rakumorakumo株式会社4060東証グロース情報・通信業2025年12月期, 連結, 日本基準

rakumoは何で稼いでいる?

rakumoの売上高は18.3億円です。

売上100円あたり約23円が営業利益として残ります。

前期から売上は+26.8%、営業利益は+11.6%。

数字で見ると

2025年12月期、現金は総資産の42%

開示された数値から自動で作った要約

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2025年12月期の数字(書類の提出日 2026-03-27)

売上高
18.3億円
営業利益
4.3億円
利益率 23.4%
純利益
2.7億円
利益率 14.9%
フリーCF
4億円
開示値から計算
発行済株式数
5,829,500株
株主数
3,551人
平均年間給与(単体)
550万円
提出会社の開示値
現金比率
42.4%
現金 ÷ 売上 96.6%
開示値から計算
対業界利益率中央値
+10.9 pt
ソフトウェア・SaaS
開示値から計算
ROE
15.8%
開示値から計算
ROA
7.6%
開示値から計算

売上100円の行き先

rakumoが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2025年12月期
原価
30円
販管費
47円
営業利益
23円
最後に残る純利益
15円

利益率の年次推移

粗利率70.4%
2020年12月期: 58.4%58.4%2021年12月期: 62.2%62.2%2022年12月期: 63.5%63.5%2023年12月期: 64.2%64.2%2024年12月期: 65.9%65.9%2025年12月期: 70.4%70.4%20/1221/1222/1223/1224/1225/12
営業利益率23.4%
2020年12月期: 16.3%16.3%2021年12月期: 23.6%23.6%2022年12月期: 21.2%21.2%2023年12月期: 23.5%23.5%2024年12月期: 26.6%26.6%2025年12月期: 23.4%23.4%20/1221/1222/1223/1224/1225/12
純利益率14.9%
2020年12月期: 15.2%15.2%2021年12月期: 19.6%19.6%2022年12月期: 16.8%16.8%2023年12月期: 15.2%15.2%2024年12月期: 17.5%17.5%2025年12月期: 14.9%14.9%20/1221/1222/1223/1224/1225/12

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

5年の業績と利益率

2020年12月期 → 2025年12月期

売上高18.3億円
2020年12月期: 8.2億円8.2億円2021年12月期: 9.6億円9.6億円2022年12月期: 11億円11億円2023年12月期: 13億円13億円2024年12月期: 14.4億円14.4億円2025年12月期: 18.3億円18.3億円20/1221/1222/1223/1224/1225/12
営業利益率23.4%
2020年12月期: 16.3%16.3%2021年12月期: 23.6%23.6%2022年12月期: 21.2%21.2%2023年12月期: 23.5%23.5%2024年12月期: 26.6%26.6%2025年12月期: 23.4%23.4%20/1221/1222/1223/1224/1225/12
純利益率14.9%
2020年12月期: 15.2%15.2%2021年12月期: 19.6%19.6%2022年12月期: 16.8%16.8%2023年12月期: 15.2%15.2%2024年12月期: 17.5%17.5%2025年12月期: 14.9%14.9%20/1221/1222/1223/1224/1225/12
FCFマージン21.6%
2020年12月期: 25.1%25.1%2021年12月期: 24.1%24.1%2022年12月期: 20.7%20.7%2023年12月期: 22.6%22.6%2024年12月期: 27.6%27.6%2025年12月期: 21.6%21.6%20/1221/1222/1223/1224/1225/12

売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。

人と生産性

2025年12月期
1人あたり売上(連結)
1,476万円
1人あたり営業利益(連結)
345万円
1人あたり純利益(連結)
220万円

前期比(2024年12月期 → 2025年12月期)

従業員数(連結) +47.6% · 売上(連結) +26.8%

指標21/1222/1223/1224/1225/12
従業員数(連結)87959684124
平均年間給与(提出会社・単体)562万円583万円577万円562万円550万円
平均年齢(単体)36.7歳37.8歳37.4歳37.7歳37.5歳
平均勤続年数(単体)5.5年5.6年5.2年5.7年5.8年

1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。

詳しく見る

業界

この会社が出てくる業界地図。

大株主など

  • 御手洗 大祐16.5%
  • 平井 康博13.4%
  • 田近 泰治9.0%
  • 株式会社創世6.3%
  • アイ・マーキュリーキャピタル株式会社5.0%
  • 株式会社SBI証券4.5%
  • 門田 洋2.4%
  • JPモルガン証券株式会社1.1%
  • 楽天証券株式会社1.0%
  • 林 倫弘0.8%

2025-12-31

業界内の5軸プロフィール

直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。

  • rakumo主な業界: ソフトウェア・SaaS
会社順位
  • 売上成長

    • rakumo72.9105社
  • 利益率

    • rakumo76.9145社
  • 現金化

    • rakumo62.1128社
  • 効率

    • rakumo14.8145社
  • 財務余力

    • rakumoデータなし

点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。

同業の近い規模の会社と比べる

同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。

会社決算期売上高本業利益率純利益率自己資本比率
rakumo株式会社202518.3億円23.4%14.9%44.8%
テモナ株式会社202518.3億円8.5%4.0%42.0%
株式会社エーアイ202618.5億円5.4%6.0%87.0%
モビルス株式会社202518.5億円4.9%4.9%61.6%
ZETA株式会社202518.6億円21.3%12.4%30.7%

時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。

会社概要

rakumoは東京都千代田区に本社を置く、2004年設立のソフトウェア・SaaSの会社です。連結の従業員は124人。東証グロースに上場しています。

正式社名
rakumo株式会社
英文社名
rakumo Inc.
証券コード
4060
上場市場
東証グロース
本社所在地
東京都千代田区麹町三丁目2番地
代表者(有報の記載)
代表取締役社長グループCEO 清水 孝治
設立
2004年12月
資本金
4億円
従業員数(連結)
124人
平均年間給与(単体)
550万円
決算月
12月
業種(東証)
情報・通信業
公式サイト
rakumo.com
法人番号
2011001069625

出典: 有価証券報告書(S100XUZC、2026年3月27日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。

有価証券報告書から読む会社情報

会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。

提出日 2026-03-27 · 書類 S100XUZC

事業の内容
3【事業の内容】

当社グループは、当社(rakumo株式会社)及び連結子会社5社(RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)、株式会社gamba、株式会社アイヴィジョン、株式会社スタートレ、株式会社エージェントシェア)により構成されており、『仕事をラクに。オモシロく。』というビジョンのもと、企業の業務の生産性向上に貢献するサービスを提供すべく、事業を展開しております。

当社グループの主要サービスは、(1) 当社ライセンスサービス(*1)の開発・提供、他社ライセンスサービスの提供及び当社ライセンスサービスの導入支援を行う「rakumoサービス」、(2) グループ会社のライセンスサービスの開発・提供及びベトナムを拠点に受託開発及びラボ型のシステム開発等を行う「その他サービス」であります。なお、当社グループは、ITビジネスソリューション事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

また、*の用語については後記「用語の定義、解説」をご参照ください。

(1)rakumoサービス

企業向けグループウェア製品「rakumo」の開発・販売、rakumoサービスの導入支援等のソリューションサービスのほか、他社ライセンスの代理店販売を実施しております。

グループウェア(*2)とは、企業など組織内のコンピューターネットワークを活用し、組織メンバーのコミュニケーション円滑化や情報共有、業務効率化等を支援するためのソフトウェアであります。

「rakumo」は、当社グループが企画・開発を手がける企業向けグループウェアにおけるサービス群の総称であり、カレンダーや勤怠管理、経費精算、稟議申請等の各種機能を有しております。rakumoの名称は、ユーザーがサービスをより楽に利用するための「楽(らく)」と、「雲(=クラウド)」をかけたものであります。

なお、rakumoは、SaaS(Software as a Service(*3))と呼ばれる方式でサービスを提供しております。これは、ユーザー側でソフトウェアを保有するのではなく、サービス提供側がクラウド(*4)上でソフトウェアの機能を提供し、ユーザーはインターネット経由でサービスを利用する形態であります。

① 提供サービス

a.Google版rakumo

Google版rakumoは、Google社が提供するグループウェア「Google Workspace(*5)」と連携し、機能拡張したアドオンツールとして提供しております。Google Workspaceは一般ユーザー向けに提供が開始されたこともあり、rakumoでは、企業がGoogle Workspaceを利用する際に不足する機能の補完や、より使いやすい画面の設計、より便利にご利用いただける機能を提供しております。

各サービス名及び概要は次のとおりです。

サービス名

概要:機能等

rakumoカレンダー

共有カレンダー:

Googleカレンダーとの連携、会議室・設備予約、ケイヒ・キンタイ・コンタクト・ボード連携

rakumoコンタクト

共有アドレス帳:

社員名簿、顧客・取引先情報管理、Gmailとの連携、カレンダー連携

rakumoワークフロー

電子稟議システム:

豊富な承認経路設定、柔軟な申請フォーム作成、ケイヒ・キンタイ連携

rakumoボード

電子掲示板:

コメント・リアクション機能、回覧板、アクセス設定、カレンダー連携

rakumoケイヒ

経費精算システム:

運賃・乗換情報連携、定期区間設定、カレンダー・ワークフロー連携

rakumoキンタイ

勤怠管理システム:

柔軟な勤務形態設定、ICカード・Web打刻対応、カレンダー・ワークフロー連携

b.Salesforce版rakumo

Salesforce版rakumoは、セールスフォース社の営業支援サービスであるSales Cloudなどのサービスと連携し、主に営業担当者の予定調整業務負荷を軽減します。

サービス名

機能等

rakumoソーシャルスケジューラー

共有カレンダー:

Salesforceカレンダーとの連携、取引先・商談データ等との紐付け

rakumo Sync

カレンダー同期サービス:

GoogleカレンダーとSalesforceカレンダーの双方向同期サービス

c.Microsoft 365版rakumo

Microsoft 365版rakumoは、日本では大手企業を中心に幅広く利用されている「Microsoft 365(*6)」と連携し、機能拡張したアドオンツールとして提供しております。rakumoシリーズの特徴である、誰もが直感的に使え、業務効率や生産性向上につながるツールとしてご利用いただけます。

サービス名

機能等

rakumo カレンダー

共有カレンダー:

Outlookカレンダーとの連携、会議室・設備予約、コンタクト連携

rakumo コンタクト

共有アドレス帳:

社員名簿、顧客・取引先情報管理、カレンダー連携

(注)2026年2月よりrakumo ボードの提供を開始しております。

d.ソリューションサービス

当社ライセンスサービスの導入支援等を行っております。当社製品は、直感的に理解でき、幅広いお客様に利用しやすい操作画面やプロセスのデザインにより、原則として導入作業から運用段階まで、導入企業自ら実施いただけるよう設計しております。一方で導入企業からのご要望にお応えするため、前システムからの移行作業や、関連サービスも含めた導入時の初期設定作業、管理者や各ユーザー向けの操作説明等を実施しております。これまでのサービス開発・運用経験やノウハウを活かし、高度なIT及び業務スキルをもった当社コンサルタントにより、各種ソリューションサービスを提供しております。

e.他社ライセンスの販売

Google社のGoogle Workspaceライセンス販売のほか、関連サービスの他社ライセンス販売を行っております。

② rakumoシリーズ共通のコンセプトと特徴

a.導入・利用しやすい料金の実現

rakumoシリーズは、「幅広いお客様の共通業務を支援する安全かつ高品質なITサービスを、多種多様なお客様に、導入しやすいコスト・環境で提供する」という事業開始当初のミッションを実現するため、サービス提供基盤として、従来のサーバー設備投資コストと比べて低コストでの導入が可能な、Google社やセールスフォース社、Microsoft社のクラウドプラットフォームサービス(*7)を利用しています。

また、全ユーザーが同じバージョン、同じソースコードのソフトウェアを使用するシングルインスタンス(*8)を採用しており、当社グループでの定期的な保守・改修を可能にする一方、顧客側でも動的にカスタマイズが可能な仕組みとなっており、従来のITサービスに比べて導入・保守費用が大きく軽減でき、導入・利用しやすい料金でのサービス提供を可能としております。

各サービスはPCのみならず、スマートフォンでも利用することが可能となっております。また、サービス単体での販売に加え、複数サービスを組み合わせることにより、本来の単価の合算よりも安価にご利用いただけるパック形式での提供も行っております。なお、「rakumo for Google Workspace」の大幅アップデートや生成AIを活用した機能強化、複数の有償オプションの標準化等に伴い、2025年10月1日より、一部製品の利用料金の改定を行っております。

b.ユーザー体験分析を基としたサービスデザイン

お客様の業務の生産性は業務サービスの操作性と直結しているという認識のもと、専任のプロダクトデザイナーがエンドユーザーの様々な利用ケースを分析し、幅広いお客様に利用しやすい操作画面やプロセスのデザインを行っています。

c.自社・他社サービスとの連携によるプロセスの自動化・効率化

rakumoは基盤サービスとして広く利用されるGoogle社のGoogle Workspaceやセールスフォース社のSales Cloud、Microsoft社のMicrosoft 365といったアプリケーションサービスと様々なデータや機能において連携しています。また、rakumoシリーズでは、カレンダー・経費精算・ワークフロー間の連携のように、個々のサービス同士が連携し、データを別のサービスでも利用することが可能となっております。

これらにより、企業内システムで発生しがちな、異なるITベンダーが提供するサービスを利用することによる手間の軽減、また、データをサービス間で再利用することによる重複入力の削減や入力ミスの低減、プロセスの自動化等を実現しております。

③ rakumoサービスのビジネスモデルについて

a.SaaS方式での容易なサービス導入の実現

従来、企業内の情報共有ツールであるグループウェアは、利用企業の自社内でサーバーや通信回線設備、ソフトウェア等を保有・運用する形態で、大企業向けが主流でありました。これらは、セキュリティ面での優位性やカスタマイズが容易といったメリットがある一方、設備調達やカスタマイズの為、導入までに一定の期間が必要であり、また、導入後もソフトウェアの改修や設備の運用コストが多額に発生する等、中小企業への導入は難しい面がありました。

一方、当社グループが採用している「クラウド」方式では、従来のようにユーザー側でサーバーやソフトウェア等の設備を利用企業側で保有するのではなく、インターネットを介してサービスを利用するため、低コストかつ短期間での導入が可能であります。

また、ソフトウェアサービスを、インターネットを介して(クラウド上で)提供し、利用者が必要な機能を必要な分だけ利用できる「SaaS」方式を採用しております。これにより、ソフトウェアの保守や機能追加等はサービス提供側で一括して実施するため、運用コストも安価であり、中小企業での導入も容易となっております。

b.サブスクリプション型リカーリングレベニューモデルによる安定性と成長性の実現

当社グループの主要サービスである「rakumo」の収益構造は、サービス料金を顧客企業の使用期間及びユーザー数に応じて定期定額契約(サブスクリプション(*9))として課金することで、継続的な収益(リカーリングレベニュー(*10))を得ることができる「サブスクリプション型リカーリングレベニューモデル(*11)」となっております。

売り切り型ではなく、継続的なサービス提供を前提としており、継続的に収益が積み上がっていくストック型ビジネスとしての安定性がありながら、新規契約数の増加に伴う高い成長も目指すことができるビジネスを展開しております。

また、年間契約が主体であり、契約金額を一括前払いで回収しているため、キャッシュ・フローの観点で有利なことも特徴です。

c.Google社、セールスフォース社及びMicrosoft社のサービスとの連携

当社グループのサービスは、Google社、セールスフォース社及びMicrosoft社のサービスと密接に連携したサービスであり、それぞれのサービスをご利用いただいているお客様には、利用者の操作面や管理操作面での利便性向上、操作の効率化が可能になります。当社グループとしては、両社サービスとの連携を更に深め、また、両社の基盤を最大限に活用することにより、当社グループの事業の安定と成長に繋げられるように事業を展開していく方針であります。

d.販売パートナー等との連携による安定性と成長性の実現

自社販売だけでなく、販売パートナー及び紹介パートナーを多数有していることも当社グループの特徴であります。2つの販売チャネルを効果的に機能させることで、導入企業数及びユーザー数の更なる増加による事業の安定性及び成長性の実現に尽力しております。

e.継続的なサービス開発を背景としたクロスセル及び低解約率の実現

顧客のサービス利用期間における満足度を高めることが契約更新に繋がることから、当社グループでは、プロダクト開発力の強化や継続的な製品改修、顧客サポートの品質向上、定期的な新サービスのリリース等に努めております。これらの施策や販売・マーケティング施策等により、既存顧客に対しては、契約更新のみならず、他のサービスや関連商品等の購入(クロスセル)に繋げていただけるよう尽力しております。

また、導入の容易さや安価な利用料金により、着実なユーザー数の増加、高い継続率を実現しており、多種多様な業界、中小企業から大企業に至るまで2,552社(2025年12月末時点)の企業に導入いただいており、少数の特定顧客に依存しない収益構造となっております。

グループウェアの入れ替えには全社的な対応が必要となることも多く、容易に解約される性質の製品ではないと考えられ、月初売上高に対する月間解約率は低位(2025年度通期平均0.67%)で推移しております。

なお、当社グループ(連結子会社除く)のクライアント数及びユニークユーザー数の推移は以下の通りです。

(2)その他サービス

 提供サービス

a.人材管理・採用支援ソリューションサービス「aloop」

「aloop」は、企業とアルムナイ(*12)をつなぐ新しい人材管理ツールで、アルムナイ、リファラル、新卒・中途選考参加者、採用イベント参加者など、多様な人材を管理できる製品となっております。

b.社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」

「gamba!」は、誰でも簡単に使える社内SNS型日報アプリであり、これまでの日報におけるムラ・ムリ・ムダを解決し、労働生産性向上(業務効率化)、個人・チームの成長、及び社内コミュニケーションの活性化を支援促進する製品となっております。

c.SmartVision IR、他

連結子会社であるアイヴィジョン社では、IR動画や会社紹介・サービス紹介動画を中心とした映像制作・配信事業を行っており、主に4つの動画関連プロダクトを開発・販売しております。

・IR動画配信:SmartVision IR

・会社説明・サービス説明等:SmartVision

・企業向け映像eラーニング:SmartVision MEL

・採用向け動画配信:SmartVision りくる

d.STARTRE CMS

連結子会社であるスタートレ社では、個人事業主や中小企業が、顧客の集客や求人を行うために効果的なホームページを独自開発した CMS を構築・提供しております。

e.AGENT SHARE、他

連結子会社であるエージェントシェア社では、人材紹介会社向けアライアンスサービス「AGENT SHARE」などHR領域で3つのプロダクト及び1つのサービスを提供し、人材に特化した各種IT事業を展開しております。

・人材紹介会社向けアライアンスサービス:AGENT SHARE

・企業と全国の人材エージェントを繋ぐ採用支援サービス:AGENT ACCESS

・人材紹介情報の一元管理システムサービス:AGENT MANAGER

・新卒採用強化型学生送客サービス:AGENT COLLEGE

f.ITオフショア開発サービス

日本国内における各企業のIT開発部門においては、開発案件の増加や新技術の開発等により、最新のITスキルを有した人材が求められる一方、IT業界の人材供給は限られており、慢性的な人材不足に直面する等、開発コストが増加する一因ともなっております。当社グループでは、他社企業からの開発依頼にお応えするため、連結子会社であるRAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)を拠点として、受託開発及びラボ型のシステム開発等のITオフショア開発サービスを提供しております。

「ラボ型」のシステム開発では、顧客ごとに特定のエンジニアを確保し、専属のチームを組成の上、一定期間継続的に開発業務を行います。チームメンバーが固定されていることにより、企業独自の開発要件やノウハウ等の蓄積も可能となり、人材確保や人件費面以外においてもコスト削減メリットが生じます。

[事業系統図]

以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。

[用語の定義、解説]

本書記載内容に対する理解を容易にするために、また、正しい理解をいただくために、本書で使用する用語の定義と解説を以下に記載します。

なお、番号は本項「3 事業の内容」の文中において*で示した用語と対応しております。

番号

用語

用語の定義、解説

*1

ライセンスサービス

「サブスクリプション型リカーリングレベニューモデル」
経営方針・課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営の基本方針・経営戦略等

当社グループは『仕事をラクに。オモシロく。』というビジョンのもと、『次のいつもの働き方へ。』をミッションに掲げ、ビジネスを展開しております。

また、当社グループでは「情熱」「協働」「変化」という3つの行動指針を共通の価値観として大切にしながら、ITを活用し、仕事の効率化や柔軟な働き方を実現する製品やサービスの開発・提供に取り組んでおります。

こうした経営方針のもと当社グループは、当社グループの主要なサービスである企業向けグループウェア製品「rakumo」、人材管理・採用支援ソリューションサービス「aloop」、社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」、IR動画配信サービス「SmartVision IR」、WebサイトCMS「STARTRE CMS」、人材紹介会社向けアライアンスサービス「AGENT SHARE」等の普及と、関連するサービスの提供により、企業の各組織が抱える課題を生成AIなどのテクノロジーで解決する「組織改革支援」を進めてまいります。

具体的な販売戦略としましては、販売パートナーとの関係強化を図り、当社グループ製品の販売強化を実施してまいります。また、販売パートナーとの関係強化だけでなく、業界セグメント特化型マーケティング及びBDR(Business Development Representative)を見据えたインサイドセールス体制の強化等の各種施策により、自社直接販売の強化を継続してまいります。

プロダクト開発においては、Google社、セールスフォース社及びAvePoint Japan社との関係を維持し、生成AIを含む既存製品の機能向上及び市場ニーズを踏まえた新たな製品を提供してまいります。また、カスタマーサクセスの強化により、お客様の継続的な利用、更にはクロスセル及びアップセルに注力してまいります。

以上のような施策により、新規顧客の開拓に加え、新規及び既存のお客様のサービス満足度を向上させ、高い成長性の確保と継続的な収益の確保を実現していく方針であります。

(2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社グループは、持続的な成長と企業価値の向上を目指しており、主な経営指標として売上高、営業利益及び調整後EBITA(営業利益+のれんの償却費(PPAによる取得原価配分後の各種償却費を含む)+株式報酬費用+一過性のM&A関連費用(仲介費用及びDD費用等))を特に重視するとともに、適正な人員規模・人材配置による事業運営に努めております。

また、「rakumo」、「aloop」、「gamba!」、「SmartVision IR」、「STARTRE CMS」、「AGENT SHARE」等は、主に料金を顧客企業の使用期間やユーザー数に応じて定期定額契約(サブスクリプション)として課金することで、継続的な収益(リカーリングレベニュー)を得ることができる「サブスクリプション型リカーリングレベニューモデル」であるため、ユーザー数、利用企業数、ストック収益の成長率及び解約率を重視しております。

(3)当社グループを取り巻く経営環境

① 企業構造

当社グループは、当社及び連結子会社5社(RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)、株式会社gamba、株式会社アイヴィジョン、株式会社スタートレ、株式会社エージェントシェア)により構成されております。

当社においては、SaaSサービスとして、企業向けグループウェア製品「rakumo」の開発・販売、他社ライセンスの代理店販売等、また、ソリューションサービスとして、当社SaaSサービスの導入支援等を行っております。

株式会社gambaにおいては、SaaSサービスとして、社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」の開発・販売を行っております。

株式会社アイヴィジョンにおいては、SaaSサービスとして、IR動画配信サービス「SmartVision IR」等の開発・販売を行っております。

株式会社スタートレにおいては、WebサイトCMS「STARTRE CMS」の開発・販売を行っております。

株式会社エージェントシェアにおいては、人材紹介会社向けアライアンスサービス「AGENT SHARE」等の開発・販売を行っております。

RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)においては、ITオフショア開発サービスの提供や当社製品の開発を行っております。

② 市場環境

国内における市場環境は、「労働力の減少」、「新しい働き方の定着」、「生成AI等の新技術の登場」等、大きく変化しており、組織メンバー間のコミュニケーション円滑化及び情報共有における課題が浮き彫りとなってきております。今後も生産性向上や業務効率化など、「業務のデジタル化」に資するクラウドサービスへの需要は、継続・加速するものと考えております。

なお、当社グループが主なサービスプラットフォームとして利用しているGoogle社やセールスフォース社、Microsoft社においては、当社サービスと連携の深い各社の製品・サービスであるGoogle WorkspaceやSales Cloud、Microsoft 365の利用者数が年々増加しており、市場規模は継続的に拡大しております。

こうした環境を踏まえると当社グループは、多種多様なお客様のニーズに対応できるラインナップを保持していると認識しており、今後の更なる知名度向上に伴い、当社グループのサービスに対する需要も益々拡大していくものと考えております。

③ 競争優位性

当社グループの主要なサービスである「rakumo」は、ビジネスモデルの主な特徴として以下のような点が挙げられ、当該事項は当社グループの競争優位性に繋がっております。

a.世界的なクラウドプレーヤーが提供するプラットフォーム上でのビジネス展開

・世界的な信用力・知名度

・市場の継続的な拡大

・参入障壁(プラットフォームの仕様に合わせた製品開発及びメンテナンスの必要性)

b.2つの販売チャネルによる「rakumo」の拡販

・100社以上の販売パートナー等との関係

・インバウンド及びアウトバウンドの両軸での自社販売チャネルの確立

c.多種多様なプロダクトの提供及び開発力

・3つのプラットフォーム上でのサービス展開

・多くのクライアントのニーズに対応可能な複数プロダクトの提供

・複数プロダクトを保持していることによるクロスセルの実現

d.強固な顧客基盤(業種規模を問わず、多種多様な多くのクライアントへのサービス提供)

詳細は、「第1 企業の概況 3 事業の内容 (1)rakumoサービス」をご参照ください。

④ 顧客基盤及び販売網

「rakumo」は、導入・利用しやすい料金の実現やユーザー体験分析をもととしたサービスデザイン、自社・他社サービスとの連携によるプロセスの自動化・効率化等により、業種・規模を問わず、多種多様な約2,600社のクライアントへサービスを提供しております。

また、販売網に関しては、インターネットマーケティングの活用による、ネット経由でのクライアントからの直接アプローチを主体とした自社販売に加え、Google WorkspaceやSales Cloud等の代理店として販売する企業を中心に、100社以上の販売パートナー及び紹介パートナーを有しております。この2つの販売チャネルを効果的に機能させることで、導入企業数及びユーザー数の更なる増加による事業の安定性及び成長性の実現に尽力しております。

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

① 既存サービスの強化による顧客満足度の向上と販売の拡大

当社グループの主要サービスである「ライセンスサービス」が今後も継続的な成長を果たしていくためには、より幅広い業種・業態の顧客に選ばれるとともに、継続的に支持される必要があると考えております。そのためには、当該サービスの優位性となっているユーザビリティ(使いやすさ)の維持・向上が不可欠であると認識しております。

今後も顧客ニーズの変化を迅速に把握し、継続的なユーザー・インターフェースの改善、各種機能強化及び他社製品との連携といった製品機能強化に加え、顧客サポートの品質向上等により、市場優位性の保持に努めてまいります。

② 販売パートナーとのリレーション強化

当社グループの主要製品である「rakumo」は、2010年のサービス提供開始時から販売パートナーとの関係構築を進めており、現在ではGoogle WorkspaceやSales Cloud、Microsoft 365を販売する企業を中心に100社以上の販売パートナー等を有しております。これら販売パートナーとの関係は、当社グループのサービス展開における優位性となっております。

今後も市場拡大が見込まれる中、当社グループが更なる成長を果たしていくためには、販売体制の強化及び知名度の向上が重要であると認識しております。そのため、販売パートナーの新規開拓及び既存パートナーの深耕により、販売体制の強化を図ってまいります。また、販売パートナーがより当社製品を販売しやすくなるよう、展示会やセミナー等を実施するほか、個々の主要販売パートナーに合わせた対応を行ってまいります。

③ 自社販売体制(マーケティング含む)の更なる強化

当社グループは、主要製品である「rakumo」サービスが、Google WorkspaceやSales Cloud、Microsoft 365といったサービスとの連携の中で提供されるという性質上、Google社、セールスフォース社及びMicrosoft社の顧客に向けたマーケティング・販売施策を主に実施しております。今後の更なる顧客認知と販売機会の獲得に向けて、現在実施しているインターネットマーケティングやイベント出展のほか、業界セグメント特化型(教育機関、自治体、建設業、医療等)マーケティング施策(Google Workspace導入企業データベースを活用したピンポイントでのクライアント開拓、自治体向けホワイトペーパーの展開等)等、幅広い顧客に対する施策を検討してまいります。

また、これまでに獲得した顧客リード(見込み客)のうち、すぐには商談につながりにくいリードについては、商談につなげるための対策を十分に実施できておらず販売機会を逃すこともありましたが、マーケティングオートメーションの活用等により、顧客の検討意向を上げる情報提供を積極的に行ってまいります。

加えて、M&A等を通じて獲得した製品及び販売網を利用し、当社グループ全体として、クロスセル(複数製品販売)に取り組んでまいります。

④ 継続的な新サービスの提供及び投融資

当社グループが競争優位性を確保しながら持続的に成長するためには、前述した既存サービスの強化に加え、提供するサービス領域を拡大し、付加価値を高めていくことが重要であると考えております。

新サービスの開発や投融資(M&A)等を通じて、既存のGoogle WorkspaceやSales cloud、Microsoft 365上でのサービス強化に加え、プラットフォーム非依存のビジネスSaaS領域(情報・コミュニケーション系)や現在注力しているHR領域への展開によるビジネス拡大を企図しております。これらにより、当社グループ提供サービスのビジネスインフラとしての価値向上に努めるとともに、収益基盤の強化にも注力してまいります。

⑤ 優秀な人材の継続的な採用と育成

当社グループの持続的な成長のためには、多岐にわたる経歴を持つ優秀な人材を多数採用し、営業体制や開発体制、管理体制等を整備していくことが重要であると捉えております。当社グループのビジョン及び事業方針に共感し、高い意欲を持った優秀な人材を採用していくために、積極的な採用活動を進めるとともに、高い意欲を持って働ける環境や仕組みの構築に引き続き取り組んでまいります。

⑥ PMIの徹底による事業シナジーの早期創出

グループ拡大に伴い増大するのれん償却費に対し、既存事業との統合プロセス(PMI)を迅速かつ確実に実行することが重要な課題であると認識しております。各拠点の経営リソースの共有化やコストシナジーの創出を加速させ、償却費負担を上回る利益成長を実現することで、財務体質の健全性を維持しつつ、持続的な企業価値の向上を図ってまいります。

⑦ 財務基盤の安定性と資金調達能力の維持

M&A等に伴うのれん償却費の増大は、会計上の利益水準に影響を及ぼし、一部の借入契約に付されている財務制限条項に抵触するリスクを内包しております。当社グループは、収益力の向上による利益確保を最優先とし、条項の遵守を徹底するとともに、主要取引金融機関との密接なコミュニケーションを通じて、機動的かつ安定的な資金調達体制を維持してまいります。
事業等のリスク
3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

各リスクが顕在化する可能性の程度や時期については、そのリスクの複雑性から明確化は難しいものの、当社グループの事業特性や発生の蓋然性等に応じて、「特に重要なリスク」と「重要なリスク」に分類しております。

また、当社グループはこれらリスクの発生可能性を十分に認識した上で、発生の回避及び発生時の対応に努める方針でありますが、当該リスクが顕在化した場合に当社グループの経営成績及び財政状態に与える影響については、合理的に予見することが困難であるため記載しておりません。

当社は、グループ全体のリスク管理の基本方針及び管理体制を「リスク・コンプライアンス規程」において定め、その基本方針及び管理体制に基づき、代表取締役社長を委員長とするリスク・コンプライアンス委員会で、企業経営や災害・事故、社会環境等、当社グループを取り巻く様々なリスクに対して適切な管理を行い、リスクの未然防止を図っております。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(特に重要なリスク)

(1)事業環境について

① 経営環境の変化について

当社グループはITビジネスソリューション事業を展開しており、法人を主要顧客としております。また、当社グループは主力サービスとして、法人向けグループウェア「rakumo」等を展開しており、勤怠管理や名簿管理、日報、カレンダー、経費精算、稟議申請、社内掲示板等、顧客企業が日常的に使用する機能を幅広く提供しております。グループウェアの入れ替えには全社的な対応が必要となることも多く、容易に解約される性質の製品ではないと考えられ、月初売上高に対する月間解約率は低位(2025年度通期平均0.67%)で推移しております。

また、サービス料金を顧客企業の使用期間及びユーザー数に応じて定期定額契約(サブスクリプション)として課金することで、継続的な収益(リカーリングレベニュー)を得ることができる「サブスクリプション型リカーリングレベニューモデル」を採用しております。

これらにより、サービスが複数年に渡り継続して利用されることで、解約数が新規契約数を上回らない限り、収益が前年度を上回るというストック型ビジネスとしての安定性がありながら、新規契約数の増加に伴う高い成長をも目指すことができるビジネスを展開しております。

しかしながら、今後の経済情勢や景気動向の変化等により、顧客企業の情報化への投資が抑制されるような場合、新規・追加受注が想定通り進まない場合又は解約率が当社の想定を上回った場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② クラウド市場の動向について

当社グループは、法人向けグループウェア「rakumo」、人材管理・採用支援ソリューションサービス「aloop」、社内SNS型日報共有アプリ「gamba!」、IR動画配信サービス「SmartVision IR」、WebサイトCMS「STARTRE CMS」、人材紹介会社向けアライアンスサービス「AGENT SHARE」等を展開しており、主にクラウド型でのサービス提供を行っております。クラウド市場は急速な成長を続けており、当社グループは今後もこの傾向は継続するものと見込んでおり、同市場での更なる事業展開を図っていく計画であります。

しかしながら、経済情勢や景気動向の変化による企業の情報化投資の抑制や、規制の導入等予期せぬ要因によりクラウド市場の成長が鈍化するような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(2)事業及びサービス展開について

① Google社、セールスフォース社及びAvePoint Japan社との関係について

当社又はAvePoint Japan社が顧客に提供しているアプリケーションは、Google社、セールスフォース社又はMicrosoft社が提供するクラウドプラットフォーム上に構築されております。

また、当社は、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社とGoogle Workspaceに関する再販売代理店契約を締結しており、株式会社セールスフォース・ジャパンとの間でも当社の製品と結合したソリューションの一部として、同社グループサービスの再販を可能とする契約をそれぞれ締結しております。

現時点において各社が日本から撤退する予定はなく、また、当社としては、各社と円滑な関係を維持できていると考えていることから、今後の契約関係も安定して継続するものと考えております。

しかしながら、各社の経営戦略の変更により日本でのプラットフォームの提供が廃止・停止となった場合、プラットフォームの機能に障害が発生して当社のアプリケーションに影響が生じた場合、プラットフォームに大きな機能変更が生じた場合、プラットフォームの競争優位性が失われた場合、プラットフォーム利用料及び各サービスの引上げを要求された場合、当社が解除事由に抵触したこと等を理由に契約を解除された場合には、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② システムトラブルについて

当社グループが顧客に提供しているアプリケーションは、クラウドという特性上、インターネットを経由して行われており、インターネットに接続するための通信ネットワークやインフラストラクチャーに依存しております。当社はシステムトラブルを最大限回避すべく、企業向けクラウドプラットフォームとして信頼されているGoogle社が提供するクラウドプラットフォーム、セールスフォース社が提供するクラウドプラットフォーム及びMicrosoft社が提供するクラウドプラットフォーム上にアプリケーションを構築しております。

しかしながら、自然災害や事故、プログラム不良、不正アクセス、その他何らかの要因により予期しえないトラブルが発生し、大規模なシステム障害が起こるような場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

③ 情報管理体制について

当社グループは、提供するサービスに関連して多数の顧客企業に関する情報や個人情報を取り扱っております。これらの情報資産の保護や漏洩リスクを回避するため、情報セキュリティ基本方針を定め、関連規程を整備・運用しております。

しかしながら、何らかの理由により重要な情報資産の漏洩、消失、不正利用等が発生した場合、当社グループの信用失墜、損害賠償請求の発生等により、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(重要なリスク)

(1)事業環境について

① 技術革新への対応について

当社グループが属するインターネット業界においては、新技術の開発や新サービス出現のスピードが早く、顧客ニーズも早期に変化する等、変化の激しい業界となっております。当社グループでは、最新の技術動向や環境変化に関する情報収集、優秀な人材の確保や教育によるノウハウの蓄積等に積極的に取り組み、技術革新や顧客ニーズの変化に迅速に対応できるよう努めております。

しかしながら、何らかの理由で技術革新や顧客ニーズへの対応が遅れた場合や、新技術への対応のため想定を超える投資が必要となった場合、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 競合について

当社グループが事業を展開する法人向けグループウェア市場は、競合企業が複数存在しており、今後クラウド市場の普及に伴い、規模の大小を問わず競合企業の新規参入が予測されます。これら競合他社の中には、当社グループに比べ大きな資本力や技術力、販売力等の経営資源及び顧客基盤等を保有している企業が含まれます。

当社グループは、製品開発力の強化や継続的な製品改修・サービス品質の向上等により、競争力の維持に努めておりますが、競合企業や新規参入企業との競争激化により、当社グループが想定している事業展開が図れない場合等には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

③ ソフトウエアの減損リスクについて

当社グループでは、将来の収益獲得又は費用削減が確実であると認められた開発費用をソフトウエア(ソフトウエア仮勘定含む)として資産計上しております。このソフトウエアについて、クライアントニーズへの適切な対応を実施することにより減損を発生させないよう努める方針ですが、重大な将来計画、使用状況等の変更やサービスの陳腐化等により、収益獲得又は費用削減効果が大幅に損なわれ、ソフトウエアの減損が必要となる場合、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

④ のれん及び顧客関連資産(以下「のれん等」という。)の減損リスクについて

当社は、2022年6月に株式会社gambaの全株式を取得、2023年7月に株式会社アイヴィジョンの全株式を取得、2025年7月に株式会社スタートレの全株式を取得、2025年8月に株式会社エージェントシェアの全株式を取得し、のれん等を連結貸借対照表に計上しております。当該のれん等については、各社における将来の収益力を適切に反映しているものと判断しておりますが、今後の事業環境の変化等により、将来の収益性が低下し当該のれん等の減損が必要となる場合、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(2)事業及びサービス展開について

① 人材の確保や育成について

当社グループが継続して事業拡大を進めていくためには、優秀な人材の確保、育成及び定着が不可欠であると認識しております。そのため、継続的な人材採用や育成に加え、定着率向上に向けた各種施策を行っております。また、各外部パートナーとより強固な連携体制を構築することで、内製化とのバランスを鑑みつつ、安定的な体制を構築しております。

しかしながら、優秀な人材が必要な時期に十分に確保・育成できなかった場合や人材流出が進んだ場合等には、経常的な業務運営及び事業拡大等に支障が生じ、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 組織規模について

当社グループの連結従業員数は124名(2025年12月31日現在)であり、小規模な組織であると認識しております。現時点においては、当社グループの規模に対して適切な人員体制が構築出来ているものと考えておりますが、今後の事業拡大に応じて、人員増強、内部管理体制の充実を図っていく必要があると考えております。

しかしながら、事業の拡大に応じた人員増強が順調に進まなかった場合や内部管理体制の充実がなされなかった場合には、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

(3)その他

① 為替リスクについて

当社グループの在外子会社の財務諸表は現地通貨にて作成されるため、連結財務諸表作成時に円換算されることとなります。為替相場の変動による円換算時の為替レートの変動が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

また、クラウドインフラ利用料等において、直接的または間接的に、外貨建てでの取引を行っております。オペレーションコストの継続的な見直し等を進めることで為替リスクの低減を図っておりますが、当初想定した為替レートと実勢レートに著しい乖離が生じた場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

② 株式価値の希薄化について

当社は、2023年5月に第三者割当により、第8回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債の発行を行っております。第8回新株予約権及び第1回無担保転換社債型新株予約権付社債がすべて行使又は転換された場合、1,432,700株(議決権の数は14,327個)の新株式が発行されることにより、2025年12月31日の当社の発行済株式総数5,829,500株(議決権の数は58,256個)に対して24.58%(議決権の総数に対する割合は24.59%)の希薄化率となることから、株式市場での需給バランスに変動が発生し、株価へ影響を及ぼす可能性があります。

しかしながら、当社といたしましては、本資金調達により、既存事業の成長や事業拡大を実現することが、経営の安定及び当社の企業価値の向上につながることになり、中長期的な観点から見れば、既存株主の株式価値向上につながるものであることから、株式価値の希薄化の規模は合理的であると判断しております。
役員の状況・略歴
(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性6名 女性1名 (役員のうち女性の比率14.3%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役社長

グループCEO

清水 孝治

1977年11月5日生

2001年4月 ニフティ株式会社入社

2014年4月 Jibe Mobile株式会社(現 Automagi株式会社)入社

2014年7月 同社取締役

2021年1月 SREホールディングス株式会社入社

2023年6月 同社常務執行役員

2024年10月 当社入社 事業担当執行役員COO

2025年3月 当社代表取締役社長グループCEO(現任)

(注3)

2,700

取締役

CTO

プロダクト部長

石田 和也

1982年11月2日生

2005年4月 株式会社アイ・デザイン・システムズ(現株式会社ディー・ビー・アイ)入社

2010年4月 株式会社日本技芸(現当社)入社

2013年9月 当社プロダクト部長

2020年1月 当社執行役員プロダクト部長

2022年3月 当社取締役CTOプロダクト部長(現任)

(注3)

7,300

取締役

CFO

石曽根 健太

1987年5月18日生

2013年2月 有限責任あずさ監査法人入所

2016年8月 公認会計士登録

2022年1月 当社入社 経営管理部長

2024年1月 当社執行役員経営管理部長

2024年3月 当社取締役CFO経営管理部長

2025年9月 当社取締役CFO(現任)

(注3)

1,900

取締役

金子 昌史

1986年5月20日生

2009年4月 JPモルガン証券株式会社入社

2015年4月 株式会社ストライプインターナショナル入社

2018年6月 株式会社アドバンテッジパートナーズ入社

アドバンテッジアドバイザーズ株式会社出向

2023年12月 アドバンテッジアドバイザーズ株式会社ディレクター

2024年3月 当社 社外取締役(現任)

2025年8月 株式会社ZEN設立、代表取締役(現任)

(注4)

-

常勤監査役

秦 美佐子

(戸籍名:
 小野 美佐子)

1982年8月31日生

2005年12月 優成監査法人(現太陽有限責任監査法人)入所

2010年2月 公認会計士登録

2010年10月 公認会計士秦美佐子事務所設立 所長(現任)

2019年3月 当社常勤社外監査役(現任)

(注5)

-

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

監査役

野口 誉成

1971年4月3日生

1996年4月 日本オラクル株式会社入社

2001年4月 Oracle Corporation転籍

2006年4月 日本オラクル株式会社転籍

2014年12月 株式会社VOYAGE GROUP(現株式会社CARTA HOLDINGS)常勤社外監査役(現任)

2016年6月 株式会社ピーシーデポコーポレーション社外監査役(現任)

2017年8月 当社社外監査役(現任)

2022年12月 PicoCELA株式会社社外監査役(現任)

(注5)

-

監査役

中野 玲也

1984年8月17日生

2011年12月 弁護士登録(第二東京弁護士会)

2012年1月 森・濱田松本法律事務所入所

2019年6月 米国ニューヨーク州弁護士登録

2019年12月 株式会社Amazia社外取締役(現任)

2022年1月 森・濱田松本法律事務所パートナー(現任)

2024年3月 当社社外監査役(現任)

(注5)

-

計

11,900

 (注)1.取締役金子昌史は、社外取締役であります。

2.監査役秦美佐子、野口誉成、中野玲也は、社外監査役であります。

3.2026年3月26日開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。

4.2026年3月26日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。

5.2024年3月26日開催の定時株主総会終結の時から、4年以内に終了する事業年度のうち、最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。

② 社外役員の状況

当社の社外取締役は1名、社外監査役は3名であります。

社外取締役及び社外監査役について、独自の独立性判断基準を定めておりませんが、株式会社東京証券取引所が定める独立役員の独立性の判断基準を参考にしております。経歴や当社との関係を踏まえて、会社法に定める要件に該当し、独立性を有していると判断した人物を社外取締役及び社外監査役として選任しております。

社外取締役金子昌史は、事業会社や上場企業成長支援会社において、M&A、経営企画、事業成長、生産性改善等、企業経営に関する豊富な経験と幅広い見識を有しており、それらをもとに経営全般の観点から、取締役の職務執行に対する監督、助言等いただくことが期待できることから、適任と判断しております。

社外監査役秦美佐子は、公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有し、その専門的知識や経験を当社の監査体制に活かすことが期待できることから、適任と判断しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

社外監査役野口誉成は、内部監査業務における長年の実務経験や、他社の常勤監査役及び非常勤監査役として豊富な経験を有しており、その専門的知識や経験を当社の監査体制に活かすことが期待できることから、適任と判断しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

社外監査役中野玲也は、弁護士として企業法務に関する相当程度の知見を有し、その専門的知識や経験を当社の監査体制に活かすことが期待できることから、適任と判断しております。なお、同氏と当社との間に人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役及び社外監査役は、取締役会を通じて内部監査計画及び内部監査の状況、内部統制の運用状況、監査役監査及び会計監査の結果について適宜報告を受けております。

また、社外取締役は、定期的に常勤監査役及び内部監査担当者から内部監査の状況や監査役監査の状況及び会計監査の状況等について情報共有しております。

社外監査役は、原則として毎月1回開催される監査役会において常勤監査役から監査役監査の状況、内部監査の状況及び会計監査の状況の情報共有を行っております。また、定期的に会計監査人から直接監査計画や監査手続の概要等について説明を受けるとともに、監査結果の報告を受けております。
沿革
2【沿革】

年月

概要

2004年12月

東京都渋谷区において株式会社日本技芸を設立

Web関連システム・サービスの受託開発ビジネスを開始

2007年5月

東京都新宿区に本社移転

2010年4月

グループウェア『rakumo』シリーズ第1号、Googleカレンダーをリデザインした『rakumoカレンダー』のサービス提供を開始

2010年8月

社内外の連絡先を一元管理できる共有アドレス帳『rakumoコンタクト』をリリース

2011年5月

申請・承認・回覧などの機能を有した電子稟議システム『rakumoワークフロー』をリリース

2011年5月

東京都渋谷区に本社移転

2012年7月

出退勤打刻機能を有した『rakumoタイムレコーダー』をリリース

2012年8月

Salesforceカレンダーと連携した『rakumoソーシャルスケジューラー』をリリース

2013年7月

掲示板型情報共有ツール『rakumoボード』をリリース

10万ライセンスを達成

2013年8月

ネットイヤーグループ株式会社による当社連結子会社化

2014年2月

東京都中央区に本社移転

2014年11月

クラウド型経費精算ソリューション『rakumoケイヒ』をリリース

2015年1月

20万ライセンスを達成

2015年11月

rakumo株式会社に商号変更

2015年12月

30万ライセンスを達成

2016年5月

SalesforceカレンダーとGoogleカレンダーの双方向同期を可能とする『rakumo Sync』をリリース

2017年5月

40万ライセンスを達成

2017年8月

ネットイヤーグループ株式会社との資本関係解消

2017年9月

50万ライセンスを達成

2017年11月

東京都千代田区に本社移転

2018年4月

AOI Systems Vietnam Co., Ltd.の全持分を取得し連結子会社化、RAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)に商号変更

60万ライセンスを達成

2019年5月

70万ライセンスを達成

2019年7月

多様な勤務形態に対応した勤怠管理システム『rakumoキンタイ』をリリース

2020年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2020年10月

80万ライセンスを達成

2021年4月

90万ライセンスを達成

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所マザーズからグロース市場に移行

2022年5月

100万ライセンスを達成

2022年6月

株式会社gambaの全株式を取得し連結子会社化

2022年12月

110万ライセンスを達成

2023年7月

株式会社アイヴィジョンの全株式を取得し連結子会社化

2024年3月

120万ライセンスを達成

2025年4月

株式会社パソナとの業務提携契約の締結

2025年5月

人材管理・採用支援ソリューション 『aloop』をリリース

2025年7月

株式会社スタートレの全株式を取得し連結子会社化

2025年8月

株式会社エージェントシェアの全株式を取得し連結子会社化

2025年9月

AvePoint Japan株式会社との業務提携契約の締結

2025年9月

Microsoft 365 市場における新シリーズ『rakumo カレンダー for Microsoft 365』、『rakumo コンタクト for Microsoft 365』をリリース

役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第22期(2025/01/01-2025/12/31)

    ID S100XUZC2026-03-27書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第21期(2024/01/01-2024/12/31)

    ID S100VGPW2025-03-26書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第20期(2023/01/01-2023/12/31)

    ID S100T4JJ2024-03-27書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第19期(2022/01/01-2022/12/31)

    ID S100QG2V2023-03-28書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第18期(令和3年1月1日-令和3年12月31日)

    ID S100NQKV2022-03-29書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第17期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

    ID S100L1M82021-03-30書類を開く

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