丸善CHIホールディングス丸善CHIホールディングス株式会社3159東証スタンダード小売業2026年1月期, 連結, 日本基準

丸善CHIホールディングスは何で稼いでいる?

丸善CHIホールディングスの売上の約44%は「店舗・ネット販売事業」から。ほかに「文教市場販売事業」・「図書館サポート事業」などで稼いでいます。

売上100円あたり約3円が営業利益として残ります。

前期から売上は+11.6%、営業利益は+59.9%。

数字で見ると

2026年1月期、事業の売上利益差-22pt

開示された数値から自動で作った要約

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2026年1月期の数字(書類の提出日 2026-04-24)

売上高
1,851億円
営業利益
55.9億円
利益率 3.0%
純利益
33.3億円
利益率 1.8%
フリーCF
13.7億円
開示値から計算
最大事業
店舗・ネット販売事業
事業売上の44.2%
開示値から計算
発行済株式数
92,554,000株
株主数
44,094人
平均年間給与(単体)
602万円
提出会社の開示値
現金比率
22.3%
現金 ÷ 売上 16.5%
開示値から計算
対業界利益率中央値
-2.4 pt
出版・書店
開示値から計算
ROE
6.4%
開示値から計算
ROA
2.5%
開示値から計算

売上100円の行き先

丸善CHIホールディングスが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年1月期
原価
74円
販管費
23円
営業利益
3円
最後に残る純利益
2円

利益率の年次推移

粗利率26.1%
2021年1月期: 23.0%23.0%2022年1月期: 23.3%23.3%2023年1月期: 24.2%24.2%2024年1月期: 24.7%24.7%2025年1月期: 24.7%24.7%2026年1月期: 26.1%26.1%21/122/123/124/125/126/1
営業利益率3.0%
2021年1月期: 2.3%2.3%2022年1月期: 2.3%2.3%2023年1月期: 1.9%1.9%2024年1月期: 2.2%2.2%2025年1月期: 2.1%2.1%2026年1月期: 3.0%3.0%21/122/123/124/125/126/1
純利益率1.8%
2021年1月期: 1.2%1.2%2022年1月期: 1.2%1.2%2023年1月期: 1.1%1.1%2024年1月期: 1.3%1.3%2025年1月期: 2.4%2.4%2026年1月期: 1.8%1.8%21/122/123/124/125/126/1

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

5年の業績と利益率

2021年1月期 → 2026年1月期

売上高1,851億円
2021年1月期: 1,716億円1,716億円2022年1月期: 1,744億円1,744億円2023年1月期: 1,628億円1,628億円2024年1月期: 1,629億円1,629億円2025年1月期: 1,658億円1,658億円2026年1月期: 1,851億円1,851億円21/122/123/124/125/126/1
営業利益率3.0%
2021年1月期: 2.3%2.3%2022年1月期: 2.3%2.3%2023年1月期: 1.9%1.9%2024年1月期: 2.2%2.2%2025年1月期: 2.1%2.1%2026年1月期: 3.0%3.0%21/122/123/124/125/126/1
純利益率1.8%
2021年1月期: 1.2%1.2%2022年1月期: 1.2%1.2%2023年1月期: 1.1%1.1%2024年1月期: 1.3%1.3%2025年1月期: 2.4%2.4%2026年1月期: 1.8%1.8%21/122/123/124/125/126/1
FCFマージン0.7%
2021年1月期: 2.2%2.2%2022年1月期: 3.7%3.7%2023年1月期: 0.6%0.6%2024年1月期: 3.0%3.0%2025年1月期: 0.7%0.7%2026年1月期: 0.7%0.7%21/122/123/124/125/126/1

売上(銀行・保険は経常収益)は棒、各利益率とFCFマージンは折れ線です。年度をそろえて、事業規模と利益・現金の残り方を比べます。FCFは営業CFと投資支出から計算する場合があります。

事業売上の構成変化

同じ事業キーを接続し、キーの異なる事業は新設・再編として表示。帯の太さは売上構成比。

人と生産性

2026年1月期
1人あたり売上(連結)
1.2億円
1人あたり営業利益(連結)
355万円
1人あたり純利益(連結)
212万円

前期比(2025年1月期 → 2026年1月期)

従業員数(連結) +2.7% · 売上(連結) +11.6%

指標22/123/124/125/126/1
従業員数(連結)1,5791,5661,5411,5331,574
平均年間給与(提出会社・単体)692万円609万円645万円634万円602万円
平均年齢(単体)51.7歳52.5歳53.2歳53.6歳51.6歳
平均勤続年数(単体)6.5年6.9年6.9年6.8年6.8年

1人あたりの値は連結売上・利益を連結従業員数で割ったものです。平均年間給与・年齢・勤続年数は提出会社単体の値で、持株会社では本社の少人数の平均になることがあります。従業員数の定義は会社ごとに異なります。開示値から計算(DERIVED)。

詳しく見る

業界

この会社が出てくる業界地図。

大株主など

  • 株式会社フォルトウナ4.5%
  • 株式会社講談社3.9%
  • 株式会社トーハン3.5%
  • 有限会社淳久堂2.8%
  • 株式会社小学館2.4%
  • 石井 昭1.4%
  • 丸善CHIホールディングス 従業員持株会1.1%
  • 公益財団法人図書館振興財団1.0%
  • 丸善CHIホールディングス 取引先持株会1.0%

2026-01-31

業界内の5軸プロフィール

直近の公開決算から、同じ主な業界の企業内での位置を示します。

  • 丸善CHIホールディングス主な業界: 出版・書店
会社順位
  • 売上成長

    • 丸善CHIホールディングス44.117社
  • 利益率

    • 丸善CHIホールディングス39.519社
  • 現金化

    • 丸善CHIホールディングス46.916社
  • 効率

    • 丸善CHIホールディングス71.119社
  • 財務余力

    • 丸善CHIホールディングスデータなし

点は各社の主な業界内での順位です。会社ごとに比較対象となる業界が異なる場合があります。値がない軸はデータなしと表示し、総合点は計算しません。業界順位は投資推奨ではありません。

同業の近い規模の会社と比べる

同じ業界プロフィールの会社から、売上規模が近い企業を並べています。数値は各社の最新公開有報です。

会社決算期売上高本業利益率純利益率自己資本比率
丸善CHIホールディングス株式会社20261,851億円3.0%1.8%39.8%
株式会社KADOKAWA20262,829億円2.9%0.5%62.0%
株式会社メディアドゥ20261,085億円2.3%1.7%33.4%
株式会社ゼンリン2026643億円5.4%4.3%67.9%
株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーション2026234億円3.9%3.2%13.6%

時価総額・PER・株価利回りはEDINETに含まれないため表示していません。会社ごとに決算期や会計基準が異なる場合があるので、期末と出典を確認してください。

会社概要

丸善CHIホールディングスは東京都新宿区に本社を置く、2010年設立のアウトソーシング(BPO)の会社です。連結の従業員は1,574人。東証スタンダードに上場しています。

正式社名
丸善CHIホールディングス株式会社
英文社名
Maruzen CHI Holdings Co., Ltd.
証券コード
3159
上場市場
東証スタンダード
本社所在地
東京都新宿区納戸町40番地1
代表者(有報の記載)
代表取締役社長 五味 英隆
設立
2010年2月
資本金
30億円
従業員数(連結)
1,574人
平均年間給与(単体)
602万円
決算月
1月
業種(東証)
小売業
公式サイト
www.maruzen-chi.co.jp
法人番号
9011101055337

出典: 有価証券報告書(S100Y0TV、2026年4月24日提出)。提出時点の情報で、その後の変更は反映していません。

有価証券報告書から読む会社情報

会社が提出した有報の記述を、年度と出典を添えて確認できます。

提出日 2026-04-24 · 書類 S100Y0TV

事業の内容
3【事業の内容】

当社は、2010年2月1日に丸善株式会社と株式会社図書館流通センターの共同株式移転により、両社を完全子会社とする共同持株会社として設立されました。その後、2010年8月に丸善株式会社から丸善書店株式会社を分社化し、同年12月に株式会社honto(2011年6月に株式会社hontoブックサービス、2023年2月からは株式会社丸善リサーチサービス)を設立。2011年2月に株式会社ジュンク堂書店及び株式会社雄松堂書店を株式交換により子会社に加え、丸善株式会社から丸善出版株式会社を分社化しております。また、より効率的な運営とブランド力の発揮による成長と収益拡大を図るため、書店事業において、2015年2月1日付で丸善書店株式会社と株式会社ジュンク堂書店を合併(株式会社丸善ジュンク堂書店に商号変更)、大学等教育・研究機関および研究者向け事業において、2016年2月1日付で丸善株式会社と株式会社雄松堂書店を合併(丸善雄松堂株式会社に商号変更)しております。これらにより当社グループは、当社、子会社36社、関連会社4社で構成され、事業は文教市場販売事業、店舗・ネット販売事業、図書館サポート事業、出版事業及びその他事業を営んでおります。なお、親会社である大日本印刷株式会社は印刷事業等を事業内容としております。

事業内容と関係会社の当該事業に係る位置づけ及び事業の種類別セグメントとの関連は以下のとおりであります。

事業区分

主要な事業内容

主要な会社名

文教市場販売事業

大学、官庁付置研究機関、企業資料室、公共図書館等への学術情報を中心にした書籍販売等

丸善雄松堂㈱

大学等教育研究機関、国公行政機関等の図書館・教室などの建築及び内装設備の設計施工

丸善雄松堂㈱

図書館・博物館等におけるデジタルアーカイブシステム「ADEAC」の運用、デジタルデータの作成

TRC-ADEAC㈱

公共図書館、学校図書館を中心とした図書館用書籍の販売、及び図書館用書籍の加工(装備)、書誌データの作成・販売

㈱図書館流通センター

店舗・ネット販売事業

主要都市に店舗を設け、書籍のほか文具等の複合的な店舗販売及びその関連事業

通信ネットワークを利用した情報提供サービス

㈱丸善ジュンク堂書店、㈱淳久堂書店

図書館サポート事業

公共図書館、大学図書館を中心とした図書館運営業務の受託、指定管理者制度による図書館運営

丸善雄松堂㈱、㈱図書館流通センター

出版事業

学術専門書中心の出版業

丸善出版㈱、㈱サイオ出版

児童図書及び図書館向け図書の出版業

㈱岩崎書店

出版に係る企画、編集、製作等の請負

丸善プラネット㈱

その他事業

書店・文具店など文化系小売業の店舗設備の設計施工

丸善雄松堂㈱

書籍の入出荷業務等

㈱図書流通

パソコン及びタブレット等通信機器の修理、ネットワーク設定、ヘルプデスク、アプリケーション開発

グローバルソリューションサービス㈱

保育士派遣、保育園・託児所運営業務請負

㈱明日香

会計・税務専門書を利用したクラウド型リサーチツール「丸善リサーチ」の企画・運営

㈱丸善リサーチサービス

なお、当社は特定上場会社等であります。特定上場会社等に該当することにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

事業の系統図は次のとおりであります。

(注)1.2025年2月1日付で、丸善出版㈱は㈱サイオ出版の株式を追加取得し、同社を連結子会社といたしました。

2.2025年4月28日付で、㈱図書館流通センターはTRC-ADEAC㈱の全株式を取得し、同社を連結子会社といたしました。
経営方針・課題
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

(1)会社の経営の基本方針

当社グループは2010年2月1日にCHIグループ株式会社として、これからの日本の礎となる知の生成と流通に貢献することを共通の使命と考える丸善株式会社と株式会社図書館流通センターが、共同株式移転により経営統合し設立いたしました。その後、以下に掲げる価値観を共有する、株式会社ジュンク堂書店、株式会社雄松堂書店との株式交換による経営統合、各事業領域における体質強化を図るための分社化、さらには電子書籍事業へ対応するための新会社設立などを経て、2011年5月1日には、主要市場である出版流通市場における一層のブランド浸透のため、丸善CHIホールディングス株式会社に商号変更を行いました。

さらに、より効率的な運営とブランド力の発揮による成長と収益拡大を図るため、書店事業において、2015年2月1日付で丸善書店株式会社と株式会社ジュンク堂書店を合併(株式会社丸善ジュンク堂書店に商号変更)、大学等教育・研究機関および研究者向け事業において、2016年2月1日付で丸善株式会社と株式会社雄松堂書店を合併(丸善雄松堂株式会社に商号変更)しております。

これらの体制のもと、当社グループでは、次のような経営理念を各事業会社が共有し、知を求めるすべての人々と、知を提供する出版流通の接点の拡大をめざします。

①価値観:知は社会の礎である

私たちは、知が人に与える力を信じます。そして時代に即した最良の知のグローバルな循環が21世紀の創発的な日本の社会の礎であると考えます。

②グループビジョン:知の生成と流通に革新をもたらす企業集団となる

私たちは、「知は社会の礎である」という価値観を共有し、教育・学術機関、図書館、出版業界等と連携し、最良な知の生成・流通と知的な環境づくりにおいて、革新的な仕組みを創出、提供することにより、業界の活性化をリードし、日本の社会に貢献する企業集団となることを目指します。

(2)中長期的な会社の経営戦略

「中期経営計画」では目標とする経営指標達成のために、「グループ資産の活用促進」、「成長領域の創出」、「収益構造の転換」の3点を基本方針とし、これらの取組みを通じ、変化と多様性の時代においても持続的成長を可能とする経営基盤の構築を行ってまいります。戦略及び計画の詳細については、「(4)会社の対処すべき課題」及び2024年3月14日公表の「中期経営計画」、および2026年3月13日公表の「中期経営計画の見直しについて」をご参照ください。

(3)目標とする経営指標

当社グループは、これまで2024年度を初年度とする5カ年の経営の指針である「中期経営計画」を推進してまいりましたが、教科書や専門書を中心に紙の書籍の出版流通市場の急激な縮小や、成長事業と位置付けておりました公共図書館等の運営受託市場における労務費の予想を超える上昇など、取り巻く環境が厳しさを増している中、中期経営計画の見直しを行い、2026年3月13日「中期経営計画の見直しについて」を公表いたしました。

2027年1月期以降の計画につきましては、基本方針を維持しつつ、収益の構造改革に注力し、2029年1月期には、売上高1,850億円、営業利益55億円、親会社株主に帰属する当期純利益34億円を目標としております。また、資本コストと株価についても、具体的な経営指標としてROE(自己資本利益率)は2029年1月期に5.8%以上を目標とし、PBR(株価純資産倍率)については早期に1倍以上を目指します。

(4)経営環境及び優先的に対処すべき課題

当期における当社グループを取り巻く市場環境は、日経平均株価が最高値を更新するなど金融市場が堅調に推移する中、雇用環境の改善を背景として、景気は緩やかな回復基調を維持しております。一方で、労働市場における厳しい人手不足は継続しており、採用難や人件費の上昇を通じて企業活動のコスト構造に影響を及ぼすとともに、サービス供給の制約要因となる局面も見られております。加えて、物価上昇の長期化に伴い家計の実質購買力が下押しされ、生活者における節約志向・選択志向の消費行動が一段と強まっております。また、インバウンド需要についても、外部環境の変化等を受け、先行き不透明感が高まっております。こうした状況下において、政府が掲げる積極的な財政施策が、実質賃金の改善を通じて国内需給の好循環へ早期に転換できるか否かが、今後の経済動向を左右する重要な局面にあると認識しております。

このような状況下、当社グループでは2024年度より「中期経営計画(2024年度~2028年度)」を開始しております。しかしながら、文教市場販売事業においては、高等教育機関向けの教科書・専門書を中心とする書籍販売市場の縮小が進行していることに加え、図書館サポート事業においては人件費の高騰が続いており、いずれも計画策定時の想定を上回る水準で推移しております。これを受け、2026年度以降は中期経営計画の基本方針を維持しつつ、収益性改善に向けた事業の見直しとコスト構造の最適化を最優先課題として取り組む必要があることから、2026年3月13日公表の「中期経営計画の見直しについて」に基づく事業構造の転換を進めてまいります。

事業セグメント別の取組みは次のとおりです。

・文教市場販売事業

文教市場販売事業セグメントでは、AI技術をはじめとするテクノロジーの進展が常態化する一方、人口減少や環境問題など社会課題が複合化し、先行きを見通しにくい事業環境にあります。このような時代において、一人ひとりが生涯にわたり主体的に学び続けられる環境・機会の提供は、当社グループが注力すべき領域であると捉えております。

他方、これまで収益の大半を占めてきた紙の専門書・教科書販売は市場縮小が継続しており、従来型の収益構造の見直しが重要な課題となっております。

当社グループは、学校・研究機関・企業に対し、書籍とデジタルを組み合わせた学びの機会の提供を推進してまいります。学校教育分野では、GIGAスクール構想等に伴うデジタル化の進展を踏まえ、電子書籍・電子教材・電子図書館等を活用し、多様なニーズに即した学習機会の提供を進めます。高等教育機関・研究機関・企業に対しては、学術専門情報へのアクセス利便性向上、教育・研究環境の整備支援、人的資本経営の高まりを踏まえた研修関連コンテンツの提供等に取り組んでまいります。

加えて、紙市場縮小下でも持続的に収益を確保できる体制構築に向け、受発注・物流・在庫管理・営業支援等の業務プロセスを見直し、デジタル活用を含む業務改善・効率化を推進することで、固定費構造の適正化と収益体質の改善を図ってまいります。

・店舗・ネット販売事業

店舗・ネット販売事業セグメントでは、リアル店舗とネットサービスを融合した顧客体験価値の充実を進めてまいります。出版市場の縮小が継続する中、書店の淘汰が一段と進展しており、当社グループは地域における大型書店としての提供価値を維持・強化しつつ、収益性の高い商品・サービス構成への転換に注力してまいります。リアル店舗におきましては、書籍に加え、文具・雑貨等の品揃え拡充を通じて来店動機と収益力を高めるとともに、複合業態化を推進し、書店ならではの滞在価値・体験価値を提供してまいります。具体的には、当社オリジナルの絵本の世界をモチーフにしたグッズショップ「EHONS」やホビー関連グッズのリユースショップ「駿河屋」に加え、インショップのさらなる充実により、当社店舗ならではの魅力を高め、新たな顧客層の獲得と収益力の向上を図ってまいります。また、書店ならではのイベントやオンライン発信を強化し、店舗の強みを活かした購買体験を拡張してまいります。

ネット販売事業では、自社運営の「丸善ジュンク堂書店ネットストア」を2024年7月に開設し、本の取り置き・取り寄せサービスから営業を開始いたしました。今後は、検索性・導線・決済等の利便性向上を継続するとともに、店舗との在庫・受取連携を強化し、相互送客による顧客接点の拡大を進めてまいります。さらに、デジタル化された顧客接点を自社で確保できる強みを活かし、購買情報に基づくコミュニケーションを通じて、文具・雑貨を含むグッズ販売の強化や商品開発、新サービスの提供に取り組んでまいります。加えて、アニメ・マンガ等のIP(Intellectual Property/知的財産)商材を活用した商品・サービス展開を推進し、台湾をはじめとする海外市場への展開についても検討・推進してまいります。

・図書館サポート事業

図書館サポート事業セグメントでは、人口減少の進行等を背景に、公共図書館が図書館単独の機能提供のみで地域における役割を維持・拡大していくことが難しくなりつつあります。このため、他の公共サービスや機能と一体となった複合施設化の動きが進展しており、図書館には地域の活性化や社会課題への対応、住民ニーズに即した多様な付加価値の提供が一層求められております。

一方で、運営現場においては人件費の高騰と強い人手不足が継続しており、安定的な運営体制の確保と業務効率化が喫緊の課題となっております。当社グループでは、採用強化や働く環境の改善、人材育成の充実に取り組むとともに、こうした構造的課題に対応するため、ロボットやAI等のテクノロジーを積極的に導入し、パートナー企業と連携した実証実験を通じて、運営の省人化・高度化を推進してまいります。さらに、図書館受託運営で培ったノウハウを活かし、複合施設を含む他の公共文化施設等の運営支援にも展開することで、サポート事業の提供領域の拡大を進めてまいります。

・出版事業

出版事業セグメントでは、これまで主力としてきた教科書・専門書をはじめ、児童書を含む出版市場が縮小傾向を強めており、コンテンツ活用を軸とした新たな収益構造への早急な転換が重要であると捉えております。このため、従来の紙媒体に依拠した収益モデルおよび事業運営体制についても見直しを進め、デジタル・IPを起点とした事業構造への転換を推進してまいります。

このような課題認識のもと、当社グループは児童書・絵本分野および専門書分野における豊富なコンテンツを、デジタル技術やIP関連事業を通じて利活用範囲を拡大し、収益性の向上を図ってまいります。専門書においては、教育現場におけるデジタル活用の進展を踏まえ、書籍とデジタルコンテンツの組み合わせ等のメディアミックスを推進し、付加価値の高いコンテンツの開発・提供に注力してまいります。

・その他事業

その他事業セグメントでは、保育・保育士派遣事業が、共働き世帯の増加に加え、2026年より開始される政府の「子ども・子育て支援制度」を追い風として、今後も継続的な成長が見込まれております。

また、2023年10月に開始した会計・税務書籍読み放題サービス「丸善リサーチ」は、2026年1月末時点で会員数8,000名を超えるなど順調に拡大しており、利用者の業務遂行を支援するサービスとして定着しつつあります。今後は、サービスから得られるマーケティングデータおよび専門家を中心とした会員基盤に、専門書出版社・著者の知見を掛け合わせることで、専門家コミュニティの支援、新刊販売の支援、セミナー等の開催といった新たな収益機会の確立を目指すとともに、会計・税務分野以外への読み放題サービス展開も積極的に推進してまいります。

さらに、当社グループは既存事業・ブランドを活用しつつ、成長に不可欠な新規領域の開拓に向け、M&Aを含む投資を継続してまいります。

・人的資本経営・サステナビリティの推進

各種施策を通じて当社グループの成長と事業拡大を実現していくためには、グループ各社が相互に連携・協力しながら、その基盤となる人的資本を一層活性化させ、社員一人ひとりが能力を発揮しつつ継続的に成長できる環境を整備していくことが不可欠であると認識しております。このため当社グループでは、グループ横断型のプロジェクト推進や研修体系の拡充に加え、新規事業開発への参画機会を通じて、実務を通じて学ぶ場を継続的に創出し、多様な資質・価値観を有する人材の育成に取り組んでまいります。

また、サステナビリティの推進においては、当社グループの事業の多くが地域社会と密接に結びついていることから、地域のニーズを的確に捉え、事業活動を通じて社会課題の解決に資する取組みを継続することが重要であると考えております。地域に対して文化的な豊かさをもたらし得る企業集団としての責任を、役職員が自分事として理解し実践できるよう、「サステナビリティ基本方針」のもとで「6つのマテリアリティ(重要課題)」を定め、活動の指針としております。

当社グループは、経営理念である「知は社会の礎である」に基づき、あらゆる人々に知と学びへの接点を提供できる環境づくりを推進し、グループ一体となって持続的な企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク
3【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスク、顕在化する可能性の程度や時期、リスクの事業へ与える影響の内容、リスクへの対応策は、以下のとおりであります。

なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

①官公庁及び大学等の予算動向及び消費動向等

当社グループは、主に官公庁が運営する公共図書館・学校図書館市場及び大学を柱とする教育・学術市場への書籍の販売、書誌データの作成・販売、図書館運営業務の受託を行っており、官公庁または大学の予算動向に影響を受けております。特に官公庁の予算は政府及び地方自治体の政策によって決定され、同様に大学の予算は文部科学省等の基本政策あるいは各種補助支援政策に影響を受けて決定されるため、今後、官公庁または大学の予算が削減された場合、想定以上の受注競争の激化によって当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。

また店舗・ネット販売事業においては、気候や景気の状況、競合他社の出店状況等による消費動向の変化によって収益に影響を及ぼす可能性があります。

②為替の変動

当社グループが取り扱う輸入書籍及び外国雑誌は、為替変動に連動した販売価格を設定しております。輸入書籍は一定期間の為替相場をもとに、また、外国雑誌は年度契約が基本であり、年度ごとに為替相場を反映するように設定しております。一方、仕入では円建て取引を行うほか、為替予約を実行し、販売価格に対応した為替予約を行うことで過度に為替変動の影響を受けないことを基本としております。しかし、完全に為替リスクを排除することは困難であり、当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しており、短期間に急激な為替変動が起こった場合には収益への影響を受ける懸念があります。

③法的規制等

・再販売価格維持制度について

当社グループにて製作または販売している出版物は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下「独占禁止法」といいます。)第23条第4項の規定により、再販売価格維持制度(以下「再販制度」といいます。)が認められる特定品目に該当しており、書店では定価販売が認められております。

独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法として原則禁止しておりますが、出版物が我が国の文化の振興と普及に重要な役割を果たしていることから、公正取引委員会の指定する書籍、雑誌及び新聞等の著作物の小売価格については、例外的に再販制度が認められています。

公正取引委員会が、2001年3月23日に発表した「著作物再販制度の取扱いについて」によると、著作物再販制度については、当面、残置されることは相当であるとの結論が出されております。しかし併せて業界に対し、再販制度を維持しながらも消費者利益の向上が図られるように現行制度の弾力的運用を要請しています。従いまして、今後再販制度が廃止された場合、あるいは今後拡大が想定される電子書籍の新しい動向によっては、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクが直ちに顕在化する可能性については認識しておりませんが、当社グループではこれら法規制や制度をめぐる議論の動向に注視してまいります。

・出版物の委託販売制度について

当社グループにおける出版事業では、書籍業界の商慣習に従い、当社グループが取次または書店に配本した出版物(主として書籍・雑誌)のほとんどについては、配本後、約定した委託期間内に限り、返品を受け入れることを取引条件とした委託販売制度をとっております。

書籍の委託には、主として次の2種類があります。

ⅰ)新刊委託

新刊時または重版時の書籍が対象となり、書籍取次店との委託期間は6ヶ月間であります。

ⅱ)長期委託

既刊の書籍をテーマあるいは季節に合わせてセット組みしたもの、あるいは全集物が対象となり、委託期間は、ケース・バイ・ケースでありますが、12ヶ月になることもあります。

定期刊行誌(雑誌)の委託期間は、次のとおりです。

月刊誌 発売日より3ヶ月間

当社グループは、委託販売制度による出版物の返品による損失について、会計上、出版事業に係る一定期間の納品金額に返品率・原価率等を乗じた返金負債・返品資産を計上して売上高及び売上原価から控除しておりますが、返品率の変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが直ちに顕在化する可能性については認識しておりませんが、当社グループでは返品率の変動を注視し、リスクの低減を図ってまいります。

④情報セキュリティ及び個人情報保護

コンピュータネットワークや情報システムの果たす役割が高まり、情報セキュリティ及び個人情報保護に関する対応は、事業活動を継続する上で不可欠となってきておりますが、システム障害や外部からのサイバー攻撃その他の不正なアクセス、コンピュータウイルスの感染、並びに個人情報の漏えいなど、さまざまなリスクが発生する可能性が高まってきております。万一これらの事故が発生した場合には、信用失墜による収益の減少、損害賠償等による予期せぬ費用が発生し、事業活動に影響を及ぼす可能性があります。

当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しており、当社グループは、情報セキュリティ及び個人情報保護を経営の最重要課題の1つとして捉え、体制の強化や社員教育などを通じてシステムとデータの保守・管理に万全を尽くしております。

⑤新型感染症によるパンデミック

新型インフルエンザ等の感染症の世界的流行など、事業活動の停止や生活様式に変革をもたらすような事態が発生した場合は、当社グループの事業活動及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、新型感染症の発生時などには状況に応じて店舗や事業所における感染防止対策の徹底や、在宅勤務を可能にするテレワークによる感染機会の抑制に対応した制度の導入などにより、グループ会社内外のステークホルダーへの感染防止策を講じてまいります。

⑥大規模災害の発生

大地震、津波、台風、洪水など、事業活動の停止及び社会インフラの大規模な損壊や機能低下などにつながるような大規模災害などが発生した場合は、当社グループの事業活動の復旧及び業績に大きな影響を及ぼす可能性があります。当該リスクが顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。当社グループでは、店舗・物流を含む事業拠点の主要施設には防火、耐震対策などを実施しており、災害などによって事業活動の停止あるいは商品供給に混乱をきたすことのないよう努めております。また、大規模地震等の自然災害に備え、コンピュータシステム及び通信設備等の重要機器は耐震構造と自家発電設備を備えたビルに収容し、データのバックアップ等の対策も講じております。さらに各種保険によるリスク移転も図っております。
役員の状況・略歴
(2)【役員の状況】

1 役員一覧

①2026年4月24日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりです。

男性 8名 女性 1名 (役員のうち女性の比率11.1%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

代表取締役会長

橋 本 博 文

1957年7月8日生

1981年4月

大日本印刷株式会社入社

1997年1月

P.T.DNPインドネシア ファイナンスマネージャー

2008年6月

株式会社図書館流通センター取締役

2009年11月

大日本印刷株式会社事業企画推進室長

2010年2月

当社社外監査役

2010年2月

株式会社図書館流通センター監査役

2011年4月

当社取締役

2015年6月

大日本印刷株式会社役員

2018年3月

北海道コカ・コーラボトリング株式会社取締役

2018年6月

大日本印刷株式会社常務執行役員

2018年6月

日本ユニシス株式会社(現・BIPROGY株式会社)監査役(現任)

2019年4月

株式会社図書館流通センター取締役

2020年6月

大日本印刷株式会社常務取締役事業推進本部、価値創造推進本部担当

2023年4月

同社常務取締役IR・広報本部、総務部、法務部、監査室担当

2024年4月

同社常務取締役

2024年4月

当社顧問

2024年4月

丸善出版株式会社取締役(現任)

2024年4月

丸善雄松堂株式会社取締役(現任)

2024年4月

当社代表取締役会長(現任)

2024年4月

株式会社図書館流通センター取締役(現任)

2024年4月

株式会社丸善ジュンク堂書店取締役会長(現任)

(注)3

5

代表取締役社長

五 味 英 隆

1960年10月1日生

1986年4月

大日本印刷株式会社入社

2012年10月

同社hontoビジネス本部チャネルソリューションユニット長

2014年7月

当社執行役員経営企画部長

2014年7月

大日本印刷株式会社hontoビジネス本部副本部長

2015年4月

当社取締役

2015年4月

株式会社hontoブックサービス(現・株式会社丸善リサーチサービス)代表取締役社長(現任)

2017年11月

株式会社丸善ジュンク堂書店取締役(現任)

2018年4月

大日本印刷株式会社hontoビジネス本部長

2019年4月

丸善出版株式会社取締役(現任)

2019年4月

丸善雄松堂株式会社取締役(現任)

2019年4月

当社常務取締役

2019年10月

大日本印刷株式会社出版イノベーション事業部副事業部長

2023年4月

当社代表取締役社長(現任)

2023年4月

株式会社図書館流通センター取締役(現任)

(注)3

5

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役

矢 野 正 也

1963年4月25日生

1987年4月

丸善株式会社(現・丸善雄松堂株式会社)入社

2005年8月

同社教学事業本部E&L開発部長

2012年2月

同社図書館アウトソーシング(現・アカデミック・プロセス・ソリューション)事業部長

2016年4月

同社執行役員

2018年4月

同社常務執行役員

2019年4月

同社代表取締役社長(現任)

2019年4月

当社取締役(現任)

(注)3

11

取締役

谷 一 文 子

1958年12月10日生

1991年4月

株式会社図書館流通センター入社

2004年4月

同社図書館サポート事業部長

2006年6月

同社代表取締役社長

2013年4月

同社代表取締役会長

2019年7月

同社取締役

2021年10月

同社代表取締役会長

2022年4月

当社取締役(現任)

2022年4月

株式会社図書館流通センター代表取締役社長(現任)

(注)3

305

取締役

西 川 仁

1966年6月18日生

1989年4月

丸善株式会社(現・丸善雄松堂株式会社)入社

2006年6月

同社店舗事業部丸の内本店副店長

2008年9月

同社店舗事業部営業企画室長

2010年7月

同社店舗事業部副事業部長兼丸の内本店店長

2010年8月

丸善書店株式会社(現・株式会社丸善ジュンク堂書店)営業推進室長兼ジュンク堂書店池袋本店店長

2015年8月

株式会社丸善ジュンク堂書店丸善京都本店店長

2017年11月

同社営業本部西日本営業部長

2021年5月

同社取締役営業本部副本部長兼西日本営業部長

2023年4月

同社常務取締役営業本部担当、経営企画部担当

2024年4月

当社取締役(現任)

2024年4月

株式会社丸善ジュンク堂書店代表取締役社長(現任)

(注)3

0

取締役

(常勤監査等

委員)

吉 田 真 一

1962年8月24日生

1985年4月

大日本印刷株式会社入社

2000年4月

同社関連事業部

2010年4月

株式会社DNP製本(現・株式会社DNP出版プロダクツ)取締役常務執行役員

2010年10月

株式会社DNP書籍ファクトリー(現・株式会社DNP出版プロダクツ)常務取締役

2011年10月

大日本印刷株式会社監査室

2015年5月

同社監査室長

2022年4月

同社監査室付

2022年4月

当社社外取締役(常勤監査等委員)(現任)

2022年4月

株式会社図書館流通センター監査役(現任)

(注)4

6

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役

(監査等

委員)

大 胡 誠

1958年4月6日生

1986年4月

弁護士登録(東京弁護士会)

柳田野村法律事務所(現・柳田国際法律事務所)入所(現任)

(2000年10月より2002年3月まで株式会社大和証券グループ本社経営企画第一部及び法務監理部勤務)

2002年6月

エヌ・アイ・エフベンチャーズ株式会社(現・大和企業投資株式会社)監査役

2011年4月

当社社外監査役

2013年6月

株式会社ジーテクト社外取締役

2015年3月

リリカラ株式会社社外監査役

2016年4月

当社社外取締役(監査等委員)(現任)

2021年3月

リリカラ株式会社社外取締役(監査等委員)

2022年6月

リテラ・クレア証券株式会社社外監査役(現任)

(注)4

-

取締役

(監査等

委員)

舟 橋 宏 和

1972年7月24日生

1995年4月

株式会社大和銀行(現・株式会社りそな銀行)入行

2003年9月

りそなキャピタル株式会社出向

2004年7月

株式会社グローバル・マネジメント・ディレクションズ(現・株式会社KPMG FAS)入社

2019年3月

フロンティア・マネジメント株式会社経営執行支援部マネージング・ディレクター

2021年4月

当社社外取締役

2022年1月

フロンティア・マネジメント株式会社マネージング・ディレクター 経営執行支援部門副部門長兼クロスボーダー経営執行支援部長

2022年4月

当社社外取締役(監査等委員)(現任)

2025年3月

フロンティア・マネジメント株式会社マネージング・ディレクター プリンシパル・マネジメント部門副部門長兼アナリティクス・サポート部長(現任)

(注)4

-

取締役

(監査等

委員)

杉 田 禎 浩

1962年10月11日生

1994年4月

弁護士登録(第二東京弁護士会)

相馬法律事務所入所

2003年4月

中央大学法学部非常勤講師

2003年4月

東京工業大学大学院エンジニアリング

知的財産専攻非常勤講師

2005年10月

虎ノ門総合法律事務所入所(現任)

2010年4月

第二東京弁護士会研修センター委員長

2015年4月

第二東京弁護士会調査室長

2023年4月

当社社外取締役(監査等委員)(現任)

(注)4

-

計

335

(注) 1. 取締役 吉田真一氏、大胡誠氏、舟橋宏和氏及び杉田禎浩氏は、社外取締役であります。

2. 当社の監査等委員会については次のとおりであります。

 委員長 吉田真一氏 委員 大胡誠氏 委員 舟橋宏和氏 委員 杉田禎浩氏

3. 取締役(監査等委員を除く)の任期は、2025年1月期に係る定時株主総会終結の時から2026年1月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4. 取締役(監査等委員)の任期は、2024年1月期に係る定時株主総会終結の時から2026年1月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5. 当社では、取締役会の活性化のため、執行役員制度を導入しております。各執行役員は下記のとおりであります。

常務執行役員

野村 育弘

常務執行役員

江川 裕仁

執行役員

吉留 政博

執行役員

池田 和博

②2026年4月28日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く)5名選任の件」及び「監査等委員である取締役4名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況及びその任期は、以下のとおりとなる予定です。

なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しています。

男性 8名 女性 1名 (役員のうち女性の比率11.1%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

代表取締役会長

橋 本 博 文

1957年7月8日生

1981年4月

大日本印刷株式会社入社

1997年1月

P.T.DNPインドネシア ファイナンスマネージャー

2008年6月

株式会社図書館流通センター取締役

2009年11月

大日本印刷株式会社事業企画推進室長

2010年2月

当社社外監査役

2010年2月

株式会社図書館流通センター監査役

2011年4月

当社取締役

2015年6月

大日本印刷株式会社役員

2018年3月

北海道コカ・コーラボトリング株式会社取締役

2018年6月

大日本印刷株式会社常務執行役員

2018年6月

日本ユニシス株式会社(現・BIPROGY株式会社)監査役(現任)

2019年4月

株式会社図書館流通センター取締役

2020年6月

大日本印刷株式会社常務取締役事業推進本部、価値創造推進本部担当

2023年4月

同社常務取締役IR・広報本部、総務部、法務部、監査室担当

2024年4月

同社常務取締役

2024年4月

当社顧問

2024年4月

丸善出版株式会社取締役(現任)

2024年4月

丸善雄松堂株式会社取締役(現任)

2024年4月

当社代表取締役会長(現任)

2024年4月

株式会社図書館流通センター取締役(現任)

2024年4月

株式会社丸善ジュンク堂書店取締役会長(現任)

(注)3

5

代表取締役社長

五 味 英 隆

1960年10月1日生

1986年4月

大日本印刷株式会社入社

2012年10月

同社hontoビジネス本部チャネルソリューションユニット長

2014年7月

当社執行役員経営企画部長

2014年7月

大日本印刷株式会社hontoビジネス本部副本部長

2015年4月

当社取締役

2015年4月

株式会社hontoブックサービス(現・株式会社丸善リサーチサービス)代表取締役社長(現任)

2017年11月

株式会社丸善ジュンク堂書店取締役(現任)

2018年4月

大日本印刷株式会社hontoビジネス本部長

2019年4月

丸善出版株式会社取締役(現任)

2019年4月

丸善雄松堂株式会社取締役(現任)

2019年4月

当社常務取締役

2019年10月

大日本印刷株式会社出版イノベーション事業部副事業部長

2023年4月

当社代表取締役社長(現任)

2023年4月

株式会社図書館流通センター取締役(現任)

(注)3

5

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役

矢 野 正 也

1963年4月25日生

1987年4月

丸善株式会社(現・丸善雄松堂株式会社)入社

2005年8月

同社教学事業本部E&L開発部長

2012年2月

同社図書館アウトソーシング(現・アカデミック・プロセス・ソリューション)事業部長

2016年4月

同社執行役員

2018年4月

同社常務執行役員

2019年4月

同社代表取締役社長(現任)

2019年4月

当社取締役(現任)

(注)3

11

取締役

西 川 仁

1966年6月18日生

1989年4月

丸善株式会社(現・丸善雄松堂株式会社)入社

2006年6月

同社店舗事業部丸の内本店副店長

2008年9月

同社店舗事業部営業企画室長

2010年7月

同社店舗事業部副事業部長兼丸の内本店店長

2010年8月

丸善書店株式会社(現・株式会社丸善ジュンク堂書店)営業推進室長兼ジュンク堂書店池袋本店店長

2015年8月

株式会社丸善ジュンク堂書店丸善京都本店店長

2017年11月

同社営業本部西日本営業部長

2021年5月

同社取締役営業本部副本部長兼西日本営業部長

2023年4月

同社常務取締役営業本部担当、経営企画部担当

2024年4月

当社取締役(現任)

2024年4月

株式会社丸善ジュンク堂書店代表取締役社長(現任)

(注)3

0

取締役

菅 野 耕 一

1972年12月4日生

1996年4月

株式会社九州銀行(現・株式会社十八親和銀行)入行

2002年4月

新冠町役場入庁

2008年4月

株式会社図書館流通センター入社

2017年4月

同社北海道支社長

2018年9月

同社埼玉営業部長

2019年7月

同社東日本支社長

2020年4月

同社取締役東日本営業総括

2021年10月

同社専務取締役公共図書館総括

2022年4月

同社取締役公共図書館総括

2026年4月

当社取締役(現任)

2026年4月

株式会社図書館流通センター代表取締役社長(現任)

(注)3

-

取締役

(常勤監査等

委員)

吉 田 真 一

1962年8月24日生

1985年4月

大日本印刷株式会社入社

2000年4月

同社関連事業部

2010年4月

株式会社DNP製本(現・株式会社DNP出版プロダクツ)取締役常務執行役員

2010年10月

株式会社DNP書籍ファクトリー(現・株式会社DNP出版プロダクツ)常務取締役

2011年10月

大日本印刷株式会社監査室

2015年5月

同社監査室長

2022年4月

同社監査室付

2022年4月

当社社外取締役(常勤監査等委員)(現任)

2022年4月

株式会社図書館流通センター監査役(現任)

(注)4

6

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数

(千株)

取締役

(監査等

委員)

舟 橋 宏 和

1972年7月24日生

1995年4月

株式会社大和銀行(現・株式会社りそな銀行)入行

2003年9月

りそなキャピタル株式会社出向

2004年7月

株式会社グローバル・マネジメント・ディレクションズ(現・株式会社KPMG FAS)入社

2019年3月

フロンティア・マネジメント株式会社経営執行支援部マネージング・ディレクター

2021年4月

当社社外取締役

2022年1月

フロンティア・マネジメント株式会社マネージング・ディレクター 経営執行支援部門副部門長兼クロスボーダー経営執行支援部長

2022年4月

当社社外取締役(監査等委員)(現任)

2025年3月

フロンティア・マネジメント株式会社マネージング・ディレクター プリンシパル・マネジメント部門副部門長兼アナリティクス・サポート部長(現任)

(注)4

-

取締役

(監査等

委員)

杉 田 禎 浩

1962年10月11日生

1994年4月

弁護士登録(第二東京弁護士会)

相馬法律事務所入所

2003年4月

中央大学法学部非常勤講師

2003年4月

東京工業大学大学院エンジニアリング

沿革
2【沿革】

当社は、2010年2月1日に丸善株式会社と株式会社図書館流通センターが共同株式移転の方法により経営統合し、両社を完全子会社とする共同持株会社として設立されました。

現在までの会社の沿革は、次のとおりであります。

2008年12月

丸善株式会社と株式会社図書館流通センター(ともに大日本印刷株式会社の連結子会社)が、共同株式移転の方法で共同持株会社を設立する内容の経営統合に関する基本合意を、両社の親会社である大日本印刷株式会社を含む3社で締結。

2010年1月

CHIグループ株式会社の東京証券取引所への上場承認を受け、丸善株式会社は上場を廃止。

2010年2月

CHIグループ株式会社設立。同日CHIグループ株式会社の普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場。

2010年6月

当社と株式会社ジュンク堂書店が、当社を完全親会社、株式会社ジュンク堂書店を完全子会社とする内容の株式交換契約を締結。

2010年8月

丸善株式会社の完全子会社として丸善書店株式会社を設立。

2010年10月

当社と株式会社雄松堂書店が、当社を完全親会社、株式会社雄松堂書店を完全子会社とする内容の株式交換契約を締結。

2010年12月

当社グループにおけるインターネット事業の企画・推進のため事業子会社として株式会社honto(2011年6月に商号を「株式会社hontoブックサービス」に変更)を設立。

2011年2月

株式会社ジュンク堂書店、株式会社雄松堂書店をそれぞれ株式交換により当社の完全子会社化。丸善株式会社から丸善書店株式会社株式を現物配当として受ける方法により丸善書店株式会社を当社の直接の完全子会社化。当社の完全子会社として丸善株式会社の出版事業を分社化した丸善出版株式会社を設立。

2011年5月

当社の商号を「丸善CHIホールディングス株式会社」に変更。

2012年1月

店舗事業における経営一本化による事業運営の効率化と採算性の向上を目指して、株式会社ジュンク堂書店を丸善書店株式会社の完全子会社とするグループ内組織再編を実施。

2012年5月

株式会社図書館流通センターが運営するネット通販型書籍販売事業「オンライン書店ビーケーワン」を、当社出資先である株式会社トゥ・ディファクト(電子書籍販売サイト『honto』を運営)に譲渡し、同社と連携して当社グループのハイブリッド書店事業を推進する基盤をつくる。

2015年2月

当社グループにおける書店事業の効率化を図るため、丸善書店株式会社が子会社である株式会社ジュンク堂書店を吸収合併し、その商号を「株式会社丸善ジュンク堂書店」に変更。

2016年2月

当社グループにおける教育・学術関連事業の一層の拡大を目指すため、丸善株式会社が株式会社雄松堂書店を吸収合併し、その商号を「丸善雄松堂株式会社」に変更。

2019年1月

当社グループ会社の丸善雄松堂株式会社、株式会社丸善ジュンク堂書店、丸善出版株式会社が社名に冠する「丸善」は創業150周年を迎えた。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分再編により、当社の上場市場区分をスタンダード市場に移行。

2023年2月

専門情報に関する調査・分析等の業務を支援するWebサービスの推進にあたり、その企画・運営の主体とするため、事業子会社である株式会社hontoブックサービスの定款を変更し、その商号を「株式会社丸善リサーチサービス」に変更。

2025年6月

当社と株式会社インプレスは技術書籍読み放題サービスの企画運営事業を目的とした合弁会社「テックリブ株式会社」を設立。

役員情報は有報に記載された範囲です。部長級など社内キーマンの網羅情報ではありません。

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第16期(2025/02/01-2026/01/31)

    ID S100Y0TV2026-04-24書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第15期(2024/02/01-2025/01/31)

    ID S100VOII2025-04-28書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第14期(2023/02/01-2024/01/31)

    ID S100TC1Y2024-04-26書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第13期(2022/02/01-2023/01/31)

    ID S100QNY72023-04-28書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第12期(令和3年2月1日-令和4年1月31日)

    ID S100NYXX2022-04-28書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第11期(令和2年2月1日-令和3年1月31日)

    ID S100L8712021-04-26書類を開く

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