ClassicoClassico, Inc.442A東証グロース繊維製品FY ending Oct 2025, non-consolidated, J-GAAP

How does Classico make money?

Classico brought in ¥3.63B in revenue.

Out of every ¥100 of sales, about ¥5 is left as operating profit.

Revenue changed +17.7% from the prior year, operating profit +151.7%.

Summary generated from disclosed figures

For banks, insurers, or companies missing figures for the latest period, the income flow is shown instead of the full model.

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Key figures, FY ending Oct 2025 (filed 2026-01-30)

Revenue
¥3.63B
Operating income
¥165M
Margin 4.5%
Net income
¥169.9M
Margin 4.7%
Free cash flow
-¥151.5M
derived
EPS
¥129.24
Average salary (parent only)
¥5.5M
Filing company only
Cash ratio
16.6%
Cash ÷ revenue 11.0%
derived
Vs. industry median margin
+1.5 pp
Apparel
derived
ROE
17.1%
derived
ROA
7.9%
derived

Where ¥100 of sales goes

For every ¥100 Classico sells, how much goes where, and how much is kept.

FY ending Oct 2025
Cost of sales
¥47
SG&A
¥48
Operating profit
¥5
Net profit kept
¥5

Annual margin trends

Gross margin52.6%
FY ending Oct 2024: 52.4%52.4%FY ending Oct 2025: 52.6%52.6%FY24FY25
Operating margin4.5%
FY ending Oct 2024: 2.1%2.1%FY ending Oct 2025: 4.5%4.5%FY24FY25
Net margin4.7%
FY ending Oct 2024: 0.9%0.9%FY ending Oct 2025: 4.7%4.7%FY24FY25

Aligned fiscal years compare the shares of revenue remaining as gross, core, and net profit. Missing years are left unconnected.

1-year performance and margins

FY ending Oct 2024 → FY ending Oct 2025

Revenue¥3.63B
FY ending Oct 2024: ¥3.09B¥3.09BFY ending Oct 2025: ¥3.63B¥3.63BFY24FY25
Operating margin4.5%
FY ending Oct 2024: 2.1%2.1%FY ending Oct 2025: 4.5%4.5%FY24FY25
Net margin4.7%
FY ending Oct 2024: 0.9%0.9%FY ending Oct 2025: 4.7%4.7%FY24FY25
FCF margin-4.2%
FY ending Oct 2024: -4.3%-4.3%FY ending Oct 2025: -4.2%-4.2%FY24FY25

Bars show revenue (ordinary revenue for financial companies); lines show operating, net and free-cash-flow margins. Aligned fiscal years make scale and profit/cash conversion easy to compare. FCF may be calculated from operating cash flow and capital expenditure.

People and productivity

FY ending Oct 2025
Revenue per employee (consolidated)
¥43.2M
Operating income per employee (consolidated)
¥2M
Net income per employee (consolidated)
¥2M

Year over year(FY ending Oct 2024 → FY ending Oct 2025)

Employees (consolidated) +5.0% · Revenue (consolidated) +17.7%

MetricFY24FY25
Employees (consolidated)8084
Average salary (parent company)—¥5.5M
Average age (parent company)—36.9 years
Average tenure (parent company)—2.9 years

Per-employee values divide consolidated revenue and profit by consolidated employees. Salary, age and tenure are parent-company figures; at holding companies these may describe a small head-office workforce. Employee definitions vary by company. Calculated from disclosed figures (DERIVED).

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Industries

Industry maps this company appears on.

Major shareholders

  • 大和 新38.9%
  • Elan33.3%
  • MNインターファッション株式会社9.3%
  • 大豆生田 伸夫8.3%
  • 狩野 高志5.7%
  • 福島 信広2.2%
  • 株式会社an butter2.2%
  • 大西 秀亜0.1%

2025-10-31

Five-axis industry profile

Shows the company's position among peers in its primary industry, based on its latest published results.

  • ClassicoPrimary industry: Apparel
CompanyRank
  • Revenue growth

    • Classico95.555 peers
  • Profitability

    • Classico58.261 peers
  • Cash conversion

    • Classico11.747 peers
  • Efficiency

    • Classico81.161 peers
  • Financial strength

    • ClassicoN/A

Each dot is a company's percentile within its primary industry; peer groups may differ. Missing axes are labeled as unavailable. No combined score is calculated, and industry rank is not an investment recommendation.

Compare with similarly sized peers

Peers share the same industry profile and are closest in revenue scale. Figures use each company's latest published annual filing.

CompanyFYRevenueCore marginNet marginEquity ratio
Classico, Inc.2025¥3.63B4.5%4.7%58.8%
DREAM VISION CO.,LTD.2026¥3.53B-10.9%-12.6%1.0%
Bitcoin Japan Corporation2026¥2.96B-15.6%-18.2%86.2%
NIHONWASOU HOLDINGS,INC.2025¥4.49B8.4%5.2%42.6%
CUBE CO., LTD.2025¥4.86B1.2%0.7%87.7%

Market capitalization, P/E and share-price yield are not EDINET data and are omitted. Fiscal year ends and accounting standards may differ; check each period and filing.

Company profile

Classico, founded in 2008, is a company in Apparel listed on TSE Growth. It has 84 employees (consolidated).

Legal name
Classico, Inc.
Ticker
442A
Listing
TSE Growth
Head office
東京都港区赤坂九丁目5番12号
Representative (per filing)
代表取締役社長 大和 新
Founded
Dec 2008
Share capital
¥836.2M
Employees (consolidated)
84
Average salary (parent only)
¥5.5M
Fiscal year end
October
Corporate number
4011001062719

Source: annual securities report (S100XI7V, filed January 30, 2026). As of filing; later changes are not reflected.

Company details from annual filings

Read the company's annual-filing disclosures with filing date and source.

Filed 2026-01-30 · Document S100XI7V

Business description
3 【事業の内容】

当社は、「医療現場に、感性を。」というミッションのもと、医療現場で働く医師や看護師などの医療従事者に対し、白衣・スクラブ(上下分かれた医療ウェア)、患者衣及び周辺小物等のメディカルアパレル商品の企画、開発及び販売を行っております。医療従事者が誇りを持ち、モチベーションを高く保ちながら、高いパフォーマンスで働けるよう、当社は、メディカルアパレルを機能重視の支給品からプロ意識を表現するファッションへと進化させ、こだわり抜いたものづくりを通じて、耐久性、着心地、機能性、そして美しさを高次元で兼ね備えたメディカルアパレルを提供しています。
なお、当社は、メディカルアパレル事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載は省略しております。

当社の各事業区分の特徴は、以下のとおりです。

事業区分

主要ブランド

主要商品

展開地域

主要販路

国内EC

Classico

機能性とデザイン性を持った素材を糸から開発することで、デザイン性、着心地、肌触りと工業用洗濯にも耐えられる耐久性が両立するメディカルアパレル商品

日本全国

国内向け公式オンラインストア

国内店舗

Classico

東京、大阪、名古屋、横浜

新丸ビル店舗等の商業施設及びPop Up Store

国内法人

Classico,
lifte

日本全国

国内法人を通じた販売

海外

Classico

台湾、中国、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポール、香港、中東6カ国(サウジアラビア等)

海外向け公式オンラインストア、中国向けECモール(Tmall)、海外法人を通じた販売

(1) 主要商品
当社の事業において取り扱っている主な商品は次のとおりです。

① 白衣及びスクラブ(Classico)
着る人の気持ちを高揚させるスタイリッシュなスクラブ及び白衣ブランドです。テーラード技術をベースにし、美しさと機能性を両立したデザインを追究しています。
主な商品一覧

商品名・ライン

特徴

商品イメージ

クラシコテーラー

創業時から続く、当社を代表する白衣です。
顧客からのフィードバックを基に、創業以来、素材6回、デザイン7回、パターン8回の改良を実施し、今なお愛される当社の定番素材「クレメルスーピマ」を生地に採用しています。ポリエステルを芯としてスーピマ綿でカバーリングした糸と、柔らかい肌触りと伸縮性のある糸を高密度に織り込むことで、美しい発色と高級感、高機能の両立を実現しています。

スクラブ
DECO

ウール調の上質な生地でありながら、一年を通して快適に身に纏うことができる素材を開発して誕生したシリーズとなります。スーツのアクセサリー(ブートニエール)を彷彿とさせる上品なデザインは、フォーマルかつ高級感のある装いで、落ち着きと信頼感を与える点が魅力です。

スクラブ
LUXE

表面にはシルクのような光沢があり、サラサラとした肌触りが特徴の上質感があるジャージー素材を使用した、当社の主力シリーズとなります。
肌に当たる内側の生地には綿を使用している点や胸元を控えめなVネックにすることでモード感が加わり、スタイリッシュな印象を与え、機能性、着心地、美しさを兼ね備えた点が魅力です。

商品名・ライン

特徴

商品イメージ

スクラブ
COOL TECH

当社のスクラブ定番商品であるDECO対比で約10倍(注)の通気性を有する春夏向けの機能性商品です。素肌に触れるとひんやりする接触冷感機能も併せ持ち、蒸し暑く汗をかく現場でも快適に過ごすことができ、見た目からも清涼感のある軽やかなデザインに仕上げています。

PACKスクラブ

『高品質の魅力をもっと身近に、そして日常的に。』をコンセプトに開発された当社のエントリーモデルです。
軽量性、伸縮性、吸水速乾性も兼備。洗濯乾燥後にノンアイロンで着られる利便性を持ちつつ、生産工程の見直しにより当社商材比で低価格を実現し、幅広い層から支持される商品です。

Ron Herman
シリーズ

『尊い命を救う医療従事者に、笑顔と勇気を与えたい』 という真摯な想いからスタートした、Ron Hermanらしい上質で品のあるシンプルなリラックススタイルに、当社独自のテーラード技術と機能性を加味したコラボレーションラインとなります。

商品名・ライン

特徴

商品イメージ

ジェラート ピケ
&クラシコ
シリーズ

着る人を幸せに、笑顔にしてくれるスイーツのような、ジェラート ピケならではの優しい色見や着心地とデザイン、当社が培ってきた機能性と上質さが魅力のコラボレーションラインとなります。

Scrub
Canvas
Club

『スクラブをキャンバスに。もっと楽しく。』をコンセプトに、アーティスト、フォトグラファー、映画・音楽など業界の垣根を越えて、「医療現場に笑顔を届けたい」という想いでつくったコレクションラインとなります。

※導入コンテンツの一例

© 2026 Peanuts Worldwide LLC www.snoopy.co.jp
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
© 2026 Penguin Random House LLC. ERIC CARLE, THE VERY HUNGRY CATERPILLAR, THE WORLD OF ERIC CARLE logo, the Caterpillar logo and related designs, logos, and names are trademarks and/or registered trademarks of Penguin Random House LLC. All rights reserved.

(注) COOL TECHの通気性表記については、下記の試験結果に基づくものであります。
定番商品(DEOスクラブ)の通気度:12.0cc(2025年6月18日報告日のクラボウ株式会社の物性・堅牢度試験結果)
COOL TECHの通気度:198.2cc(2021年3月16日報告日の一般財団法人カケンテストセンターの試験報告書結果)

② 患者衣(lifte)
入院患者に対し、入院生活を支えるために患者の視点から今までにない心地良さ、機能性を追求した、新しい患者衣ブランドです。入院セットサービスのパイオニアの株式会社エランと共同開発をしております。
主な商品一覧

商品名・ライン

特徴

商品イメージ

ペイシェントウェア

優しいニュアンスカラーで上品な印象を与えつつ、あたたかみのある風合い特徴のコンフォートラインや縦にも横にもしっかり伸びる、柔らかいストレッチ素材を利用したストレッチラインになります。

ウェルウェアシリーズ

ふんわりとした膨らみ感のあるストレッチ素材で、生活着としての心地よさを追求した当たりまえの動作が自信になることをコンセプトにしたラインになります。

マタニティシリーズ

妊婦向けの商材であり、美しいニュアンスカラーで上品な印象を与えつつ、優しく体に寄り添う、柔らかさとストレッチ性を実現しています。

(2) 販売チャネル
販売チャネルごとの詳細については、以下の通りになります。

① 国内向けECサイト
国内向けとして、当社直営のECサイトである公式オンラインストアを運営しており、エンドユーザーである医療従事者へ直接販売を行っております。

② 国内店舗
当社商品の販売を行う直営の常設店舗及び期間限定のポップアップストアを運営しており、エンドユーザーへ直接販売を行っております。当事業年度末現在においては、常設店舗として店舗(丸の内、大阪、名古屋、横浜)を運営しております。また、ポップアップストアは全国各地で都度、開設しております。

③ 国内法人

a 白衣及びスクラブ(Classico)
国内の代理店展開としては、主にリネンサプライ事業者が代理店となり、病院とリース契約を締結して、当社が企画・開発したメディカルアパレル商品を病院にリースしております。エンドユーザーには、病院が貸与を行っております。

b 患者衣(lifte)
当社が企画・開発したlifte商品を株式会社エランに販売を行っており、納期の短縮及び物流効率の観点から当社仕入先から株式会社エランの倉庫へ直接納品する直送取引を実施しております。株式会社エランの入院セットサービスを通じて病院に導入し、エンドユーザーに提供しております。

④ 海外
海外については、ECサイトを通じた直接販売と代理店を通じた法人販売の両方を展開しております。台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン向けについては、当社直営のECサイトである公式オンラインストアを運営しております。また、中国については、アリババグループが運営する天猫国際(Tmall)と呼ばれるECモールへの出店を行っております。合わせて、展開国ごとに代理店を通じた販売を行っており、中東6カ国(サウジアラビア等)ではDr.s' lounge社(注)と代理店契約を締結しており、海外代理店を通じた販売が主となっております。

(注) 中東6カ国(サウジアラビア等)における業務提携及び代理店契約を締結。2024年1月に当該契約を更新。

(3) 当社事業の特徴
当社の事業においては、以下の特徴を有しております。

① 医療従事者との直接の接点を活かしたマーケットイン思考の商品開発
一般的なメディカルアパレルメーカーがその商品を販売するに当たっては、病院・クリニック等との間に代理店が入ることから、最終的なエンドユーザーである医療従事者と直接の接点を持つことが難しい側面があります。一方で当社は代理店への卸販売等の法人販売や病院等への直接販売以外にも、メディカルアパレル業界では特徴的な、自社ECや自社店舗における販売を行っております。このような販売チャネルを通じて当社は医療従事者と直接的な顧客接点を有しており、常にユーザーの声に耳を傾けながら、マーケットイン思考を重視した商品開発を実現させております。
例えば当社の定番の白衣であるクラシコテーラーは、顧客からのフィードバックを基に、素材、デザイン及びパターンといった機能性・デザイン性の両方の観点から複数回の改良を実施しました。

② 生産・開発工程における品位品質へのこだわり
医療従事者が着用するメディカルアパレルの特徴は、病院の洗濯を請け負う専門業者が、高温での滅菌処理やプレス等の工業用洗濯を行うため、一般的なアパレル素材では耐えられず、工業用洗濯に耐えうる素材開発・商品開発が求められます。
当社は素材開発に強みを持つ国内メーカーとの共同開発体制を通じて、社内に研究開発のノウハウを蓄積しております。例として、当社のスクラブシリーズである「DECO」に使われる素材は、それぞれの層に機能を付加した3層構造となっています。ポリエステルでありながらウール調の上質感を表現する1層目、動きやすさを与えるストレッチ性と復元性、耐久性を付加する2層目、直接肌に着ても快適で通気性を保持する3層目を組み合わせ、当社が追求する耐久性、着心地、機能性、そして美しさを確保できる素材を開発しました。

一般的なメディカルアパレルが耐久性を重視するのに対し、私たちは耐久性、着心地、機能性そして美しさも高次元で融合させています。その実現のために、糸の選定、生地の織り方・編み方、染色加工や縮み率の調整といった各工程で研究と試作を重ね、当社としての最適解を、素材ごとに作り上げています。
また、これらの強みは、北陸を中心とした国内の素材トップメーカーの強みを組み合わせ、独自の付加価値を持つ複雑な素材を開発するために、創業以来の長年の試行錯誤で培った知見を活かしつつ、感性的な素材開発にこだわる企業文化を土壌とする当社ならではのものと考えております。

加えて、テーラード技術による立体的なデザイン、当社の厳しい品質基準をクリアしたファクトリーにおける縫製など、デザイン・素材・縫製、その全てにこだわり抜き、医療現場での使用に最適な機能性や耐久性と、他社が真似できないようなファッション性と着心地を兼ね備えた商品を提供し、メディカルアパレルの高付加価値化を図っております。

当社は,これらの商品開発体制及びブランド性における模倣困難性の高いビジネスモデルにより、世界で愛される、日本発のグローバルブランドへの飛躍を目指しております。

[事業系統図]
Policy and issues
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】
文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1) 経営方針
当社は、「医療現場に、感性を。」というミッションの下、その質感・着心地・機能性を追求した素材の開発、厳しい縫製品質の確保などを通じて、デザイン・素材・縫製の全てにこだわり抜いた商品を世に送り出していると考えております。

MISSION
「医療現場に、感性を。」

袖を通した瞬間の、気持ちの高まり。
背筋を伸ばして歩める、誇りと自信。

私たちは、メディカルアパレルを起点としながら、
世界中の医療現場に、まだ見ぬ感性を注ぎ込んでいきます。

過酷な環境の中でも、全力で目の前の患者と向きあっている。
そんな医療従事者たちの、心の温度を上げるために。
そして、その先にいるひとりひとりにまで、
高揚が広がる景色をつくるために。

私たちは、感動と革新を生み出しつづけます。

また、当社は、このミッションを実現するために、3つの行動指針としてバリューを明示しています。そして、ミッション及びバリューを軸とした採用活動や人材育成を実施することで、全社員がミッション実現に貢献できる体制を構築しています。

VALUE
「顧客から、はじめよう。」
「自分が、つくろう。」
「チームで、こえよう。」

(2) 経営環境
当社の経営に影響を与える大きな要因としては、市場動向、経済情勢等に加え、当社の取り扱う商品であるメディカルアパレル市場の市場動向があります。
日本ユニフォーム協議会の調査(「ユニフォーム年鑑 2025年版」)によれば、日本国内におけるメディカルアパレル市場について、2024年度は直近5年間の年平均成長率-0.3%と微減した575億円と推計されています。一方で、将来的な需要の成長ドライバーは、高齢化による医療・介護需要に伴う人口動態変化により医療従事者数の増加、新型コロナウイルス感染症を契機とした院内感染防止意識の向上により一人当たりの購入数の増加、ファッショナブルな医療用アパレルの需要とECでの個人購入の増加によるものと考えております。
また、メディカルアパレルのグローバルにおける市場規模は、およそ590億USDと推計されており、日本国内の成長要因に加え、新興国の医療インフラの整備に伴う、医療従事者人口の増加とともにメディカルアパレルの需要が増加することが想定されており、広大な成長市場が広がっていると考えております。
患者衣における市場規模は、現在の主要なターゲットである、入院セットを利用する入院患者のみならず、その汎用性から、今後は介護施設入居者等をはじめとする医療周辺領域にも拡大し、対象領域は拡大し需要が成長していくと考えられます。
当社は創業以来培ってきた商品開発力及びマーケティングノウハウを活用し、ECチャネル、新規直営店舗、卸販売及び海外展開を通じて更なる成長を目指してまいります。

※1 グローバル市場規模はFortune Business Insightsの市場レポート”Global Medical Scrubs and Lab Coats Market”より、2025年の市場規模を抜粋。
※2 国内の市場規模は、一般社団法人日本ユニフォーム協議会発行、「ユニフォーム年鑑 2025年版」より抜粋。
※3 入院セット潜在需要施設数は、株式会社エラン2025年度12月期 第3四半期 決算説明資料より「開拓率の年度推移」に記載の施設数を合計して算出。市場規模は、株式会社エラン 統合報告書2023より、2022年のCSセットによる売上高362億円を株式会社エランの導入施設数1,589施設で除して算出した、1施設当たり売上高に対して、入院セット潜在需要施設数を掛け合わせることで推定。
※4 入院セット導入済み施設:株式会社エランのCSセット契約施設数と他社契約施設数の合計(出典:株式会社エラン「2023統合報告書」及び決算説明資料)
※5 グローバル病院数はDiscover ABA, “85 Hospital Statistics & Facts”より抜粋。市場規模は、※3で算出した1施設当たり売上高に対して、グローバル病院数を掛け合わせることで推定。
※6 メディカルアパレル市場における当社の国内市場シェアは、当社の2025年10月期売上高のうち、国内における売上高(患者衣lifteの売上高を除く)20.6億円を国内の市場規模である575億円で除して算出しております。また、患者衣市場における当社の国内市場シェアは、株式会社エラン2025年度12月期 第3四半期 決算説明資料に記載のlifte導入施設数425施設を国内入院セット導入済み施設数5,355施設で除して算出しております。

(3) 経営戦略
当社は、耐久性、着心地、機能性、そして美しさを高次元で兼ね備えたメディカルアパレル商品や日本国内を中心に創り上げてきたブランド力を武器に、それをより強固なものとしていきます。
具体的には、ブランディングの一層の追求と売上・利益拡大の両立を実現すべく、①国内成長戦略、②海外成長戦略、③利益率向上戦略を実現してまいります。

① 国内成長戦略

a エントリーモデル「PACKシリーズ」の戦略在庫投資
当社の定番ブランド「Classico」は同業他社比較においても高価格帯の位置付けです。その中で「PACKシリーズ」は、軽量性、伸縮性、吸水速乾性といった高い機能性、アイロン不要の利便性、そして当社の高い品位品質の基準を維持しつつ、競合商品と同水準の手に取りやすい価格を実現したエントリーモデルです。
従来は財務及び生産上の制約から機会損失が生じておりましたが、今後は戦略的な在庫投資を実施し、全販売チャネルへ安定的に商品を供給することにより、売上の最大化を目指します。
エントリーモデルとその在庫基盤を基に、PACKシリーズを積極的に展開し、ブランドへの心理的・価格的な障壁を下げるとともに、これまでアプローチできなかった新規顧客層の獲得を加速させてまいります。これらのアプローチが、イノベーター理論における「キャズム」を越え、当社のブランド全体をメインストリーム市場へと導くための戦略となります。その上で、顧客との継続的なコミュニケーションを通じ、51.0%(注1)のリピート率を背景に、追加購入や高価格帯商品へのステップアップを促す施策へと繋げてまいります。

b lifteの展開加速と医療周辺領域へのアプローチ
2020年3月に資本業務提携を締結した株式会社エランと共同開発をした患者衣lifteについては、本格的な展開を実施し始めており、市場ニーズを捉えて全国で導入病院数が急増しています。加えて、異なる顧客層を持つ当社と株式会社エランの顧客接点を共有し、両社の新規アプローチを加速させ、相互成長を実現してまいります。また、患者衣lifteの開発を事例として、医療周辺領域へのアプローチを加速させ、当社のTAMの拡大を図ってまいります。

c データ活用によるLTV(注2)最大化
当社はECチャネルや店舗販売を通して顧客データや購買データを蓄積してきております。
それらを分析することで、効率的な事業運営を行うことができると考えており、需給予測や顧客ごとに最適化したパーソナライズド・コミュニケーションや、オンラインとオフラインを融合したOMO(Online Merges with Offline)施策の強化を行ってまいります。
具体的には、顧客属性に応じたSNSマーケティングやプロモーション施策により顧客体験を向上させ、顧客のロイヤリティ向上(リピーター化)を促進することや顧客同士の交流や商品開発への参加などのイベントを開催し、ブランドへの愛着を高める取り組みも進めています。
これらの施策により、新規顧客の獲得と既存顧客のエンゲージメント強化を両立し、顧客のLTV最大化の実現と当社の持続的な売上成長と利益率向上を目指します。

(注) 1.リピート率:当社の新規顧客数に対し、2回目の購入を行う顧客数の累計の割合(累計ベースF2転換率)、2025年10月末現在。
2.LTV:顧客生涯価値とも呼ばれ、ある顧客が当社の商品を初めて利用してから、関係が終了するまでにトータルで得られる利益。

② 海外成長戦略
当社は、国内の医療従事者をはじめとして、耐久性、着心地、機能性、そして美しさを高次元で兼ね備えたメディカルアパレル商品を中心として国内医療従事者からのブランド認知やリピート率を獲得しております。その中で、白衣・スクラブなどの商品特性は世界共通であることから、今後は海外展開を加速し日本発のグローバルブランドを目指してまいります。当社が海外展開に当たり重要と認識している点は以下の通りです。

a メディカルアパレルの世界共通性
世界各国の医療現場においても、白衣・スクラブは同一の形状のものが着用されています。一般的なアパレルと比較し、地域による嗜好性の違いも少ないユニフォーム特性を踏まえると、メディカルアパレルのグローバル展開余地は大きいと捉えています。

b グローバルでのTAMの大きさ及び構造的な成長市場
メディカルアパレルの世界市場(注)は、年平均成長率9.2%で、2030年には890億USDの規模と推定されております。その市場の成長ドライバーは、①人口動態変化による医療・介護需要増に伴う医療人口の増加、②新興国における医療インフラの急速な発展と医療従事者の増加、③医療従事者の感染症予防に伴う医療用アパレルの需要枚数の増加、④製品の多様化・ファッショナブルな医療用アパレルの需要の拡大等が言及されており、構造的な市場成長が見込まれています。

c Japan Qualityの優位性
当社が日本の市場で培ってきた、商慣習上で求められる高い洗濯耐久性基準をベースとした耐久性、機能性及び高いデザイン性は、Japan Qualityとしてグローバル市場においても稀有な存在となると考えております。

d 素材開発力
世界規模で高く評価される、日本の繊維メーカーの技術力・開発力は、当社がメディカルアパレルにおいて追求する要素を実現する上で極めて重要となります。日本の繊維メーカーを中心に、織物/編物や染色加工などの各メーカーと緊密に連携し、糸一本からの開発にこだわり抜き実現した素材は、既に海外の顧客からも評価されています。

e 台湾における「toC/toBmix」モデルの他国での展開
当社では、過年度より台湾において越境ECでの直接販売(toC)展開を行い、緩やかに成長しておりました。近年では、越境ECでの展開に加え、現地の代理店開拓によりBtoBの販路を獲得し、病院単位での導入に成功し、売上高が増加いたしました。この展開モデルを事例として、2024年11月には香港及び東南アジア4か国向けのECサイトをオープンし、同時にBtoBでの販路も拡大する戦略を実施しています。今後さらに新たな国・地域に進出する際に、この「toC/toBmix」による展開モデルを推進することにより、グローバル展開を拡大していきます。

これらの当社の強みを踏まえ、主にアジア地域を中心にエントリーモデル「PACKシリーズ」の展開や、日本発のグローバルIPとのコレクションライン等の商材による市場参入・拡大機会を創出します。また、台湾における事業展開の際に培ったノウハウである越境ECと代理店販売を組み合わせた「toC/toBmix」による展開モデルを推進することで、グローバル展開を加速させていきます。

(注) 市場規模はFortune Business Insightsの市場レポート”Global Medical Scrubs and Lab Coats Market”より

③ 利益率向上戦略
2025年10月期の売上総利益率は52.6%であり、収益性の更なる向上を図るためには、継続的に売上原価率を低減していくことが重要と考えます。品番絞り込みによるロット数アップや計画生産・早期発注を行い、原価低減や販売価格への転換を行っていきます。
また、2025年1月に資本業務提携を開始したMNインターファッション株式会社との戦略的なパートナーシップにより、海外検品へのシフト、海外現地倉庫への納品・保管へのシフト、仕入先工場の集約によるスケールメリットと計画生産、第三国での生産拡大、計画生産や早期発注の推進、価格転嫁や値引・返品改善を実施していき、原価低減による売上総利益の最大化を目指します。

(4) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、持続的な成長と企業価値向上を示す指標として、売上高、売上高成長率、売上総利益率及びグローバル会員数(注1)を重要な経営指標と位置付け、各経営課題に取り組んでおります。
売上高は、市場や顧客からの評価を直接的に示す重要な指標であり、売上高成長率はその売上がどれだけ増えたかを示す重要な指標であると考えます。また、売上総利益率は顧客への付加価値を示す重要な指標であり、売上総利益の最大化を追求していき、利益を投資へと回し中長期的に売上総利益を最大化していくことで、企業価値の最大化を追求していく所存です。
また、当社の企業価値の源泉は当社商品への信頼性、Classicoブランドの認知度やロイヤリティといった顧客との関係性にあると考えており、特に重視している経営指標は、海外も含めたGlobal会員数であります。なお、2025年10月期においては11.1万人となっております。なお、グローバル会員数の推移は以下の通りです。

※1 グローバル会員数:国内向け公式オンラインストアの会員数+海外向け公式オンラインストアの会員数。(中国向けECモール(Tmall)は除く。)
※2 リピート率:当社の新規顧客数に対し、2回目の購入を行う顧客数の累計の割合(累計ベースF2転換率)、2025年10月末現在。

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当社が優先的に対処すべきと考える事業上及び財務上の課題は以下のとおりであります。

① 継続的な新商品開発
当社は、「医療現場に、感性を。」をミッションとして掲げ、創業よりデザイン性と着心地にこだわった白衣やスクラブ等の医療用アパレルの提供を行っており、持続的な企業価値の向上を実現するためには、医療従事者や市場ニーズを捉えた新商品を継続的に市場へと展開していくことが重要であります。そのため、日本の繊維メーカーを中心に、織物、編物や染色加工などの各メーカーと緊密に連携し、糸一本からの開発にこだわり抜き商品開発力の向上に努めてまいります。

② 収益性の改善
当社が取り扱う商品の一部は原価率が高く、また、より原価率の低い商品が競合他社から市場に供給されるリスクもあり、収益性の改善を重要な課題と位置付けております。為替の影響による仕入高の高騰を踏まえて販売価格の値上げを実施することやMNインターファッション株式会社との戦略的なパートナーシップによる生産・物流における原価低減施策の実施により、売上総利益の最大化を図ってまいります。

③ 海外展開の加速
世界各国の医療現場においても、白衣・スクラブは同一の形状のものが着用されており、一般的なアパレルと比較し、地域による嗜好性の違いも少ないユニフォーム特性を踏まえると、メディカルアパレルのグローバル展開余地は大きいと捉えています。そのため、越境ECでの展開に加え、現地の代理店開拓によりtoBの販路を獲得し、両販路の売上を拡大させていく「toC/toBmix」による展開モデルを推進することにより、グローバル展開を拡大していきます。

④ 在庫管理
当社が取り扱うスクラブ及び白衣は顧客がユニフォームとして購入する商品であることから、一般的なアパレル商品とは異なり、ファッショントレンドや市況の変化の影響を受けづらい商品となっております。また、当社は業務管理システム及び外部倉庫を活用した的確な顧客ニーズの把握や適正な在庫管理に努めております。
 しかしながら、顧客ニーズの変化や商品投入タイミングの誤りなどにより販売数量予測に相違が生じ、長期の滞留在庫が発生した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、販売計画と生産計画の連動を強化し在庫消化を計画的に実施してまいります。

⑤ 優秀な人材の確保・教育
当社が取り扱う高品質な商品の開発、生産、効率的な営業及びブランド力の強化等については、これらを担う高度な人材が不可欠であり、人材採用や人材育成を重要な課題と位置付けております。人材採用においては経営ミッションへの共感性を重視した採用方針やリファラル採用の積極活用を行っております。また、多様な職種や人材を考慮した専
Business risks
3 【事業等のリスク】
本書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下の通りです。
なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社が判断したものであります。

① メディカルアパレル市場の動向(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社が事業を展開するメディカルアパレル関連市場は、医療従事者の増加や機能性や意匠性に関する顧客ニーズの増大により、今後も継続的に拡大するものと予測しております。当社は顧客ニーズや市場の変化を早期に捉え、新たな商品の開発や提供、新たな市場の開拓などの対応策を講じる方針ですが、マクロ経済の影響や顧客ニーズの変貌などの要因により当社の商品需要が減少した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

② 競合の動向(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は、メディカルアパレル商品の企画力や開発力、販売力の向上に努めており、顧客ニーズを的確に把握し対応することで、競合他社に対して優位性を確保できていると考えております。また、既存顧客との関係強化及び新規顧客との取引増加により、競争優位性を維持・向上させる活動を行っております。
しかしながら、今後、当社事業と競合する事業を行う企業の新規参入や、当社の技術力を上回る国内外の企業が出現する可能性があります。これらにより企業間の競争が激化し、当社が市場における競争力を維持できない場合や、当社の顧客が競合他社の商品購入を選択した場合は、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

③ 海外事業(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は、台湾、中国、マレーシア、タイ、フィリピン、シンガポール、香港及び中東6カ国(サウジアラビア等)において事業を展開しております。海外事業においては、海外向けの商品開発並びに在庫投資や広告宣伝費等の先行投資を実施しており、各国に存在する法的規制、異なる商慣習、政府規制への対応が必要になるほか、政治・社会情勢の変化、為替変動等のリスクが存在しております。
当社は、海外での事業展開に当たっては効率的な先行投資の実施や当該地域の諸法令への対応、海外事業に対応できる人材の育成・採用等を行っており、今後も引き続き対応してまいりますが、それらのリスクが顕在化した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

④ 在庫管理(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社が取り扱うスクラブ及び白衣は顧客がユニフォームとして購入する商品であることから、一般的なアパレル商品とは異なり、ファッショントレンドや市況の変化の影響を受けづらい商品となっております。また、当社は業務管理システム及び外部倉庫を活用した的確な顧客ニーズの把握や適正な在庫管理に努めております。
しかしながら、顧客ニーズの変化や商品投入タイミングの誤りなどにより販売数量予測に相違が生じ、長期の滞留在庫が発生した場合には、棚卸資産評価損を計上する可能性や欠品による機会損失が発生する可能性があり、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑤ 特定の委託先への依存(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社の商品は、国内及び海外の取引先に製造委託しておりますが、当社は各仕入先と良好な関係を維持しており、安定的な供給を受けております。
なお、「5 重要な契約等」に記載の通り、当社の商品調達戦略の一環から、2025年1月にMNインターファッション株式会社と資本業務提携に関わる覚書を締結しており、当事業年度における委託先全体の仕入金額のうち約34%が同社からの仕入となっております。資本業務提携以降、同社への仕入割合が大幅に増加する可能性があります。
当社は、MNインターファッション株式会社を含む各仕入先と良好な関係を維持しており、安定的な供給を受けております。複数の仕入先を確保していることから、特定の仕入先との取引が何らかの事情で継続できなくなったとしても、代替仕入先を複数確保しているため、調達先を分散させることで特定仕入先への依存リスクを低減しております。
しかしながら、特定の仕入先との取引が何らかの事情により継続できなくなった場合、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑥ 商品原価の変動(発生可能性:高、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は、商品の多くを海外の取引先や商社から仕入れているため、為替相場の変動、人件費、原材料並びに輸送費等の高騰や原価率低減策が想定通りに実行できないなどによる原価高騰により、当社の事業及び業績に影響を与える可能性があります。当社では生産計画の高度化、第三国での生産拡大及び適切な価格転嫁等の対応を行っております。

⑦ システムトラブル(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社はインターネットを介した商品販売を行っており、そのサービス基盤はインターネットに接続するための通信ネットワークに依存しております。当社は、安定的なサービス運営を行うためにネットワーク設備の強化や社内体制の構築を行っております。
しかしながら、ソフトウエアの不具合、システムへの過大な負荷、コンピュータウイルスへの感染、不正手段による外部からのシステムへの侵入、自然災害や事故等の理由により当社のシステムがダウンした場合や、当社のシステム外でユーザーのアクセス環境に悪影響を及ぼす事象が発生した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑧ 個人情報管理(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は、事業の遂行に当たって顧客情報や個人情報等の重要情報を有しており、「個人情報の保護に関する法律」の適用を受けております。当社は、個人情報保護規程や情報セキュリティに関する規程類の整備、機密データへのアクセス管理の徹底、役職員に対する定期的な教育の実施等により適切な情報管理に努めております。
しかしながら、人的オペレーションのミスやその他の予期せぬ要因により情報漏洩等が発生した場合は、損害賠償責任に基づく費用負担や社会的信用の失墜に伴う取引の縮小が発生する可能性があり、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑨ 知的財産権(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、事業活動に当たって第三者の知的財産権に抵触しないよう細心の注意を払っており、第三者の知的財産権の侵害は行っていないものと認識しております。しかしながら、第三者の知的財産権の完全な把握は困難であり、当社が認識せずに他社の知的財産権を侵害してしまった場合には、他社からの損害賠償請求や知的財産権の使用に対する対価の支払いの発生等により、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
また、当社は自社が保有する知的財産権の権利保護に努めておりますが、当社の知的財産権が不正に使用されたり外部に模倣された場合には、事業運営に支障をきたし、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑩ 災害等の発生(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
地震や台風等の自然災害、火災や事故、戦争の発生、テロ活動等の予期せぬ事態が生じた場合、当社の事業活動が制約を受けたり停止を余儀なくされる可能性があります。これに伴い売上高の減少や修復又は代替のための費用が多額に生じた場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。この点については、BCPの策定、データのバックアップ体制やネットワークセキュリティの強化などにより事業継続に支障が生じるリスクの低減を図っております。
しかしながら、自然災害や火災等を完全に回避することは困難であり、万が一障害等が発生した場合には、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

⑪ 優秀な人材の確保(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、経営計画を達成する上で、多様な人材が活躍できる場の創出に努めております。グローバル展開を含めた今後の成長を推進するに当たり、優秀で熱意のある人材を適時に採用し長期に渡り活躍頂くことが重要な課題と認識しております。しかしながら、労働市場の競争激化等の理由により、十分な人材の確保や人材育成が計画通りに進捗しなかった場合には、当社の財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。

⑫ 内部管理体制の維持向上(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)
当社は、法令遵守を重視した事業活動を行っておりますが、役職員による不祥事が発生した場合、レピュテーションが著しく低下する可能性があります。それにより、当社の経営成績及び社会的信用に悪影響を与える可能性があるため、より一層の内部管理体制の強化を図る必要があると認識しております。今後も事業の拡大ペースに応じて人材の確保や育成を行い、管理体制を充実させていく方針であります。

⑬ 商社との取引(発生可能性:高、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社は一部商社との商品仕入取引において、製造後一定期間の預かり期間を設けて、当社からの納品指図若しくは預かり期限超過のタイミングにおいて当社が仕入を行い債務として計上しており、当事業年度末において、債務として認識していない預かり在庫が169,589千円存在します。これは、生産ロットの拡大による原価低減や発注回数を集約することによる事務効率と物流面の改善を行うことを目的として実施しております。ただし、商品消化状況により商品引取りが滞留した場合には、将来発生する潜在的な債務が拡大することになります。このため、これらの事象が発生した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

⑭ その他の関係会社との関係について(発生可能性:中、発生する可能性のある時期:中期、影響度:大)
株式会社エランは、患者衣lifteの共同開発をはじめ両社事業の強化・拡大をさらに加速することを目的として本書提出日の前月末現在(2025年12月31日)で発行済株式総数の28.15%を有し、株式会社エランはエムスリー株式会社の連結子会社であります。なお、当社とエムスリー株式会社の間に人的関係、取引関係はありません。当社と株式会社エランとの人的関係、取引関係については、以下の通りであり、これらについて変動又は問題が生じた場合、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
同社は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使に当たっては、株主共同の利益を追求すると共に、少数株主の利益にも配慮する方針を有しております。株式会社エランは主な事業として入院時の日用品のレンタルサービス「CSセット」の提供を行っており、当社は医療従事者向けのメディカルアパレルの企画・販売、並びに株式会社エランと共同開発した患者衣lifteの製造及び同社への卸販売が主要な事業であることから、当事業年度末現在においては競合する事業はありませんが、何らかの要因により同社の経営方針や事業戦略(当社株式の保有方針を含む。)を変更した場合、将来的に類似する事業を営まれる可能性、競合する可能性、当社の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性、株式の流動性及び株価形成等に影響を及ぼす可能性があります。なお、株式会社エランに対する事前承認事項・事前協議事項の定めはありません。

・人的関係について
当事業年度末現在、取締役の石塚明氏につきましては、当社のその他の関係会社である株式会社エランの取締役を務めており、同社の経営戦略その他の経営に関する豊富な経験、実績及び見識を有しており、業務執行を行う経営陣より独立した客観的立場から、当社取締役会において的確な助言及び提言を行うことで、企業価値の向上、コーポレート・ガバナンスの強化その他経営課題への対応に資するとの判断から社外取締役として選任しております。なお、その他に当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
また、当社は、同社から1名の出向者を受け入れております。なお、受入出向者は、当社グループの重要な意思決定に大きな影響を与える職位ではございません。

・取引関係について
当社の2025年10月期の売上高のうち38.5%が、株式会社エランとの取引に関する売上高であり、2020年3月に資本業務提携を開始して以降から現時点において、良好な取引関係を築いており今後も継続的な成長を見込んでおります。一方で当社の独立性確保の観点から、関連当事者取引管理規程に則り、取引の合理性、条件の妥当性等を慎重に検討した上で、取締役会の報告を行うこととしており、取引の適法性を確保する体制を築いております。今後、同社の経営方針に大きく変更があった場合、当社の営業活動や業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社の取締役である石塚氏は株式会社エランの取締役を兼任しており、株式会社エランへ経営指導料の支払いがあります。当社としては患者衣取引に関する株式会社エランへの売上高を維持しつつ、国内ECや海外展開を強化することによって過度な依存状態とはならないようにし、リスク低減を図ってまいります。

⑮ 業績の季節変動(発生可能性:高、発生する可能性のある時期:短期、影響度:中)
現状において、以下の理由から、当社が特定の四半期業績のみをもって当社の通期業績見通しを判断することは困難であると考えております。

・業界における季節変動性
メディカルアパレル業界における動向としては、毎年2月から4月は病院の人材の入れ替わりが多くなる時期であり、当社の顧客である医師や看護師からの当社商品への需要が高まる一方で、毎年11月から1月までは買い控え等により需要が下がる時期となり業績が低調となる傾向であると考えられます。そのため、当社においても業績の季節変動が発生する可能性があります。

・特定商材の売上計上時期
患者衣lifteをはじめとする一部の商材は、売上計上時期が特定の四半期に集中することがあり、その売上計上時期によっては各四半期業績の動向に影響を及ぼす可能性があります。
当社では、過去実績を踏まえた計画の策定、計画的な受発注と納品を実施することで、通期業績への影響を最小限に止めるよう努めております。
なお、前事業年度及び当事業年度の当社の売上高及び営業利益又は営業損失(△)の四半期会計期間ごとの推移は以下の通りです。

前事業年度(自 2023年11月1日 至 2024年10月31日)

第1四半期
(11月~1月)

第2四半期
(2月~4月)

第3四半期
(5月~7月)

第4四半期
(8月~10月)

通期
(11月~10月)

売上高(千円)

495,785

830,665

814,748

944,941

3,086,141

営業利益又は営業損失(△)(千円)

△112,855

36,124

39,805

102,473

65,547

当事業年度(自 2024年11月1日 至 2025年10月31日)

第1四半期
(11月~1月)

第2四半期
(2月~4月)

第3四半期
(5月~7月)

第4四半期
(8月~10月)

通期
(11月~10月)

売上高(千円)

426,895

1,267,769

1,001,905

935,345

3,631,916

営業利益又は営業損失(△)(千円)

△160,121

206,095

66,220

52,786

164,981

⑯ 特定の人物への依存(発生可能性:低、発生する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)
当社の代表取締役社長である大和新は、創業者として本書提出日の前月末現在(2025年12月31日)で発行済株式総数の32.87%を有する大株主かつ当社の代表取締役を担っております。同氏は、安定株主として引き続き一定の議決権を保有し、その議決権行使に当たっては、株主共同の利益を追求するとともに、少数株主の利益にも配慮する方針としております。また、同氏は、当社の経営戦略や事業戦略等、当社の業務に関して豊富な知識と経験を有しており、当社の経営に重要な役割を果たしております。当社は役員
Officers and biographies
(2) 【役員の状況】

① 役員一覧
男性7名 女性1名(役員のうち女性の比率12%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

代表取締役社長

大和 新

1980年11月28日

2003年4月

株式会社学生情報センター 入社

2003年5月

株式会社ナジック教育ソリューション 出向

2005年3月

社団法人学術・文化・産業ネットワーク多摩(現 公益社団法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩) 出向

2006年8月

ワークゲート株式会社入社 セールス部門責任者

2008年3月

当社創業

2008年12月

当社設立
当社代表取締役社長 就任(現任)

(注)3

680,500

取締役COO

福島 信広

1982年12月12日

2001年11月

株式会社ファーストリテイリング入社

2018年9月

株式会社ジーユー(台湾現地法人)COO就任

2023年1月

当社入社

2023年2月

当社 Medical apparel
department 本部長 就任

2023年3月

当社執行役員 就任

2024年1月

当社取締役 就任(現任)

(注)3

37,875

取締役CFO

相馬 知明

1981年3月25日

2004年4月

株式会社UFJ銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行

2010年2月

Morgan Stanley出向

2017年8月

株式会社GameWith 入社
執行役員CFO就任

2019年1月

株式会社an butter設立
代表取締役 就任(現任)

2019年9月

株式会社タビナカ(現 株式会社Fun Group)入社
執行役員CFO 就任

2019年11月

同社取締役CFO 就任

2023年5月

株式会社Rehab for JAPAN入社
執行役員CFO 就任

2024年2月

当社入社
執行役員CFO 就任

2024年9月

当社取締役 就任(現任)

(注)3

37,875
(注)5

取締役

石塚 明

1970年8月8日

2005年8月

メディカル・ケア・サービス株式会社取締役 就任

2010年3月

同社常務取締役 就任

2016年3月

三光ソフラン株式会社常務取締役 就任

2016年10月

株式会社リアルワールド(現株式会社デジタルプラス)執行役員 就任

2017年4月

同社執行役員CFO 就任

2017年12月

同社取締役CFO 就任

2020年3月

株式会社エラン執行役員 就任

2021年12月

当社取締役 就任(現任)

2022年3月

株式会社エラン取締役 就任(現任)

2023年1月

株式会社エランクルール代表取締役社長 就任(現任)

(注)3

―

取締役

大西 秀亜

1964年3月7日

1986年4月

株式会社富士銀行(現 株式会社みずほ銀行)入行

2002年2月

株式会社リンク・セオリー・ホールディングス(現 株式会社リンク・セオリー・ジャパン)取締役CFO就任

2009年9月

株式会社ファーストリテイリング執行役員CFO 就任

2011年6月

合同会社インテグリティ共同代表就任(現任)

2012年1月

株式会社アバージェンス代表取締役 就任(現任)

2016年3月

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 社外取締役就任(現任)

2018年4月

株式会社ベーシック社外取締役(監査等委員)就任(現任)

2021年4月

株式会社キューブ社外取締役 就任(現任)

2022年5月

アークランドサカモト株式会社(現アークランズ株式会社)社外取締役(監査等委員)就任

2023年2月

アズカルアセットマネージメント株式会社 社外取締役 就任(現任)

2024年1月

当社取締役 就任(現任)

(注)3

1,625

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(株)

常勤監査役

山野 智也子

1983年7月25日

2010年2月

あらた監査法人(現 PwC Japan有限責任監査法人) 入社

2017年3月

ペルノ・リカール・ジャパン株式会社 入社

2019年2月

株式会社明光ネットワークジャパン 入社

2021年6月

株式会社クリーントップ 入社

2021年9月

山野公認会計士事務所 開設(現任)

2021年7月

株式会社ブリーチ社外監査役 就任(現任)

2023年1月

当社常勤監査役 就任(現任)

2025年6月

コージンバイオ株式会社 社外取締役就任(現任)

(注)4

―

監査役

郡司 昌恭

1977年1月13日

2000年10月

監査法人太田昭和センチュリー(現 EY新日本有限責任監査法人)入所

2004年4月

公認会計士登録

2007年7月

郡司公認会計士事務所代表 就任(現任)

2008年6月

株式会社MAACパートナーズ代表取締役就任(現任)

2009年4月

税理士登録

2017年7月

あおい税理士法人代表社員 就任(現任)

2020年4月

当社監査役 就任(現任)

2023年6月

株式会社ウェッズ社外監査役 就任(現任)

(注)4

―

監査役

後藤 類

1982年9月9日

2010年7月

参議院法制局 入局

2015年10月

株式会社LITALICO 入社

2017年2月

弁護士登録

2017年8月

トライオン株式会社(現 トライズ株式会社) 入社 取締役 就任

2018年7月

下高井戸法律事務所(現 後藤法律会計事務所)入所(現任)

2019年10月

税理士登録
株式会社オークファン 入社

2021年12月

同社 経営管理部副部長 就任

2024年9月

当社監査役 就任(現任)

(注)4

―

計

757,875

(注) 1.取締役 石塚明、大西 秀亜は社外取締役であります。
2.監査役 山野智也子、郡司昌恭、後藤類は社外監査役であります。
3.2026年1月29日の定時株主総会終結の時から2026年10月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
4.2025年8月5日の臨時株主総会終結の時から2028年10月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
5.取締役相馬知明の所有株式数は、同氏の資産管理会社である株式会社an butterが所有する株式数を含んでおります。

② 社外役員の状況
当社は本書提出日現在において、取締役5名のうち社外取締役が2名、監査役3名のうち社外監査役が3名の体制であります。
社外取締役の石塚明氏は当社のその他の関係会社である株式会社エランの取締役を務めており、同社の経営戦略その他の経営に関する豊富な経験、実績及び見識を有しており、業務執行を行う経営陣より独立した客観的立場から、当社取締役会において的確な助言及び提言を行うことで、企業価値の向上、コーポレートガバナンスの強化その他経営課題への対応に資するとの判断から社外取締役として選任しております。株式会社エランは当社発行済株式の33.33%を所有しておりますが、その他に当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外取締役の大西秀亜氏は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社の社外取締役や株式会社キューブの社外取締役であり、同社の経営戦略その他の経営に関する豊富な経験、実績及び見識を有しており、業務執行を行う経営陣より独立した客観的立場から、当社取締役会において的確な助言及び提言を行うことで、企業価値の向上、コーポレートガバナンスの強化その他経営課題への対応に資するとの判断から社外取締役として選任しております。同氏は、当社株式を保有しておりますが、その他に当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役の山野智也子氏は公認会計士の資格を有しており、その経理財務分野における豊富な経験、実績及び見識により、当社の業務執行を適切に監督していただくことができ、コーポレートガバナンスの強化に資するとの判断から選任しております。当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役の郡司昌恭氏は公認会計士及び税理士の資格を有しており、財務及び会計に関する高い知見から当社経営に対して中立的な立場からの助言を受けるとともに、偏りのない経営の監督・監視を行うために選任しております。当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
社外監査役の後藤類氏は、弁護士及び税理士の資格を有しており、その法務分野における豊富な経験、実績及び見識により、当社の業務執行を適切に監督することができ、コーポレートガバナンスの強化に資すると判断しております。当社と同氏との間で人的関係、資本的関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
当社は、社外取締役及び社外監査役の独立性に関する具体的基準は定めていないものの、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を勘案したうえで、コーポレートガバナンスの充実・向上に資する者を選任することとしております。

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は取締役会を通じて、社外監査役は取締役会並びに監査役会及び監査業務の実施過程を通じて、内部統制システムの整備・運用状況をはじめとしたそれぞれに必要な情報を収集するとともに、経営全般に対して客観的且つ公正な意見を述べております。また、社外監査役、内部監査担当者及び会計監査人は定期的な会合を持ち、それぞれの監査計画や監査結果の共有、相互の意見交換を行うことで、監査の実効性を高めております。
History
2 【沿革】

当社の事業は、代表取締役社長である大和新が、創業以前に知人の医師から寄せられた「病院から配られたり、市場に売っている白衣は、ペラペラでクタクタのものばかりで、あの白衣を着ても仕事のモチベーションが上がらない」という切実な声に耳を傾けたことから始まりました。
2008年の創業当時の医療用白衣は、その声が示す通り、旧来の画一的な商品が主流であり、品質やデザインの面で選択肢が極めて限られた状況にありました。この市場環境に対し、大和は「なぜ誰もかっこいい白衣を作らないのか。」というシンプルな疑問から、デザイン性によって従来の商品と明確に差別化された、新たな白衣の開発を着想いたしました。
この着想を実現するため、共同創業者となるオーダーメイドスーツ職人の大豆生田伸夫(現当社従業員)をパートナーとして迎え、長年培われたテーラードの技術を応用した、これまでにない新しい白衣の開発に着手しました。
完成した商品をECサイトを通じて個人の医師へ直接販売を開始したところ、受注は順調に伸長し、医療現場における潜在的な需要の高さを確認いたしました。この手応えを受け、2008年、医療用のメディカルアパレルの企画、製造及び販売を事業目的として、大和と大豆生田が当社を共同で設立いたしました。

当社設立後、現在までの沿革は以下の通りです。

年月

概要

2008年12月

当社を設立し、自社で開発した白衣の販売をECサイトにて本格的に開始

2010年3月

アメリカ「IDA」最優秀賞受賞(白衣/クラシコテーラー)

2012年7月

海外展開を台湾/米国から開始

2015年6月

カリフォルニア発のスペシャリティストア「ロンハーマン」とコラボレーションした白衣を発売

2016年2月

クラウドファンディング「INDIEGOGO」で聴診器「U scope」発表(注)

2016年6月

47,576USドルの資金調達に成功し聴診器「U scope」発売

2018年3月

ルームウェアブランド「ジェラート ピケ」とコラボレーションした初のナースウェアを発売

2019年1月

病院向け一括導入(BtoB)の展開を本格的に開始

2019年7月

東京・表参道に期間限定で「Classico OMOTESANDO」をオープン

2020年3月

両社事業の強化・拡大を目的として株式会社エランと資本業務提携

2021年5月

東京・六本木に「Classico ROPPONGI」を出店

2022年3月

東京・丸の内に「Classico MARUNOUCHI」を出店

2022年5月

入院患者のための新ブランド「lifte」を発表

2023年3月

大阪・梅田に「Classico OSAKA」を出店

2023年12月

愛知・名古屋に「Classico NAGOYA」を出店

2024年2月

神奈川・横浜に「Classico YOKOHAMA」を出店

2025年1月

調達力強化や両社事業の拡充を目的としてMNインターファッション株式会社と資本業務提携

2025年11月

東京証券取引所グロース市場に株式を上場

(注) 聴診器「U scope」については本書提出日現在、製造販売を中止しております。

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Sources

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  • EDINET (FSA Japan)

    有価証券報告書-第17期(2024/11/01-2025/10/31)

    ID S100XI7V2026-01-30Open

Extracted from XBRL: 40 / Derived from other figures: 1

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