Booking ResortBooking Resort Co., Ltd.324A東証グロースサービス業FY ending Apr 2026, non-consolidated, J-GAAP

How does Booking Resort make money?

Booking Resort brought in ¥1.72B in revenue.

Out of every ¥100 of sales, about ¥30 is left as operating profit.

Revenue changed +18.1% from the prior year, operating profit -1.1%.

Notable figures

FY2026, operating income keeps 30 per ¥100 of revenue

FY2026, cash is 28% of total assets

Summary generated from disclosed figures

※ Operating cash flow is below net income; the difference is shown as non-cash items and working capital

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Key figures, FY ending Apr 2026 (filed 2026-07-29)

Revenue
¥1.72B
Operating income
¥509.2M
Margin 29.6%
Net income
¥370.9M
Margin 21.6%
Free cash flow
¥322M
derived
EPS
¥63.36
Average salary (parent only)
¥4M
Filing company only
Cash ratio
27.9%
Cash ÷ revenue 38.4%
derived
Vs. industry median margin
+27.2 pp
Travel Agencies
derived
ROE
20.1%
derived
ROA
15.1%
derived

Where ¥100 of sales goes

For every ¥100 Booking Resort sells, how much goes where, and how much is kept.

FY ending Apr 2026
Cost of sales
¥30
SG&A
¥40
Operating profit
¥30
Net profit kept
¥22

Annual margin trends

Gross margin70.2%
FY ending Apr 2024: 72.1%72.1%FY ending Apr 2025: 69.5%69.5%FY ending Apr 2026: 70.2%70.2%FY24FY25FY26
Operating margin29.6%
FY ending Apr 2024: 36.2%36.2%FY ending Apr 2025: 35.4%35.4%FY ending Apr 2026: 29.6%29.6%FY24FY25FY26
Net margin21.6%
FY ending Apr 2024: 25.8%25.8%FY ending Apr 2025: 23.0%23.0%FY ending Apr 2026: 21.6%21.6%FY24FY25FY26

Aligned fiscal years compare the shares of revenue remaining as gross, core, and net profit. Missing years are left unconnected.

2-year performance and margins

FY ending Apr 2024 → FY ending Apr 2026

Revenue¥1.72B
FY ending Apr 2024: ¥1.06B¥1.06BFY ending Apr 2025: ¥1.46B¥1.46BFY ending Apr 2026: ¥1.72B¥1.72BFY24FY25FY26
Operating margin29.6%
FY ending Apr 2024: 36.2%36.2%FY ending Apr 2025: 35.4%35.4%FY ending Apr 2026: 29.6%29.6%FY24FY25FY26
Net margin21.6%
FY ending Apr 2024: 25.8%25.8%FY ending Apr 2025: 23.0%23.0%FY ending Apr 2026: 21.6%21.6%FY24FY25FY26
FCF margin18.7%
FY ending Apr 2024: 3.9%3.9%FY ending Apr 2025: 23.0%23.0%FY ending Apr 2026: 18.7%18.7%FY24FY25FY26

Bars show revenue (ordinary revenue for financial companies); lines show operating, net and free-cash-flow margins. Aligned fiscal years make scale and profit/cash conversion easy to compare. FCF may be calculated from operating cash flow and capital expenditure.

People and productivity

FY ending Apr 2026
Revenue per employee (consolidated)
¥35.8M
Operating income per employee (consolidated)
¥10.6M
Net income per employee (consolidated)
¥7.7M

Year over year(FY ending Apr 2025 → FY ending Apr 2026)

Employees (consolidated) +33.3% · Revenue (consolidated) +18.1%

MetricFY24FY25FY26
Employees (consolidated)283648
Average salary (parent company)—¥3.8M¥4M
Average age (parent company)—32.1 years33.1 years
Average tenure (parent company)—1.5 years1.7 years

Per-employee values divide consolidated revenue and profit by consolidated employees. Salary, age and tenure are parent-company figures; at holding companies these may describe a small head-office workforce. Employee definitions vary by company. Calculated from disclosed figures (DERIVED).

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Industries

Industry maps this company appears on.

Major shareholders

  • エス・エヌ・ホールディングス有限会社35.3%
  • 株式会社日本カストディ銀行custodian4.2%
  • 日本大同投資株式会社3.9%
  • ドクターデヴィアス化粧品株式会社2.8%
  • MSIP CLIENT SECURITIES常任代理人 モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社custodian2.2%
  • 野村信託銀行株式会社1.6%
  • BBH LUX/BROWN BROTHERS HARRIMAN (LUXEMBOURG) SCA CUSTODIAN FOR SMD-AM FUNDS - DSBI JAPAN EQUITY SMALLCAP ABSOLUTE VALUE常任代理人 株式会社三井住友銀行custodian1.4%
  • 株式会社辻建設1.3%
  • 株式会社B&Vホールディングス0.9%
  • 株式会社B&V0.9%

2026-04-30 * Custodian accounts hold shares on behalf of funds and pensions; they are not the beneficial owners.

Five-axis industry profile

Shows the company's position among peers in its primary industry, based on its latest published results.

  • Booking ResortPrimary industry: Travel Agencies
CompanyRank
  • Revenue growth

    • Booking Resort58.36 peers
  • Profitability

    • Booking Resort95.511 peers
  • Cash conversion

    • Booking Resort38.99 peers
  • Efficiency

    • Booking Resort31.811 peers
  • Financial strength

    • Booking ResortN/A

Each dot is a company's percentile within its primary industry; peer groups may differ. Missing axes are labeled as unavailable. No combined score is calculated, and industry rank is not an investment recommendation.

Compare with similarly sized peers

Peers share the same industry profile and are closest in revenue scale. Figures use each company's latest published annual filing.

CompanyFYRevenueCore marginNet marginEquity ratio
Booking Resort Co., Ltd.2026¥1.72B29.6%21.6%75.3%
Open Door Inc.2026¥2.45B-1.8%-46.1%85.1%
Bestone.Com Co.,Ltd.2025¥2.54B1.1%0.4%28.4%
IACE TRAVEL Corporation.2026¥3.02B25.0%17.6%74.3%
VELTRA Corporation2025¥4.58B2.3%3.1%28.3%

Market capitalization, P/E and share-price yield are not EDINET data and are omitted. Fiscal year ends and accounting standards may differ; check each period and filing.

Company profile

Booking Resort, founded in 2013, is a company in Travel Agencies listed on TSE Growth. It has 48 employees (consolidated).

Legal name
Booking Resort Co., Ltd.
Ticker
324A
Listing
TSE Growth
Head office
大阪府大阪市北区梅田二丁目6番20号
Representative (per filing)
代表取締役 坂根 正生
Founded
May 2013
Share capital
¥393.6M
Employees (consolidated)
48
Average salary (parent only)
¥4M
Fiscal year end
April
Corporate number
8140001090861

Source: annual securities report (S100YSTV, filed July 29, 2026). As of filing; later changes are not reflected.

Company details from annual filings

Read the company's annual-filing disclosures with filing date and source.

Filed 2026-07-29 · Document S100YSTV

Business description
3 【事業の内容】
当社は、「宿泊業界をUP DATEする」という理念のもと、顧客である宿泊施設の魅力を最大限に引き出し、旅行者に対して適切にPRすることで、顧客施設の売上最大化を図ることを目的としております。「宿泊・滞在自体を楽しむこと」をコンセプトとして掲げており、単に寝泊りするだけの施設ではなく、宿泊・滞在そのものが旅行の目的となるような魅力ある施設づくりを支援しております。また、特色ある宿泊施設を多数掲載した予約プラットフォームを旅行者に提供することにより、顕在化しているニーズへの対応はもとより、潜在的なニーズの掘り起こしにも取り組んでおります。なお、当社は従来、集客事業の単一セグメントとして事業を営んでおりましたが、当事業年度より施設再生・リセール事業を開始しております。
集客事業においては、提供するサービスの内容に応じて、予約プラットフォームの運営及び宿泊施設向けの集客支援サービスを提供する「集客支援事業」と、施設運営に関するノウハウの蓄積を目的として当社自ら宿泊施設を運営する「直営宿泊事業」の2つに区別しております。

(1)集客支援事業
集客支援事業では、顧客施設の売上最大化を目的に、旅行者の特定のニーズに特化した予約プラットフォームを運営するとともに、顧客施設に対して開業支援から開業後の運営・集客支援まで一貫したコンサルティングサービスを提供しております。具体的には、施設開業時のサポート、ブランドコンセプト設計、施設運営に関するノウハウの提供、施設個別の予約サイトの構築、各種広告の運用など、多角的な支援を行っており、これらの支援活動は、当社が有する以下の3つの基盤によって支えられております。

①集客力
当社は、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」及びペットツーリズム(ペット同伴旅行)に特化した「いぬやど」を運営しており、2026年4月期におけるサイトユーザー数(*3)は5,000万人を上回っております。また、会員限定の特別キャンペーンへの参加や旅行に役立つ情報の提供といった各種特典を受けられる独自の会員制度を構築しており、2026年4月末時点における会員数は8万人を突破いたしました。こうしたユーザー基盤を背景に、SEO対策の強化に加え、各種広告媒体を活用した積極的なプロモーションを実施することで、当社が運営する予約プラットフォーム及び施設個別の予約サイトへの効果的な誘導を実現しております。

②開発力
当社は、宿泊施設の企画・設計・開業に関する総合的な支援サービスを提供しております。運営実務に精通したスタッフが多数在籍しており、現場目線をふまえた効率的かつ魅力的な施設づくりを実現する体制を整えております。また、これまでに手がけてきた多くの開業支援実績を通じて蓄積された市場データ及び運営ノウハウを活用し、土地条件や立地特性に即した最適な開発計画の策定や関連法規への対応など、開業準備の初期段階からきめ細かな支援を行い、高収益が見込める宿泊施設の創出をサポートしております。さらに、設備計画の見直しや運営方法の立案、旅行者の関心を惹くソフトコンテンツの開発など、既存施設の価値向上に向けた支援サービスも併せて提供しており、顧客施設の売上向上に大きく寄与しております。

③運営力
当社は、複数の宿泊施設を自社にて運営しており、これらの運営を通じて蓄積された施設運営のノウハウや旅行者動向に関するデータを有しております。直営施設においては、効率的で無駄のないオペレーション体制の構築や高品質なサービス提供を追求し、顧客満足度の向上に努めております。また、当該施設は新サービスやコンテンツの実証拠点としても機能しており、現場で得られた知見や検証結果を速やかに事業全体にフィードバックする仕組みを整備しております。こうした現場起点の知見は当社の大きな強みであり、顧客施設に対する支援にも積極的に活用しております。具体的には、スタッフ教育に関する知見やサービス品質の標準化に関するノウハウを提供することで、施設運営の質及び効率の改善を後押しし、顧客満足度向上と収益力強化に貢献しております。

当社の集客支援事業における契約形態は、「集客支援」と「完全集客支援」の2種類に分類されます。
「集客支援」においては、当社予約プラットフォームに施設情報を掲載いただき、当該プラットフォームを販路の1つとして活用いただくことで、施設の売上拡大及び認知度向上に貢献しております。
「完全集客支援」は、販路を当社に一任いただく契約形態であり、予約プラットフォームへの掲載に加え、施設個別の予約サイト構築、各種広告媒体を活用したプロモーションの実施、ソフトコンテンツの開発、運営ノウハウの提供など、総合的な支援を行っております。これにより、施設の魅力向上を図るとともに、日々発生する運営上の課題解決を支援し、顧客施設の売上最大化に貢献しております。

また、当社は予約プラットフォームのみではなく、施設個別の予約サイトについても自社で制作・運営しており、両者をシームレスに連携させることで、検索エンジンの最適化(SEO)を実現するとともに、コンテンツの修正・更新を即時に実施することが可能な運営体制を構築しております。
なお、2026年4月30日現在における、集客支援と完全集客支援の掲載施設数及び掲載客室数の内訳は以下のとおりであります。

契約形態

掲載施設数

掲載客室数

集客支援

158施設

35.1%

1,557室

48.2%

完全集客支援

292施設

64.9%

1,672室

51.8%

合計

450施設

100.0%

3,229室

100.0%

集客支援事業における当社の主な収益源は、宿泊施設から受領する「成功報酬型」の集客手数料であります。当社が構築・運営する予約プラットフォームや施設個別の予約サイトを通じて宿泊予約が成立した場合にのみ手数料収入が発生する仕組みとなっており、顧客施設に予約が入らない限り当社も収益を得ることができません。このような料金体系により、施設側の初期費用負担を大幅に軽減するとともに、当社と施設の利害が一致することから、信頼性の高いパートナーシップの構築が可能となっております。
また、完全集客支援の対象となる顧客施設については、施設個別の予約サイト制作費用、プロモーション費用、運営に関するコンサルティング費用等を当社が負担しており、施設側は一定の売上が発生するまで、これらの支援サービスを実質無償で利用いただける点も大きな特徴となっております。
集客支援事業における顧客施設の多くは、客室数が6~7室程度の比較的小規模な施設であり、こうした施設は、大規模な総合旅行サイトでは他の施設に埋もれやすく、また集客のために値引きや広告宣伝費を投下する負担が相対的に大きいという課題を抱えております。当社では、予約プラットフォームを旅行者の特定のニーズに特化させることで、小規模な宿泊施設に対しても、ターゲットを絞った効果的な訴求を行い、効率的な集客と売上の最大化を図っております。さらに、当社サービスの主な利用者は、グランピングやペット同伴旅行など、特定のテーマやニーズを持つ個人旅行者であり、こうした旅行者層との高い親和性を活かしたマッチングが可能となっております。
*3 当社運営サイトの2025年5月~2026年4月の訪問者数の累計

[事業系統図]

(2)直営宿泊事業
直営宿泊事業では、複数の宿泊施設を自社で企画・運営しております。本事業は、宿泊事業としての収益獲得に加え、施設運営に関するノウハウや成功・失敗事例を蓄積し、これを集客支援事業における運営コンサルティングに活用することを目的としております。
2023年2月には、ペットツーリズム市場の拡大を見据え、千葉県南房総市において「ドッグヴィラ千葉南房総」を開業し、愛犬家向けサービスの検証及び「いぬやど」会員の獲得に取り組んでまいりました。2024年4月には、埼玉県秩父市にアウトドアリゾート「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」を、同年7月には同施設に併設するかたちでプライベートヴィラ「秩父別邸 木叢-komura-」を開業し、複合型リゾート施設としての運営を開始しております。さらに、2025年12月に「湖風の宿 あさふじ」を事業譲受による取得開業し、新たに旅館の運営を開始しております。
これらの直営宿泊施設においては、新サービスの試験的導入、運営効率化に向けた施策の検証、設備投資の最適化などに積極的に取り組んでおり、得られた知見を体系的に蓄積し、集客支援事業におけるコンサルティング精度の向上に活用しております。
直営宿泊施設の主な利用者層は、宿泊そのものを旅行の目的とする旅行者であり、具体的には、愛犬とともに特別な時間を過ごしたいペット愛好家や、自然環境の中で非日常的な体験を求めるアウトドア志向の旅行者が中心となっております。このようなニーズに対応するため、ドッグヴィラ千葉南房総においては、ペット向けアメニティやフード、関連アイテム等の提供を通じて、利用者ニーズの把握を継続的に行っており、秩父リゾートにおいては、連棟型プライベートヴィラに加え、キャンプフリーサイトやトレーラー型のグランピングサイトなど多様な宿泊形態を提供しております。
集客支援サービスを提供する当社自らが宿泊施設を運営している点は、同業他社ではあまり見られないユニークな取り組みであり、当社ならではの差別化要因となっております。多くの同業他社が宿泊施設の運営には関与していないなか、当社は現場に根差した実体験を通じて、施設運営に関する知見を継続的に蓄積しております。例えば、宿泊者からの直接的なフィードバックを基にした旅行者ニーズの把握や、ペット向けアメニティ・フードの提供内容に関する検証など、試行錯誤を重ねることで実践的なデータを取得しております。さらに、施設運営を通じて培ったコスト削減のノウハウや備品調達ネットワークといった現場起点の知見を社内に蓄積し、これを集客支援サービスの高度化・差別化につなげている点も当社の大きな強みであります。

[事業系統図]

(3)施設再生リセール事業
施設再生リセール事業では、遊休資産、不動産の取得及び新規開業、小規模の旅館・ホテルの事業再生を対象としております。潜在的な魅力を持ちながらも十分に活かされていない施設を当社独自の視点で発掘し、「集客支援事業」及び「直営宿泊事業」で培ったノウハウを投入、またリブランド等を行うことで、施設価値の最大化(バリューアップ)を図ってまいります。これにより、バリューアップ後の施設売却による「フロー型収益」と、売却後も継続して集客・運営支援を提供することによる安定的かつ高利益率な「ストック型収益」の双方を獲得するビジネスモデルを展開し、事業規模の拡大を推進しております。
具体的な取り組みとして、2026年1月に第1号案件となる静岡県伊豆市の温泉付宿泊施設を取得いたしました。当社の強みである「愛犬と泊まれる宿泊施設」へのリブランドを実施し、1日3室限定で全室に客室温泉とプライベートドッグランを完備した完全プライベート型施設へと転換を図っております。自由度の高い滞在スタイルを提供し、施設そのものが旅の目的地となる「デスティネーション・ホテル」としての付加価値を創出するほか、宿泊業界共通の課題である人材不足へのソリューションとして、無人オペレーション体制を構築し運営効率の最大化を図っております。
今後は、本案件で蓄積した次世代型運営モデルのノウハウを活かし、持続可能かつ高い収益性を備えた宿泊施設の開発・再生および段階的な売却リセールを進め、当社の新たな収益の柱としてまいります。

[事業系統図]
Policy and issues
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)経営方針
当社は、「宿泊業界をUP DATEする」という理念を掲げ、宿泊業界の既存の“常識”をアップデートし、新たな“常識”を創り出すことを目指しております。時代の変化や多様化する旅行者ニーズに柔軟に対応し、従来の枠組みにとらわれない新たな宿泊スタイルを提案することで、立地条件や観光資源に過度に依存しない施設そのものの魅力を最大限に引き出してまいります。
また、当社は、単なる集客支援会社にとどまることなく、宿泊施設の企画・開発から運営、プロモーション、ブランディング支援に至るまで、宿泊施設が直面する多様な課題に対しワンストップでの支援を可能とする体制を構築することで、宿泊業界に対して新たな価値と常識を提案する「宿泊施設の総合支援会社」として持続的な成長及び企業価値の向上を目指してまいります。

(2) 経営環境
国内の宿泊・観光市場においては、多様化する消費者ニーズやインバウンド需要の旺盛な拡大を背景に、新たな成長局面を迎えております。かつて新型コロナウイルス感染症の影響下で非接触型の旅行形態として急速に拡大した「グランピング」は、メディア等の後押しもあり一般名詞として広く浸透し、一過性のブームを超えて宿泊市場における主要なカテゴリーとして定着いたしました。
観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)によれば、2025年5月から2026年4月までの国内全体における延べ宿泊者数は6億4,626万人泊(前事業年度比2.5%減)、また同期間の外国人延べ宿泊者数は1億7,373万人泊(前事業年度比0.8%減)と直近の延べ宿泊者数は弱含みの傾向を示しており、宿泊事業を取り巻く環境にも不透明感が残っております。このような状況下においては、宿泊者のニーズを的確に捉え、単なる宿泊機能にとどまらない付加価値の高いサービスを提供することが、競争力及び収益性の向上において重要であると認識しております。(*1)
また、2024年度末時点における旅館業法に基づく営業許可取得施設数は97,847施設(*2)に達しており、コロナ禍において増加したグランピング施設や一棟貸しのリゾートヴィラ等、簡易宿所営業の許可を取得する施設の増加が寄与するかたちで、全体の施設数は増加傾向にあります。
グランピングおよび一棟貸しリゾート市場は拡大を続けているものの、国内旅行市場全体におけるシェアはいまだ限定的であり、既存のコテージやキャンプ場等からの業態転換、ホテル・旅館等が有する遊休地を活用した新規開発の余地は依然として大きく、今後も継続的な進展が見込まれます。
一方で、市場の拡大に伴い施設間の競争は激化しており、今後はクオリティや集客力の差による市場内の淘汰・二極化の進行が見込まれます。このような環境下において、当社が集客支援事業の主たる対象としている一棟貸しのリゾートヴィラ等、プライベート空間での滞在型ニーズは引き続き堅調であるものの、施設運営におけるデジタルマーケティングの重要性は一層高まっております。これは、当社の高い集客ノウハウや運営支援に対する需要がさらに拡大する経営環境であると認識しております。

当社が運営する「いぬやど」が対象とする国内のペットツーリズム市場においては、ペットの「家族化(人間同等以上のプレミアムな扱い)」が進む中、非常に強い追い風が吹いております。2024年度末時点において、国内で登録されている犬の頭数は600万頭を超えており(*3)、家計におけるペット関連支出も年々上昇傾向を示しております(*4)。
また、旅行に行かない層を対象とした調査において、旅行の阻害要因として「ペットを飼っていること」を挙げた回答者が15.4%を占めている(*5)事実は、潜在的な旅行需要が極めて大きいことを示唆しております。愛犬同伴での旅行環境の整備は、ペットオーナーの旅行機会を創出するだけでなく、宿泊施設側にとっても高単価かつリピート率の高い優良顧客層の獲得につながるため、“ペットファースト”な宿泊施設へのニーズおよびその市場規模は、今後さらに拡大する余地があるものと考えられます。

当社が今後の成長ドライバーとして注力していく訪日旅行(インバウンド)市場は、極めて強力な拡大基調にあります。前述の観光庁の統計によれば、2025年5月から2026年4月までの外国人延べ宿泊者数は1億7,373万人泊に達しており(*6)、旺盛な訪日需要が継続しております。また、2025年4月の訪日外客数は単月として初めて390万人を記録し、過去最高を更新するなど、市場は成熟期を迎えつつさらなる高まりを見せております。(*7)

現在、訪日旅行者の滞在先は主要都市圏(ゴールデンルート)への集中が課題となっておりますが、政府が掲げる「分散型観光(地方誘客)」の推進方針や、リピーター層および長期滞在層における「地方独自の文化や自然環境の体験」を重視する傾向の強まりを受け、地方リゾートへの関心は急速に高まっております。地方に位置する高付加価値なリゾート施設やグランピング施設は、これらインバウンドの地方分散化の受け皿として極めて大きな潜在市場(ポテンシャル)を有しており、当社のプラットフォームおよび運営ノウハウを活かすことで、この巨大な需要を確実に取り込める経営環境にあると認識しております。

*1 「観光庁 宿泊旅行統計調査(2026年4月速報値)」
*2 「厚生労働省 令和6年度衛生行政報告例」
*3 「厚生労働省 都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(平成26年度~令和6年度)」
*4 「総務省統計局 家計調査(2020年~2024年)」
*5 「公益財団法人日本交通公社 旅行年報2025」
*6 「観光庁 宿泊旅行統計調査(速報値)」
*7 「日本政府観光局 訪日外客数(2025年4月推計値)」

(3)中期的な経営戦略
当社の中期的な経営戦略は以下のとおりです。

①集客支援事業における顧客施設の拡大
当社の主力事業であり着実な成長を続ける集客支援事業においては、引き続き顧客施設数の拡大に取り組んでまいります。従来は宿泊施設からのサービスに関する問い合わせを契機とした受動的な取引が中心とした展開でありましたが、今後は営業体制をさらに強化し、ターゲット施設への能動的なダイレクトアプローチによる新規開拓を加速してまいります。これまでに蓄積してきた豊富な実績や運営ノウハウに裏打ちされた当社サービスの有用性を訴求することで、より多くの宿泊施設との連携機会を創出し、安定的な収益基盤のさらなる拡大を図ってまいります。

②他の施設形態への横展開
集客支援事業においては、サービス開始以来、グランピング施設やリゾート施設を中心にサービスを提供してまいりましたが、今後は、各施設特有の運営形態やニーズを分析し、柔軟な支援を可能とする体制を構築することで、リゾートホテルや高級旅館をはじめとする多様な宿泊施設形態へのアプローチを本格化してまいります。取扱い施設の多角化を通じて、事業機会の拡大を図るとともに、「リゾート・宿泊のDX/集客パートナー」としての市場における当社ブランドの価値向上を目指してまいります。

③予約プラットフォーム利用者の拡大
当社が運営する独自の予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」及び「いぬやど」においては、UI(ユーザーインターフェース)の改善並びに各種プロモーション施策の強化を通じて、ユーザー数の拡大を図ってまいります。ユーザーの利便性向上とサービスの訴求力強化により、新規会員およびアクティブユーザーの獲得を促進し、特化型予約プラットフォームとしての圧倒的な競争優位性を一層高めてまいります。

④会員機能の拡充
当社が運営する予約プラットフォームにおいて、会員限定の特典やコンテンツの一層の充実に加え、会員データを活用したサービス改善を継続的に行うことで、会員制度の強化に取り組んでまいります。これにより、既存ユーザーのロイヤリティ向上及びリピーターの増加を促し、LTV(顧客生涯価値)の最大化を目指すとともに、顧客獲得コストの抑制と、持続可能かつ強固な顧客基盤の構築を進めてまいります。

⑤訪日旅行者をターゲットとしたホテル型宿泊施設の開業
高水準で推移するインバウンド需要を着実に取り込むべく、訪日外国人旅行者を主なターゲットとしたホテル型宿泊施設の新規開業および運営を進めてまいります。日本文化や地域特性を活かしたコンセプト設計に加え、マルチリンガル対応を含めた最先端のサービス体制を整備することで、快適で魅力的な滞在環境を提供し、継続的な集客と収益の最大化を図ってまいります。
また、当該施設の自社運営を通じて蓄積した最新のインバウンドデータやオペレーションノウハウを集客支援事業における顧客施設に横展開することで、顧客施設全体のサービスレベルの底上げと、高付加価値な施設運営の実現に貢献してまいります。

⑥訪日旅行者向けの予約プラットフォームの開発
拡大を続けるインバウンド市場において当社のシェアを強固なものとするため、訪日旅行者を主なユーザーとする新たな独自の予約プラットフォームの開発を進めてまいります。多言語対応や多様な決済手段の導入に加え、各国の文化や嗜好に配慮したUX(ユーザーエクスペリエンス)設計を取り入れることで、利便性と満足度の向上を図ります。これにより、訪日旅行者が日本のプレミアムなリゾート・宿泊施設を予約する際のファーストチョイス(出発点)として選ばれるプラットフォームの確立を目指してまいります。

⑦ペットツーリズムプラットフォームを活用した広告ビジネスの推進
市場拡大が続くペット同伴旅行ニーズを背景に、当社運営のペットツーリズム専門宿泊予約サイト「いぬやど 」のメディア価値を最大化し、新たな広告サービス「いぬやどAD」を展開してまいります。
「いぬやど」は月間約23万人のユニークユーザー、会員数8万人を超える強固な愛犬家基盤を有しております。利用者の1泊あたり平均予約単価は76千円と高く、購買力の高い層へダイレクトに訴求できるマーケティング媒体として独自の優位性があります。
本サービスでは、WEB上の広告配信に加え、当社の強みである宿泊施設というリアルなタッチポイントを活用したサンプリング等のオフライン施策を立体的に組み合わせた独自のパッケージを提供いたします。これにより、蓄積されたメディア資産をレバレッジした高利益率な新たな収益源を確立し、集客支援事業の収益ポートフォリオ多角化と利益率の向上、ひいては持続的な企業価値の向上を目指してまいります。

⑧施設再生・リセール事業の推進
後継者不在やデジタル化の遅れといった構造的な課題により、ポテンシャルを持ちながらも経営の維持が困難となっている地方の有力な宿泊施設に対し、M&Aを通じた取得および直営化に積極的に取り組んでまいります。
当社が培ってきたデジタルマーケティング、オペレーション効率化、および人材確保等のノウハウを即座に投入することで施設の早期黒字化・高収益化を実現し、収益性が軌道に乗った段階で外部の投資家やホテルオペレーター等への売却(リセール)を行う「施設再生リセール事業」を展開してまいります。
本事業により、施設再生によって創出した含み益をキャピタルゲインとして早期に回収して投下資本の回収期間を大幅に短縮するとともに、回収した資金を次の再生案件へ再投資する「資産流動化モデル」を確立し、資本効率(ROE・ROIC)の最大化を図ります。
また、施設売却後においても、当社の予約プラットフォーム(「リゾートグランピングドットコム」等)の利用継続や集客・運営支援サービスの提供をパッケージ化することで、一時的な売却益の獲得にとどまらず、中長期にわたり安定的なストック型収益を確保するビジネスモデルの構築を目指してまいります。
これらの取り組みを通じて、投下資本の効率的な循環と持続的な利益成長を両立させるとともに、地域の観光資源の持続的な活用を促進し、地方創生と宿泊業界全体の健全な発展に貢献してまいります。

(4)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当社の集客支援事業における大きな特徴の1つとして、施設個別の予約サイト制作費用、プロモーション費用、運営コンサルティング費用等を当社が負担し、獲得した予約売上高に応じて報酬を受け取る成功報酬型の料金体系を採用していることが挙げられます。そのため、掲載施設の予約獲得高の合計である流通総額の拡大が、当社の売上高の持続的な成長に直結いたします。加えて、当該事業モデルは当社による初期費用の先行負担を伴う構造であることから、適正かつ効率的な経費管理のもとで収益性を確保することが、経営上極めて重要な要素となっております。
そのため当社では、財務面における重要な経営指標として「売上高成長率」、「経常利益率」、「自己資本利益率(ROE)」、「自己資本比率」を、事業運営上の重要な経営指標として「サイトユーザー数」、「掲載客室数」、「予約獲得件数」、「平均客室単価(ADR)」を重視しております。

①サイトユーザー数
サイトユーザー数は、当社が運営する予約プラットフォーム及び施設個別の予約サイトにおける、1日あたりの訪問ユーザー数を示す指標であります。本指標は、予約獲得件数の基礎となるものであり、当社サービスの普及状況や旅行者の利用動向を把握するうえで重要な役割を果たしております。

②掲載客室数
掲載客室数は、当社が運営する予約プラットフォーム上に掲載されている施設の総客室数を示す指標であります。当社が集客支援サービスを提供しているすべての顧客施設は、当社予約プラットフォームに掲載されていることから、本指標は予約獲得件数の基礎となる重要な指標であり、当社の市場占有率を測るうえでも有用な指標であります。さらに、掲載客室数の増加は、当社の認知度向上や新規契約の獲得につながる重要な要因の1つとなっております。

③予約獲得件数
予約獲得件数は、当社の予約プラットフォーム上で取り扱っている客室のうち、実際に予約が成立した客室数を示す指標であります。本指標は、当社のプロモーション活動、予約サイトの設計、SEO施策等の影響を受けるものであり、当該施策が効果的に機能しているかを測るうえで重要な役割を果たしております。

④平均客室単価(ADR)
平均客室単価(ADR)は、1室あたりの平均販売単価を示す指標であります。本指標は、顧客施設の立地(商圏)、設備水準、提供サービスの内容、キャンペーン施策等の要因により影響を受けます。また、季節要因や地域ごとの需要動向も単価に反映される傾向があります。

事業上の重要な経営指標について、各指標の足元における推移は以下のとおりであります。
サイトユーザー数については、当社サービスの認知度や掲載施設数の増加が主な変動理由であります。ただし、当社サービスはリゾート施設が中心であることから、季節的要因による変動は避けられず、夏季には急増する傾向がある一方、秋季から冬季にかけては減少が顕著となる傾向があります。掲載客室数及び予約獲得件数については、顧客施設数の増減や当社サービスを利用するユーザー数の増減が主な変動理由であります。平均客室単価については、掲載施設の形態に加え、主に季節要因に応じた宿泊単価の変動が影響しております。

期

期間

サイトユーザー数(期間累計)
(千人)

掲載客室数
(期末時点)
(室)

予約獲得件数
(期間累計)
(件)

平均客室単価
(期間平均)
(千円)

2025年4月期

第1四半期

12,626

2,092

39,689

76

第2四半期

11,046

2,270

56,699

84

第3四半期

9,453

2,346

36,709

73

第4四半期

10,821

2,478

42,084

68

通期

43,949

2,478

175,181

76

2026年4月期

第1四半期

15,106

2,542

46,829

71

第2四半期

15,416

2,852

65,678

79

第3四半期

10,971

2,955

43,141

71

第4四半期

12,890

3,229

47,230

68

通期

54,385

3,229

202,878

72

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当事業年度における我が国経済は、エネルギー価格や原材料価格の高止まりによる物価上昇の影響が継続したものの、雇用情勢の改善や訪日旅行者の増加等を背景に緩やかな回復基調で推移いたしました。
Business risks
3 【事業等のリスク】
本書に記載しております事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。ただし、将来の業績や財政状態に与えうるリスクや不確実性は、これらに限定されるものではありません。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

(1)事業環境等について
①グランピング市場の動向について(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中)
当社が運営する予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」では、数多くのグランピング施設を掲載しております。グランピング市場は、比較的新しい市場であることから、近年順調に成長を続けております。特に、新型コロナウイルス感染症の拡大を契機としてその認知度及びニーズが急速に高まり、また、事業再構築補助金の活用による新規参入の増加を背景に、ここ数年で施設数が急激に増加いたしました。
現在では、当該補助金を活用した新規参入の動きは落ち着いたものの、グランピングに対する認知度の広がりを背景に、引き続き、他業態の宿泊事業者によるグランピング市場への参入が見込まれております。
しかしながら、景気の停滞等による消費者心理の冷え込みや、新たな規制の導入等、予期せぬ外部要因により、市場成長が当初の想定を下回り、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

②競合について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中)
当社の事業領域であるOTA (オンライントラベルエージェント。インターネット上で取引を行う旅行会社) 市場、集客支援を行う販促・マーケティング市場及びグランピング市場には、多数の競合他社が存在しております。また、当該事業領域は成長市場であることから、今後更なる新規参入者が見込まれ、競争が激化する可能性があります。
当社におきましては、自社で運営する予約プラットフォームに加えて、SNS、雑誌、テレビ等の各種媒体を活用した集客支援を併せて提供している点、顧客施設に初期費用が発生しない成功報酬型の料金体系を採用している点、宿泊施設や観光施設での勤務経験を有する従業員による運営ノウハウの提供を行っている点など、複合的なサービス提供が可能であることから、競合他社との差別化が図られており、当社の競争上の優位性につながっているものと認識しております。
しかしながら、将来的に他社による同様のサービス展開等により競争が激化した場合には、当社が有するサービスの優位性が維持できなくなる可能性があります。その結果として、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③集客支援事業への法的規制の強化について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大)
当社は、顧客施設に代わり当該施設のプロモーションを行い、ユーザーが掲載施設に対して直接予約を行うビジネスモデルを採用しているため、現時点において当社が直接規制対象となるような法規制は存在しておりません。もっとも、事業の特性上、個人情報の保護に関する法律や、不正アクセス行為の禁止等に関する法律、不当景品類及び不当表示防止法等の法令の適用を受けるため、これらのリスクに対応すべく、社内規程や各種ルールを整備し、その遵守状況について内部監査により定期的に確認を行っております。
今後、現行法令の改正や新たな法令の制定、あるいは既存法令の解釈に変化が生じた場合には、当社の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

(2)事業内容について
①契約形態によるリスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
当社が提供する集客支援サービスは、顧客施設において売上が計上された場合にのみ報酬が発生する成功報酬型の料金体系を採用しております。当社の集客支援サービスを通じて顧客施設が獲得した予約に基づき報酬を請求する契約形態をとっており、顧客施設において売上が計上されない限り、当社においても売上は計上されない仕組みとなっております。

このような体系のもと、当社は、旅行者のニーズ分析や集客支援サービスの精度向上に加え、人材の採用・育成、並びに掲載施設への各種施策の提案等を通じて、顧客施設の売上拡大に取り組んでおります。また、想定された成果が得られなかった場合には、その要因を社内で共有・分析し、改善策を講じることにより、リスクの適切なコントロールに努めております。
しかしながら、当社が提供する集客支援サービスの効果が想定どおりに発現しない場合や、リスクコントロールが十分に機能しなかった場合には、当社の売上高及び利益の成長が鈍化し、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

②食品衛生法に関する規制について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
当社が展開する直営宿泊事業においては、宿泊者に対して飲食物の提供を行っていることから、都道府県が定める食品衛生法施行条例に基づき、都道府県知事の営業許可を受けております。各施設には食品衛生責任者を配置し、衛生管理に関する教育・指導の徹底を図るとともに、社内においても食品衛生法に基づく内部監査を実施し、衛生管理体制の維持・向上に努めております。
しかしながら、万が一食中毒が発生するなどして食品衛生法に抵触した場合、関係当局により、食品等の廃棄処分、営業許可の取消、一定期間の営業停止等の行政処分を受ける可能性があり、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

③許認可について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大)
本書提出日現在、当社の主力事業である集客支援事業については、許認可等による規制は受けておりません。一方、当社が展開する直営宿泊事業においては、事業運営に必要な各種法令及び規則に基づく許認可等を取得しており、これら法令及び規則を遵守のうえ、安全かつ適正な業務運営を徹底しております。なお、今後展開を予定している訪日旅行者向けの集客支援事業に関しては、旅行業法の適用を受ける可能性があることから、当社は同法に基づく旅行業の資格を取得しております。

当社の許可・届出状況は次のとおりであります。

取得・登録者名

許可名称及び
所管官庁

許可番号

取得年月

有効期限

当社
ドッグヴィラ千葉南房総

飲食店営業許可

第2022-210号

2022年12月8日

2029年5月31日

当社
ドッグヴィラ千葉南房総

旅館業営業許可

第R4-44号

2022年12月22日

―

当社
ドッグヴィラ千葉南房総

温泉利用許可

R4-16号

2023年3月8日

―

当社

第3種旅行業者
大阪府知事

第3-3181号

2023年11月28日

2028年11月27日

当社
秩父別邸 木叢 -komura-

飲食店営業許可

第1-83号

2024年6月28日

2030年6月30日

当社
秩父別邸 木叢 -komura-

旅館業営業許可

第4-29号

2024年6月28日

―

当社
湖風の宿あさふじ

旅館業営業許可

第5551号

2001年12月28日

―

当社
湖風の宿あさふじ

飲食店営業許可

第5434号

2026年1月1日

2031年12月31日

当社
湖風の宿あさふじ

温泉利用許可

第295号

2012年4月24日

―

これらの許認可等については、それぞれに欠格事由が定められております。万が一、法令等の改正に適切に対応できなかった場合や、関係法令に違反した場合には、当該許認可の取消しや事業の停止等の行政処分を受ける可能性があります。その結果、当社の事業活動に支障をきたすおそれがあるとともに、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

④知的財産権について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
当社が提供するサービスに関して、認識が及ばず他社が保有する著作権や特許権等の知的財産権を侵害する可能性があります。万が一、他社の知的財産権を侵害してしまった場合には、損害賠償請求や差し止め請求を受ける可能性があるほか、係争対応に伴う多額の費用負担が生じる可能性があります。その結果、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

当社では、他社の知的財産権を誤って侵害することのないよう、リスク管理・コンプライアンス規程を制定し、役職員に対する関係法令の周知徹底を図っております。併せて、営業マニュアルにおいては、当社が運営する予約プラットフォームや施設個別の予約サイトに掲載するコンテンツの所有権を確認のうえ公開することを徹底しております。さらに、「内部通報制度規程」を制定し、法令違反等に関する情報を早期に収集できる体制を整備するとともに、定期的に社内研修を実施することで、役職員のコンプライアンス意識及び関連知識の向上に努めております。

⑤顧客情報等漏洩リスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大)
当社が提供する集客支援事業及び直営宿泊事業の性質上、事業運営においては、個人情報や顧客情報を取り扱う必要があります。当社では、これらの情報資産の漏洩、紛失、毀損等のリスクを回避するため、個人情報及び特定個人情報取扱規程を制定するとともに、定期的な社内研修の実施、個人情報へのアクセス制限及びダウンロード制限等の技術的・物理的な安全管理措置を講じております。これにより、個人情報を含む重要な情報資産の適切な管理を徹底し、情報漏洩リスクの未然防止に努めております。
しかしながら、外部からのコンピュータウィルスやサイバー攻撃、又は当社従業員による人為的過誤等により、万が一情報漏洩が発生した場合には、顧客やユーザーからの損害賠償請求や当社の信用失墜等を招き、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

⑥システム障害リスクについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大)
当社は、インターネット環境を通じて、予約プラットフォームの運営を行っております。安定的なサービス提供を実現するため、社内システムのセキュリティ対策を強化し、契約する予約システムの信頼性やバックアップ体制についても定期的な検証・評価を実施しております。しかしながら、ソフトウエアの不具合、ITインフラ機器の障害、自然災害、又はその他予期せぬ事態の発生によりシステムトラブルが生じた場合には、一定期間にわたりサービス提供を停止せざるを得ない可能性があります。その結果、顧客満足度の低下や機会損失が発生し、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

⑦取引先の信用リスクについて(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
当社は、集客支援事業において信用取引を行っておりますが、成功報酬型の料金体系を採用していることから、取引先で計上された売上高の一部を当社が手数料として請求する流れとなっており、貸倒リスクは極めて限定的であると認識しております。
しかしながら、取引先の倒産その他予期せぬ事象により、事業継続に支障が生じた場合には、売上代金の回収遅延又は回収不能が発生する可能性があります。その結果として、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

⑧顧客施設におけるサービスの健全性に関するリスク(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:大)
当社は、予約プラットフォームの運営に加え、施設個別の予約サイトの構築・運営を行っております。掲載する情報につきましては、すべて顧客施設の事前承諾を得たうえで開示しており、当該情報に関する直接的な責任は当社に帰属しないものと考えております。
しかしながら、当社が運営する予約プラットフォーム上において、景品表示法をはじめとする各種法令に抵触する表示等が確認された場合には、当社サービスに対する信頼性が損なわれ、ユーザー離れや顧客施設の減少を招くおそれがあり、その結果、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
このようなリスクへの対応として、当社では新たに公開する情報について、顧客施設への内容確認を徹底するとともに、修正時における情報の妥当性や正確性を確認する体制を整備しております。

⑨業績の季節変動について(発生可能性:高、発生時期(又は頻度):毎年、影響度:小)
当社は、グランピング施設やリゾート施設といった季節性の高い宿泊施設を主に取り扱っていることから、7月から9月にかけて売上高及び利益が大きく伸長し、10月から3月にかけては売上高及び利益が伸び悩む傾向にあります。その結果、第2四半期(8~10月)の業績は好調に推移する一方で、第1四半期(5~7月)、第3四半期(11~1月)及び第4四半期(2~4月)の業績は伸び悩む傾向が見受けられます。
こうした季節変動に対応するため、当社では夏季以外の期間においても宿泊者が楽しめるレジャー企画やキャンペーンの提案を行い、年間を通じた売上高及び利益の安定化に取り組んでおりますが、特定の四半期業績のみに基づいて通期の経営成績を判断することは困難であります。

なお、当事業年度(2026年4月期)の経営成績は次のとおりであります。

第1四半期
会計期間
(5~7月)

第2四半期
会計期間
(8~10月)

第3四半期
会計期間
(11~1月)

第4四半期
会計期間
(2~4月)

通期

売上高(千円)

382,812

586,506

362,343

387,725

1,719,387

構成比(%)

22.3

34.1

21.1

22.5

100.0

営業利益(千円)

108,915

305,040

41,080

54,145

509,183

(注)上記四半期会計期間の数値については、金融商品取引法第193条の2第1項に基づく清友監査法人の四半期レビューは受けておりません。

(3)組織体制について
①小規模組織であること及び人材確保について(発生可能性:中、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:中)
当社は、事業の持続的な成長を実現するためには、高付加価値なサービスの提供が可能な人材の確保及び業務効率の継続的な改善が不可欠であると認識しております。そのため、積極的な採用活動を継続するとともに、従業員に対する教育・研修体制の充実・強化を推進し、経験の浅い人材の早期戦力化、全社的な生産性の向上及び人材の定着に努めております。
しかしながら、必要な人材の確保及び育成が計画どおり進まない場合には、競争力の低下や事業拡大の制約といった事態が生じる可能性があり、当社の経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

②特定人物への依存について(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
当社代表取締役である坂根正生は、会社経営の最高責任者として、経営方針や事業戦略の策定をはじめ、当社の事業推進において重要な役割を果たしております。当社においては、特定の人物に過度に依存しない経営体制の構築を進めており、取締役会や経営会議等を通じた取締役及び従業員間での情報共有の促進、並びに経営組織の強化に取り組んでおります。
しかしながら、坂根正生が何らかの理由により業務を継続することが困難となった場合、当社の事業及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

(4)その他
①主要株主グループについて(発生可能性:低、発生時期(又は頻度):特定時期なし、影響度:小)
(a)主要株主が一定の議決権を有することに伴うリスク
当社は、自ら経営責任を負い、独立した事業経営を行っておりますが、主要株主であるエス・エヌ・ホールディングス有限会社は、当社の議決権の35.3%(2026年4月30日現在)を所有しております。
当該主要株主は当社の株主総会における取締役の選解任等を通じて、当社の経営判断に影響を及ぼし得る立場にあることから、議決権の行使に際して、当該主要株主の利益が当社の他の株主の利益と一致しない可能性があります。また、当該主要株主の経営方針の変更や経営状態の悪化等により何らかの問題が生じた場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
当社においては、今後も適切なコミュニケーションを継続することにより、当社の独立性が阻害されることのないよう努めてまいります。

(b)主要株主グループにおける当社の位置付けについて
主要
Officers and biographies
(2) 【役員の状況】

① 役員一覧
a.2026年7月29日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。
男性6名 女性3名(役員のうち女性の比率33%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

代表取締役

坂根 正生

1988年2月9日

2008年4月

株式会社クローバー 入社

2008年11月

サカネソーイング株式会社 入社

2011年3月

株式会社レジタイズ(現株式会社デジタルストレージ) 入社

2013年5月

当社設立、代表取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

今井 裕二

1986年12月7日

2010年4月

ありがとうサービス株式会社 入社

2011年10月

今井織物株式会社 入社

2019年5月

株式会社にしがき 入社

2020年10月

当社 入社

2021年4月

当社 取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

橋本 紘史朗

1983年4月7日

2007年4月

クラウンエクステリア株式会社 入社

2012年10月

有限会社炭平旅館 入社

2020年2月

株式会社にしがき 入社

2020年10月

当社 入社

2021年4月

当社 取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

井出 久美

1964年12月11日

1991年10月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 入所

2011年10月

井出久美公認会計士事務所開設 所長就任(現任)

2013年6月

株式会社シャルレ 社外監査役就任

2017年5月

タンゴヤ株式会社(現グローバルスタイル株式会社) 社外取締役就任(現任)

2021年6月

株式会社シャルレ 社外取締役(監査等委員)就任

2023年7月

当社 社外取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

清水 奈津

1969年7月2日

1992年4月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 入所

2001年7月

古本会計事務所(現デロイトトーマツ税理士法人)転籍

2018年1月

清水奈津公認会計士・税理士事務所開設 所長就任(現任)

2022年11月

NS会計合同会社開設 代表者就任(現任)

2023年7月

当社 社外取締役就任(現任)

(注)3

-

常勤監査役

梅津 政記

1956年5月25日

1983年10月

株式会社洛北学園 入社

1989年2月

株式会社富士経済 入社

1994年11月

株式会社タナベ経営 入社

2000年8月

株式会社新経営サービス 入社

2006年10月

株式会社サティス設立 代表取締役就任

2022年6月

当社 常勤監査役就任

2023年7月

当社 社外監査役(現任)

(注)4

-

監査役

木原 和恵

1964年5月14日

1987年4月

野村ビジネスサービス株式会社 入社

1988年8月

コンピューターコンサルタント株式会社 入社

1997年10月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所

2014年1月

株式会社ネオ・コーポレーション 入社

2016年1月

バルテス株式会社 入社

2018年2月

KOTAIバイオテクノロジーズ株式会社 入社

2021年10月

株式会社And Doホールディングス 入社

2023年1月

当社 入社(内部監査室室長)

2023年7月

当社 常勤監査役就任(現任)

(注)4

-

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

監査役

阪中 達彦

1980年9月22日

2008年9月

弁護士法人関西法律特許事務所 入所

2020年1月

松ケ枝法律事務所開設 所長就任(現任)

2022年12月

当社 社外監査役就任(現任)

(注)4

-

監査役

西村 敦彦

1971年1月6日

1996年10月

中央青山監査法人 入所

2002年9月

株式会社新経営サービス 入社

2008年4月

西村敦彦公認会計士事務所開設 所長就任(現任)

2011年1月

監査法人彌榮会計社(現監査法人ユウワット会計社) 社員就任

2011年11月

株式会社近庄 監査役就任

2015年3月

京都市職員共済組合 監事就任(現任)

2015年5月

公益社団法人左京納税協会 理事就任

2016年7月

株式会社思文閣 監査役就任

2017年2月

社会福祉法人希望会 監事就任(現任)

2017年11月

株式会社ファイブツリー 監査役就任(現任)

2019年3月

株式会社ママーストアー 監査役就任(現任)

2022年6月

当社 社外監査役就任(現任)

(注)4

-

計

-

(注)1.取締役 井出久美及び清水奈津は、社外取締役であります。
2.監査役 阪中達彦、西村敦彦及び梅津政記は、社外監査役であります。
3.2025年4月期に係る定時株主総会終結の時から2026年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4.2025年4月期に係る定時株主総会終結の時から2029年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

b.2026年7月30日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名選任の件」、「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が原案どおり承認可決されると、当社の役員の状況は、以下のとおりになる予定です。なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しております。
男性5名 女性2名(役員のうち女性の比率28%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

代表取締役

坂根 正生

1988年2月9日

2008年4月

株式会社クローバー 入社

2008年11月

サカネソーイング株式会社 入社

2011年3月

株式会社レジタイズ(現株式会社デジタルストレージ) 入社

2013年5月

当社設立、代表取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

今井 裕二

1986年12月7日

2010年4月

ありがとうサービス株式会社 入社

2011年10月

今井織物株式会社 入社

2019年5月

株式会社にしがき 入社

2020年10月

当社 入社

2021年4月

当社 取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

橋本 紘史朗

1983年4月7日

2007年4月

クラウンエクステリア株式会社 入社

2012年10月

有限会社炭平旅館 入社

2020年2月

株式会社にしがき 入社

2020年10月

当社 入社

2021年4月

当社 取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役

山本 和矢

1978年9月17日

1999年3月

星光ビル管理株式会社 入社

2001年10月

スタイル株式会社 入社

2004年1月

青木会計事務所 入所

2006年6月

オールスターズインベストメント株式会社 入社

2007年6月

アスカ監査法人 入社

2012年6月

株式会社ディースパーク 入社

2014年7月

株式会社ラグザス・クリエイト 入社

2016年5月

一般社団法人イーモアマインドクリエーション協会 入社

2017年7月

株式会社新生ビジネスパートナーズ 入社

2017年11月

株式会社エヌ・エル・エヌ 入社

2020年8月

株式会社アスタリスク 入社

2025年12月

当社 入社

2026年1月

当社 管理部部長就任

2026年7月

当社 取締役就任(現任)

(注)3

-

取締役(監査等委員)

井出 久美

1964年12月11日

1991年10月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 入所

2011年10月

井出久美公認会計士事務所開設 所長就任(現任)

2013年6月

株式会社シャルレ 社外監査役就任

2017年5月

タンゴヤ株式会社(現グローバルスタイル株式会社) 社外取締役就任(現任)

2021年6月

株式会社シャルレ 社外取締役(監査等委員)就任

2023年7月

当社 社外取締役就任

2026年7月

当社 社外取締役(監査等委員)就任(現任)

(注)4

-

取締役(監査等委員)

清水 奈津

1969年7月2日

1992年4月

監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ) 入所

2001年7月

古本会計事務所(現デロイトトーマツ税理士法人)転籍

2018年1月

清水奈津公認会計士・税理士事務所開設 所長就任(現任)

2022年11月

NS会計合同会社開設 代表者就任(現任)

2023年7月

当社 社外取締役就任(現任)

2026年7月

当社 社外取締役(監査等委員)就任(現任)

(注)4

-

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

取締役(監査等委員)

西村 敦彦

1971年1月6日

1996年10月

中央青山監査法人 入所

2002年9月

株式会社新経営サービス 入社

2008年4月

西村敦彦公認会計士事務所開設 所長就任(現任)

2011年1月

監査法人彌榮会計社(現監査法人ユウワット会計社) 社員就任

2011年11月

株式会社近庄 監査役就任

2015年3月

京都市職員共済組合 監事就任(現任)

2015年5月

公益社団法人左京納税協会 理事就任

2016年7月

株式会社思文閣 監査役就任

2017年2月

社会福祉法人希望会 監事就任(現任)

2017年11月

株式会社ファイブツリー 監査役就任(現任)

2019年3月

株式会社ママーストアー 監査役就任(現任)

2022年6月

当社 社外監査役就任

2026年7月

当社 社外取締役(監査等委員)就任(現任)

(注)4

-

計

-

(注)1.取締役 井出久美、清水奈津及び西村敦彦は、社外取締役であります。
2.当社の監査等委員会の体制は次のとおりであります。
 委員長 井出久美、委員 清水奈津、委員 西村敦彦
3.2026年4月期に係る定時株主総会終結の時から2027年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4.2026年4月期に係る定時株主総会終結の時から2028年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

 ②社外役員の状況
当社は、現在、社外取締役2名及び社外監査役3名を選任しております。
社外役員の人数に関する方針につきましては、社外取締役についてはコーポレートガバナンス・コードをふまえ、複数名を選任する方針としております。また、社外監査役については法令により定められた人数を選任する方針としております。
社外取締役井出久美は、公認会計士としての高度な専門知識と豊富な実務経験を有し、監査法人退社後は複数の上場企業において社外取締役及び監査等委員に就任しております。経営管理体制の整備・運用に関する深い造詣を有しており、当社の経営全般に対して建設的な意見を述べるとともに、取締役会における意思決定の妥当性及び適正性の確保に資する助言・提言が期待されます。以上の観点から、同氏は当社の社外取締役として適任であると判断し、選任しております。なお、同氏と当社との間に、人的関係、資本的関係、重要な取引関係その他特筆すべき利害関係はありません。
社外取締役清水奈津は、公認会計士及び税理士としての高度な専門知識と豊富な実務経験を有し、財務及び会計分野における専門的な視点から、経営の監督及び牽制機能を十分に発揮し、当社の持続的成長とガバナンス強化に寄与する助言・提言が期待されます。以上の観点から、同氏は当社の社外取締役として適任であるものと判断し、選任しております。なお、同氏と当社との間に、人的関係、資本的関係、重要な取引関係その他特筆すべき利害関係はありません。
社外監査役阪中達彦は、弁護士としての専門的な知識と豊富な実務経験を有し、企業法務における専門的な視点から、社外監査役としての職務を独立した立場で適切かつ実効的に遂行しうると判断し、選任しております。なお、同氏とは就任前において顧問弁護士契約を締結しておりましたが、その期間は5か月と短期であり、当該契約に基づく報酬も当社売上高に照らして極めて軽微な水準にとどまります。これらをふまえ、当社との間において実質的な利害関係は認められず、人的関係、資本的関係、重要な取引関係その他特筆すべき利害関係もありません。
社外監査役西村敦彦は、公認会計士としての高度な専門知識と豊富な実務経験を有し、監査業務における実務経験を有しております。また、幅広い見識を活かし、社外監査役としての職務を独立した立場で適切かつ実効的に遂行しうると判断し、選任しております。なお、同氏と当社との間に、人的関係、資本的関係、重要な取引関係その他特筆すべき利害関係はありません。
社外監査役梅津政記は、中小企業診断士としての長年にわたるコンサルティング経験を通じて、営業戦略、マーケット分析、組織マネジメント等に関する実践的な知見を有しております。これらの知見を活かし、社外監査役としての職務を独立した立場で適切かつ実効的に遂行しうると判断し、選任しております。なお、同氏と当社との間に、人的関係、資本的関係、重要な取引関係その他特筆すべき利害関係はありません。
当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するにあたり、独立性に関する明文化された基準又は方針を定めておりませんが、会社法に定める要件に適合し、かつ株式会社東京証券取引所が定める独立性判断基準を考慮したうえで選任を行っております。加えて、候補者の経歴及び当社との関係性を総合的に勘案し、経営陣から独立した立場において社外役員としての職務を適切に遂行できる十分な独立性が確保されていることを前提として判断しております。

 ③社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役及び社外監査役は、当社の取締役会に出席し、必要に応じて適切な発言を行っております。社外取締役については、取締役会に付議予定の案件について、必要に応じて事前に管理部より説明を受けることで、実効性のある経営監督を果たしております。
社外監査役は、監査役会に出席し、内部監査、監査役監査、会計監査及び内部統制に関する報告を受け、意見を述べております。さらに、内部監査室及び会計監査人と定期的に意見交換及び情報共有を行うことで、監査及び監督機能の向上に努めております。
History
2 【沿革】
株式会社ブッキングリゾート(以下、「当社」といいます。)は、2013年5月、インターネットを活用した情報処理及び情報提供サービスを事業目的として、エス・エヌ・ホールディングス有限会社(以下、「主要株主」といいます。)の100%出資により設立されました。
当社代表取締役である坂根正生は、主要株主グループが保有するリゾートマンションや別荘を対象とした集客業務に携わるなかで、マーケティングや集客支援に関する知見を蓄積し、これらの知見が同様の課題を抱える全国の宿泊施設運営者の課題解決に資するものと確信するに至り、2019年6月、グランピング(*1)やリゾート施設(*2)に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」を開設し、全国のリゾート施設を対象とする集客支援事業を開始いたしました。
当社設立以降の主な沿革は、以下のとおりであります。

年月

概要

2013年5月

兵庫県神戸市中央区に株式会社サカネット(資本金5,000千円)を設立

経営者へのインタビューメディア事業を開始

2015年11月

本社を大阪府大阪市北区梅田二丁目6番20号15階に移転

2019年6月

集客支援事業を開始し、グランピングやリゾート施設に特化した予約プラットフォーム「リゾートグランピングドットコム」を開設

2019年10月

株式会社ブッキングリゾートに商号変更

2023年2月

直営宿泊事業を開始し、ドッグヴィラ千葉南房総(千葉県南房総市)を開業

ペットツーリズムに特化した予約プラットフォーム「いぬやど」を開設

2024年4月

直営宿泊施設「RIVERSIDE CAMP FIELD CHICHIBU」(埼玉県秩父市)を開業

2024年7月

直営宿泊施設「秩父別邸 木叢-komura-」(埼玉県秩父市)を開業

2025年2月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

2025年7月

新サービス「いぬやどAD」を開始

2025年9月

株主優待制度を新設

2025年9月

新事業「施設再生・リセール事業」を開始

2025年11月

旭化成ホームズ株式会社の顧客向け会員制Webサイト「HEBELIAN NET.」内にて、いぬやど「ペット旅行」サービスを開始

2025年12月

直営宿泊施設「湖風の宿 あさふじ」(山梨県南都留郡)を取得

*1 アウトドアの開放感を享受しつつも、高級感と充実した設備を兼ね備えた、快適性の高い滞在環境を提供する施設
*2 一棟貸しのリゾートヴィラ等、客室内でゆったりとした時間を過ごすことを目的とした滞在型の宿泊施設

Officer information is limited to what the annual filing discloses; it is not a complete directory of internal key personnel.

Sources

Show source documents (2)
  • EDINET (FSA Japan)

    有価証券報告書-第13期(2025/05/01-2026/04/30)

    ID S100YSTV2026-07-29Open
  • EDINET (FSA Japan)

    有価証券報告書-第12期(2024/05/01-2025/04/30)

    ID S100WFTJ2025-07-31Open

Extracted from XBRL: 43 / Derived from other figures: 1

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