商船三井株式会社 商船三井9104東証プライム海運業2026年3月期, 連結, 日本基準

商船三井 2026年3月期の決算

商船三井の売上の約32%は「自動車輸送・港湾・ロジスティクス事業」から。ほかに「エネルギー事業」・「ドライバルク事業」などで稼いでいます。

売上100円あたり約7円が営業利益として残ります。

前期から売上は+2.8%、営業利益は-15.8%。

増収増益などの型

増収減益売上先行型

売上 +2.8%・営業利益 -15.8%。開示値から計算。

営業レバレッジ: -5.66倍(利益成長率 ÷ 売上成長率)

前の年からどう変わった

2025年3月期 → 2026年3月期

売上高
+2.8%1.78兆円 → 1.83兆円
売上総利益
+3.1%3,177億円 → 3,276億円
営業利益
-15.8%1,509億円 → 1,270億円
親会社株主に帰属する純利益
-49.9%4,255億円 → 2,133億円
営業キャッシュフロー
+25.1%3,605億円 → 4,510億円
フリーキャッシュフロー
赤字-937億円 → -881億円

決算のポイント

  • 2026年3月期の売上高は1.83兆円で、前期の1.78兆円から+2.8%でした。
  • 一方で営業利益は1,509億円から1,270億円(-15.8%)、純利益は4,255億円から2,133億円(-49.9%)に減りました。
  • 営業キャッシュフローは4,510億円(+25.1%)に増えましたが、設備投資が5,390億円にのぼり、フリーキャッシュフローは-881億円と前期に続いてマイナスでした。

変化の要因

  • 売上はエネルギー事業と自動車輸送事業が押し上げました。
  • コンテナ船は新しい船が次々に完成して船が余り、運賃が下がったため、出資先のコンテナ船会社の利益が大きく減りました。
  • 自動車輸送は需要は堅調でしたが、港の混雑や中東情勢で船の回し方が制約され、インフレによる費用増も重なって減益でした。
  • 純利益には固定資産や投資有価証券の売却益が含まれますが、本業に近い段階の利益が落ちたことが響きました。

注意しておきたい点

  • 会社は次の期について、主要国の通商政策による荷動きの弱まりと円高を見込み、減益を予想しています。
  • 海運の相場の変動、顧客の信用の悪化、事業を行う国や地域の政治・経済の変化が業績に響くおそれがあります。
  • 船は長く持つ資産なので、デジタルや代替燃料の技術が進むと古くなり、追加の設備投資が必要になる可能性があります。

有価証券報告書 / 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 · 有価証券報告書 / 事業等のリスク

お金の流れ

2025年3月期 → 2026年3月期

売上100円の行き先

商船三井が100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年3月期
原価
82円
販管費
11円
営業利益
7円
最後に残る純利益
12円

利益率の年次推移

粗利率17.9%
2021年3月期: 8.1%8.1%2022年3月期: 12.0%12.0%2023年3月期: 14.6%14.6%2024年3月期: 15.3%15.3%2025年3月期: 17.9%17.9%2026年3月期: 17.9%17.9%21/322/323/324/325/326/3
営業利益率7.0%
2021年3月期: -0.5%-0.5%2022年3月期: 4.3%4.3%2023年3月期: 6.7%6.7%2024年3月期: 6.3%6.3%2025年3月期: 8.5%8.5%2026年3月期: 7.0%7.0%21/322/323/324/325/326/3
純利益率11.7%
2021年3月期: 9.1%9.1%2022年3月期: 55.8%55.8%2023年3月期: 49.4%49.4%2024年3月期: 16.1%16.1%2025年3月期: 24.0%24.0%2026年3月期: 11.7%11.7%21/322/323/324/325/326/3

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

どの事業で稼いでいる

事業(セグメント)ごとの売上と、そこから残る利益。

2026年3月期
  • 自動車輸送・港湾・ロジスティクス事業5,879億円
    32%
    営業利益率 11.8%業界: 倉庫・物流施設
  • エネルギー事業5,258億円
    29%
    営業利益率 10.6%業界: 海運
  • ドライバルク事業4,557億円
    25%
    営業利益率 2.4%業界: 海運
  • フェリー・内航RORO船・クルーズ事業734億円
    4%
    営業利益率 -13.0%業界: 海運
  • 関連事業583億円
    3%
    営業利益率 6.3%
  • コンテナ船事業536億円
    3%
    営業利益率 49.7%業界: 海運
  • 不動産事業489億円
    3%
  • その他215億円
    1%
    営業利益率 20.6%

事業ごとの利益の出方

※ セグメントの数値は内部取引を含み、会社全体の合計とは一致しません

出典

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XBRL から抽出: 56 / 他の開示値から算出: 2

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