エヌアイシ・オートテックエヌアイシ・オートテック株式会社5742東証スタンダード非鉄金属2026年3月期, 単体, 日本基準
エヌアイシ・オートテックの売上の約80%は「FA部門」から。ほかに「商事部門」などで稼いでいます。
売上100円あたりの営業利益はほぼ0円で、わずかな営業赤字です。
前期から売上は-5.1%、営業利益は-105.8%。
数字で見ると
2026年3月期、営業CFは純利益の25.1倍
2026年3月期、事業利益の100%を1事業が占める
2026年3月期、事業の売上利益差+80pt
開示された数値から自動で作った要約
銀行・保険、または最新期に必要な数値が揃わない会社では、一枚絵の代わりに損益の図を表示しています。
2026年3月期の数字(書類の提出日 2026-06-23)
エヌアイシ・オートテックが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。
年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。
2022年3月期 → 2026年3月期
通貨または連結範囲が異なるため、増減率は表示していません。
売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。
同じ事業キーを接続し、キーの異なる事業は新設・再編として表示。帯の太さは売上構成比。
前期比(2025年3月期 → 2026年3月期)
従業員数(連結) +0.5% · 売上(連結) -5.1%
| 指標 | 23/3 | 23/3 | 24/3 | 25/3 | 26/3 |
|---|---|---|---|---|---|
| 従業員数(連結) | 240 | 240 | 220 | 188 | 189 |
| 平均年間給与(提出会社・単体) | — | 462万円 | 451万円 | 498万円 | 501万円 |
| 平均年齢(単体) | — | 38.7歳 | 39.5歳 | 40.6歳 | 41.3歳 |
| 平均勤続年数(単体) | — | 10.0年 | 11.0年 | 12.0年 | 12.0年 |
1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。
この会社が出てくる業界地図。
直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。
点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。
同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。
| 会社 | 決算期 | 売上高 | 本業利益率 | 純利益率 | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エヌアイシ・オートテック株式会社 | 2026 | 63.1億円 | -0.2% | 0.4% | 54.8% |
| 株式会社太平製作所 | 2026 | 63.6億円 | 9.0% | 6.9% | 75.8% |
| 北川精機株式会社 | 2025 | 62.3億円 | 10.0% | 6.3% | 59.1% |
| 株式会社菊池製作所 | 2026 | 60.9億円 | -4.1% | 1.7% | 65.4% |
| 不二ラテックス株式会社 | 2026 | 68億円 | 6.1% | 0.9% | 39.4% |
時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。
エヌアイシ・オートテックは東京都江東区に本社を置く、1927年設立のロボット・FAの会社です。連結の従業員は189人。東証スタンダードに上場しています。
出典: 有価証券報告書(S100YGNV、2026年6月23日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。
会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。
提出日 2026-06-23 · 書類 S100YGNV
3 【事業の内容】 当社は、FA部門と商事部門の2部門体制で、機械・装置の基礎フレームなど機械要素となるアルミニウム合金製構造部材のアルミフレーム及びフレーム同士を結合するブラケット等の補助部品システムからなる「アルファフレームシステム」(商標名「ALFA FRAME SYSTEM」以下、「アルファフレームシステム」という。)、FA装置(FA:Factory Automation/「自動化・省力化装置」をいう。)等及び工業生産財といった製商品の販売を行っております。 当社の事業における位置づけ及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。 なお、上記の2部門は「第5[経理の状況] 1[財務諸表等] [注記事項](セグメント情報等)」に記載のセグメント区分と同一であります。 (1) FA部門 当部門は、「アルファフレームシステム」ならびに「アルファフレームシステム」を使用したFA装置及びクリーンブースやその関連機器・システム、その他マシンカバーやマシンベース等の工業製品の開発・設計・製造・販売を行っております。 1986年に国産初の自社ブランドである「アルファフレームシステム」を開発して以来、アルミニウム合金製構造部材を使用した装置メーカーとして、より幅広い分野のお客様に応える技術とサービスを提供してまいりました。 これらの豊富な経験を活かして、生産ラインの変化により的確に対応できる新シリーズを継続的に開発し、シリーズの拡充を図ってまいりました。現在では2,200種類を超える「アルファフレームシステム」を販売するに至っております。また、お客様のニーズに当社の「アルファフレームシステム」が対応できない場合には、開発部門において当社の技術力をもとに最適な専用の断面形状を提案し、お客様専用フレームの受注販売も行っております。 また、当社の設立以来培ってきた「洗浄」・「検査」・「搬送」・「梱包」の主要な要素技術をベースに、自動車関連分野をはじめ幅広い業種に対し、FA装置及びクリーンブース等の提供を行っております。当該装置には「アルファフレームシステム」を基本部材として使用することにより、製造の効率化や短納期化が可能となり、サイズ及び仕様を規格化した製品だけでなく、お客様の仕様に合わせた製品開発も行っております。 「アルファフレームシステム」の特徴及び用途は以下のとおりであります。 製品 特徴・用途 アルファフレーム ・ベーシックアルファフレーム (126種類) ・高剛性アルファフレーム (17種類) ・ブラケットアルファフレーム (19種類) ・スペシャルアルファフレーム (110種類) アルファフレームは、FA装置やクリーンブース、マシンカバー等あらゆる構造体に対応可能であり、溶接不要で、ボルトのみで組立可能なフレキシブルなアルミニウム合金製構造部材です。 <アルファフレームの主な特徴> ・スチール製の構造材に比べて軽く強い特性があり、効率的な作業が可能 ・表面は酸化皮膜の上に透明系塗装が施され、新たなメッキ・塗装も不要 ・急な設計の変更や増設にも、使用するフレームの組み合せにより対応可能 <アルファフレームの主な用途> ・搬送、加工、洗浄、検査等の各種装置のベースフレーム ・モーター等の機器取付部品の材料、マシンカバー及び作業台等の工業用品 アルファフレーム補助部品 ・ブラケット ・アクセサリー ブラケット(フレーム接合金具)、ボルト、ナット、レベリングフット(高さ調整機能付き脚金具)、キャスター、蝶番、取手等のアルファフレームに付随する補助部品で、使用する用途に合わせた様々な選択が可能となっております。 「アルファフレームシステム」を使用した設計・組立において、以下のソリューションを提供しております。 設計・組立サポートサービス 内 容 カクチャTM (3次元自動設計システム) 専用に開発した3D-CADソフトにより、当社の主力製品「アルファフレームシステム」の見積りから設計・組立までの技術情報の作成を自動化・省力化する支援ソリューションです。 マーキングシステムTM (組立省力化システム) 「カクチャTM」に蓄積したデータベースを基にアルファフレーム上に、専用プリンターで組立指示を直接印字することにより、組立作業時間の大幅な削減(当社データ比3~4割減)を可能とする支援ソリューションです。 「アルファフレームシステム」を使用した規格品・標準品シリーズとして、以下の製品を提供しております。 シリーズ 種 類 概要・特徴 アルファキット (規格品) 小型ロボット専用アルミ架台 品質、剛性、利便性を追求し、従来の構造解析に加え、ロボット稼働状態での振動測定(加速度、振動数)を行い、スチール同等の強度と剛性を確保したロボット専用架台。産業用ロボット及び協働ロボット用架台として規格化しております。 飛沫防止対策パーテーション 軽量なアルミフレーム製のパーテーションで、受付やテーブル用に自立式の6タイプを規格化しております。 大型テレビ用スタンド 大型モニタをコンパクトに設置できるスタンドタイプのテレビ台で、カメラやリモコンなどの小物置きに便利な大小2つの棚は取付位置調整が可能となっております。 ミニフェンス 視界を妨げないロータイプのフェンスで、ニーズの高いショールームや展示会用として2タイプを規格化しております。 水槽台 60cmの規格水槽に対応しており、棚付き、証明等の取付可能な4タイプを規格化しております。 模型展示台 コレクションを展示できるインテリアテーブルを2サイズ、ジオラマテーブルを2タイプ規格化しております。 サーバーラック 2サイズのラックを規格化しており、多機能ラックとしてもご利用いただけます。 ワークベンチ 2サイズのラックを規格化しており、商品ディスプレイとしてもご利用いただけます。 標準品 アルファカバー 9種類の基本的な機械装置安全カバーを標準化し、設計、製作時間の短縮を可能としております。 アルファユニット 5種類の基本的な機械装置架台を標準化し、設計、制作時間の短縮を可能としております。 アルファコンベア 軽量かつコンパクトな小型軽量搬送コンベアで、シンプルな構造のため、部品やベルト交換も容易に行うことができます。「オートテンション機構」を搭載しており、コンベアベルトを常に最適なテンションに保てることが特長です。 アルファドアユニット 2種類のドアユニットADシリーズ(6種類)とスライドドアASシリーズを標準化し、多種のマシンカバーのドアとしてご利用いただけます。 アルファクリーンブース (ACB・SOBシリーズ) クリーン技術とアルファフレームシステムの融合による、専門知識が支えるトータルソリューションは、精密機械から電子機器・医療品まで幅広い分野の様々なニーズに応え、高い評価をいただいております。 アルファガード (安全柵) 高品質な安全柵専用のアルミフレームを採用しており、パネルバリエーションも豊富で、美観・環境面に優れた高機能な安全柵です。棚高さの異なるAGシリーズとAG2シリーズがあります。 FA装置及びクリーンブース等の特徴及び用途は以下のとおりであります。 品目 製品 特徴・用途 FA装置 (注)1 洗浄装置 ・カップ式洗浄装置 (NCシリーズ) (カスタマイズタイプ) (クーラント回収装置) 部品製造工程において、切削切粉等のコンタミ(削りかす)を除去することを目的とした装置です。 ・洗浄しにくい複雑な形状の部品(洗浄対象製品)の微細な箇所をピンポイント洗浄することができるため、目的に合った洗浄効果が得られます。 ・洗浄対象物の搬入出を自動で行うため前後工程と接続でき、製造ラインと一体化させることができます。 ・洗浄装置は「大きい・うるさい・汚い」との認識が一般的ですが、当社のカップ式洗浄機は回転式ノズルで部品を1個ずつ洗うためコンパクトであり、また、カップ(円柱型の透明樹脂)で洗浄室を密封しているため静かであり、周囲に洗浄液や油、オイルミスト(霧状の油)をまき散らしません。 ・回転式ノズルを採用していることにより、低圧での洗浄液噴射でも、短時間で高い洗浄精度が得られ、また、低い圧力でも洗浄能力を充足できるため、ポンプパワーを抑えることができます。 ・洗浄後の乾燥は、従来ではヒーターや真空を利用するため大きなエネルギーを要しましたが、ピンポイントのエアーブロー(圧縮空気噴射)乾燥により省エネルギーで十分な乾燥効果が得られます。 ・個々のワークに合わせたノズル設計、機械加工によるノズル製作を行うため、精度が高く、洗浄・乾燥品質を安定させることができます。 ・洗浄室の外壁には透明カップを採用し内部を可視化することで、異常の発見が容易となり、メンテナンス性にも優れています。 検査装置 部品製造工程において、寸法、重量、形状、機能等の検査を行う装置です。同装置は、寸法、タップ不良、回転トルク等を検査、選別できます。また、電気マイクロ、エアーマイクロ、レーザーセンサー、ロードセル、CCDカメラ等の各種計測器での接触・非接触検査が可能です。なお、上記洗浄装置と組み合わせることにより一連の製造ライン内での生産効率を高めることができます。 搬送・梱包装置 部品製造工程において、材料の供給、機械間搬送、完成品をストックするための装置です。同装置にアルファフレームを使用することで、軽量・高剛性となり高速搬送が可能となります。また、機器取付調整が容易なことから前後製造工程への連結もスムーズにできます。なお、多軸ロボット等を搭載することにより、製造ライン(材料供給~完成品ストック)のフルオート化も可能となります。 クリーン装置 (注)2 標準クリーンブース カスタムクリーンブース 電子、精密部品の製造工程等において、局所のクリーン化をすることができます。同装置にアルファフレームを使用することで、組立分解が容易であり、大型のブースに拡張することもできます。 アルミ構造物 機械の構造体・安全カバー等 機械の構造体、機械または作業者の保護カバー等に使用できます。多種類のアルファフレーム及びアルファフレーム補助部品を使用用途に合わせて選定することで、設計及び組立工数の削減を可能としております。 (注)1.FA装置(Factory Automation) 機械加工工場から超クリーン環境を必要とする半導体・電子部品工場、衛生面を重要視する製薬・食品工場まで、あらゆるジャンルに実績があり、常に新しいテーマにチャレンジして最適なFA装置を提供しております。 2.クリーン装置(Clean Booth and Clean Room) アルファフレームシステムを活用した標準的なクリーンブースや大型のカスタムクリーンブース、さらには超クリーン環境を求められる局所クリーン化"ミニエンバイロメント"等のクリーン装置を提供しております。 (2) 商事部門 当部門は、FA部門の「メーカー機能」を活用し、工場等の製造設備導入提案営業及び工業生産財の取扱いを行っております。工業用砥石、鑢、工具・ツール等の消耗品と工場等の製造設備が主要な取扱商品であり、これらはリピート受注が多いことが特徴で、この安定した工業生産財ビジネスが、当社の安定的な収益に貢献すると考えております。 また、FA部門との連携により当社製品を活用した製造設備の導入提案営業を行い、多種多様なお客様のニーズに応えて製商品を提供しております。 当部門における取扱商品の特徴及び用途は以下のとおりであります。 商品 特徴・用途 工業用砥石 各種研削加工に使用する工業用研削砥石を取り扱っております。高速で回転している研削砥石を用いて、その砥石を構成するきわめて硬く微細な砥粒が加工物を削り取ることにより、超硬合金や陶磁器でも容易に加工することができます。また、お客様が要求する仕上げ面の粗さが良好で、精密な寸法精度に仕上げることができます。 機械設備 汎用の各種工作機械から特定の用途や量産部品用に専用化した工作機械や専用装置、またそれ らの自動化・省力化に必要な供給・搬送等の各種装置に至るまで幅広く取り扱っております。 工具・ツール 各種工作機械の切削加工に使用するエンドミル、バイト、ドリル等の切削工具及びこれら切削工具の保持工具(チャック、コレット等)を取り扱っております。切削工具の刃先によって金属等を削り、各種用途に合わせた様々な形へ形成することができます。 油脂類 主に研削加工及び切削加工時の半製品・製品等の防錆用、目詰まり防止、研削及び切削時の摩擦熱の抑制並びに非削材へのダメージ防止に使用します。 (3) 事業の系統図 事業の系統図は、次のとおりであります。
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において、当社が判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針 当社は、「モノづくりを通じて社会の発展と創造に貢献する」ことを経営理念とし、お客様、社員、株主及び地域社会の満足度を高めることを会社経営の基本方針としております。 具体的には次のとおりであります。 ・ お客様のためには、知恵と技術を結集した高品質な製品とサービスを提供してまいります。 ・ 社員のためには、仕事を通じて自己実現の機会を与え、快適で働き甲斐のある職場環境を醸成してまいります。 ・ 株主のためには、期待と信頼に応えられるよう最大限の企業努力をしてまいります。 ・ 地域社会のためには、安全と環境を重視し、「感謝、感謝」の気持ちをもって地域に貢献することで、相互に良好な信頼関係を築いてまいります。 (2) 経営環境 当社を取り巻く経営環境は、様々な地域紛争などによる地政学的リスクや、円安基調の継続によるコスト上昇リスクは存在するものの、人手不足や人件費の上昇により、製造業全体で自動化ニーズが高まっており、FA装置の導入は引き続き重要なテーマとなっております。また、AI・先端半導体需要の拡大や高精細化・薄型化・フレキシブル化に対応する次世代ディスプレイの開発により、半導体ならびにFPDにおいても需要が堅実に増加しております。よってFA装置のトータルソリューションや半導体製造装置およびFPD製造装置の周辺技術に強い当社においては、安定的な成長が見込まれます。 当社は、従来からの経営計画における基本的な方針及び経営戦略を継承しつつ、現状に適合した新たな中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)を策定しており、今後のより高度なニーズにお応えするため、アルミフレームメーカーかつFA装置メーカーであるオンリーワンとしての当社の強みを活かし、更なる営業体制・製造体制の強化を図ることで、当社を取り巻くいかなる外部環境にも対処することにより、継続的な増収増益を見込んでおります。 (3) 目標とする経営指標 当社の経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標(KPI)は、ROE(当期純利益/株主資本)及びEPS(当期純利益/発行済株式総数)であります。当該KPIを採用した理由は、投資家が当社の経営方針・経営戦略等を理解する上で重要な指標であり、経営方針・経営戦略等の進捗状況や、実現可能性の評価等を行うことが可能となるためであります。 ① 将来的な目標数値・・・・ROE 15%以上、EPS 140円以上 ② 中期経営計画における業績計画数値 KPI 2025年3月期 実績値 2025年3月期 計画値 2026年3月期 実績値 2026年3月期 計画値 2027年3月期 計画値 売上高(百万円) 6,647 6,600 6,305 7,100 7,500 営業利益(百万円) 231 25 △13 142 301 営業利益率(%) 3.48 0.38 △0.21 2.00 4.01 1株あたり当期純利益(円)〔EPS〕 38.92 2.98 4.47 16.94 35.90 株主資本利益率(%) 〔ROE〕 6.2 0.5 0.7 2.6 5.4 (注)上記KPIについては有価証券報告書提出日現在において予測できる事情等を基礎とした合理的な判断に基づくものであり、その達成を保証するものではありません。 なお、中期経営計画における業績計画数値については、原材料価格やエネルギー価格の高騰ならびに人件費の上昇等、様々な要因による影響があることから、今後、計画を変更しなければならない可能性があります。 (4) 中長期的な会社の経営戦略 当社は「モノづくりを通じて社会の発展と創造に貢献する」との経営理念のもと、「製造業の品質向上と合理化に貢献」をミッションと位置づけております。このため、フレキシブルな「アルファフレームシステム」を基本に、「カクチャTM」・「マーキングシステムTM」を組み合わせることで、高度で高効率な装置製作に貢献することや、個々の部品の要求品質が高まる中、洗浄装置、検査装置、クリーン装置等、顧客ニーズを的確に捉えることはもとより、それ以上の顧客満足度を高め、製造業の高品質化・高効率化に貢献することとしております。 これら使命の推進にあたり、「100年の技術で日本のモノづくりを支える~“PASSION & CHALLENGE”~」を掲げ、柱となる事業分野におけるビジネス基盤を強固なものにすると共に、新規取り組みにも果敢に挑戦することによって高品質・高付加価値製品を提供し、更なる業績向上、企業価値創造を目指した事業展開を基本方針としております。 1)中期経営計画における当社の将来像 ”Only One企業“ ・アルミフレームの専門メーカー ・アルミフレームを活用したFA装置メーカー 2)中期経営戦略 ・FA事業一体化による効率運営…… ⅰ自動化省力化設備を広く理解し、顧客のアルファフレーム潜在ニーズを掘り起こす。 ⅱ高剛性のアルファフレームを活用し、大型構造物件受注の拡大をはかる。 ・企業ブランディングの確立………… ⅰ安心(実績とデータに基づく技術力) ⅱ便利(モジュール品、キット品などの企画力) ⅲ柔軟(「カクチャTM」「マーキングシステムTM」などの個別案件対応力) ・技術革新への取り組み……………… ⅰ今後、ますます高度化する情報通信技術により大きく変貌していく社会環境に対応するため、拡大かつ高度化する半導体及びFPD市場並びにその関連生産設備に活用される“アルファフレームシステム”の技術力を強化するとともに供給能力を拡充する。 ⅱ次世代の高度化する生産形態に対し、FA装置メーカーとしての対応能力を強化する。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社は、コスト競争力・収益力をより強固なものとし、多様化するお客様のニーズに対して柔軟かつタイムリーに対応する、環境変化に強い企業体質づくりを当面の課題として捉えております。 そのために、当社の技術力を活かして「製造業の品質向上と合理化に貢献」を当社のミッションと位置づけ、「(1) 会社の経営の基本方針」及び「(4) 中長期的な会社の経営戦略」に記載の、経営方針及び中期経営計画を実行していくうえで、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。 (特に優先度の高い対処すべき事業上及び財務上の課題) ① 販売戦略の強化 当社の主力製品である「アルファフレームシステム」の収益の増加を図るために、お客様の人的負担の削減と効率化をサポートする「カクチャTM」「マーキングシステムTM」を活用し、設計から組立までの支援を含めた当社の総合的な優位を前面に出した販売戦略を推進しております。これらのサービスは、新しい付加価値の創造としてお客様より高い評価を得ており、リピート注文も増加していることにより、これらサービスの更なる充実に努めてまいります。 また、今後の科学技術の進歩・高度化、省エネ推進による環境技術導入の高まりにより、多岐にわたる産業で、クリーン環境技術の需要が拡大しております。この分野においては、当社特有の高機能なクリーン技術の一層の普及活動に努めてまいります。そして、美観と仕様変更に対するフレキシビリティを兼ね備えた「アルファフレームシステム」に洗浄・検査・搬送・梱包の各分野において蓄積された多くのコアとなる機械要素技術を融合させた製品づくりを目指し、高品質・高付加価値製品の提供に努めてまいります。 ② 開発力の強化 当社は、お客様のニーズにお応えすべく、製造業の「モノづくり」に貢献する製品を継続的に提供し、更なる高精度化・高品質化・高付加価値化を達成するために研究開発活動は必須事項と捉えております。 付加価値を加えた新製品の継続的な開発は、他社との差別化を図る上で重要であり、次世代を展望した開発体制の整備は、当社の長期的な成長の礎になるものと考えております。 さらに、今後の競争を勝ち抜くためには、当社設立時より培ってきた洗浄・検査・搬送・梱包の各分野での技術力とお客様のニーズを結びつける製品の開発スピードを速める努力が求められております。このように、研究開発レベルの向上は当社にとっての重要課題と位置づけ、より組織的な研究開発体制の強化を図ってまいります。 また、生産工場における個々の部品の要求品質が高まる中での自動化のニーズは、高効率化及び高品質化はもとより、これまでの大量生産に適した生産設備とは異なり、多品種、変種変量生産に適した新たな生産設備へ要求が高まっている状況であります。当社は、これまでどおり、洗浄装置、検査装置、クリーン装置等、お客様のニーズを的確に捉え、製造業の高効率化・高品質化に貢献できるよう、新技術を取り入れた次世代のFA装置や「アルファフレームシステム」を活用したユニット化等の開発に注力してまいります。 ③ 生産体制の強化 当社では、お客様からの「高品質・低コスト・短納期」の強い要求にお応えすべく、製造工程の見直しや各製造拠点や外注先との連携等によって、その最適化・効率化を全社的に図り、作業時間短縮や品質向上に向けた生産機械設備の改良・導入を検討し、製造原価及び諸経費の低減活動に取り組み、生産効率を高める作業環境の整備に注力しております。これらの施策によって、生産体制の充実を図り、よりコストパフォーマンスに優れた製品群の提供に努め、お客様の満足度向上を図ってまいります。 (その他の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題) ① 人材確保と育成の強化 当社は、お客様の多種多様なニーズを先取りし、製品の高精度化・高品質化・高付加価値化を実現することによってお客様からの高い信頼を獲得するためには、高度な技術とサービスを提供することが重要であり、そのためには、「新製品の開発や当社技術力の向上」及び「商品知識や要素技術の習得」ができるノウハウを持った優秀な人材の確保及び育成が重要と考えております。特に業容の拡大を図るには、これら人材が必須となっており、将来を見据えての積極的な採用を推進しております。また、教育制度の充実により、専門能力の底上げを図りながら、各部門の継続的な成長を支える人材育成を進めてまいります。 ② 管理体制の強化 当社は、企業の社会的責任を果たすべく、リスク管理やコンプライアンスを徹底し、お客様のニーズを捉えた積極的な営業展開を図り、製造原価及び諸経費の低減活動を推進するとともに、開発力及び生産体制の強化を図ってまいりたいと考えております。また、内部統制の管理体制の充実を図り、安全品質管理体制の向上及びお客様の満足度向上を目指してまいります。 (6) 株式会社の支配に関する基本方針 当社では、会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者のあり方に関する基本方針については、特に定めておりません。
3 【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1) 業績変動について ① アルミフレームの販売価格競争について 当社の主力製品である「アルファフレームシステム」は、製造設備の自動化、クリーン化に使用される専門製品であり、1986年に産業用アルミフレームを開発・製造して以来、販売を通じて、利用者の裾野を拡げてまいりました。そうした裾野拡大に伴い、高い剛性や拡充の容易さといった専門性を必要としない分野(多くは小口単体販売の分野)においてもアルミフレームは使用されております。こうした分野では、日本国内における競合他社による廉価販売が、当社のアルミフレームの売上高へ影響を及ぼす可能性があると同時に、海外で生産される廉価製品が進出する可能性も否定できません。当社の知的財産権を侵害するケースには厳正な対処をとる体制としておりますが、海外製品では厳正な対処の実効性が上がるまで時間を要する可能性があり、その結果、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ② 取引先各社の設備投資動向の影響について 「アルファフレームシステム」は、電子部品業界、デジタル家電業界及び工作機械業界向けの比率が高く、最近では特にFPD製造設備関連企業からの需要が高水準で推移致しました。また、装置部門が製作する洗浄装置や検査装置等及び商事部門が取扱う生産財は、主に自動車関連業界で利用されております。これら幅広い業種の製造業各社の設備投資動向は必ずしも一致しておらず、取引先各社における主力製品の市場投入計画やその販売動向によって大きく変動する可能性があり、その結果、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 主要原材料の市況変動について 「アルファフレームシステム」の主な原材料はアルミ構造部材であります。このアルミ構造部材の仕入価格は、アルミニウムの国内スポット価格等をベースとして四半期ごとに仕入先との間で交渉を行って決定しているため、世界的なアルミニウム地金価格の大きな変動が当社の製造原価に影響を及ぼす可能性があります。よって、アルミニウム地金価格が急激に高騰し、速やかに販売価格への転嫁を実施する等の対応が困難な場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 特定の取引先への依存について 当社は特定の取引先に対する依存度が高くなっており、特に大型機械設備投資案件を受注し、売上計上した事業年度の売上高が大きく伸長する場合があります。当社としましては、これらの取引先と友好的な信頼関係を維持し、売上拡大を目指す方針であります。また、新規大口ユーザーに対しては、ご要望に早急にお応え出来るよう営業、設計、製造の各部署が連携し、販売先の多様化に努めております。しかしながら、特定取引先との取引の継続が困難になった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があることから、特定取引先の設備投資動向について注視していく必要があります。 (3) 製造物責任(PL)について 当社は販売する製品の品質に万全を期することに努めるとともに、製造物賠償責任に関して生産物賠償責任保険(PL保険)に加入しております。しかしながら、予測できない原因により製品に欠陥が生じ、重大なクレームや製造物責任を問われることはないという保証はございません。現時点におきまして、そのようなクレームや製造物責任を問われる事態が想定される事象は発生しておりませんが、万一そのような事態が発生した場合には、社会的な信用の低下、ユーザーへの保証や訴追費用・賠償費用等、当社が負担すべき費用が生産物賠償責任保険で補填しきれない場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 外部経営環境に関わるリスクについて 当社の主要生産・研究施設は、富山市内またはその周辺に所在しております。これらの施設が、地震・洪水・台風等の不可避な自然災害による甚大な被害や、近時の新型コロナウイルス感染症のような感染症の発生・蔓延等によって、生産活動を縮小または停止せざるを得ない状況になる可能性があります。なお、当社では愛知県清須市に愛知事業所、埼玉県児玉郡にアルファフレーム北関東、並びに福岡県大牟田市にアルファフレーム九州と、富山県外にも生産・出荷拠点を開設するとともに、長野県、埼玉県並びに神奈川県に生産委託先を確保し、災害発生時においても生産継続が可能な体制を敷いております。しかしながら、国内のみならず海外での大規模な自然災害、テロ攻撃や地域紛争、戦争、感染症の発生・蔓延等によって、生産活動に必要とする材料や部材等の調達が困難になる可能性もありますので、このような状況が発生した場合には、顧客への製品供給が長期間にわたって滞る可能性があり、この結果、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 海外からの資材調達について 当社の事業拡大において、タイ王国からの資材調達は引き続き重要な位置づけとなっております。つきましては、以下のようなリスクが想定され、今後、資材調達が滞るような事態が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ① 予期しない法律・規制、不利な影響を及ぼす租税制度の変更 ② 不利な政治的要因の発生 ③ テロ、戦争、感染症、自然災害等による社会的混乱 ④ 予期しない労働環境の急激な変化
(2) 【役員の状況】 ① 役員一覧 男性7名 女性1名 (役員のうち女性の比率13%) 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (株) 代表取締役会長 兼社長CEO 西 川 浩 司 1956年1月8日 1980年4月 株式会社不二越入社 1986年4月 当社入社 1986年12月 日本エヌ・アイ・シー株式会社 代表取締役社長 1992年6月 取締役 1997年7月 代表取締役専務就任 1999年8月 株式会社クレト 代表取締役社長 1999年8月 代表取締役社長就任 1999年10月 株式会社ホンダ自販タナカ 社外取締役就任(現) 2008年4月 代表取締役社長 管理本部長兼経営企画室長就任 2009年10月 代表取締役社長 管理部長兼経営企画室長就任 2011年6月 代表取締役社長 経営企画室長就任 2014年5月 代表取締役会長就任 2022年10月 代表取締役会長兼社長就任(現) (注)3 3,704,900 取締役相談役 西 川 重 子 1962年1月20日 1979年9月 ゲン企画プロダクション所属 1996年2月 株式会社ソサエティ・オブ・スタイル所属(現) 2023年6月 取締役相談役就任(現) (注)3 ― 取締役執行役員 山 崎 克 己 1964年11月18日 1994年9月 当社入社 2005年4月 設計部設計2課長就任 2009年10月 製造部設計グループ長就任 2013年4月 技術開発部設計グループ長就任 2017年7月 技術開発部装置技術グループ長就任 2020年6月 執行役員技術開発部副部長就任 2021年4月 執行役員技術開発部長就任 2022年4月 執行役員立山第3工場長就任 2022年11月 常務執行役員装置事業本部長就任 2023年4月 常務執行役技術本部長就任 2023年6月 取締役常務執行役員技術本部長就任 2026年4月 取締役執行役員生産管理部管掌(現) (注)3 ― 取締役執行役員 澤 井 洋 通 1976年12月12日 1997年7月 当社入社 2013年4月 営業部アルファフレーム営業グループ 営業2チームチームリーダー就任 2017年10月 連結子会社 NIC Autotec(Thailand) Co.,Ltd 出向 2022年4月 立山第1工場副工場長就任 2022年10月 立山第1工場長就任 2022年11月 執行役員 アルファフレーム事業本部副本部長就任 2023年4月 執行役員 営業本部副本部長就任 2026年4月 執行役員 AF営業部・商事部・営業企画部管掌 2026年6月 取締役執行役員 AF営業部・商事部・営業企画部管掌(現) (注)3 ― 役職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (株) 社外取締役 竹 田 進 亮 1954年4月27日 1977年4月 株式会社富士銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行 1991年4月 同行 システム企画・開発部 次長 1994年6月 Fuji Capital Markets Corp.(NY) 副社長 1998年4月 富士証券株式会社(現みずほ証券株式会社) 株式部門担当部長 2005年4月 同社 IT本部 担当役員 2010年4月 みずほ情報総研株式会社 専務取締役 コーポレート部門担当 2018年6月 独立行政法人情報処理推進機構 監事 2023年7月 株式会社タクティカート 理事(現) 2025年10月 株式会社JFP 非常勤取締役(現) 2025年11月 株式会社日本アセット戦略機構 顧問(現) 2026年6月 当社 社外取締役就任(現) (注)3 ― 常勤監査役 福 留 覚 1967年2月26日 1991年4月 日本電気株式会社 入社 1991年7月 情報処理企画室 第二営業管理部 1998年4月 PC需給管理部 2001年10月 プロセス改革推進本部 2014年10月 コンピュート統括事業部門 2024年4月 インフラテクノロジーサービス事業部門 2025年2月 日本電気株式会社 退職 2026年4月 当社 入社 社長室配属 2026年6月 当社 常勤監査役就任(現) (注)4 ― 社外監査役 白 石 康 広 1965年10月16日 1993年4月 弁護士登録(東京弁護士会) 1997年8月 白石康広法律事務所 代表 2001年1月 アミック債権回収サービス株式会社 (現:三菱HCキャピタル債権回収株式会社) 取締役(現) 2004年6月 カブドットコム証券株式会社 取締役 2005年6月 当社 社外監査役就任(現) 2005年7月 白石綜合法律事務所 代表パートナー(現) 2007年3月 デザインエクスチェンジ株式会社 監査役 (注)4 ─ 社外監査役 吉 田 泰 三 1954年12月25日 1978年4月 国税庁入庁 1990年6月 在香港日本国総領事館領事 1996年7月 札幌国税局調査査察部長 2000年7月 大阪国税局徴収部長 2004年7月 関東信越国税局総務部長 2009年7月 国税庁課税部個人課税課長 2010年7月 沖縄国税事務所長 2012年7月 税務大学校副校長 2013年6月 株式会社大本組 執行役員 2014年4月 福山大学大学院経済学研究科 非常勤講師 2020年6月 当社 社外監査役就任(現) 2021年4月 亜細亜大学経済学部 特任教授 (注)4 ─ 計 3,704,900 (注)1.取締役竹田進亮は、社外取締役であります。 2.監査役白石康広、吉田泰三は、社外監査役であります。 3.取締役の任期は、2026年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 4.監査役の任期は、2026年3月期に係る定時株主総会終結の時から2030年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。 5.取締役相談役西川重子は、代表取締役会長兼社長CEO西川浩司の配偶者であります。 6.当社では、意思決定・監督と執行の分離による取締役会の活性化のため執行役員制度を導入しており、執行役員に対し担当部門における業務執行の権限を明確化することで、意思決定の迅速化、経営の効率化を図り、環境の変化に即応できる経営体制を構築しております。なお、2026年6月20日の取締役会において、業務の執行責任を明確にするため、5名に対して執行役員に任命しております。また、執行役員の任期は、2026年3月期に係る定時株主総会終結後、最初に開催される取締役会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結後、最初に開催される取締役会終結の時までであります。 上記の執行役員以外の執行役員は3名で、次のとおりであります。 氏 名 役 職 名 橋本 清志 執行役員社長室長 髙原 勝 執行役員技術開発部長 明元 賢登 執行役員装置営業部長 ② 社外役員の状況 当社の社外役員といたしましては、社外取締役の竹田進亮と、社外監査役の白石康広、吉田泰三の2名の計3名であります。 なお当社は、取締役会を重要な業務執行について議論し実質的かつ具体的な決定をも行う機関と位置づけ、必要があれば、臨機応変に会合を開催し実質的な議論を行っております。取締役の業務執行の監督については、社外取締役に加え、監査役が毎月の定例取締役会に出席し、報告事項や決議事項の審議内容について、議長より都度監査役に対し、意見や質問を求める体制にて監査することとしており、取締役会議事録は、捺印手続きとして各役員へ回付する前に顧問弁護士へ回付し、業務執行状況に対する評価がなされた後、各役員へ回付とする手続きとしております。また、当社顧問税理士とも連絡を密に取り、適宜助言及び指導等を受けております。 a) 社外役員と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係 社外役員3名と当社との間には、記載すべき人的関係、資本的関係又は取引関係その他利害関係はありません。具体的には以下のとおりです。 イ.各社外役員は、当社の特定関係事業者の業務執行者ではなく、また過去において当社の特定関係事業者の業務執行者であったこともありません。 ロ.各社外役員は、当社又は当社の特定関係事業者から多額の金銭その他の財産(取締役・監査役としての報酬を除く。)を受ける予定はなく、また過去に受けていたこともありません。 ハ.各社外役員は、当社又は当社の特定関係事業者の業務執行者の配偶者、三親等以内の親族その他これに準ずるものではありません。 ニ.各社外役員は、過去に合併、吸収分割、新設分割若しくは事業の譲受けにより当社が権利義務を承継した株式会社において、当該合併等の直前に業務執行者であったことはありません。 以上より、竹田進亮氏、白石康広氏、吉田泰三氏につきましては、株式会社東京証券取引所が指定を義務付ける一般株主と利益相反が生じるおそれのない独立役員である旨の独立役員届出書を提出しております。 b) 社外役員が当社の企業統治において果たす機能及び役割 当社の社外役員3名が、それぞれ取締役会等で、第三者的かつ中立的な立場から自由に意見が述べられる体制を整えており、経営の意思決定や執行を監視していることから、経営監視機能の客観性及び透明性が確保されていると判断しております。また、内部監査チームとの連携も密に行っていることから、内部統制についても十分機能しているものと考えております。なお、社外役員につきましては、各専門的見地からの知識・経験等を当社の監督又は監査体制に活かしていただくため、適任者を選任しております。具体的には以下のとおりです。 竹田進亮氏は、長年にわたり大手金融機関等でシステム企画、証券業務、IT統括、経営管理を歴任しており、金融・IT・ガバナンスに精通した視点で経営監督の高度化に寄与し、内部統制強化やデジタル戦略の助言が期待されることから、社外取締役に選任しております。 白石康広氏は、弁護士として企業法務に精通しており、豊富な経験と知見を有していることから社外監査役に選任しております。 吉田泰三氏は、国税庁及び上場企業の経理担当執行役員として培われた会計・税務等の専門的な知識・経験等を有していることから社外監査役に選任しております。 c) 社外取締役及び社外監査役の独立性に関する考え方 社外取締役及び社外監査役を選任するための当社からの独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、選任にあたっては株式会社東京証券取引所が定める「上場管理等に関するガイドライン」を参考にしております。具体的には以下に該当しない者を選任することを原則としております。 イ.当該会社を主要な取引先とする者又はその業務執行者 ロ.当該会社の主要な取引先又はその業務執行者 ハ.当該会社から役員報酬以外に多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計専門家又は法律家 ニ.最近において前イからハまでのいずれかに該当していた者 ホ.次の(ⅰ)から(ⅴ)までのいずれかに掲げる者(重要でない者を除く。)の近親者 (ⅰ) 前イからニまでに掲げる者 (ⅱ) 当該会社の会計参与 (ⅲ) 当該会社の子会社の業務執行者 (ⅳ) 当該会社の子会社の業務執行者でない取締役又は会計参与 (ⅴ) 最近において前(ⅰ)から(ⅳ)又は当該会社の業務執行者に該当していた者 ③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係 社外取締役は、取締役会等を通じ、内部監査や会計監査の状況を把握し、必要に応じて内部監査人や会計監査人と意見交換を行うなど相互連携を図っております。 社外監査役は、取締役会や監査役会においてその専門的見地から報告や発言を適宜行っており、その独立性、中立性、専門性を十分に発揮して監査を実施するとともに、内部監査人及び会計監査人と連携を図り情報収集や意見交換を行っております。
2 【沿革】 (1) 提出会社設立前(ご参考) 年月 事項 1927年4月 鑢(やすり)の製造及び加工を事業目的として富山県富山市に西川鑢製作所を設立 1960年3月 西川鑢製作所をクレト商会に商号変更 1970年10月 クレト商会を株式会社へ組織変更し、株式会社クレトに商号変更 (2) 提出会社設立後 年月 事項 1971年5月 富山県富山市にキュノ・トヤマセールス株式会社(現:当社)を設立 1982年7月 キュノ・トヤマセールス株式会社を西川精機株式会社(現:当社)へ商号変更 1983年10月 搬送装置及び周辺機器の研究開発を目的として、富山県富山市に流杉工場を新設 1984年4月 金属金型の製作加工を事業目的として、富山県富山市の流杉工場内にセイデン工業株式会社を設立 1985年4月 西川精機株式会社をエヌアイシ・オートテック株式会社へ商号変更 1986年4月 当社と富山軽金属工業株式会社(現:三協立山株式会社)との共同開発により、産業用アルミフレーム「アルファフレーム」を開発 1988年5月 アルミニウム合金製構造部材「ALFA FRAME SYSTEM(アルファフレームシステム)」を商品化し、アルファフレームの製造及び販売を開始 1992年3月 流杉工場の増築及び自動切断機の導入により、アルファフレームの生産体制を増強 1993年2月 東京都千代田区平河町に東京支店(現:東京本社)を開設 1996年8月 大阪府東大阪市に西日本テクニカルセンター(現:アルファフレーム関西/関西営業所)を開設 1996年12月 クリーンルームの製造及び販売を事業目的にセイコー電子工業株式会社(現:セイコーインスツル株式会社)との共同出資により、エヌアイシ・セイコー株式会社を東京都千代田区平河町に設立 1997年12月 東京都江東区有明に東京支店(現:東京本社)を移転 1997年12月 マイスナー・ヴゥルスト社(本社ドイツ)の出資を受け、エヌアイシ・セイコー株式会社をニック・セイコー・マイスナー・ヴゥルスト株式会社に商号変更 1998年10月 富山県中新川郡立山町塚越に立山ロジスティックスセンター(現:立山第1工場)を開設 2001年3月 ニック・セイコー・マイスナー・ヴゥルスト株式会社を解散 同社のクリーンルーム関連事業を当社に移管し、クリーンルームの製造・販売を開始 2002年4月 当社を存続会社として、株式会社クレトを吸収合併 2003年12月 各種部品等の小物部品専用の洗浄機の開発・標準規格化を行い、ボックス式カップ型洗浄装置を特許出願 2006年6月 ジャスダック証券取引所(現:東京証券取引所)に株式を上場 2007年6月 富山県中新川郡立山町、立山工場(現:立山第1工場)敷地内に技術開発センター(現:開発センター)を設立 2008年6月 専用に開発した3次元CADソフトによる自動設計・組立サポートサービス「KAKCHR(カクチャ)」を開始 2008年10月 100%子会社であるセイデン工業株式会社を吸収合併 2010年1月 組立作業時間の大幅削減を可能とした組立省力化システム「マーキングシステム」を開始 2010年4月 福岡県大牟田市にアルファフレーム九州(出荷センター)を開設 2012年4月 「アルファフレームシステム」のインターネット販売サイト、「NIC Direct(エヌアイシ ダイレクト)」をオープン 2012年8月 愛知県刈谷市にアルファフレーム東海(東海営業所)を開設 2013年12月 富山県中新川郡立山町、立山第1工場敷地内に技術センター(立山第1工場C棟)を増設し、立山第1工場と開発センターを連結 2015年1月 タイ王国に海外子会社(NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.)を設立 2015年4月 愛知県名古屋市緑区へアルファフレーム東海を移転し、愛知事業所として開設 2016年8月 海外子会社(NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.)への増資を実施 2017年6月 富山県中新川郡立山町前沢に立山事業所(現:立山第2工場)を開設 2017年6月 埼玉県児玉郡にアルファフレーム北関東(出荷センター)を開設 2018年3月 富山本社を流杉工場へ移転し、富山本社/流杉工場と改め、本店所在地を富山県富山市流杉255番地へ変更 年月 事項 2019年9月 愛知県清須市に新築した工場を新たな愛知事業所として開設 2020年3月 海外子会社(NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.)への増資を実施 2021年9月 海外子会社(NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.)の解散及び清算を決定し、現地企業による代理店販売へ移行 2022年3月 海外子会社(NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.)を解散 2022年4月 富山県中新川郡立山町利田に立山第3工場を開設 2022年4月 東京証券取引所の市場区分の見直しによりJASDAQスタンダードからスタンダード市場へ移行 2025年11月 本店所在地を東京都江東区有明3丁目7番26号 有明フロンティアビルB棟11階へ変更し、これまでの東京本社を本社に、富山本社/流杉工場を富山事業所と改める。 ※ 沿革図 (注) 点線は資本関係を表しております。
役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。
EDINET(金融庁)
有価証券報告書-第55期(2025/04/01-2026/03/31)
EDINET(金融庁)
有価証券報告書-第54期(2024/04/01-2025/03/31)
EDINET(金融庁)
有価証券報告書-第53期(2023/04/01-2024/03/31)
EDINET(金融庁)
有価証券報告書-第52期(2022/04/01-2023/03/31)
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有価証券報告書-第51期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)
EDINET(金融庁)
有価証券報告書-第50期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
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