デンカデンカ株式会社4061東証プライム化学2026年3月期, 連結, 日本基準

デンカ 2026年3月期の決算

デンカの売上の約32%は「ポリマーソリューション」から。ほかに「電子・先端プロダクツ」・「エラストマー・インフラソリューション」などで稼いでいます。

売上100円あたり約7円が営業利益として残ります。

前期から売上は-4.0%、営業利益は+82.0%。

増収増益などの型

減収増益

売上 -4.0%・営業利益 +82.0%。開示値から計算。

営業レバレッジ: -20.50倍(利益成長率 ÷ 売上成長率)

前の年からどう変わった

2025年3月期 → 2026年3月期

売上高
-4.0%4,003億円 → 3,842億円
売上総利益
+11.4%846億円 → 943億円
営業利益
+82.0%144億円 → 262億円
親会社株主に帰属する純利益
黒字化-123億円 → 157億円
営業キャッシュフロー
+94.2%186億円 → 362億円
フリーキャッシュフロー
赤字-412億円 → -315億円

決算のポイント

  • 2026年3月期の売上高は3,842億円で、前期の4,003億円から-4.0%減りました。
  • それでも営業利益は144億円から262億円へ+82.0%増え、売上総利益も+11.4%増えています。
  • 純利益は前期の-123億円の赤字から、157億円の黒字に戻りました。
  • 営業キャッシュフローは+94.2%の362億円に増えましたが、設備投資が676億円と大きく、フリーキャッシュフローは-315億円のマイナスが続いています。

変化の要因

  • 売上が減ったのは、原燃料の値下がりに合わせて販売価格を見直したためです。
  • 電子・先端プロダクツでAI向け半導体や電力インフラ向けの需要が伸び、球状シリカ・球状アルミナなどの販売が好調でした。
  • コストの高い米国のクロロプレンゴム工場を止めたことで、エラストマー部門の収支が改善しました。純利益は、この米国子会社の特別損失を工場用地や保有株の売却益が上回りました。

注意しておきたい点

  • 業績は自動車や電子部品の需要、原燃料の市況、為替、関税の影響を受けます。
  • 米国の子会社の操業休止に伴い、今後も特別損失が出る見込みです。
  • 排出量取引制度など環境規制の強化で、対応費用が増える可能性があります。

有価証券報告書-第167期 / 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 · 有価証券報告書-第167期 / 事業等のリスク

お金の流れ

2025年3月期 → 2026年3月期

売上100円の行き先

デンカが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年3月期
原価
75円
販管費
18円
営業利益
7円
最後に残る純利益
4円

利益率の年次推移

粗利率24.5%
2021年3月期: 28.3%28.3%2022年3月期: 27.8%27.8%2023年3月期: 25.1%25.1%2024年3月期: 21.2%21.2%2025年3月期: 21.1%21.1%2026年3月期: 24.5%24.5%21/322/323/324/325/326/3
営業利益率6.8%
2021年3月期: 9.8%9.8%2022年3月期: 10.4%10.4%2023年3月期: 7.9%7.9%2024年3月期: 3.4%3.4%2025年3月期: 3.6%3.6%2026年3月期: 6.8%6.8%21/322/323/324/325/326/3
純利益率4.1%
2021年3月期: 6.4%6.4%2022年3月期: 6.8%6.8%2023年3月期: 3.1%3.1%2024年3月期: 3.1%3.1%2025年3月期: -3.1%-3.1%2026年3月期: 4.1%4.1%21/322/323/324/325/326/3

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

どの事業で稼いでいる

事業(セグメント)ごとの売上と、そこから残る利益。

2026年3月期
  • ポリマーソリューション1,242億円
    32%
    営業利益率 2.9%業界: 化学
  • 電子・先端プロダクツ1,044億円
    27%
    営業利益率 13.3%業界: 電子部品
  • エラストマー・インフラソリューション976億円
    25%
    営業利益率 0.1%業界: 化学
  • ライフイノベーション405億円
    11%
    営業利益率 15.4%業界: 医薬品
  • その他176億円
    5%
    営業利益率 13.8%

事業ごとの利益の出方

※ セグメントの数値は内部取引を含み、会社全体の合計とは一致しません

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第167期(2025/04/01-2026/03/31)

    ID S100YCU02026-06-17書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第166期(2024/04/01-2025/03/31)

    ID S100VZX72025-06-19書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第165期(2023/04/01-2024/03/31)

    ID S100TO952024-06-20書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第164期(2022/04/01-2023/03/31)

    ID S100R0XG2023-06-22書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第163期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

    ID S100OC2H2022-06-22書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第162期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    ID S100LM7D2021-06-22書類を開く

XBRL から抽出: 54 / 他の開示値から算出: 2

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