ククレブ・アドバイザーズククレブ・アドバイザーズ株式会社276A東証グロース不動産業2025年8月期, 連結, 日本基準
ククレブ・アドバイザーズの売上高は25.6億円です。
売上100円あたり約24円が営業利益として残ります。
前期から売上は+101.2%、営業利益は+45.6%。
数字で見ると
2025年8月期、現金は総資産の43%
開示された数値から自動で作った要約
銀行・保険、または最新期に必要な数値が揃わない会社では、一枚絵の代わりに損益の図を表示しています。
2025年8月期の数字(書類の提出日 2025-11-26)
ククレブ・アドバイザーズが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。
年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。
2023年8月期 → 2025年8月期
売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。
前期比(2024年8月期 → 2025年8月期)
従業員数(連結) +25.0% · 売上(連結) +101.2%
| 指標 | 23/8 | 24/8 | 25/8 |
|---|---|---|---|
| 従業員数(連結) | 9 | 12 | 15 |
| 平均年間給与(提出会社・単体) | — | 785万円 | 857万円 |
| 平均年齢(単体) | — | 36.7歳 | 39.4歳 |
| 平均勤続年数(単体) | — | 1.6年 | 2.1年 |
1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。
この会社が出てくる業界地図。
2025-08-31 ※「資産管理口」は投資信託や年金などの株をまとめて預かる名義で、実際の持ち主(機関投資家など)ではありません。
直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。
点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。
同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。
| 会社 | 決算期 | 売上高 | 本業利益率 | 純利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| ククレブ・アドバイザーズ株式会社 | 2025 | 25.6億円 | 24.0% | 17.4% | 55.2% |
| 株式会社エリアクエスト | 2025 | 24.8億円 | 11.8% | 4.5% | 35.1% |
| 株式会社ハッチ・ワーク | 2025 | 27.6億円 | 8.8% | 8.9% | 35.6% |
| 株式会社センチュリー21・ジャパン | 2026 | 43億円 | 24.8% | 19.8% | 84.7% |
| 株式会社パパネッツ | 2026 | 57.7億円 | 8.1% | 5.3% | 62.4% |
時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。
ククレブ・アドバイザーズは東京都千代田区に本社を置く、2019年設立の不動産仲介・管理の会社です。連結の従業員は15人。東証グロースに上場しています。
出典: 有価証券報告書(S100X6P1、2025年11月26日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。
会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。
提出日 2025-11-26 · 書類 S100X6P1
3 【事業の内容】 (1)企業理念 当社グループは、「全ての企業不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する。」を企業理念に掲げ、AIを中心とした不動産テックシステムを活用した企業不動産(CRE)(注1)へのソリューション提供及び不動産テックシステムの開発・販売を行っております。 CREの中でも大手の不動産プレイヤーが金額規模などの問題で取り扱わないコンパクトサイズの物件を商材としてフォーカスし、不動産テックシステムを活用しながら企業間の不動産ニーズのマッチングやソリューション提供を行っております。これらを通じて、今あるストック(不動産)を大切に再生する、という想いを「Compact CRE for Re Born」として、その頭文字を取った「CCReB(ククレブ)」が当社の社名の由来となっております。 (注)1.企業不動産(CRE)とは、民間企業が現に保有又は賃貸・賃借しているあらゆる不動産 (ex.オフィス、工場、研究所、物流倉庫、社宅保養所等)をいいます。 (2)事業の内容 当社グループは、CREソリューションに関するビジネスと不動産テックビジネスとが有機的に一体となりCREに関する事業を運営しているため、CREソリューション事業の単一セグメントではありますが、自社開発の不動産テックシステムを自ら活用し不動産投資/不動産売買、CRE戦略アドバイザリー等を手がける「CREソリューションビジネス」と、CRE営業に関する業務効率向上、DX化に資する不動産テックシステムの開発及びサブスクリプションの販売等で構成される「不動産テックビジネス」の2つのビジネスを展開しております。 <ビジネスモデル> <事業系統図> 当社グループにおける各事業の概要は、次のとおりです。 セグメント ビジネス区分 概要 CREソリューション事業 CREソリューション 不動産テックシステムを活用したCREに関するワンストップソリューションサービスの提供 (主なサービス) ・CREアドバイザリー ・CREファンド組成 ・バランスシートを活用した不動産投資 ・不動産賃貸 ・プロジェクトマネジメント ・不動産仲介 不動産テック 導入企業のCRE営業に関する業務効率向上、デジタルトランスフォーメーション(DX)に資する不動産テックシステム等の開発及びサブスクリプションサービスの提供 (主な不動産テック製品・サービス) ・CCReB AI ・CCReB CREMa ・CCReB GATEWAY ① CREソリューションビジネス 企業のCREに関するニーズは、事業拠点のサイクルに関するものから経営課題に関するものまで様々なものが存在します。当社グループのCREソリューションビジネスは、顧客企業のCREニーズに対して、以下の流れで不動産テックシステムを活用しながら顧客にとって最適なCREに関するソリューションを提供しております。CREソリューションビジネスにおける売上高は、当社グループ全体の売上高に対して約93%(2025年8月期実績)を占めております。 a. 不動産テックシステムを活用したCREニーズの把握・分析 企業におけるCREに関するニーズは多岐に亘ると考えております。例えば、拠点に関するニーズとして新規出店、サプライチェーンの維持、拠点再編や資産(遊休不動産)の活用等というものから、経営課題に関するニーズとして資本効率向上、資産圧縮や整理、サステナビリティへの対応等など、幅広くかつ多様なニーズ・課題が存在し、加えて、これらのニーズや課題を企業自体が明確に認識していない可能性もある状況です。 当社グループは、独自のAIエンジンが有価証券報告書や中期経営計画書等の開示資料を自動的に分析して売却動向を把握する不動産テックシステム「CCReB AI」、当社の有する不動産テックシステムと連携し生成AIを活用して分析や提案ポイントを示唆するチャットボット形式による社内テックシステム「CCChat(ククチャット)」などにより、企業が抱えるCREに関するニーズや課題を把握・分析し、潜在的なものも含めたCREに関するニーズの掘り起こしを行っております。 b. 顧客ニーズに即した最適解のアドバイザリーの実施 CREニーズを把握・分析したうえで、企業に対してCRE戦略の検討や立案を行い、また、企業もしくは不動産会社からの紹介などにより、拠点戦略、遊休地活用、資本効率向上、その他のCREに関する様々なニーズについて、企業にとって最適なCRE戦略の提案を行います。これらの提案の際も「CCReB AI」や「CCChat」、事業用不動産に強みを持つマッチングシステム「CCReB CREMa」を活用し、不動産戦略に留まることなく、企業の企業経営・財務領域への影響を意識した当社ならではのCRE戦略の提案、アドバイザリーを行います。 c. 顧客ニーズに応じた具体的なソリューションの提供 企業が抱えるCREに関する課題やニーズに対する最適なソリューションを提供するに際し、事業用不動産マッチングシステムである「CCReB CREMa」などの不動産テックシステムを活用するとともに、CREに関する豊富な不動産プレイヤーとのリレーションや企業に対するCRE提案営業の実績と経験により蓄積したノウハウにより、企業に対してワンストップで幅広いソリューションサービスを提供しております。 上記のように、企業が抱えるCREに関する様々なニーズや課題に対して、不動産テックシステムを活用し企業にとって最適なソリューションをカスタムメイドによって提案、サービスの提供などを行うことが当社グループのビジネスモデルとなります。 なお、CREに関する主なソリューションは以下のとおりです。 <当社グループによるCREソリューションビジネスにおける主なソリューション> 主なソリューション 概要 CREアドバイザリー 企業又は不動産プレイヤーに対して、CREに関するコンサルティングやアドバイザリー業務を継続的に提供。 CREに関する売買、賃貸、その他各種取引などの実現に向けたアドバイザリー、コンサルティングやアレンジメントなどのCREアドバイザリー全般に関する業務を提供。 本ソリューションを提供した対価としては、コンサルティングに関する固定報酬、アドバイザリー報酬などがあります。 CREファンド組成 資産の整理、資産流動化、拠点再編などのCREに関する売却ニーズを捉えて、当社単独で若しくは不動産プレイヤーとともにCREに関するファンドを組成することで、企業の保有する事業用不動産などの拠点を取得することをもってソリューションを提供。 本ソリューションを提供した対価としては、アセットマネジメント報酬、プロパティマネジメント報酬、出資金の配当収入などがあります。 主なソリューション 概要 プロジェクトマネジメント 遊休地・保有資産の有効活用、新規出店などのCREに関するニーズを捉えて、倉庫などを含む事業用不動産の開発提案、関係者のアレンジやマネジメントなどのソリューションを提供。 本ソリューションを提供した対価としては、プロジェクトマネジメントのサービス提供に関する報酬などがあります。 バランスシートを活用した不動産投資 資産の整理、資産流動化、拠点再編などのCREに関する売却ニーズを捉えて、当社又は当社グループのバランスシートを活用して企業が保有する事業用不動産などの拠点を取得することをもってソリューションを提供。 本ソリューションを提供した対価としては、CREなどの不動産売却時の売却収入などがあります。 不動産賃貸 取得した事業用不動産を企業に賃貸するセールアンドリースバック取引などによりソリューションを提供。 遊休地等に開発した不動産を一括で借り上げたうえで、入居、利用するテナントに転貸することにより、遊休地活用等に対するソリューションを提供。 本ソリューションを提供した対価としては、賃貸に関する賃貸収入などがあります。 不動産仲介 事業用不動産マッチングシステム「CCReB CREMa」などを活用し、不動産仲介(売買・賃貸)により顧客のニーズに対応するソリューションを提供。 本ソリューションを提供した対価としては、媒介手数料収入などがあります。 ② 不動産テックビジネス 不動産業界は、DX推進が大きく遅れている業界の一つとして挙げられることが多く、その背景には不動産業界特有の情報の非対称性や属人的な営業活動等があると考えられております。加えて、不動産業界の中でもBtoBの分野にあたる企業向けのCRE営業活動においては、数多ある企業の不動産ニーズの把握からアプローチ、ニーズの解決、取引の推進までの一連の業務フローのほとんどがデジタル化されておらず、アナログで行われているのが現状です。当社では、これまでの長年の経験と知見に基づき、こうした不動産業界における不動産売却や購入ニーズの発掘から実際の取引成約に至るまでの取引の一連の過程について、テックシステムを開発し、不動産プレイヤー(不動産会社、資産運用会社、金融機関、建設会社、不動産調査会社等)向けにサブスクリプションサービス等として以下の各サービスの提供を行っております。不動産テックビジネスの売上高は、当社グループ全体の売上高に対して約7%(2025年8月期実績)を占めております。 a. CRE営業支援システム“CCReB AI(ククレブエーアイ)” 「CCReB AI」は、有価証券報告書、中期経営計画書等の開示情報を当社独自のAIエンジンが解析し、不動産に直接的・間接的に関連するキーワード等の定性情報や財務データ等の定量情報から各企業の不動産ニーズ(売買、資産流動化、有効活用、賃貸、新規出店、工場新設等)をスコアリングし、CRE営業のターゲット先企業を効率的に抽出するCRE営業支援システムです。不動産売却を行う上場企業の中には、有価証券報告書及び中期経営計画書内で言及される経営方針や、財務諸表の動き等に多くの共通点があります。当社グループでは、サービス開発段階から現在に至るまで、上場企業の不動産売却動向と経営方針及び各種指標等の関連性を計測し、機械学習をさせることによって将来的な不動産のニーズの可視化を可能にしました。また、非上場企業においても、外部の信用調査会社の提供するデータなどを活用することで同様のスコアリングを可能としております。 当サービスは、サブスクリプションサービスとして販売を行っており、不動産会社、資産運用会社、金融機関、建設会社、不動産調査会社等のCREに関わる幅広い企業に導入され、CRE営業のためのターゲッティングや企業分析等に活用されております。サービス提供にあたっては、分析対象を上場企業、もしくは上場企業に加えて非上場企業を設定するか、企業が保有する固定資産情報のダウンロード機能などの付帯機能を設定するかなどを含めた複数のサービスプランを用意しており、導入企業より月額利用料を収受しております。 なお、当社は、当サービスにおけるこれらの仕組みに関する知的財産を保護するため特許(企業の経営情報を解析し、不動産取引などの動向予測、営業支援のためのプログラム)を取得(特許登録第6908308号)しております。 <企業のCREニーズを可視化し、営業支援するテックシステム - CCReB AI - > b. 事業用不動産マッチングシステム“CCReB CREMa(ククレブクレマ)” 「CCReB CREMa」は、工場や物流倉庫等の事業用不動産に強みを持つ、世の中の売買・賃貸借・有効活用等の不動産情報/ニーズをマッチングさせるシステムです。不動産業界においては既に類似の不動産マッチングサービスが一定程度普及しているものの、その多くは一般消費者向けのBtoCサービスであり、またBtoB向けであっても投資用不動産やオフィス賃貸等の用途を限定したものとなっております。そのような中、「保有する工場の売却先を探してほしい」「新規事業拠点の土地情報を探しているが、なかなかマッチする情報が見つからない」「事業所が低稼働となっており有効活用施策を検討したい」という企業の声や、当該企業にサービスを提供する不動産プレイヤーからの要望を受け、事業用不動産に特化したマッチングプラットフォームを開発しました。当サービスは、2020年10月に成功報酬型のサービスとして運用を開始し、現在に至るまでに累計で約5万件を超える不動産情報とニーズが蓄積され、多数のマッチングを創出しております。さらに2023年9月からは月額料金型のサブスクリプションサービスである「CCReB MB(ククレブマッチングボックス)」の提供を開始し、社内専用の情報管理・マッチング機能や、営業担当者・部門ごとの案件進捗管理・営業パフォーマンス管理機能を追加したプランを展開しております。また利用ユーザー自身が登録情報へのマッチング状況を確認できるプランとして「CCReB CREMa+(ククレブクレマプラス)」を追加するなどのラインナップの拡充を図り、営業管理ツールとして不動産プレイヤーを中心に幅広く導入が進んでおります。 <あらゆる不動産ニーズを即時マッチングする事業用不動産マッチングシステム - CCReB CREMa - > c. BtoBポータルサイト“CCReB GATEWAY(ククレブゲートウェイ)” 「CCReB GATEWAY」は、企業の最新の経営トレンドや企業経営に必要となる情報を発信するBtoBポータルサイトです。上場企業による適時開示情報や当社が独自に保有するデータ等についてAIエンジンを用いて分析した情報を発信し、例えば有価証券報告書や中期経営計画書から抽出した経営方針に関するキーワードをワードクラウドで表示する「ホットワード分析」等、企業不動産(CRE)に限らず企業が経営戦略を検討する際に役立つ各種コンテンツを提供しております。本サイトにおける各種コンテンツは、現在、サイトに会員登録したユーザーに対して無償で提供し、幅広い業種にわたり、経営層や経営企画・財務部門をはじめとするビジネスパーソンに利用されている一方で、当該ビジネスパーソンに対してサービスを提供する企業群からバナー広告を募り、広告掲出料による収入を収受しております。当社グループとしては、広告収入を収受するとともに、これらの「CCReB GATEWAY」の会員ユーザーは、将来的・潜在的なCRE提案の顧客や事業パートナーの候補先になると考えているため、将来的な顧客基盤形成における重要なプラットフォームを担うポータルサイトと位置付けております。なお、当社は、当サービスにおけるこれらの仕組みに関する知的財産を保護するため特許(企業の経営情報から不動産情報などをキーワードで分析する情報分析プログラム)を取得(特許登録第7432980号)しております。 d. その他 上記3サービスに加え、「CCReB AI」においてサブスクリプションサービスとして提供している情報の一部をスポット業務として納品するサービスとして、有価証券報告書に記載の固定資産情報をリスト化した「CCReB PROP(ククレブプロップ)」や中期経営計画書に記載の経営方針に関する特定のワードをリスト化した「CCReB Clip(ククレブクリップ)」等の事業の展開も行い、主にコンサルティング会社や教育機関、メディア向けに提供しております。 また、当社グループはテックシステム開発にあたり適切な事業パートナーを選択した上で、システム連携やOEM生産によるサービス提供も行っております。大手デューデリジェンス会社と提携して開発を行った、対象不動産に係る都市計画情報や土壌汚染情報等の公的情報を一括調査可能な「CCReB BI(ククレブビーアイ)」を始め、外部の不動産テック企業と連携しながら、「CCReB AI」及び「CCReB CREMa」に外部データやシステムの取込みなどをAPI連携することにより機能を実装しております。今後も、自社内でのシステム開発に拘らず、効率的かつ最適な手段により、不動産テックシステムの継続的なサービス向上に努めてまいります。 (3) マーケットにおける独自のポジショニング CREマーケットは民間法人の保有不動産のストック数に比べ、不動産情報の流通量が少なく、情報の非対称性や秘匿性により難易度の高いマーケットと言えます。このような中、当社は大手不動産会社や中堅・中小の不動産会社が積極的に取り扱わない独自の分野にポジショニングしております。 <マーケットにおける独自のポジショニング> 注:上場企業保有約12兆円、非上場企業保有約49
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。 (1) 経営方針 当社グループは、「全ての企業不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する。」という企業理念を掲げ、膨大なストックを有する企業不動産(CRE: Corporate Real Estate)に関する多様なニーズに対して、デジタルテクノロジーを活用したソリューションを提供し、世の中における企業の経営や財務に関する課題を解決することで日本の経済・産業の活性化・成長に貢献することを経営方針としております。 社内に蓄積したCREに関する経験、ノウハウ及び各種書面データを当社グループが開発する各種不動産テックシステム内においてデータベース化することで、あらゆる業務フローのDX化を推進し、不動産業界特有の非効率性や情報の非対称性などの課題を解決しながら、少数精鋭のCREプロフェッショナル集団を構築することで事業の拡大を目指してまいります。 (2) 経営環境 民間法人が所有する不動産は約524兆円(注1)とされ、膨大なストックが存在するとともに、所有する企業においては経営状況や財務状況等の様々な要因から所有不動産に関する多様なニーズを有しております。 不動産市場の中でも企業不動産(CRE)に関する市場は、オフィスやレジデンス、商業施設などの市場と比べて、不動産情報の流通量が少ない市場と言えます。不動産の売買や賃貸に関するニーズの探索に時間がかかり非効率であることを理由として、積極的に時間をかけて探索をおこなう不動産プレイヤーが少ないと考えられ、また企業側にとっても売買や賃貸などのニーズにあった情報、有効活用されていない不動産へのソリューションがなく、適切に相談できる相手もいないといったことが考えられます。その結果、企業が保有する企業不動産(CRE)に関する情報はマーケットに出ることがなく、そのまま保有し続ける潜在的な企業不動産が多くあると考えております。このように、情報の非対称性や秘匿性により難易度の高い市場と考えられるCREマーケットに対して、当社は「3事業の内容 (3) マーケットにおける独自のポジショニング」に記載のとおり、大手不動産会社や中堅・中小の不動産会社が積極的に取り扱わないコンパクトサイズの企業不動産(CRE)にフォーカスして、CREソリューションに関する事業を展開しております。 足元では、2023年3月に株式会社東京証券取引所より「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」が公表されて以降、上場企業の資本効率に対する意識が高まっております。実際に、各社の中期経営計画において「資本・資産効率改善」に関するワードを言及している企業数急激に拡大している状況です。さらに、国内企業の株主総会におけるアクティビスト提案議案も近年増えており、企業の保有不動産に着目した事例も目立ってきております。また、地政学リスクの高まり、サプライチェーンの混乱、物価高騰等、企業を取り巻く経営環境は著しく変化し、複雑化するとともにその変化スピードも速まっており、それに伴い企業の重要な経営資源の一つであるCREに対する意識も高まっているものと当社では考えております。このようなことからも、資本効率向上に資するCRE戦略ニーズは今後ますます高まるものと当社では考えております。 当社が注力するコンパクトCREマーケットは、約60兆円規模(注1)とされ、成長余地の大きな市場となります。今後も不動産テックを活用し、潜在案件の発掘を通じて、さらなる成長ポテンシャルの拡大を図ってまいります。 (注)1上場企業保有約12兆円、非上場企業保有約49兆円の合計額。 上場企業保有:2023年1月から同年12月に開示された全上場企業の有価証券報告書において「主要な設備の状況」に記載された、土地・建物及び構築物のうち、1件あたりの帳簿価額が20億円以下の不動産の合計額を当社にて集計。 非上場企業保有:2022年6月時点で20億円以上の有形固定資産を保有する企業の土地・建物及び付属設備の合計額を当社集計。(データ提供元:株式会社東京商工リサーチ) (3) 中期経営戦略 ① 基本戦略及び中長期ビジョン 「全ての企業不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する。」という企業理念の実現のため、「CRE×テクノロジーで世の中を変える」というビジョンを掲げております。当該ビジョンのもと、当社では社内に蓄積したCREに関する長年の経験・ノウハウを活用し、CRE営業支援システム「CCReB AI」や事業用不動産マッチングシステム「CCReB CREMa」、BtoBポータルサイト「CCReB GATEWAY 」等の各種不動産テックシステムの開発を進めてきました。また、システム開発と並行して、企業の経営方針に関する情報や財務状況に関する情報をはじめ、CREソリューションの提供に必要となるあらゆるデータの蓄積も進めております。これらの不動産テックシステムと蓄積したデータを一元的に活用できる総合プラットフォームの構築を推進することで、ターゲット顧客の抽出からCREソリューションの提案・提供、不動産ニーズのマッチングまでのあらゆる業務のDX推進を図り、全ての営業担当者が効率的かつ高い水準でのサービスを提供できる営業基盤を整備してまいります。その上で、優秀な営業人員の採用活動を拡大することで、蓄積したノウハウとデータ及びテクノロジーを駆使する少数精鋭のCREプロフェッショナル集団による組織を構築し、事業の拡大及び収益の成長を目指してまいります。 また、当社は2025年10月に中期経営計画 FY2026-FY2028“A Tech-Driven Platform Strategy”を策定し、不動産テックを起点とした、CREソリューションの高い『質』と『成長性』を通じたビジネス展開の加速によりCREプラットフォーマーとしての地位確立を目指してまいります。CREソリューションビジネスでは、戦略的アライアンス、各サービスの強化、CRE×M&Aの戦略を掲げ、ネットワーク拡大を通じたCREプラットフォーマーとしての事業成長を推進してまいります。不動産テックビジネスでは、不動産テックシステムの機能強化と利用拡大を推進し、さらには不動産テック関連企業とのアライアンスによる事業拡大も目指してまいります。 ② 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの重要視する経営指標であるKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)は、「売上高」、「営業利益率」を、「売上高」及び「営業利益率」の両経営指標を達成するために、売上の源泉を創出する「CCReB CREMa」(マッチングシステム)の「ユーザー数」及び「情報登録数」を設定しております。 「売上高」に関しては、業界におけるプレゼンスをより高めるために拡大を目指してまいります。 「営業利益率」に関しては、不動産テックを活用することで、CRE戦略に関する効率的かつ有効な提案、案件成約に至るまでの業務工数の大幅な低減を図ることで、一定の高い営業利益率水準の維持を目指してまいります。 マッチングシステムの「ユーザー数」、「情報登録数」に関しては、両数値が増加することにより、マッチングの機会が増加することで当社の取り扱う案件数も増加し、新規案件の組成・成約に至る可能性が高まっていくと当社では考えております。 なお、マッチングシステムは当社の業務において中心的な役割を果たしており、当社で案件組成に至った案件の大部分がマッチングシステムの活用によるものとなります。同マッチングシステムから創出される案件組成件数を増やしていくことで、「売上高」と「営業利益率」の両指標の達成を図ってまいります。 <収益と主要KPIの構造イメージ> ③ マッチングシステムの活用による収益拡大 マッチングシステム「CCReB CREMa」は、2020年10月にプロトタイプ版をリリースし、ユーザー数、情報登録数を徐々に拡大してまいりました。2023年9月からはこれまでのユーザーの声なども取り入れ、インターフェースの大幅な刷新に加え、システム内の一部を改良し、サブスクリプションサービスとして提供を開始しました。サブスクリプションサービスを開始して以降は、従前に比べユーザー数とともに情報登録数が増加しております。 実際に、重要KPIである「ユーザー数」「情報登録数」は、2025年8月期末時点でそれぞれ502(前期末比54.5%増加)、6,867件(前期末比25.4%増加)と順調な増加に伴い、マッチングシステムを起点とした案件の売上高は増加し、当社グループ全体の売上高も増加していることから、マッチングシステムは案件組成のドライバーであり、「ユーザー数」、「情報登録数」の拡大が当社の事業の拡大につながっていくものと当社では考えております。 マッチングシステムのユーザー数及び情報登録数の拡大が重要と考える中、当社としては、まずは金融機関、特に地方銀行やリース会社を中心にユーザー数を増やしていく方針としております。地方銀行、リース会社においては、取引先の不動産に関する売買・賃貸などの情報、遊休地活用や拠点進出などのニーズなど、不動産に関する様々なニーズに関する情報を把握していると考えられます。当社としてはこれらのニーズに対してマッチングシステムを活用したソリューションを提供していくことで、金融機関においては取引先へのニーズに対するソリューションの提供、当社においてはユーザー数や情報登録数の拡大とともにCREソリューション事業に関する潜在案件の拡大が見込めるものと考えております。 ④ 成長性と安定性の両立を目指す収益構造の構築 当社グループでは、開発した不動産テックシステムをサブスクリプションサービスとして外部に販売することで月額使用料を収受する不動産テックサービスを展開しております。また、CREソリューションビジネスでは、月額報酬型のCREアドバイザリー契約によるコンサルティング報酬、自社所有の不動産からの賃貸収入や、組成ファンドの運用に伴うアセットマネジメント報酬やプロパティマネジメント報酬を受領しております。これらの収入は中長期で安定的に収受できる固定収入であるため、当社グループの財務安定性に資するものとして、今後も更なる積み上げに取り組んでいく方針です。 これに加え、個別案件の相談によるアドバイザリー報酬、CREソリューションの一環として発生する不動産売買・賃貸の仲介報酬、バランスシート活用による不動産投資、コンパクトCREファンド組成関連収入のうち取得時報酬や売却時報酬及び出資によるリターンは、1案件に対して大きな収入が期待できることから当社グループの売上及び利益の成長に資するものと考えております。今後、不動産テックシステムによる営業プラットフォーム構築の推進と営業人員体制の拡大を進めることで、獲得案件数及び1案件当たりの収入拡大に取組み、安定的な固定収入を得ながら、成長ポテンシャルの高いビジネス分野への投資を行い、安定性と成長性の両立を目指す収益構造の構築を進めてまいります。 (4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 ① 優秀な人材の採用と育成による組織体制の強化 当社グループは、これまでに蓄積してきたデータや知見を一元的に活用できる総合プラットフォームとしての不動産テックシステムを構築することに注力して事業を進めてきましたが、システムの構築が一定程度進捗し、今後の事業拡大においては優秀な人材の確保が重要な課題であると認識しております。不動産テックシステムを活用することで、CRE営業の経験が浅い担当者であっても顧客へのソリューションの提供が可能となったため、今後の事業拡大のためにそれらのシステムを早期に使いこなして知識等を吸収し、そのうえで顧客との良好な関係性を構築することができる優秀な人材の採用を図ってまいります。それにより、テックシステムと優秀な人材から成る模倣困難な組織体制を構築してまいります。なお、2023年12月よりCREソリューションの提案におけるこれまでのノウハウと開発済みのテックシステムを連携した社内チャットボットシステムである「CCChat」の運用を開始しております。本システムに提案先の企業名を入力することで、当該企業への最適な提案方法をボットシステムが回答する仕組みを開発し、一部生成AIとの連携も行っております。これにより、経験の浅い社員でも早期に一定レベルのCREソリューション提案を行うことが可能となります。 なお、2025年10月より株価上昇が報酬増加に連動する高インセンティブ体系制度であるRS(Restricted Stock)制度の導入を行いました。今後も優秀な人材の獲得と定着や社員の長期的なコミットメントを促進してまいります。 ② 案件進捗の適切な管理 当社グループの提供するCREソリューションビジネスは、案件の規模等に応じて売上・収益が異なり、現状においては一つの案件から得られる売上が全体の売上に占める割合が大きくなる場合があることから、その案件の成否や成約時期によって業績が大きく変動する可能性があります。そのため、案件ごとの進捗を適時に把握し、管理することが重要であると認識し、営業部門のみならず経営会議及び取締役会においても主要な案件についての進捗状況の管理・報告を定期的に実施し、当初見込みから成約時期が大きく変動した場合等には原因と対策を全社で共有することで、より精度の高い案件進捗管理を進めてまいります。 ③ 認知度・信用度の更なる向上 当社グループの主要メンバーは、CRE関連ビジネスにおいて長年の経験と知見を有し、企業との幅広いネットワーク・リレーションを有しております。一方で、世の中の企業数を考慮した場合、営業開拓の余地が残っており、また、企業においてもCRE戦略という概念や取組みが十分に浸透しているとは言えない状況であると考えております。今後、営業活動の推進・広告戦略の実行等により当社グループ自体の認知度や信用度の向上に努めるとともに、CRE提案活動やセミナーを通じて企業のCRE戦略に対する意識の向上を図ってまいります。 ④ 財務基盤及び資金調達力の強化 当社グループでは、あらゆる業務のDXの推進に向けてより強固な総合営業プラットフォームの構築を進めていくため、今後も継続的に不動産テックシステムの開発・投資を行っていく方針です。また、企業に対するCREソリューションの提供にあたっては、当該企業が所有する不動産を当社グループ等で取得することが顧客にとって最適解となる場合があり、これらの実現のために機動的な資金の確保が必要となることから、手元資金の確保や金融機関からの借入余力の拡大を進めていくことが課題であると認識しております。このため、資金の内部留保や金融機関との良好な取引関係の構築を行い、財務基盤及び資金調達力の強化を図ってまいります。
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 不動産市況の動向に関するリスク ① 景気変動 (発生頻度:高/影響:中) 当社グループが属する不動産業界は、景気動向、金利動向及び地価の変動等の不動産市場の動向に影響され、当社グループにおいてもこれらの経済情勢の変化により、一般的にはCREソリューションビジネスへの影響が懸念されます。一方で、企業側の行動として景況感の良い時には積極的な新規出店や設備投資が行われ、景況感が悪い時には、撤退や工場閉鎖等のアクションが起こり、好不況いずれに際しても不動産の取得や売却、賃貸や賃借、資産の有効活用などの取引が発生することから、当社グループが得意とするCREビジネスには様々な収益獲得機会があると考えております。このように不動産市況そのものの影響を直接受けにくいビジネスではあるものの、景気動向に合わせた経営戦略を常に立案しながら、かかる影響が最小限になるようコントロールしていくこととしております。 ② 不動産価格の高騰 (発生頻度:高/影響:中) 近年、不動産投資市場の活発化に伴い、不動産価格が高騰しております。土地価格が高騰している局面において、収支計画に見合った価格で購入できない場合は、当社の組成するファンドの賃借先となる企業も一般的に積極的な投資を控える場合があります。企業が望む価格や立地等の条件に合致する用地が確保し難い状況が続いた場合、開発計画に影響が及び、案件そのものの組成が難しくなることにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、前述のとおりCREビジネスは収益獲得機会が多様であることから、投資物件を厳選するとともに、投資に伴うリスクをヘッジするために、共同出資等により投資額をコントロールしていくこととしております。 ③ 物価全般の高騰 (発生頻度:高/影響:中) 近年、世界的な資源高騰と国内においては人材不足の影響などにより建築コストが上昇しています。建築コストが高騰している局面において、収支計画に見合った価格で建築ができない場合は、当社の組成するファンドの賃借先となる企業も一般的に積極的な投資を控える場合があります。企業が望む価格やスペックに合致する開発が難しい状況が続いた場合、開発計画に影響が及び、案件そのものの組成が難しくなることにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、当社がリノベーション活用による提案を行うことで、既存建物の有効活用によるコスト抑制の実現など、当社の得意とするソリューションを活かしたCRE提案により新たな収益機会を創造していくこととしております。 (2) 自然災害・事故等に関するリスク (発生頻度:中/影響:中) 火災、地震等の災害や暴動、テロ活動により、当社グループ資産が、毀損、焼失あるいは劣化した場合には、一定期間において事業運営に支障をきたす可能性があります。当社では、当該リスクへの対応策として、社内においては部署間の情報・運営の連携、並びに外部機関からの情報収集及び初動対応の連携を進めていくことで、適宜情報収集に努めておりますが、状況によっては当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、資産取得時に、行政の発行するハザードマップの確認、保有資産への保険の付保検討などにより取得資産のリスクを適正に査定し、リスクとリターンのバランスを考慮して投資判断を行うとともに、当社で策定したBCP計画に基づく迅速な措置、及びBCP(事業継続計画)に基づいた訓練、見直し等を含む有事対応の強化により、災害発生時の被害を最小限に抑えることとしております。 (3) 固定資産の減損会計に関するリスク (発生頻度:低/影響:低) 当社グループが所有する固定資産において、急激な経済情勢の変化や金融情勢の悪化等により事業の収益性の著しい低下や保有資産の時価の著しい下落が認識された場合、減損損失を計上することで当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、資産取得時に、テナントの属する産業自体や当該産業におけるテナントのポジショニングなど徹底した事業分析・与信分析を行うことにより厳選した資産取得を進めるとともに、取得時に、取得資産のキャッシュ・フローの精査を経済情勢・金融情勢による影響の観点から行うこととし、また、定期的に保有する固定資産の実査等によるモニタリングをおこなうことにより、当該リスクの発生を最小限に抑えることとしております。 (4) 販売用不動産の評価に関するリスク (発生頻度:低/影響:低) 当社グループが保有する販売用不動産については、「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基準第9号 2019 年7月4日改正分)を適用しております。期末に保有している販売用不動産については、減価償却を考慮した簿価と正味売却価額を比較し、正味売却価額が簿価を下回っている場合には評価損を計上することとしております。今後、経済情勢や不動産市況の悪化等により、当初計画どおりに販売が進まない場合、販売用不動産が在庫として滞留する可能性があり、滞留期間が長期化した場合等は、期末における正味売却価額が簿価または取得価額を下回り、評価損を計上することも予測され、当社グループの経営成績や財務状態等に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、不動産売買市場の動向を注視し、業績への影響の把握と事業の進捗管理や精度の向上に努めております。また、一定程度の利益が確保できるよう、仕入れ時には仕入価格を厳正に精査し決定することとしてまいります。また、CREに関しては、企業との間で長期の賃貸借契約を締結する事例が多く、安定的に収入を享受し得る資産も多いことから、長期在庫となった場合には、適切な時期に売却を進めていくことで簿価または取得価格を上回る価格で売却するよう努めてまいります。 (5) 取引先の信用リスク (発生頻度:低/影響:低) 当社グループが保有する不動産の賃借人等の取引先の倒産等により、滞納賃料や原状回復費用が発生する可能性、リース料等の回収が困難になる可能性、及び明渡訴訟等の訴訟費用が発生する可能性があります。 これに対しては、前述のとおり資産の取得前にテナントの与信調査を複合的に行うことを徹底するとともに、テナントとの良好なコミュニケーションを保ち、テナントの事業状況を継続的にモニタリング(有事兆候の早期把握)することとしております。なお、当社グループにおける取引先について、倒産等が発生した実績はございません。 (6) 大型案件の発生時期変更等による業績変動リスク (発生頻度:高/影響:高) CREソリューションビジネスにおいては案件ごとの規模により取引金額や成功報酬が異なり、大型案件の有無や売上計上のタイミングにより、業績が大きく変動するほか、特定の取引先への売上高が多くなることがあります。当社グループの想定どおりに計画が遂行しない場合には、当社グループの事業、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの提供するCREソリューションビジネスに関し、仲介業務やアドバイザリー業務などは、成功報酬制が多く案件成立時に収益計上し、また、当社保有物件の売却による収益は、売却取引の成立時に収益を計上することとなります。そのため、案件の成約時期が期末を越えて遅延した場合には、業績が大きく変動する可能性があります。 これに対しては、事業規模拡大により顧客ごとの相対的な売上高比率を低減させることでリスク分散を図って いくとともに、案件進捗管理を精緻にし、案件変動の早期発見、次善策及び代替案の立案・実行を早期に行うこ ととしております。 (7) システム障害リスク (発生頻度:低/影響:中) 当社グループの不動産テックサービスは、外部のサーバーや通信ネットワークシステムを利用し、事業を運営しております。従って、サーバーのシステムダウンや外部からの不正アクセス、サイバー攻撃等により、当社グループのテックシステムに何かしらの問題が発生した場合には、サービスの運営に支障を来たし、当社グループに対する信用の毀損を通じて、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、セキュリティ体制が構築されている大手クラウドサービスの利用を継続することとし、併せて、当社グループのシステム人材の確保、BCP(事業継続計画)に基づいた訓練、見直し等を含む有事対応の強化を進めることとしております。 (8) 技術革新に関するリスク (発生頻度:低/影響:低) 不動産テック事業が属しているIT技術分野は技術進歩が速く、当社グループが想定する以上の技術革新により、当社グループの技術やサービスが競争力を失うような事態が生じた場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。 これに対しては、最新のIT技術、AI技術(生成AIなど)の動向などの把握に努め、顧客へのサービス提供可否について検討を進めてまいります。 (9) 競合リスク (発生頻度:低/影響:中) 不動産テック事業に関し、資金力、ブランド力のある企業の新規参入によって、シェアの低下、受注単価の下落などにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響する可能性があります。 これに対しては、知財戦略として特許を取得するなど類似のビジネスの展開に対する対策を講じております。CREビジネスは、企業の多様なニーズ、手法の多様さと専門性から参入障壁が高いマーケットであり、そもそも同様のビジネスを展開するプレイヤーも少ないものと認識しておりますが、継続的にCREマーケットの裾野拡大を図り、企業の多様なニーズの把握、新たなサービスの開発などに努めることとしております。 (11) 顧客ニーズに応じたサービスの提供に関するリスク (発生頻度:低/影響:高) 不動産テックシステムにおける顧客ニーズに応じたサービスに関し、顧客ニーズにあったサービス提供の遅れやニーズと相違したサービスの提供などがサブスクリプションサービスの解約につながることにより、当社グループの経営成績及び財政状態に影響する可能性があります。 これに対しては、顧客ニーズの把握(潜在的なものを含む)に努めつつ、最新のIT技術、AI技術(生成AIなど)の活用を含めて、利用顧客の声に耳を傾け、顧客が欲するサービスの把握を常時行いながら付加価値の提供について検討を進めることとしております。 (12) 人材確保・流出リスク (発生頻度:中/影響:高) 当社グループが、当社グループの事業に関する高度な知識と経験に基づく競争力のあるサービスを継続的に提供していくためには、優秀な人材の確保が不可欠となります。当社はこのような認識のもと必要に応じて優秀な人材を採用していくことが、最も重要な経営課題の一つであると考えております。しかしながら、雇用情勢の変化等により人材を適時に獲得できない場合、人材が大量に社外流出してしまった場合、育成が計画どおりに進展しない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、生成AIを活用した高度な知識や経験の可視化、言語化等により、未経験者でも即戦力化できる仕組みの構築をさらに進めてまいります。また、経営陣による人材採用・育成や管理などの方向性の統一を図る取組み、福利厚生制度の充実、ストックオプション制度などの施策により労働意欲を高めていくことで従業員満足度を高める施策などを継続して行い人材の定着化を図ってまいります。 (13) 特定人物への依存リスク (発生頻度:低/影響:高) 当社創業より事業化並びに事業推進を進めてきた代表取締役社長宮寺之裕は、CRE、不動産及び不動産金融に関する豊富な経験と知識を有し、経営方針や事業戦略の決定等、当社グループの事業活動全般にわたって重要な役割を果たしております。何らかの理由により同氏による当社グループの業務遂行が困難になった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、不動産テックシステム開発による同氏のノウハウの共有を進めつつ、今後も同氏に過度に依存しない経営体制の構築を目指し、優秀な人材の登用とともに幹部社員の育成などに努めてまいります。 (14) 小規模組織に関するリスク (発生頻度:高/影響:高) 2025年8月31日現在で従業員は15名と小規模組織であるため、役職員一人ひとりが担う業務の質及び貢献度は相応に高く、事故・災害等、また上場に伴い法定開示などの開示業務、IR業務など、今後の事業規模の拡大により業務遂行に支障をきたす可能性があります。 これに対し、当社グループの主力業務であるCREソリューションビジネスについては、「CCReB AI」や「CCReB CREMa」など不動産テックシステムが既に完備されており、分析業務を自動化することで特定の人材に依存した業務体制をヘッジしております。また、CRE提案における生成AIを活用した高度な知識や経験の可視化、言語化により、特定の人材へのノウハウの集中などのリスクもヘッジしております。また、今後、人材採用を強化し人員確保することで本リスクの影響度を軽減していくとともに、BCP施策の点検・見直しなど、有事の被害を最小限に抑える施策、外部の人材を効率的に活用する施策などを継続して進めてまいります。 (15) 外注・業務委託に関するリスク (発生頻度:高/影響:高) 当社グループは組織の柔軟性や固定費の圧縮のため、少数精鋭によるファブレス経営を特徴とし、特に不動産テックサービスの開発業務については外注・業務委託契約による開発を行っております。しかしながら、適時適切に外部協力会社が確保できない場合、外部協力会社の不正や当社グループの外注先管理が不十分であった場合には、開発したサービスの瑕疵や開発スケジュールの遅延等が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、業務委託先との良好な関係を強化するとともに、システムエンジニアの採用により、有事の際の業務委託代替先に関する定期的な選定、外注先の管理監督などを行うことにより影響度を軽減する対策を取っております。 (16) 法的規制に関するリスク (発生頻度:低/影響:高) 当社グループの行う事業は、宅地建物取引業法、金融商品取引法、建築基準法、都市計画法、資産の流動化に関する法律(資産流動化法)、景品表示法など多くの法的規制を受けております。当社グループではこれらの法的規制を遵守するように努めておりますが、法令違反が発生した場合や新たな法令の制定・法令の改正等が行われた場合、当社グループの事業活動が制約を受け、当社グループの経営成績及び財政状況に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、法令遵守のマニュアルを作成し、内部監査の実施などにより実務定着化を徹底するとともに、研修等の開催により既存役職員及び新規採用人材のコンプライアンスに関するリテラシーを維持・向上させることとしております。 (17) 個人情報の管理に関するリスク (発生頻度:低/影響:高) 当社グループは事業活動を通じて、顧客・取引先の機密情報や個人情報を取得・保有しております。個人情報の取り扱いについては、細心の注意を払っておりますが、不測の事態によって当社グループが保有する個人情報が外部流出した場合、賠償責任を課せられるリスクや当社グループに対する信用が毀損するリスク等があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対しては、個人情報関連のマニュアルを作成し、内部監査実施などにより実務定着化を徹底するとともに、研修等の開催により既存役職員及び新規採用人材の個人情報保護に関するリテラシーを維持・向上させることとしております。 (18) 内部管理体制に関するリスク (発生頻度:低/影響:高) 当社グループでは、コンプライアンス及びコーポレート・ガバナンスの徹底が企業価値を長期的、継続的に向上させていくために非常に重要であることを理解し、その浸透を図るために様々な制度設計やポリシーの制定、施策の実施等を行っており
(2) 【役員の状況】 ① 役員一覧 a.2025年11月26日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。 男性 7名 女性 -名(役員のうち女性の比率-%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株) 代表取締役 社長 宮寺 之裕 1976年3月10日 1998年4月 興銀リース株式会社(現みずほリース株式会社) 入社 2002年10月 株式会社国土評価研究所 入社 2006年3月 森トラスト株式会社 入社 2007年2月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2014年8月 三井不動産株式会社 入社 2016年1月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2016年10月 同社投資第二部長 2019年7月 当社 設立 代表取締役(現任) 2021年10月 ククレブ・マーケティング株式会社 設立 代表取締役(現任) 2023年2月 各務原プロパティ株式会社 設立 代表取締役(現任) (注3) 1,805,271 (注5) 取締役 常務執行役員 営業本部長 小室 仁 1984年12月3日 2009年4月 東急不動産株式会社 入社 2012年6月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2020年9月 当社 入社 執行役員 2021年10月 当社 取締役執行役員 経営企画本部長 2022年9月 ククレブ・マーケティング株式会社 取締役(現任) 2023年9月 当社 取締役常務執行役員 営業本部長兼戦略企画室長 各務原プロパティ株式会社 取締役(現任) 2024年12月 当社 取締役常務執行役員営業本部長(現任) (注3) 9,637 取締役 執行役員 コーポレート本部長 広報・IR 室長 玉川 和信 1975年9月18日 1999年1月 中谷司法書士事務所 入所 2002年4月 玉川司法書士事務所 開業 2007年2月 株式会社シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(現みずほリアルティOne株式会社) 入社 2017年12月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント) 入社 2019年8月 みずほリアルティOne株式会社 入社 2022年3月 当社 入社 2022年7月 当社 コーポレート本部副本部長 2023年9月 当社 執行役員コーポレート副本部長 2023年11月 当社 取締役執行役員コーポレート本部長 2024年12月 当社 取締役執行役員 コーポレート本部長兼広報・IR室長(現任) (注3) 3,000 社外取締役 髙橋 崇晃 1981年5月28日 2006年4月 株式会社リクルートコスモス(現株式会社コスモスイニシア) 入社 2011年2月 ヒューリック株式会社 入社 2016年1月 株式会社アズーム 取締役 2016年6月 同社 専務取締役 2018年11月 同社 代表取締役副社長 2022年2月 株式会社KNEAD 設立 代表取締役 (現任) 2023年4月 合同会社ブリティッシュ・ビンテージプラス 代表社員(現株式会社カタパット 代表取締役)(現任) 2023年9月 当社 社外取締役(現任) 2023年12月 株式会社SIRE 社外取締役(現任) (注3) - 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株) 社外監査役 (常勤) 岡崎 茂一 1960年9月3日 1983年4月 野村不動産株式会社 入社 1999年4月 野村ファイナンス株式会社 出向 2004年12月 野村不動産株式会社 事業開発二部副部長 就任 2006年10月 野村不動産投信株式会社 出向 2011年4月 NREG東芝不動産株式会社 出向 2018年4月 野村不動産株式会社 帰任 2022年7月 当社 社外監査役(現任) (注4) 10,000 社外監査役 川口 幸作 1980年7月14日 2008年9月 弁護士登録 弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所 入所 (現任) 2018年11月 株式会社div 監査役 2022年6月 ログリー株式会社 取締役監査等委員(現任) 2022年11月 当社 社外監査役 (現任) 2023年6月 ジェイファーマ株式会社 社外監査役 2023年10月 同社 取締役監査等委員(現任) (注4) - 社外監査役 鈴木 雅也 1978年3月16日 2000年10月 監査法人太田昭和センチュリー (現EY新日本有限責任監査法人)入所 2004年4月 公認会計士登録 2019年11月 鈴木雅也公認会計士事務所 開業(現任) 2020年12月 株式会社コアコンセプト・テクノロジー 社外監査役 2021年3月 株式会社コアコンセプト・テクノロジー 取締役監査等委員(現任) 2022年11月 当社 社外監査役(現任) (注4) - 計 1,827,908 (注) 1.取締役髙橋崇晃は、社外取締役であります。 2.監査役岡崎茂一、川口幸作、鈴木雅也は、社外監査役であります。 3.2024年11月29日付の定時株主総会の終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 4.2024年8月6日付の臨時株主総会の終結の時から、4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 5.代表取締役社長宮寺之裕の所有株式数は、同氏が議決権の過半数を保有する合同会社ティー・エム・ティーが保有する株式数も含んでおります。 6.所有株式数には、2025年11月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数については含まれておりません。 b.2025年11月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役4名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況は以下のとおりとなる予定です。なお、役員の役職等につきましては、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しております。 男性 7名 女性 -名(役員のうち女性の比率-%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株) 代表取締役 社長 宮寺 之裕 1976年3月10日 1998年4月 興銀リース株式会社(現みずほリース株式会社) 入社 2002年10月 株式会社国土評価研究所 入社 2006年3月 森トラスト株式会社 入社 2007年2月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2014年8月 三井不動産株式会社 入社 2016年1月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2016年10月 同社投資第二部長 2019年7月 当社 設立 代表取締役(現任) 2021年10月 ククレブ・マーケティング株式会社 設立 代表取締役(現任) 2023年2月 各務原プロパティ株式会社 設立 代表取締役(現任) (注3) 1,805,271 (注5) 取締役 常務執行役員 営業本部長 小室 仁 1984年12月3日 2009年4月 東急不動産株式会社 入社 2012年6月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント)入社 2020年9月 当社 入社 執行役員 2021年10月 当社 取締役執行役員 経営企画本部長 2022年9月 ククレブ・マーケティング株式会社 取締役(現任) 2023年9月 当社 取締役常務執行役員 営業本部長兼戦略企画室長 各務原プロパティ株式会社 取締役(現任) 2024年12月 当社 取締役常務執行役員営業本部長(現任) (注3) 9,637 取締役 執行役員 コーポレート本部長 広報・IR 室長 玉川 和信 1975年9月18日 1999年1月 中谷司法書士事務所 入所 2002年4月 玉川司法書士事務所 開業 2007年2月 株式会社シンプレクス・インベストメント・アドバイザーズ(現みずほリアルティOne株式会社) 入社 2017年12月 三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(現株式会社KJRマネジメント) 入社 2019年8月 みずほリアルティOne株式会社 入社 2022年3月 当社 入社 2022年7月 当社 コーポレート本部副本部長 2023年9月 当社 執行役員コーポレート副本部長 2023年11月 当社 取締役執行役員コーポレート本部長 2024年12月 当社 取締役執行役員 コーポレート本部長兼広報・IR室長(現任) (注3) 3,000 社外取締役 髙橋 崇晃 1981年5月28日 2006年4月 株式会社リクルートコスモス(現株式会社コスモスイニシア) 入社 2011年2月 ヒューリック株式会社 入社 2016年1月 株式会社アズーム 取締役 2016年6月 同社 専務取締役 2018年11月 同社 代表取締役副社長 2022年2月 株式会社KNEAD 設立 代表取締役 (現任) 2023年4月 合同会社ブリティッシュ・ビンテージプラス 代表社員(現株式会社カタパット 代表取締役)(現任) 2023年9月 当社 社外取締役(現任) 2023年12月 株式会社SIRE 社外取締役(現任) (注3) - 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有株式数(株) 社外監査役 (常勤) 岡崎 茂一 1960年9月3日 1983年4月 野村不動産株式会社 入社 1999年4月 野村ファイナンス株式会社 出向 2004年12月 野村不動産株式会社 事業開発二部副部長 就任 2006年10月 野村不動産投信株式会社 出向 2011年4月 NREG東芝不動産株式会社 出向 2018年4月 野村不動産株式会社 帰任 2022年7月 当社 社外監査役(現任) (注4) 10,000 社外監査役 川口 幸作 1980年7月14日 2008年9月 弁護士登録 弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所 入所 (現任) 2018年11月 株式会社div 監査役 2022年6月 ログリー株式会社 取締役監査等委員(現任) 2022年11月 当社 社外監査役 (現任) 2023年6月 ジェイファーマ株式会社 社外監査役 2023年10月 同社 取締役監査等委員(現任) (注4) - 社外監査役 鈴木 雅也 1978年3月16日 2000年10月 監査法人太田昭和センチュリー (現EY新日本有限責任監査法人)入所 2004年4月 公認会計士登録 2019年11月 鈴木雅也公認会計士事務所 開業(現任) 2020年12月 株式会社コアコンセプト・テクノロジー 社外監査役 2021年3月 株式会社コアコンセプト・テクノロジー 取締役監査等委員(現任) 2022年11月 当社 社外監査役(現任) (注4) - 計 1,827,908 (注) 1.取締役髙橋崇晃は、社外取締役であります。 2.監査役岡崎茂一、川口幸作、鈴木雅也は、社外監査役であります。 3.2025年11月27日付の定時株主総会の終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 4.2024年8月6日付の臨時株主総会の終結の時から、4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会終結の時までであります。 5.代表取締役社長宮寺之裕の所有株式数は、同氏が議決権の過半数を保有する合同会社ティー・エム・ティーが保有する株式数も含んでおります。 6.所有株式数には、2025年11月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数については含まれておりません。 ② 社外役員の状況 a.社外取締役及び社外監査役の員数並びに当社との関係 当社の社外取締役は1名、社外監査役は3名です。社外監査役岡崎茂一氏は、当社の株式を保有しており、その内容は「(2)役員の状況 ① 役員一覧」の所有株式数欄に記載のとおりでありますが、これ以外に、当社社外取締役及び社外監査役と当社の間に、人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係はなく、当社の一般株主との利益相反が生じる恐れはありません。 b.社外取締役及び社外監査役が提出会社の企業統治において果たす機能及び役割 社外取締役の髙橋崇晃は、不動産業界での勤務経験並びに上場企業の経営に関する豊富な経験から、経営全般に関する幅広い識見を有しており、当社の成長戦略やガバナンスの強化に対する有益な助言が期待できるため社外取締役に招聘したものです。 社外監査役(常勤)の岡崎茂一は、長年にわたって培われた不動産業界に関する豊富な知見を活かし、公正かつ客観的な見地から的確な助言によって当社のコーポレート・ガバナンスの強化に貢献頂けると判断し、監査役に選任しております。 社外監査役の川口幸作は、弁護士の資格を有し、弁護士として培われた高度な人格と専門的な法律知識を有しており、中立的な立場から助言を頂くことで、当社の経営監視機能の客観性及び中立性を確保することが可能であると判断して選任しております。 社外監査役の鈴木雅也は大手監査法人及び現在経営する事務所における経験から会計税務に関する専門性を有しており、会計税務分野に関する経験を当社の経営の監督に活かしつつ、中立的な立場から助言を頂くことで、当社の経営監視機能の客観性及び中立性を確保することが可能であると判断して選任しております。 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 社外取締役は、原則月1回開催される取締役会への出席を通じて、内部監査、監査役会及び内部統制の整備・運用状況等に関する報告を受けることにより、当社の経営の監督を行っております。 社外監査役は、原則月1回開催される取締役会及び監査役会に出席し、監査業務の精度向上を図っており、定期的に内部監査担当者及び会計監査人との連絡会を通じて、情報交換や報告を受け、より効果的な監査業務の実施を図っております。 また、当社は社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針は設けておりませんが、その選任に当たっては、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準を参考にしております。
2 【沿革】 年月 概要 2019年7月 東京都千代田区二番町において不動産テックシステムを活用した企業不動産(CRE:Corporate Real Estate)へのソリューションサービスの提供を目的として、ククレブ・アドバイザーズ株式会社(資本金5,000千円)を設立 2019年10月 資本金を30,000千円に増資 2019年10月 宅地建物取引業免許取得 2020年2月 CRE営業支援システム「CCReB AI(ククレブエーアイ)」を提供開始 2020年4月 資本金を100,000千円に増資 2020年5月 一般不動産投資顧問業登録 2020年9月 本社を東京都千代田区神田神保町へ移転 2020年10月 工場、物流倉庫、研究所等の事業用不動産マッチングシステム「CCReB CREMa(ククレブクレマ)」を提供開始 2021年6月 第二種金融商品取引業、投資助言・代理業登録 2021年7月 企業の経営情報を解析し、不動産取引などの動向予測、営業支援のためのプログラムとして「CCReB AI」における特許取得(特許第6908308号) 2021年9月 本社を東京都千代田区内神田へ移転 2021年10月 データマーケティング並びに不動産テックシステムの企画、開発を担うことを目的として、子会社「ククレブ・マーケティング株式会社」を設立 2021年12月 資本金を200,000千円に増資 2022年3月 BtoBポータルサイト「CCReB GATEWAY(ククレブゲートウェイ)」を提供開始 2023年2月 事業用不動産の保有を目的とした子会社「各務原プロパティ株式会社」を設立 2023年9月 事業用不動産マッチングシステム「CCReB MB(ククレブマッチングボックス)」を提供開始 2024年2月 企業の経営情報から不動産情報などをキーワードで分析する情報分析プログラムとして「CCReB GATEWAY」における特許取得(特許第7432980号) 2024年11月 公募増資により資本金を479,680千円に増資 2024年11月 東京証券取引所グロース市場に株式を上場 2024年12月 第三者割当増資により資本金を559,039千円に増資 2025年11月 公募及び並行第三者割当増資により資本金を1,775,170千円に増資
役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。
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