社の子会社であるビジネスストラテジックパートナーズ株式会社が運営管理するBSP第3号投資事業有限責任組合から出資を受けております。また、同氏が代表を務めるBSP税理士法人は、当社のAkerun入退室管理システムを利用しております。同氏は、当社の新株予約権を10個保有しておりますが、この関係以外に、人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。 非常勤社外監査役の西本俊介氏は、弁護士としての資格を保有しており、渉外法務及び会社法務全般の分野に関する豊富な知識や経験、能力を有しております。また、2021年3月より当社の社外監査役として、当社の業務の適正性を確保するために尽力し、持続的成長と企業価値の向上を図る観点から、取締役会の意思決定及び監督機能の強化に貢献しました。その経験をもって、当社の監査・ガバナンス強化に貢献が期待できると判断し、社外監査役として選任しております。なお、当社と同氏との間に、人的関係、資本的関係、取引関係その他の利害関係はありません。 ④ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 社外取締役及び社外監査役は取締役会に出席することにより経営者の業務執行を監督しております。 社外監査役による監査は、監査方針及び監査計画に基づき、取締役の意思決定に関する善管注意義務、忠実義務等の履行状況を含む職務執行状況の監査、内部統制システムの整備・運営状況の監査等を実施しております。また、監査役、内部監査担当者及び会計監査人が参加する三様監査会合を定期的に開催し、相互の情報連携を図っております。
2 【沿革】 年月 概要 2014年9月 東京都品川区に株式会社Photosynth(資本金100千円)を設立 2014年10月 経済産業省所管の独立行政法人(現:国立研究開発法人)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から研究開発型ベンチャー支援事業(スタートアップイノベーター支援)の委託及び助成先に採択 2015年1月 本社を東京都品川区、同区内での移転 2015年3月 家庭向けの後付け型スマートロック「Akerun Smart Lock Robot」を発表 2015年7月 Webで遠隔解錠・状態確認できる「Akerun Remote」を発表 2015年12月 テクノロジーメディアであるCNET Japanを運営する朝日インタラクティブ株式会社等が主催する「第3回 CNET Japan Startup Award」でCNET Japan賞を受賞 2016年1月 本社を東京都品川区、同区内での移転 2016年7月 法人向けにICカードで鍵が開くスマートロック「Akerun Pro」を発表 2017年3月 経済産業省所管の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施するベンチャー企業と大企業の連携支援プログラム「企業間連携支援制度」に採択 2017年4月 経済誌「Forbes」が選ぶアジア版「30 UNDER 30」のコンシューマーテクノロジー部門に当社代表取締役社長河瀬航大が選出 2018年3月 本社を東京都港区に移転 2018年10月 公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会が主催する「第13回ニッポン新事業創出大賞」のアントレプレナー部門で最優秀賞(副賞:経済産業大臣賞、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会会長賞)を受賞 2018年10月 日本電気株式会社の顔認証技術と技術連携 2019年5月 法人向けに既設の電気錠や自動ドアを直接制御する「Akerunコントローラー」を発表 2019年6月 大阪府大阪市に大阪オフィスを設立 2020年6月 福岡県福岡市に福岡オフィスを設立 2020年8月 アクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」をイメージしたAkerunロゴのリニューアルを発表 2020年8月 三井不動産株式会社との資本業務提携と、ビル向けの入退館管理システムである「Akerun来訪管理システム」における実証実験の開始を発表 2020年8月 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格「JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)」の認証を取得 2020年10月 東京都港区にロジスティクス・センターを設立 2020年10月 「Akerun入退室管理システム」の新しいWeb管理ツール「Akerun Connect」をリリース 2020年11月 JR東日本スタートアップ株式会社が主催する「JR東日本スタートアッププログラム2020」において総合グランプリとなる「スタートアップ大賞」を受賞 2021年1月 美和ロック株式会社との合弁会社「株式会社MIWA Akerun Technologies」を設立 2021年7月 「クラウド型入退室管理システムの国内導入社数並びに国内シェアNO.1」、「スマートロック国内利用者数並びに国内シェアNO.1」、「法人向けスマートロック国内導入社数並びに国内シェアNO.1」を獲得(日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年6-7月期_指定領域・日本国内における検証調査)) 2021年8月 愛知県名古屋市に名古屋オフィスを設立(2023年2月1日付で大阪オフィスに統合) 2021年9月 株式会社MIWA Akerun Technologiesの住宅向けスマートロックを活用した最初の製品となる、 スマートライフシステム「Akerun.M(アケルン・エム)」を発表 2021年11月 東京証券取引所マザーズに株式を上場 2022年3月 株式会社MIWA Akerun Technologiesがヤマト運輸株式会社が提供する「マルチ デジタルキー プラットフォーム」との連携を発表 2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行 2022年7月 インフラ企業として情報セキュリティへの取り組みをさらに強化するため、新たに最高情報セキュリティ責任者(CISO)を創設 2022年7月 株式会社MIWA Akerun Technologiesが賃貸物件の内見〜入居〜退去までをキーレスで効率的に管理できる 「Akerun.Mキーレス賃貸システム」を発表 2022年8月 北海道札幌市に札幌オフィスを設立 2023年2月 Akerunのブランドイメージをリニューアル 2023年4-7月 「Akerun入退室管理システム」が、ソフトバンク株式会社、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社、凸版印刷株式会社等が提供する各種サービスと順次連携開始 年月 概要 2024年4月 クラウドやIoT、AIなどの最新技術のさらなる活用と開発力の強化に向けて、新たに最高技術責任者(CTO)を設置 2024年9月 ギグワーカープラットフォームを活用した施設運営BPaaS(注)事業を担う完全子会社となる「株式会社Migakun」を設立 2024年9月 スマートフォンのウォレット機能を活用したAkerunブランドの新サービスとなる「Akerunデジタル身分証」を発表 2024年11月 受付業務の無人化・省人化を支援する、Akerunブランドの新サービス「Akerun QR受付システム」の提供を開始 2025年3月 「Akerun入退室管理システム」が、Sansan株式会社の名刺アプリ「Eight」のカード型デジタル名刺「My Eight Card」との連携を開始 2025年5月 MigakunとGOLFZON Japanが、インドアゴルフ施設の運営効率化に向けたパートナーシップを締結 2025年7月 ニチガス/エナジー宇宙との協業を通じて、「Akerun入退室管理システム」を活用した法人向け置き配ソリューション「ニウケマスター」を提供 2025年10月 コワーキング施設等を中心としたレンタル施設及び会員制施設の無人化・省人化のための顧客管理・予約・決済システム「fixU」を提供する株式会社fixUを完全子会社化 2025年11月 世界最大級のインドアゴルフスクール「ステップゴルフ」を運営するステップゴルフ株式会社との協業を開始、ステップゴルフ全国店舗にAkerunを導入 (注)BPaaSとは、Business Process as a Serviceの略で、企業などにおける業務プロセスをアウトソースするとともに、クラウドなどのテクノロジーを活用して業務効率の向上を実現するサービス提供モデルです。
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