オリンパスオリンパス株式会社7733東証プライム精密機器2026年3月期, 連結, IFRS

オリンパス 2026年3月期の決算

オリンパスの売上の約69%は「消化器内視鏡ソリューション」から。ほかに「サージカルインターベンション」・「その他」などで稼いでいます。

売上100円あたり約10円が営業利益として残ります。

前期から売上は+1.3%、営業利益は-40.2%。

増収増益などの型

増収減益売上先行型

売上 +1.3%・営業利益 -40.2%。開示値から計算。

営業レバレッジ: -30.06倍(利益成長率 ÷ 売上成長率)

前の年からどう変わった

2025年3月期 → 2026年3月期

売上高
+1.3%9,973億円 → 1.01兆円
売上総利益
-4.3%6,837億円 → 6,541億円
営業利益
-40.2%1,625億円 → 971億円
親会社株主に帰属する純利益
-42.2%1,179億円 → 682億円
営業キャッシュフロー
-47.2%1,905億円 → 1,006億円
フリーキャッシュフロー
-85.5%1,253億円 → 182億円

決算のポイント

  • 2026年3月期の売上高は1.01兆円で、2025年3月期の9,973億円から+1.3%とほぼ横ばいでした。
  • 利益は大きく減りました。営業利益は1,625億円から971億円へ-40.2%、親会社株主に帰属する純利益は1,179億円から682億円へ-42.2%です。
  • 営業キャッシュフローも-47.2%の1,006億円に減り、フリーキャッシュフローは182億円(-85.5%)まで縮みました。

変化の要因

  • 米国の関税と、利益率の低い製品の比率が上がったことで、売上原価率が悪化しました
  • 組織を見直して人員配置を最適化する施策の費用や、開発資産・無形資産の減損損失を計上しました
  • ロボット内視鏡を開発する合弁会社Swan EndoSurgicalへの出資に伴う費用が発生しました
  • サージカルインターベンションは一部製品の出荷止めや自主回収の費用、中国・日本での減収が重なり、営業赤字に転じました。消化器内視鏡ソリューションは欧州やアジア・オセアニアが好調で増収でした

注意しておきたい点

  • FDA(米国食品医薬品局)から受けた警告書への対応が遅れると、追加の規制措置で製品供給に影響が出るおそれがあります。会津オリンパス製の一部機器にはすでに米国への輸入警告が出ています
  • 関税の変動や、中国などでの国内メーカー優遇策によって収益性が下がる可能性があります
  • 半導体などの重要な部材が不足すると、生産の遅れや製品供給への影響が出る可能性があります

有価証券報告書-第158期(2025/04/01-2026/03/31) / 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 · 有価証券報告書-第158期(2025/04/01-2026/03/31) / 事業等のリスク

お金の流れ

2025年3月期 → 2026年3月期

売上100円の行き先

オリンパスが100円売ったとき、何にいくら使い、いくら残るか。

2026年3月期
原価
35円
販管費
50円
その他の費用
5円
営業利益
10円
最後に残る純利益
7円

利益率の年次推移

粗利率64.7%
2021年3月期: 62.9%62.9%2022年3月期: 67.5%67.5%2023年3月期: 67.7%67.7%2025年3月期: 68.6%68.6%2026年3月期: 64.7%64.7%21/322/323/324/325/326/3
営業利益率9.6%
2021年3月期: 11.2%11.2%2022年3月期: 19.5%19.5%2023年3月期: 21.2%21.2%2025年3月期: 16.3%16.3%2026年3月期: 9.6%9.6%21/322/323/324/325/326/3
純利益率6.7%
2021年3月期: 1.8%1.8%2022年3月期: 15.4%15.4%2023年3月期: 16.3%16.3%2024年3月期: 26.2%26.2%2025年3月期: 11.8%11.8%2026年3月期: 6.7%6.7%21/322/323/324/325/326/3

年度をそろえて、売上から粗利・本業の利益・純利益が残る割合を比較します。未開示の年度は線をつなぎません。

どの事業で稼いでいる

事業(セグメント)ごとの売上と、そこから残る利益。

2026年3月期
  • 消化器内視鏡ソリューション6,974億円
    69%
    営業利益率 19.6%業界: 医療機器
  • サージカルインターベンション3,131億円
    31%
    営業利益率 -4.8%業界: 医療機器
  • その他2.1億円
    0%
    営業利益率 -239.9%

事業ごとの利益の出方

※ セグメントの数値は内部取引を含み、会社全体の合計とは一致しません

出典

出典書類を表示(6件)
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第158期(2025/04/01-2026/03/31)

    ID S100YDN32026-06-18書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第157期(2024/04/01-2025/03/31)

    ID S100W0092025-06-19書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第156期(2023/04/01-2024/03/31)

    ID S100TNZ42024-06-20書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    訂正有価証券報告書-第155期(2022/04/01-2023/03/31)

    ID S100RV9X2023-09-19書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第154期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

    ID S100OBAY2022-06-21書類を開く
  • EDINET(金融庁)

    有価証券報告書-第153期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

    ID S100LL9I2021-06-21書類を開く

XBRL から抽出: 44 / 他の開示値から算出: 1

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