アルファポリス株式会社アルファポリス9467東証グロース情報・通信業2026年3月期, 連結, 日本基準

アルファポリスは何で稼いでいる?

アルファポリスの売上の約97%は「出版事業」から。ほかに「アニメ制作事業」などで稼いでいます。

売上100円あたり約21円が営業利益として残ります。

前期から売上は+22.0%、営業利益は+7.3%。

数字で見ると

2026年3月期、事業利益の100%を1事業が占める

2026年3月期、現金は総資産の59%

開示された数値から自動で作った要約

※ 営業CFは純利益を下回り、差額を非資金項目・運転資本として表示しています

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2026年3月期の数字(書類の提出日 2026-06-19)

売上高
166億円
営業利益
34.6億円
利益率 20.8%
純利益
23.2億円
利益率 13.9%
フリーCF
18.8億円
開示値から計算
最大事業
出版事業
事業売上の97.1%
開示値から計算
発行済株式数
29,062,200株
株主数
4,193人
平均年間給与(単体)
671万円
提出会社の開示値
現金比率
58.9%
現金 ÷ 売上 70.8%
開示値から計算
対業界利益率中央値
+15.4 pt
出版・書店
開示値から計算
ROE
14.8%
開示値から計算
ROA
11.6%
開示値から計算

売上100円の行き先

アルファポリスが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年3月期
原価
25円
販管費
54円
営業利益
21円
最後に残る純利益
14円

利益率の年次推移

粗利率74.4%
2021年3月期: 77.3%77.3%2022年3月期: 77.5%77.5%2023年3月期: 75.3%75.3%2024年3月期: 73.4%73.4%2025年3月期: 74.9%74.9%2026年3月期: 74.4%74.4%21/322/323/324/325/326/3
営業利益率20.8%
2021年3月期: 28.0%28.0%2022年3月期: 24.1%24.1%2023年3月期: 26.0%26.0%2024年3月期: 22.0%22.0%2025年3月期: 23.7%23.7%2026年3月期: 20.8%20.8%21/322/323/324/325/326/3
純利益率13.9%
2021年3月期: 17.3%17.3%2022年3月期: 15.3%15.3%2023年3月期: 16.2%16.2%2024年3月期: 13.6%13.6%2025年3月期: 14.8%14.8%2026年3月期: 13.9%13.9%21/322/323/324/325/326/3

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

5年の業績と利益率

2021年3月期 → 2026年3月期

通貨または連結範囲が異なるため、増減率は表示していません。

売上高166億円
2021年3月期: 77.4億円77.4億円2022年3月期: 90.9億円90.9億円2023年3月期: 92.9億円92.9億円2024年3月期: 103億円103億円2025年3月期: 136億円136億円2026年3月期: 166億円166億円21/322/323/324/325/326/3
営業利益率20.8%
2021年3月期: 28.0%28.0%2022年3月期: 24.1%24.1%2023年3月期: 26.0%26.0%2024年3月期: 22.0%22.0%2025年3月期: 23.7%23.7%2026年3月期: 20.8%20.8%21/322/323/324/325/326/3
純利益率13.9%
2021年3月期: 17.3%17.3%2022年3月期: 15.3%15.3%2023年3月期: 16.2%16.2%2024年3月期: 13.6%13.6%2025年3月期: 14.8%14.8%2026年3月期: 13.9%13.9%21/322/323/324/325/326/3
FCFマージン11.3%
2021年3月期: 20.9%20.9%2022年3月期: 11.4%11.4%2023年3月期: 17.4%17.4%2024年3月期: 11.5%11.5%2025年3月期: 14.6%14.6%2026年3月期: 11.3%11.3%21/322/323/324/325/326/3

売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。

事業売上の構成変化

同じ事業キーを接続し、キーの異なる事業は新設・再編として表示。帯の太さは売上構成比。

人と生産性

2026年3月期
1人あたり売上(連結)
7,726万円
1人あたり営業利益(連結)
1,608万円
1人あたり純利益(連結)
1,077万円
指標22/323/324/325/326/3
従業員数(連結)102114123138215
平均年間給与(提出会社・単体)587万円575万円594万円617万円671万円
平均年齢(単体)34.2歳34.2歳34.1歳34.5歳34.8歳
平均勤続年数(単体)4.3年4.5年5.0年5.3年5.6年

1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。

詳しく見る

業界

この会社が出てくる業界地図。

大株主など

  • 株式会社オフィス梶本33.4%
  • 梶本 雄介28.9%
  • 株式会社日本カストディ銀行 (信託口)資産管理口4.7%
  • 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)資産管理口4.2%
  • 梶本 幸世3.1%
  • 梶本 遼次朗2.5%
  • 清板 大亮1.8%
  • GOLDMAN, SACHS & CO. REG (常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社)資産管理口1.4%
  • 加藤 綾子1.0%

2026-03-31 ※「資産管理口」は投資信託や年金などの株をまとめて預かる名義で、実際の持ち主(機関投資家など)ではありません。

業界内の5軸プロフィール

直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。

  • アルファポリス主な業界: 出版・書店
会社順位
  • 売上成長

    • アルファポリスデータなし
  • 利益率

    • アルファポリス86.819社
  • 現金化

    • アルファポリス40.616社
  • 効率

    • アルファポリス39.519社
  • 財務余力

    • アルファポリスデータなし

点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。

同業の近い規模の会社と比べる

同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。

会社決算期売上高本業利益率純利益率自己資本比率
株式会社アルファポリス2026166億円20.8%13.9%78.3%
株式会社ビーグリー2025167億円8.2%4.1%48.6%
株式会社三洋堂ホールディングス2026172億円1.6%2.0%24.2%
株式会社トップカルチャー2025173億円-2.3%-4.2%4.9%
株式会社パピレス2026147億円0.9%-0.0%67.1%

時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。

会社概要

アルファポリスは東京都渋谷区に本社を置く、2000年設立の映画・アニメの会社です。連結の従業員は215人。東証グロースに上場しています。

正式社名
株式会社アルファポリス
英文社名
AlphaPolis Co.,Ltd.
証券コード
9467
上場市場
東証グロース
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー19F
代表者(有報の記載)
代表取締役社長 梶本 雄介
設立
2000年8月
資本金
8.6億円
従業員数(連結)
215人
平均年間給与(単体)
671万円
決算月
3月
業種(東証)
情報・通信業
公式サイト
www.alphapolis.co.jp
法人番号
3011001035097

出典: 有価証券報告書(S100YET5、2026年6月19日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。

有価証券報告書から読む会社情報

会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。

提出日 2026-06-19 · 書類 S100YET5

事業の内容
3【事業の内容】

 当社グループは、当社及び子会社2社(式会社WHITE FOX、NIAアニメーション株式会社)により構成されております。また、当社グループの報告セグメントは、従来「出版事業」の単一セグメントでありましたが、当連結会計年度より、株式会社WHITE FOX及びNIAアニメーション株式会社の全株式を取得し、連結子会社化したことに伴い、報告セグメント「アニメ制作事業」を追加しております。

 当社グループの事業内容及び当社と子会社の当該事業に係る位置付けは次のとおりであります。

 なお、事業の区分は「第5経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメントの区分と同一であります。

(出版事業)

 出版事業は当社1社で構成されており、当社が運営する小説・漫画等の投稿サイトに投稿されたコンテンツを編集・出版し、全国書店や電子書店等で販売する事業を主に行っております。

1.ビジネスモデル

 当社は、Webサイト及びアプリ上において当社が運営する小説・漫画等の投稿サイトに投稿されたコンテンツの内から、サイト内でのユーザー評価を参考に、書籍として出版すべきコンテンツを調達しております。調達後は、編集部において、コンテンツの品質・商品力を向上させた後、書籍として出版することで収益をあげております。そのビジネスモデルのイメージは次のとおりです。

 当社のビジネスモデルは既存の出版社と、①書籍となるコンテンツの調達元、及び、②書籍化すべきコンテンツの選定方法が異なっていることが特徴です。

①書籍となるコンテンツの調達元

 インターネット環境が整備されることで、個人が作成したコンテンツをインターネット上に公開することが容易となり、インターネット上には多くのコンテンツが現れてきております。当社は、そのインターネット上からコンテンツを調達することにより安定的に多点数の書籍化が可能となっております。

②書籍化すべきコンテンツの選定方法

 当社はインターネット上での多数のユーザー評価を参考に、一定以上の読者ニーズを見極めた上で、当社編集部内で当社刊行書籍のジャンルとの親和性や書籍市場の動向等もあわせ総合的に判断し、書籍化すべきコンテンツの選定を行っております。そのため、書籍刊行に要した費用を回収するだけの売上高が確保できないリスクの低減が可能となっており、また、そのような不用意な書籍化を回避することにより、限りある経営資産の有効活用が図れております。

 一方で、当社のビジネスモデルは、インターネット上にて良質なコンテンツが数多く収集でき、かつ、多くのユーザーにより多角的に評価されることで出版時の成功率が事前に高められることを前提に成り立っておりますので、継続的な新規コンテンツ及びユーザーの確保が必要不可欠となっております。

そのため、当社投稿サイトでは、作家及びユーザーの双方にとって魅力的なサービスである「Webコンテンツ大賞(毎月、ジャンルを変えて最も読者に人気のあるコンテンツ及び当社編集部内で最も評価の高いコンテンツを選出し、賞金の贈呈に加えて受賞作として書籍化を検討。加えて、投票したユーザーに対しても抽選で賞金を贈呈。)」の実施や、書籍化を目指す作家の積極的なチャレンジを促す「出版申請制度(当社投稿サイト内で、一定以上の人気を博しているコンテンツの場合、その作家は当社に対して書籍化の検討を依頼することができる制度。)」及び「投稿インセンティブ(投稿作品の人気度に応じ、その作家に対して報酬(Amazon ギフト券など)をお支払いする制度。)」の実施等、作家にとって魅力的なサービスやイベントを開催することにより、コンテンツの拡充に努めております。

また、2017年2月からは、当社投稿サイト内において、これまで書籍化に伴い非公開処理又はダイジェスト化していたコンテンツを一定期間に限り閲覧することが出来る「レンタル」サービスを開始し、さらに2021年7月には海外向けの漫画アプリ「Alpha Manga」を配信してサービスのグローバル展開をしております。これらにより、当社投稿サイトは、コンテンツの調達機能だけでなく、販売サイトとしての機能が加わることで、調達から販売までの垂直の幹を太くすることも目指しております。

2.取扱書籍

 当社が取り扱っている書籍は(1)ライトノベル(表紙や挿絵にアニメ調のイラストが用いられており、また一般の小説より軽妙な文体でストーリーが描かれている小説)、(2)漫画、(3)文庫、(4)その他、の4つのジャンルに分けられます。

(1) ライトノベル

 ライトノベルは、当社の売上高の約21%を占め、のちに漫画化される作品も数多く存在する重要なジャンルとなります。なお、当社ライトノベルは文庫本サイズではなく、単行本サイズ(文庫本より大きく、高価格)であることが特徴となっております。
 当ジャンルに含まれる主力レーベル等は次のとおりです。

① 男性向けのライトノベル

10代向けの文庫ライトノベルを卒業したと言われる、20代後半から30代の男性をターゲットとした単行本書籍を刊行しております。代表作としては、シリーズ発行部数累計(注)770万部を超え、シリーズ続編のTVアニメ化が決定した『ゲート』や、同累計559万部を超え、TVアニメ第3期を制作中の『月が導く異世界道中』が挙げられます。

② エタニティブックス

2009年9月に創刊したレーベルで、30代から40代の女性向け恋愛小説を刊行しております。代表作としては、シリーズ発行部数累計33万部の『152センチ62キロの恋人』、同累計29万部の『君が好きだから』、同累計27万部の『ナチュラルキス』が挙げられます。

③ レジーナブックス

2010年11月に創刊したレーベルで、20代から30代の女性向け新感覚ファンタジー小説を刊行しております。代表作としては、シリーズ発行部数累計286万部を超え、2026年4月にTVアニメ化された『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』、同累計235万部を超え、2025年10月にTVアニメ化された『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』が挙げられます。

④ ノーチェブックス

2014年2月に創刊したレーベルで、20代から30代の女性をターゲットとした煌びやかな世界で繰り広げられる甘く切ないラブロマンス小説を刊行しております。

⑤ アンダルシュノベルズ

2021年3月に創刊したレーベルで、ファンタジー世界を舞台としたボーイズラブ小説を刊行しております。

(2) 漫画

 2012年から本格的に取り扱いを開始しているジャンルとなります。

 漫画ジャンルでは、当社のライトノベルで人気を博した作品(『ゲート』、『月が導く異世界道中』、『自称悪役令嬢な婚約者の観察記録。』、等)の漫画化(二次出版)を行っております。二次出版に至るまでには、原作であるライトノベルの人気を確認するだけではなく、漫画化された作品を当社Webサイト上で公開し、一定以上の人気があることを確認するプロセスを踏んでおりますので、出版時の成功率が事前に高められていることが特長といえます。また、漫画として二次出版することにより、原作であるライトノベルの売上高の増加が期待できることも特長といえます。

 その一方で、漫画を更に成長させるためには「オリジナル漫画」の育成が必要であるとの考えから、当社ビジネスモデルを漫画にも適用することで、Web発となる次世代作家の発掘・育成にも積極的に取り組んでおります。

 また、当ジャンルは電子書籍との親和性が非常に高く、加えて戦略的に電子書籍販売の体制強化を図っていることから、当連結会計年度においては、当社売上高の約78%を占めるジャンルに成長しております。

(3) 文庫

 当ジャンルでは、市場において単行本ではなく文庫本での販売が主流となる「キャラ文芸」や「時代小説」等のジャンルに属する作品を文庫本として刊行しております。当社では更なる業績拡大及びポートフォリオ最適化の観点から、特定ジャンルに依存しないよう取扱いジャンルの拡大に注力しており、文庫において幅広いジャンルの書籍刊行を推進することで、新規ジャンルの開拓、強化に取り組んでおります。

 さらに当ジャンルでは、ライトノベルやその他のジャンルから刊行された単行本の廉価版として、文庫本化を行っております。文庫本化することで、単行本の価格帯では躊躇していた読者層に対しても販売機会を逃さず、収益の最大化に努めております。

(4) その他

 その他には、ライトノベルに属さない一般文芸書、ビジネス書、絵本等が含まれます。

 一般文芸書の代表作としては、2014年5月に刊行した『居酒屋ぼったくり』(2018年4月にTVドラマ化。シリーズ発行部数累計150万部。)、絵本の代表作としては、「絵本・児童書大賞」に応募された文字のみのストーリーであったものに、人気イラストレーターの絵を付けることで誕生した『わたしのげぼく』(同6万部)が挙げられます。

 (注)シリーズ発行部数累計:同作品の続編に加え同作品の漫画及び文庫を含み、部数は電子書籍販売数を含む。

3.他メディア展開作品

 当社の作品のうち、他のメディアに展開した作品は以下のとおりです。なお、当社は作品の二次的利用に関する権利を有しており、他メディア展開の際にはそのメディア媒体と交渉する窓口となっております。

作品名

作家

ジャンル

実績

Separation

市川拓司

一般文芸書

日本テレビ系列にて

連続テレビドラマ化(2003年7月)

発行部数累計16万部

虹色ほたる

川口雅幸

一般文芸書

・漫画(児童書)

東映アニメーションにより映画化(2012年5月)

シリーズ発行部数累計50万部

THE QUIZ

椙本孝思

男性向けライト

ノベル・漫画

日本テレビにてドラマ化(2012年9月)

シリーズ発行部数累計7万部

ゲート

柳内たくみ

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2015年7月)

シリーズ発行部数累計770万部

居酒屋ぼったくり

秋川滝美

一般文芸書

・漫画

BS12にてドラマ化(2018年4月)

シリーズ発行部数累計150万部

とあるおっさんの

VRMMO活動記

椎名ほわほわ

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2023年10月)

シリーズ発行部数累計225万部

月が導く異世界道中

あずみ圭

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化 第1期(2021年7月)

TVアニメ化 第2期(2024年1月)

シリーズ発行部数累計559万部

Re:Monster

金斬児狐

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2024年4月)

シリーズ発行部数累計210万部

THE NEW GATE

風波しのぎ

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2024年4月)

シリーズ発行部数累計370万部

異世界ゆるり紀行

水無月静琉

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2024年7月)

シリーズ発行部数累計193万部

さようなら竜生、

こんにちは人生

永島ひろあき

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2024年10月)

シリーズ発行部数累計136万部

いずれ最強の

錬金術師?

小狐丸

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2025年1月)

シリーズ発行部数累計180万部

勘違いの工房主

時野洋輔

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2025年4月)

シリーズ発行部数累計167万部

強くてニューサーガ

阿部正行

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2025年7月)

シリーズ発行部数累計100万部

作品名

作家

ジャンル

実績

素材採取家の異世界旅行記

木乃子増緒

男性向けライト

ノベル・漫画

TVアニメ化(2025年10月)

シリーズ発行部数累計210万部

最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか

鳳ナナ

レジーナブックス・漫画

TVアニメ化(2025年10月)

シリーズ発行部数累計235万部

最推しの義兄を愛でるため、長生きします!

朝陽天満

アンダルシュノベルズ・漫画

TVアニメ化(2026年1月)

シリーズ発行部数累計33万部

4.当社投稿サイトの総コンテンツ数

当社ビジネスモデルの基幹となる当社投稿サイトの総コンテンツ数は、タグ機能の追加や、新たなジャンル「ライト文芸」等の追加に代表される様々な施策を展開することで順調に推移しております。

当連結会計年度末時点において、当社Webサイト内のコンテンツ数累計は258,381点となっております。

5.紙書籍の販売物流業務

当社は、将来的にはコンテンツを活かした多角展開を見据えておりますので、限られた経営資源は編集等に注力すべきだとの考えから、紙書籍に関する書店と出版社をつなぐ流通業者(以下、「取次」という。)との取引業務は、仲介業者(以下、「中取次」という。)を介して行っております。

なお、各書店への販促活動、市場動向の調査を主な目的とした書店営業は、基本的には当社で実施しております(首都圏以外の地方営業は効率性の観点から外部業者に委託しております。)。

(アニメ制作事業)

 アニメ制作事業は子会社2社で構成されており、主にテレビ放送用や動画配信用のアニメーション等の映像制作サービスを提供しております。

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりです。
経営方針・課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)経営方針

 「これまでのやり方や常識に全くとらわれず」「良いもの面白いもの望まれるものを徹底的に追求していく」というミッションの下、インターネットを軸に新しいエンターテインメントを生み出し、提供する、最強のエンターテインメント企業を目指しております。

(2)中長期的な会社の経営戦略

 当社グループオリジナルのビジネスモデルを活かして、より一層、出版事業の拡大を図ると共に、出版事業を通して蓄積した自社IP(小説・漫画・キャラクターなど)を活用して、映像事業、キャラクター事業、ゲーム事業などの分野にも積極的に展開することを目指しております。

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

 当社グループは、より高い成長性を確保する観点から「売上高」の伸び率において、市場全体の伸び率を上回ることを重視しております。加えて、企業価値の拡大を図るという観点にも立ち、「営業利益」及び「当期純利益」も重要な経営指標としております。

(4)経営環境

 当社グループの出版事業が属する出版業界におきましては、紙の出版物の市場は厳しい状況が続いているものの、一方で電子出版の市場は堅調な成長を続けております。公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所によると、2025年(1月から12月まで)の紙と電子を合算した推定販売金額は前年比1.6%減の1兆5,462億円となり、その内訳は、紙の出版物については同4.1%減の9,647億円、電子出版については同2.7%増の5,815億円となっております。

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当社グループは、エンターテインメント企業として出版事業で蓄積したIPを活かした多角的な事業の展開を目指しております。その目的に際して、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は次のとおりです。

① 優秀な人材の確保・育成

 当社グループの出版事業における編集担当者は書籍ごとに配置され、その担当者の受け持つ領域は、企画、編集、販促ツール制作、広告出稿等、書籍の制作から売上に結びつくまでに必要な全ての業務となります。そのため、担当者ごとの成果がわかりやすく、モチベーションが維持しやすい仕組みとなっておりますが、同時に幅広い知識とスキルが求められます。

 その一方で、昨今の読者ニーズは非常に移り変わりが激しく、出版するタイミングが極めて重要となってきております。更に、今後は取扱ジャンルの拡大を目指しているため、編集担当者を増強し、ヒットが見込まれる作品はタイミングを逃すことなく確実に刊行していくことが必要となります。

 加えて、取扱ジャンルを拡大するためには、スマートフォンアプリを含めたWebサイトのサービスを充実させ、調達可能なコンテンツの種類が拡大していることが前提となりますので、Webサイトサービスの速やかな対応を行うためにも、エンジニアをはじめとするWeb開発人員の増強も必要となってきます。

 当社グループといたしましては、即戦力となる中途人材の確保を促進することに加え、積極的な新卒採用活動を行うことにより、将来の飛躍的な成長を担う人材を確保することに努めております。また同時に、社内教育の充実及び当社グループ並びに当社グループサービスの知名度を向上させるための施策を継続的に実施することにより、志望者を引き付ける企業作りも行っております。

② 作家・ユーザー数の拡大

 当社グループの出版事業におけるビジネスモデルは、インターネット上にて良質なコンテンツが数多く収集でき、かつ、多くのユーザーにより多角的に評価されることで出版時の成功率が事前に高められることを前提に成り立っておりますので、継続的な新規コンテンツ及びユーザーの確保が必要不可欠となっております。

 そのためには、作家・ユーザーの方の満足度向上が重要であると認識しておりますので、当社グループといたしましては、投稿作品の閲覧数等に応じてギフト券や現金を得られる「投稿インセンティブ」の実施や出版物に対するプロモーション等を積極的に実施することに加えて、作家・ユーザーの方からの当社グループのWebサイトに対するリクエストにも適宜対応することで、その実現を目指しております。

③ 取扱書籍のジャンル拡大

 当社グループの出版事業における売上高の約21%はライトノベルが占めており、また売上高の約78%を占める漫画につきましても原作がライトノベルであるコミカライズ作品が多く、ライトノベルへの依存度は高いものとなっております。そのため、更なる業績拡大及びポートフォリオ最適化の観点から、特定のジャンルに依存しないよう、取扱書籍のジャンル拡大を課題の一つに位置付けております。

 当社グループといたしましては「キャラ文芸大賞」、「歴史・時代小説大賞」、「絵本大賞」等幅広いジャンルでのWebコンテンツ大賞を開催、強化することを通じて、新たなジャンルの開拓にも積極的に取り組んでおります。

④ 電子書籍市場への対応

 当社グループの出版事業が属する出版業界におきましては、電子書籍市場は堅調に拡大しており、当社グループにおきましても電子書籍販売を本格的に開始した2015年度以降、電子書籍売上は順調に増加し続けております。

 その一方で、電子書籍の市場環境は紙書籍に比して変化が激しいことから、従来の紙書籍コンテンツとは異なる、環境変化に応じた柔軟な対応を取ることが電子書籍売上の維持・拡大には必要となります。

 当社グループといたしましては、組織体制の整備及び社員への意識改革を適宜実施し、そのような市場環境の変化に迅速に対応できる体制構築を行っております。

⑤ 新たな販路の確保・拡大

 現在、当社グループを取り巻く出版業界は厳しさを増し、とりわけ書店数の減少が顕著であります。このような環境の中、当社グループの書籍コンテンツの販売チャネルを確保・拡大すること、並びにそうしたチャネルの収益力の高さを追い求めることが必要となっております。

 当社グループといたしましては、好調な電子書籍市場における販売を拡大するため、販売チャネルとなる電子取次及び各電子ストアとの連携を強化するとともに、活況な海外漫画市場の開拓として海外電子ストアとの新規契約を推進する等、販路の拡大に努めております。

 さらに、当社グループでは2017年2月より課金サービス「レンタル」を開始し、2021年7月には海外向けの漫画アプリ「Alpha Manga」を配信してサービスをグローバル展開する等、当社グループが一般消費者に書籍コンテンツを直接販売する仕組みを構築、強化し、投稿サイトという源泉から販売サイトという出口までの垂直の幹を太くしていくことにも取り組んでおります。

⑥ 自社IPを活かした事業拡大

 当社グループといたしましては、更なる事業拡大を図るため、出版事業により蓄積された自社IPを活用した事業の多角展開を目指しております。具体的には、アニメ化を中心とした映像等のメディア展開、グッズ販売、ゲーム事業、スマートフォン向けの新たなアプリサービス等への展開を目指しております。

⑦ 生成AIへの対応

 近年AI技術の著しい進化に伴い、生成AIの利用が急速な広がりをみせておりますが、当社グループにおきましてもクリエイティブ面において大きな影響を与えるものであり、その効果的な活用について迅速な対応が求められます。また一方で、生成AIによる著作権についてはそのルールが国内のみならず海外においても定まっておらず、著作権問題から生じるリスクに備える必要があります。

 当社グループといたしましては、これらの課題に対処するため、生成AIの動向や法規制に関する情報を常に収集し、生成AIを巡る社会のルール形成に速やかに対応することに取り組んでおります。

⑧ 内部管理体制の強化

 当社グループは、市場動向、競合企業、顧客ニーズ等の変化に対して速やかに対応し、持続的に成長を維持していくためには、内部管理体制の強化を通じた業務の標準化と効率化が重要であると考えております。そのため、当社グループといたしましては、内部統制の実効性を高めるための環境を整備し、コーポレート・ガバナンスを充実していくことにより、内部管理体制の強化に努めてまいります。これにより、組織的な統制・管理活動を通じてリスク管理の徹底とともに、業務の標準化と効率化を目指しております。
事業等のリスク
3【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

1. 事業環境に関するリスク

(1) 市場環境について

① 他社との競合について

 インターネット上の小説や漫画等のコンテンツを書籍化するビジネスモデルにより、各社から大型のヒット作が相次ぎ出版され、一部のメディアでもそのビジネスモデルが取り上げられていることから、今後はより一層、当社グループの出版事業と類似したビジネスモデルにて多くの新規参入等があると考えられます。
 当社グループといたしましては、当社グループならびに当社グループが提供するサービスの知名度向上、及び作家・ユーザーの満足度向上のための施策を継続的に実施することで、競合他社に対する優位性を確保することに努めてまいりますが、見込みどおりの効果が得られない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

② 原材料市況について

 近年における原油価格等の高騰や円安の進行に伴う物価上昇等が出版物の原材料となる紙のコストにも影響を与えております。当社グループの出版事業におきましては、出版物の印刷・製本業務は複数の取引先に分散して委託することで安定的な供給量とコストのコントロールを行っておりますが、原材料価格の想定を超える急騰や長期にわたって高騰が続く場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

③ 出版市場について

 当社グループの出版事業では、デジタルネットワークの発展に伴う情報メディアの多様化等による書籍の市場規模の縮小、顧客ニーズの細分化に対応するため、魅力ある書籍の拡充・強化を進めております。しかし、顧客ニーズに合致する書籍の拡充・強化が想定どおりに進まない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(2) 業界慣行及び法的規制について

① 再販売価格維持制度について

 当社グループが販売している書籍等の著作物は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下、「独占禁止法」という。)第23条の規定により、再販売価格維持契約制度(以下、「再販制度」という。)が認められております。
 再販制度とは、一般的にはメーカーが自社の製品を販売する際に、「卸売業者がその商品を小売業者に販売する価格」、「小売業者が消費者に販売する価格」を指定し、その価格(以下、「再販売価格」という。)を卸売業者、小売業者にそれぞれ遵守させる制度であります。独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法の1つであるとして原則禁止しておりますが、著作物については再販制度が認められております。
 公正取引委員会は2001年3月23日付「著作物再販制度の取扱いについて」において、「競争政策の観点からは同制度を廃止し、著作物の流通において競争が促進されるべき」としながらも、「同制度の廃止について国民的合意が形成されるに至っていない」と指摘しており、当面、当該再販制度が維持されることとなっております。しかし、当該制度が廃止された場合、販売価格の値引きなどの価格競争に陥る可能性があるため、業界全体への影響も含め、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

② 委託販売制度について

 法的規制等には該当いたしませんが、再販制度と並んで出版業界における特殊な慣行として委託販売制度があります。委託販売制度とは、当社グループが取次及び書店に配本した出版物について、配本後も返品を受け入れることを条件とする販売制度であります。
 当社グループは発生し得ると考えられる予想返金額を返品率等を計算基礎として算出し、収益より控除するとともに、返金負債として計上しておりますが、今後の返品実績の動向によっては、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

③ 著作権、商標権、知的財産権等について

 当社グループは、著作権、商標権、知的財産権等の法令等の下、事業活動を行っており、現段階において事業及び業績に重大な影響を及ぼす訴訟を提起されている事実はありません。しかし、当社グループと作家との間において著作権に関するトラブルが生じた場合、又は当社グループと他社間において著作権又は商標権等に関するトラブルが発生した場合においては、訴訟等が発生する可能性があります。当社グループでは、知的財産権に関する専門の弁護士と顧問契約を締結し、常にトラブルが無いよう努めておりますが、万一訴訟等が発生し、当社グループの信頼を大きく毀損する事態に至った場合には、当社グループの事業及び業績に影響を与える可能性があります。
 また、著作権、商標権、知的財産権等の法令等に重大な変更や当社グループの事業に関係する重大な法令等の新設がある場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

④ 個人情報等について

 当社グループの出版事業では、多数の作家及びユーザーの個人情報をお預かりしております。個人情報保護につきましては全社的な対策を継続的に実施しておりますが、万一個人情報の漏洩等が発生した場合には、当社グループの信頼を大きく毀損することとなり、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

2.事業に関するリスク

(1)取引依存の高い主要な取引先について

 当社グループの出版事業では、事業を通して蓄積した自社IPを活かした多角展開を見据えておりますので、限られた経営資源は編集等に注力すべきだと考えております。そのため、紙の書籍に関する取次(出版社と書店の間をつなぐ流通業者)との取引業務(書籍の販売・流通業務)は全て中取次(出版社と取次の間をつなぐ流通業者)である株式会社星雲社を介して行っております。

 また、電子書籍の販売に関しては、主に電子書籍取次の大手である株式会社メディアドゥを介して行っており、当連結会計年度の売上高の54.5%が同社に対するものとなっております。

 両社とはそれぞれ良好な関係を構築、維持しておりますが、何らかの理由により取引が継続できなくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(2) 新規事業への取組について

 当社グループは、出版事業により蓄積された自社IPを活用して、映像等の出版事業以外のメディア展開、グッズ販売、ゲーム事業、スマートフォン向けアプリサービス(情報提供サービス等)の開始等、多角的に事業展開することを目指す方針であります。

 これらの新規事業への取組に際して、新たな人材の確保、システム投資及び広告宣伝等のため追加的な支出が発生する場合、また当社グループがこれまで想定していない新たなリスクが発生する場合、あるいは事業展開が想定どおりに進捗しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(3) 書籍の刊行時期について

 当社グループの出版事業では、書籍の刊行に関しては綿密な刊行計画を設定しておりますが、作家の執筆過程、及び編集者の編集過程等における予測不能の事態の影響から、当初の刊行計画から変更が生じることがあります。その結果、書籍の販売時期が延期等となった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(4) サイトの健全性の維持について

 当社グループの出版事業が運営する書籍化の源泉となるコンテンツが投稿される自社Webサイトは、不特定多数のユーザーがコンテンツを投稿することができ、また独自にコミュニケーション等を図っているため、こうした場においては、公序良俗に反する行為や、他人を不快にさせる行為等が生じる危険性が存在しております。そのため、当社グループは、Webサイト内における禁止事項を明記すると共に、不適切なコンテンツや書き込み等がないかの確認を行っております。

 しかし、急速な利用者の増加等により、Webサイト内における全ての不適切な行為を取り締まることができない場合には、Webサイトの安全性及び健全性が確保できず、当社グループのブランドや信頼が毀損する可能性があります。その場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(5) システムの安定的な稼働について

 当社グループの出版事業が提供するWebサイト及びアプリはウェブ上で運営されており、快適な状態でユーザーにサービスを提供するためにはシステムを安定的に稼働させ、問題が発生した場合には適時に解決する必要があると認識しております。そのため、新システムまたは機能導入時における十分な検証、及びシステム運用後においてはシステムを安定的に稼働させるための人員確保等に努めております。

 しかし、当社グループが提供する各サービスへの急激なアクセス数の増加や災害等に起因したサーバーの停止に伴うシステムダウンが生じた場合、またはコンピュータ・ウイルスやクラッカーの侵入等によりシステム障害が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(5) 企業買収について

 当社グループは、出版事業により蓄積された自社IPを活用して、多角的な事業展開及び事業拡大を目指しており、そのための手段の一つとして企業買収を活用していく方針であります。企業買収の実施にあたっては、対象企業の事業の状況、財務内容及び契約関係等について、事前にデューデリジェンスを実施することで可能な限りリスクの低減に努めておりますが、企業買収後に事業環境の急激な変化が生じた場合やその他予期し得ない理由等により当初想定した効果が得られない場合には、企業買収で生じたのれんの減損処理等により、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

3.事業体制に関するリスク

(1) 人材採用と育成について

 当社グループの事業運営に当たっては、人材の確保・育成が重要課題であると認識しております。そのため、当社グループは採用活動に注力し、人材の確保に努めるとともに、社内教育・研修制度の充実を図ることで、実務スキルに加えて、当社グループの経営理念や行動規範を理解した責任のある社員の育成を行っていく方針であります。
 しかし、人材を適時確保できない場合や人材が大量に社外へ流出してしまった場合、あるいは人材の育成が当社グループの計画どおりに進捗しない場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(2) 代表取締役社長への依存及び当社グループの事業推進体制について

 当社の代表取締役社長である梶本雄介は、当社グループの創業者であり、設立時より最高経営責任者であります。同氏は、企業経営に関する豊富な経験と知識を有しており、現在においても経営方針や事業戦略等の立案及び決定を始め、取引先やその他各分野に渡る人脈等、当社グループの事業推進の中心的役割を担っており、当社グループにおける同氏への依存度は高いものとなっております。
 そのため当社グループでは、同氏に過度に依存しないよう、経営幹部、ならびに業務推進役の拡充、育成、及び権限委譲による分業体制の構築等を進めておりますが、現時点においては、何らかの理由により同氏が当社グループの経営者として業務遂行が継続出来なくなった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。

(3) 事業拡大に応じた管理体制について

 当社グループでは今後、事業の拡大に応じた組織整備や内部管理体制の拡充を図る予定です。しかし、事業の拡大に応じた組織整備や内部管理体制の拡充が順調に進まなかった場合には、当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を与える可能性があります。
役員の状況・略歴
(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性7名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(株)

代表取締役

社長

梶本 雄介

1969年12月17日生

1993年4月 (株)博報堂入社

2000年8月 当社設立 代表取締役社長(現任)

(注)1

8,400,000

取締役

管理本部

本部長

大久保 明道

1972年4月3日生

1996年4月 トヨタファイナンス(株)入社

2010年3月 SBIモーゲージ(株)(現SBIアルヒ(株))

 財務経理部長

2012年12月 当社入社

2013年12月 当社 取締役(現任)

2015年7月 当社 管理本部本部長(現任)

(注)1

120,000

取締役

(注)3

冨永 博之

1947年3月17日生

1971年4月 佐世保重工業(株)入社

1995年4月 弁護士登録

 東京弁護士会知的財産法部会所属

2000年4月 東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員

 会委員

2003年2月 弁理士登録

2003年2月 冨永法律特許事務所 代表者(現任)

2014年6月 当社 取締役(現任)

(注)1

-

取締役

(注)3

白石 卓也

1969年7月3日生

1996年4月 フューチャー(株)入社

2015年4月 (株)ローソン 執行役員

2016年1月 (株)ローソンデジタルイノベーション

 代表取締役社長

2018年2月 (株)Digimile 代表取締役社長(現任)

2018年5月 ウォルマート・ジャパン・ホールディン

 グス(株)/合同会社西友 CIO

2020年5月 味の素(株) CEO補佐

2021年6月 当社 取締役(現任)

2022年5月 (株)タイトー 社外取締役

2023年7月 (株)WeCode 取締役(現任)

(注)1

-

常勤監査役

(注)4

落藤 隆夫

1953年10月27日生

1977年4月 (株)電通入社

2003年7月 (株)電通EYE 代表取締役

2006年3月 (株)電通ワンダーマン 代表取締役

2012年4月 (株)電通 グローバルビジネス局局長

2013年4月 当社 監査役(現任)

(注)2

-

監査役

(注)4

池田 信彦

1945年4月8日生

1968年4月 三井信託銀行(株)入社

1999年6月 三井信ビジネス(株)取締役

2006年3月 SBIモーゲージ(株)内部監査室長

2008年5月 SBIモーゲージ(株)監査役

2013年3月 当社 監査役(現任)

(注)2

-

監査役

(注)4

天野 良明

1948年11月7日生

1972年4月 三井信託銀行(株)入社

2001年1月 三井鉱山(株)転籍

2005年6月 三井鉱山マテリアル(株) 代表取締役

2006年6月 サンコーコンサルタント(株) 常勤監査役

2014年6月 当社 監査役(現任)

(注)2

-

計

8,520,000

 (注)1.取締役の任期は、2024年6月25日開催の定時株主総会の終結から、2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

2.監査役の任期は、2022年6月21日開催の定時株主総会の終結から、2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

3.取締役 冨永博之及び取締役 白石卓也は、社外取締役であります。

4.常勤監査役 落藤隆夫、監査役 池田信彦及び監査役 天野良明は、社外監査役であります。

② 社外役員の状況

 当社の社外取締役は2名であり、社外監査役は3名であります。

 社外取締役の冨永博之は、弁護士として培われた高度な人格と専門的な法律知識を有しており、当社の法務体制の強化に努めるとともに、長年に渡り東京弁護士会民事介入暴力対策特別委員会委員を務めていた経験を活かして、当社の反社会的勢力排除の取組強化に努めております。

 社外取締役の白石卓也は、経営及びIT分野に関する豊富な経験と知見を活かして、経営全般に関して助言をすることで、当社の経営体制の強化に努めております。

 社外監査役の落藤隆夫は、出版事業と関わりが深いコミュニケーション分野に関する専門的な知見と幅広い経験を活かして、当社の監査体制の強化に努めております。

 社外監査役の池田信彦は、金融機関における長年の経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を活かして、当社の監査体制の強化に努めております。

 社外監査役の天野良明は、金融機関における長年の経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を活かして、当社の監査体制の強化に努めております。

 なお、当社と社外取締役2名及び社外監査役3名との間に資本的関係、又は取引関係その他の利害関係等はありません。

 当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、選任にあたっては、経歴や当社との関係及び東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を勘案した上で、コーポレート・ガバナンスの充実・向上に資するものを選任することとしております。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 社外取締役は、取締役会において監査役からの監査報告を受け、独立した立場から適宜必要な発言を行うことで内部統制の監督機能を果たしております。
 社外監査役は、会計監査人及び内部監査担当者と定期的に面談を実施し、必要な情報の収集及び連携を図るとともに、監査役会及び取締役会において適宜必要な発言を行うことで、内部統制の監査機能を果たしております。
沿革
2【沿革】

 当社(株式会社アルファポリス)は2000年8月に設立され、「インターネット上で人気のある小説・漫画等のコンテンツ(注)を書籍化する」という既存出版社とは異なる、新しいビジネスモデルを創造して事業を営んでまいりました。その後、当社のITを活用したユニークなビジネスモデルが評価され「第7回ニッポン新事業創出大賞」のアントレプレナー部門におきまして最優秀賞を受賞いたしました。また、2015年5月には、経済産業省及び東京証券取引所が創出した「攻めのIT経営銘柄」にも選定されました。

 設立以降の当社に係る経緯は以下のとおりであります。

2000年8月

渋谷区恵比寿において資本金1,000万円で株式会社アルファポリスを設立

2000年9月

書籍出版化支援サービス「ドリームブッククラブ」の開始

2004年3月

渋谷区恵比寿に株式会社レーヴック(100%子会社)を設立

2007年10月

当社名を冠した「アルファポリス文庫」を創刊

2008年1月

読者からの投票結果に加え、作家からの出版申請をもとにした出版制度を開始

2008年2月

第1回「Webコンテンツ大賞」を開催

2008年7月

設立からの新刊書籍発行点数累計が100点を突破

2009年9月

大人の女性のための恋愛小説レーベル「エタニティブックス」を創刊

2010年7月

書籍出版化支援サービス「ドリームブッククラブ」の募集終了

2010年11月

新感覚ファンタジー小説レーベル「レジーナブックス」を創刊

2012年10月

「第7回ニッポン新事業創出大賞」アントレプレナー部門にて最優秀賞を受賞

2013年1月

株式会社レーヴックを吸収合併

2014年2月

甘く危険なラブロマンスレーベル「ノーチェブックス」を創刊

2014年10月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2014年11月

設立からの新刊書籍発行点数累計が1,000点を突破

2015年1月

投稿作品の人気度に応じ、作家に報酬を支払うサービス「投稿インセンティブ」を開始

2015年5月

経済産業省及び東京証券取引所が創出した「攻めのIT経営銘柄」に選定

2016年4月

当社Webサイトにて課金サービスを開始

2017年2月

当社コンテンツ閲覧アプリ内において、これまで書籍化に伴い非公開処理又はダイジェスト化していた作品を一定期間に限り閲覧することが出来る「レンタル」サービスを開始

2017年10月

東宝株式会社と業務提携

2017年12月

絵本投稿サイト「絵本ひろば」をリリース

2019年8月

絵本投稿サイト「絵本ひろば」のスマートフォン向けアプリをリリース

2021年3月

ファンタジックなボーイズラブレーベル「アンダルシュノベルズ」を創刊

2021年7月

海外向けの新漫画アプリ「Alpha Manga」をリリース

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズからグロース市場に移行

2023年3月

設立からの新刊書籍発行点数累計が5,000点を突破

2025年7月

アニメーション制作事業を行う株式会社WHITE FOXの全株式を取得し、連結子会社化

2026年2月

3DCGアニメーションの企画、映像制作事業を行うNIAアニメーション株式会社の全株式を取得し、連結子会社化

(注)コンテンツ:インターネットやデジタル放送などの電子媒体を通じてやり取りされる、小説・漫画・映画・音楽・ゲームなどの情報。

役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第26期(2025/04/01-2026/03/31)

    ID S100YET52026-06-19書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第25期(2024/04/01-2025/03/31)

    ID S100VXM82025-06-17書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第24期(2023/04/01-2024/03/31)

    ID S100TSMY2024-06-26書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第23期(2022/04/01-2023/03/31)

    ID S100R2572023-06-23書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第22期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

    ID S100OBTL2022-06-22書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第21期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    ID S100LMF22021-06-23書類を開く

XBRL から抽出: 46 / 他の開示値から算出: 1

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